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    元スレとら「へぇ、鬼憑きか……」ぬーべー「この妖怪は……!?」

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    403 :

    おいおい朝だぜ?支援

    405 :

    支援したいけどお身体ご自愛ください

    406 = 339 :

    陽子「!」

    ドクン

    陽子(これは……)

    陽子(確かに感じる……我の力が増しておる)

    ぬーべー「おおおお!!こんな豪華な物が食べられるなんて、ううううー!」

    麻子「いっぱいあるので、じゃんじゃん食べて下さいね!」

    由子「キリオくんも、食べてる?」

    キリオ「う、うん」

    陽子(そうか……)

    408 = 339 :

    (我は)

    (かつて陰の存在であった時分)

    (人の恐怖を、陰鬱を源とし、力としておうた)

    (何故か?)

    (我が我であったからだ)

    (しかし今)

    (確かに我は、力が増しておる)

    (我は今、陽の存在)

    (なら何故、力が増したか?)

    (陽の存在である)

    (我が我だからだ)

    (この者達の希望)

    (希望)

    (それが我の……力となる)

    410 = 339 :

    麻子「陽子ちゃん、食べてる?」

    陽子「ああ、美味いぞ」

    由子「ねえねえ、そういえば陽子ちゃんって何歳なの?」

    陽子「!」

    麻子「そういえば聞いてなかったわね……でも、覚えてる?」

    陽子「……すまぬ、何も覚えておらぬのだ」

    麻子「そっか……早く思い出すといいね!とらちゃんみたいに!」

    由子「でも、多分16歳くらいかなー。大人っぽいけど、声は幼いもんね!」

    陽子「そうなのか」

    由子「うん!」

    陽子(我は……この者達に嘘をついておる)

    412 = 339 :

    陽子(皆、聞いて……)

    ドウウウウン……

    ぬーべー「!!」

    紫暮「……」

    うしお「なんだ!?」

    とら「へっ……白面の使いかよ!」

    陽子(動き出したか……白面よ……!!)

    くらぎ「……」

    うしお「くらぎ……」

    とら「ふん、芸がねぇな白面!!こんな雑魚をよこしたところで……」

    うしお「ま、待てとら!!」

    ぬーべー「なんて数だ……!!」

    紫暮「今ここで終わらせる気か……白面!!」

    413 = 339 :

    玉藻「はあっ!!」

    キリオ「ほら!こっちだよ!」

    ぬーべー「数が多すぎる……!」

    紫暮「皆、聞くのだ!」

    うしお「ああ!」

    紫暮「良いか、この数を相手するには広い結界を張り縛り付ける他ない。須磨子と真由子ちゃんには危ないことをさせてしまうが……」

    須磨子「大丈夫よ、あなた」

    由子「あの時を……思い出しますね」

    ぬーべー「それなら俺はその間奴らの注意を引いておこう」

    玉藻「私も付き合いますよ、鵺野先生」

    とら「足を引っ張るなよ!お前たち!」

    玉藻「それはお互い様です……!!」

    414 = 339 :

    ぬーべー「ぐっ……」

    玉藻「力が反射される……なんて妖怪だ……!!」

    とら「はっ!相変わらずケチくせえバケモンだな!くらぎよ!」

    うしお(……!!)

    うしお(くそぉ……みんながああして戦ってるってのに……俺は結界を張ることしか出来ないのかよ……!)

    紫暮「うしお」

    うしお「親父……」

    紫暮「集中するのだ。……気持ちはわかる。だが今獣の槍はないのだ。お前は前線には立てない……」

    うしお「わかってるよ!……くそっ……!!」

    紫暮(だが……獣の槍なしてこれを乗り切るのは確かに難しい……皆も奮闘はしているが……)

    417 = 339 :

    玉藻「くぅ!……これは少しまずいかもしれませんね……」

    ぬーべー「諦めるな!結界さえ張ることが出来れば!」

    とら「うしおー!!まだ結界は張れねえのかよー!!」

    うしお「うるせえ!!範囲が広すぎるんだよー!!」

    とら「さっさとしやがれ!ウスラトンカチ!!」

    陽子(……ダメじゃ)

    陽子(結界が張れても、恐らく次にはシュムナ、あやかしが控えておる)

    陽子(今の皆では抑え切ること叶わぬ……ならば……!!)

    麻子「ああ!!」

    ぬーべー「!くらぎが一体、麻子さんと陽子ちゃんのところへ!!」

    キリオ「やらせるかああああ!!」

    玉藻「ダメだ……間に合わない!!」

    うしお「あ、麻子おおおー!!!」

    418 = 339 :

    パキ

    うしお「!?」

    ぬーべー「くらぎが……止まっている?」

    玉藻「一体なにが……」

    陽子「醜悪だのう……」

    麻子「よ、陽子ちゃん……?」

    陽子「割れながら不快じゃ。こんな醜いものを統べておったとはな」

    とら「……」

    陽子「……嘘をついていて、すまなかったのう、皆……薄々気付いていた者もおるようだが……」

    うしお「な、何言ってんだよ陽子……危ないぞ、早く逃げて……」

    陽子「うしお」

    うしお「……」

    陽子「我を嫌うてくれないでほしい。頼む……」グググググ

    とら「はっ……!!」

    由子「白面の者!?」

    419 :

    陽子ちゃんを甘やかしたい

    420 :

