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    元スレ仁美「私が……魔法少女……?」

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    タグ : - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 1 :

    仁美「……キュゥべえ」

    QB「……このまどかは相反する気持ちが一時的に結界の影響で具現化したようなものだね」

    QB「まどかは完全に魔女になっていなかったんだ。完全に魔女になっていたら自我なんてなくなる。つまり一気に地球を滅ぼそうと動くはずなんだ」

    QB「まどかとしての意識がまだあったから……だから活動が断続的になっていたんだろう」

    QB「君が聞いたように……泣きながら必死で抑えようとしたんじゃないかな」

    仁美「……」

    105 = 65 :

    ですわ

    106 = 1 :

    まどか「……ごめんね……ほんとうに……ごめん……」

    仁美「……」

    仁美「……キュゥべえ。私、願い事が決まりました」

    QB「……そうかい」

    QB「君の願いは、その身を捧げるに足るものかい?」

    仁美「……勿論」

    まどか「だめだよ仁美ちゃん。キュゥべえの言うことを鵜呑みにしちゃ……私みたいに……」

    仁美「ごめんなさいまどかさん……たとえ騙されていようが、もうこれにすがるしかないのですわ」

    まどか「……」

    107 :

    きっも




















    死ね

    111 = 1 :

    QB「……言ってごらん」

    仁美「……まどかさんを助けたい。ここにいるまどかさんを元に戻して欲しいです」

    QB「……本当にそれでいいのかい? ほむらみたいに時間軸を移動できるような――」

    仁美「いえ、いいんです。私はここにいるまどかさんを見捨てたくありません」

    仁美「……それに、他の時間軸には暁美さんがいますもの」

    仁美「きっと、こんな悲しい結末をなんとかしてくださいますわ」

    まどか「……仁美ちゃん」

    仁美「ごめんなさい、まどかさん……」

    QB「……わかった」

    113 = 1 :

    仁美「…………あっ……ぐっうぅ……あぁ……!」

    QB「……受け取るといい。それが君が選んだ運命だ」

    仁美「…………」

    仁美「……これ――」


    ―――――――――――――――!!!!!!!!!


    仁美「ッ! なん、ですの……? この地鳴りのような……」


    ―――――…………


    仁美「……止んだ……」

    115 = 1 :

    まどか「……? あれ……私……」

    仁美「まどかさん……?」

    QB「……相反する膨大な増悪で構成された直情的で単純思考の魔女のまどかと、この以前の理性的なまどかを、本来二者同一であるべき条理を覆して切り離したんだ」

    QB「だけどこの別離状態は長くは続かないだろう。あくまで一時的な措置だ。なにせこの魔女の復元しようとする力が強すぎる。二つを完全に断ち切ることは出来なかった」

    QB「完全に断ち切るには――」

    仁美「あれを……。倒せばいいのですね?」

    QB「……そうだね」

    118 = 1 :

    仁美「……まどかさん」

    まどか「……」

    仁美「……一緒に……戦いましょう」

    まどか「……」

    仁美「それで……一緒に帰りましょ?」

    まどか「……」

    まどか「……うん」

    120 = 93 :

    ひとひと

    121 = 1 :

    ――
    ――――
    ――――――



    QB「仁美、気をつけてね。言った手前でなんだけど、戦力差は絶望的だ」

    仁美「……確かにこちらが劣勢なのは火を見るより明らかですわね……」

    QB「あの強大な魔女は、まどかが本来備えていた膨大な因果の力を多分に含んでいるけれど、魔法少女であるこっちのまどかは切り離す際の都合上、魔法少女の平均的な強さしか持ち合わせていないんだ」

    仁美「……」

    QB「有り体に言うけれど、仁美もほかの魔法少女より抜きん出ているものもない。つまり普通の魔法少女、しかもなりたての二人がいきなり世界最悪の魔女を相手にするという最悪のキャスティングなんだ」

    仁美「……絶望的、ですわね」

    QB「それでも、勝率はゼロじゃあないと思う。まどかがカギだ。あの魔女を打倒するための重要な糸口になるだろう」

    122 = 90 :

    もうエネルギーを回収したからか、QBが優しいな

    123 = 1 :

    ごめん少し書きだめしてくるのでしばし保守をお願いします…

    124 = 67 :

    書きためなんてせずに、直に書けばいいのに

    125 = 65 :

    126 = 93 :

    128 :

    ちゃ

    133 :

    134 :

    136 = 129 :

    138 = 134 :

    139 = 100 :

    143 = 97 :

    144 = 1 :

    すいません保守ありがとうございます
    これからもう少しくさくなると思いますがどうかお付き合いください…

    145 = 1 :

    まどか「……わたし……」


    ――――――――――――!!!!!!


    仁美「! 結界が……ッ!?」

    仁美(黒ずんで……禍々しく……)

    QB「結界の形式が変わった。歯止めを利かせていたまどかがいなくなったから、これから本格的に活動を始めるだろうね」

    仁美(……なんて凄惨で……残酷で……哀しい……。とても正視できない……)

    まどか「仁美ちゃん! 大丈夫!?」

    仁美「だ、大丈夫です……。すみません……」

    146 = 67 :

    再開きた!

    147 = 1 :

    QB「ここで挫けてたら話にならないよ」

    仁美「ええ……大丈夫ですわ……」

    QB「仁美。ここからは秒単位で人が死ぬ。時間をかけた分だけ被害が大きくなる」

    仁美「……」

    QB「もう数日と猶予もないだろう。早急に事を終わらせなければ、人間は社会秩序、ひいては文明を維持できなくなる。復興さえかなわないほどに。気をつけてね」

    仁美「……キュゥべえ。今更になって、さして利益にもならなそうな私の手助けをするにはどうしてですか……?」

    QB「……今はもう宇宙全体の利益を気にする必要がないからね。損得勘定をいれて立ち回らなくてもいいから」

    QB「今の僕は気ままな傍観者だ。だからこれは単なる僕の気まぐれだね」

    仁美「……そうですか」

    148 = 93 :

    きまぐれきゅっぷい

    150 = 1 :

    QB「今まで宇宙に大いに貢献してくれた星をすげなく損亡してしまうのもあまり気が進まないしね。今まで共栄関係にあったよしみってやつかな」

    まどか「……」

    QB「僕たちは今回の件を期にこの星に見切りを付け、既に撤退を始めている。きっと戻ることはないだろう」

    仁美「……」

    QB「僕たちが関与することはないから、さやかのような末路を辿るものはいなくなるけど、反面、上條恭介を救ったような奇跡はもう起きない」

    QB「君たちのような人は、奇跡に頼らず、これからはどんな困難も自分たちの力で乗り越えていくしかないんだ」

    QB「つまり、これからの未来は君たちが真に切り開いて行くんだ」

    仁美「……」

    まどか「……」

    QB「まぁそれも、この局面を打破できたらの話だね」


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