    今から仕事だ。
    今日は外回りなので時間があるときに書く。
    感想とか書いてくれるとありがたし

    422 = 388 :

    仕事か、頑張れ
    夜中中書き込みながらで大変だな
    楽しく読ませてもらってるよ、でも無理せんようにな

    陽子の脳内ビジュアルがまゆこと被って困るw

    424 = 420 :

    >>422
    陽子のイメージは須磨子を銀髪にして幼くした感じで書いてる。胸はあんまない。
    白面はこれまでも色んな女に変化してきたけど、いざ自分の姿を固める時に一緒に長くいた須磨子が真相心理にあったって感じ。

    425 = 420 :

    深層心理か。すまん。

    426 = 411 :

    仕事か 頑張れ 俺も仕事やけん保守できん…

    427 :

    作中で白面が九尾と呼ばれなかったのは藤田がお稲荷様の祟りを恐れたからだっけか
    直接断定しちゃうのは怖かったみたいに事言ってたよな

    428 = 381 :

    これぬーべーキャラいるんだろうか
    普通にうしとらafterで良かったんjy

    429 :

    餃子食ってた下りでお年玉が「これで旨いものでも食え」の箸だったシーン思い出したww

    430 :

    別に構わないけどぬーベーいるか?

    432 :

    うしとらとぬーべーどっちも好きだから問題ないだろ
    1の好きに書いてくれ
    個人描写がうまくて最高だぜ

    433 :

    獣の槍が無い以上ぬーべーサイドに白面に対抗しうる鍵があるって事じゃないの?
    ぬーべー知らんけど

    434 :

    ほしゅほしゅ堀江由衣

    436 :

    ぬーべーサイド最強は覇鬼か親父だろ。時系列的に親父まだ死んでないんじゃないの?

    438 :

    人柱になってようやく山の神一体鎮められるレベルって強いの?

    439 :

    ぬーべー作中最強なら麒麟あたりか、しかしあれは味方ではないしなあ
    「あぎょうさん」に「白面には絶対に勝てないしいなくなることもない」って言っちゃうか

    440 :

    すごい好きだわこれ
    続き楽しみにしてるけど無理しないで

    441 = 420 :

    とら「……こいつぁ……人間じゃねぇとは思っていたが、まさか白面とはよ……」

    ぬーべー「あれが白面の者……」

    麻子「嘘……嘘よ……陽子ちゃん……」

    白面陽子「……」

    くらぎ(白面の意識下)(なるほど……道理で我の憎しみが……怒りが……以前よりも強うなっておる訳じゃ……だが、どうやら恐れを喰らえるのは我だけのようだのう半身よ。ならば恐るるに足らず。利用させてもらおうかのう……)

    くらぎ「ようやってくれたのう半身よ」

    玉藻「!」

    とら「なんだと……」

    442 = 420 :

    白面陽子「何を言うておる」

    くらぎ「この者共が集まりしこの時に我にそれを伝え、襲撃の舵を取ったのはお前ではないか、のう半身よ」

    玉藻「私達の情報を……」

    キリオ「流していただって……!?」

    とら「……」

    ぬーべー「……しかしあの子にそんな邪気は感じられなかった!!」

    麻子「そ、そうよ!だって、だってあんなに……!!」

    白面陽子「皆、話を……」

    うしお「バカやろおおおおおおおおー!!!!!!」

    麻子「!う、うしお……」

    とら「……へっ」

    443 = 427 :

    何年経ってもやっぱりうしおで安心した
    流兄ちゃんも喜んでるぜ

    445 = 420 :

    うしお「相変わらずきったねー野郎だな白面!!陽子がそんなことするわけねーだろーがよ!!」

    ぬーべー「その通りだ……!!確かに彼女はお前の半身なのかもしれない。だが……だが彼女はお前とは違う!」

    とら「へっ、白面よお、コイツが本当におめぇの手先なら、もっと良い所で正体を現すんじゃねぇのか。それにこんなことしねぇでもよ、わしらをやっつける方法はこれまでにいくらでもあったはずだぜ」

    くらぎ「……」

    とら「おめぇよぉ……眠り過ぎて頭すっとぼけてんじゃねぇのか、なあ白面?」

    白面陽子「主ら……」

    うしお「陽子、安心しろよ。俺たちはお前を疑ったりしないぜ。……な?」

    白面陽子「……我は」

    446 = 420 :

    白面陽子「我はあの時……主らに倒され、朽ち果てるその刹那その瞬間まで、何故我が敗れたのか、なぜ消え散るのが我なのか、その結末を問うておった」

    とら「……」

    白面陽子「だが、今はわかるのう……あぁ……何故我は敗れたのか、何故、暗黒の渦へ沈んだのか……」

    白面陽子(力が……満ち溢れてくる。あぁ……こんな心地よい力は感じたことがない……)

    白面陽子「心地よいのう……爽やかだのう……主らと共に……戦うというのは……」

    うしお「陽子……」

    白面陽子「何故主らがあのように満ち足りた表情で戦っておったのか……そして何故我はそれを見上げておったのか……」

    白面陽子「お主にはわかるまい……我が半身よ!!」

    うしお「!陽子!!」

    とら「……!!」

    447 = 432 :

    陽子たんきゃわわ保守

    448 :

    ぬ~べ~だろうがjc

    449 :

    なんかぬーべーたちが空気すぎて悲しい
    すげー面白いからいいんだけども

    450 :

    画像はないのかや


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