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元スレカレン「シノ!ヒサベツブラクってなんデスカ?」
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カレン「♪♪今日も授業がおわったデース!」
カレン「早速帰るデスヨ」
カレン「ん!?あれはアヤヤ!珍しくヨーコと一緒じゃないんデスネ」
カレン「ヘーイ!あやy」
カレン「ちょっと待つデスヨ。フフフ」
カレン「今日はあややのことを尾行してみるデース」
カレン「アヤヤ、きっとワラァマンションに住んでるデスヨ♪」
カレン「♪♪♪」
カレン「ストーキングミッション、スタートデス♪」
テクテクテクテク
あや「(キョロキョロ」
カレン「!!!(サッ!」
あや「・・・?」
あや(今、誰かの視線を感じたのだけれど・・・気のせいかしら)
カレン「ふぅ・・・」
カレン(あぶないところデシタ。あと少しで見つかったデスヨ)
カレン(それにしても・・・)
カレン(なんだか薄気味悪いところデース・・・こんなところにあややの家あるデスカ・・・?)
テクテク
カレン(Wao!なんですかこの看板!なんか黒地に黄色字でなんかカッコイイデース!)
カレン(『??をなくそう!??を?ろう!』・・・?)
カレン(うーん・・・漢字よめないからよく分からないデス)
カレン(アリスも連れてくればbetterデシタね・・・とりあえず写真撮っておきマスヨ♪(カシャッ!ピロリローン)
カレン&あや「!!!!!!!」
あや「な・・・なに・・・!」
あや(今カメラの音が・・・でも人影はないみたいね・・・)
カレン(見つかるところデシタ!ふぅ・・・)
カレン(あやや、なんだか周りを気にしてマスネ)
カレン(まるで、知られてはいけない秘密があるかのようデス)
テクテク
あやや「ただいまー」
カレン「!?!?!?」
カレン(こ、これがあややの家デスカ?わーお・・・)
カレン(周りにもまったく同じ外見の家がたちならんでいマス)
カレン(それに・・・なんか怖いデース)
カレン(とりあえずあややの家の写真とっておきマスヨ♪今度は音が聞こえないように気をつけマス(カシャッ)
カレン(本当はいきなり押しかけてびっくりさせようと思いましたが、もう暗くなったので帰りマスヨ)
カレン(きっとヨーコをつれて押しかけたほうが、あやや、ビックリするデスヨ♪)
帰宅
カレン「それにしてもあややの住んでいるところ、なんだか独特デシタネ」
カレン「住所は分かったので、ネットで検索してみましょう」
カタカタ
カレン「うーん、日本語打つの難しいデスネ」
カタカタ
カレン「なんかページがみつかりましたヨ」
カレン「うーん、読めないデス」
カレン「Copy and Pasteして辞書に放り込んでミマショウ」
カレン「えっと、どれどれ・・・ヒサベツブラク・・・?」
カタカタ
カレン「うーん・・・English-Japanese Dictionaryひいてもでてきまセン」
カレン「これは明日しのに聞いてみるのが一番デスネ!」
カレン「Good night!」
翌朝
カレン「ヘーイ!シノ!アリース!Good Morning!デース」
しの「カレンおはよう」
アリス「おはよう」
カレン「オハヨウゴジャリマース!」
カレン「ところでシノ!聞きたいことがあるデース!日本語のことデスヨ」
しの「???私でこたえられれば」
カレン「あのデスネ・・・ヒサベツブラクってなんデスカ・・・?」
しの「・・・?」
カレン「???」
しの「ひさしぶりブルース・・・???」
カレン「・・・!?もしかしてシノ!日本人なのに日本語知らないデスカ!」
しの「うーん・・・きいたことありません・・・ごめんなさい」
カレン「はあ・・・まったくやれやれデスヨ」
アリス「はいはい!ワタシ知ってるよ!(ムフーッ」
でも実際可愛い女の子が改良住宅に帰っていってたら、引くかそそるかの2択だな
カレン「おおーっ!さすがアリスデスネ!シノよりも日本に詳しいデス!」
カレン「それに引き換えシノときたら・・・フッ」
しの「はうううう・・・私の存在価値って一体なんなんでしょう・・・」
アリス「ちょ、しの!?」
しの「私が他人より勝っている点なんて・・・アリスやカレンといった金髪美少女が周りにいることくらいです・・・」
アリス「しの・・・」
しの「アリス・・・」
しの&アリス「えへへへへ」
カレン「はい、ストップデース。アリス!さっさと教えるデスヨ!」
アリス「えっと・・・なんだっけ・・・?」
カレン「ヒサベツブラクの意味デスヨ!」
アリス「ああ、そうだったね」
アリス「ヒサベツブラク、被差別部落っていうのは別名同和地区ともいって、かつての身分制度で士農工商の下に」
カレン「???」
アリス「つまり、この世には生きてはいけない人間、ゴミクズが押し込められている地区のことだよ」
しの「・・・」
カレン「・・・んんぅ~?」
アリス「なにか質問はある?」
カレン「えっとそのデスネ、つまりつまり・・・?」
アリス「だ~か~ら!エタやヒニンが住むところなの!」
しの「ちょ、アリス、あんまり大声でそういうことは」
アリス「???本当のことだからいいでしょ」
アリス「エタは穢れが多いと書き、ヒニンは人では非ずと書くの」
アリス「つまりはそういうことなの」
カレン「うーん・・・なんとなく分かったデスヨ」
アリス「穢れた血だから一回交わってしまうと自分たちの血まで穢れてしまうの」
アリス「だからだめよ」
カレン「なるほど!血統主義なわけデスネ!つまりは、すっごく身分が低い人ってことデスネ!」
アリス「それでもいいよ」
しの「はわわわわ・・・」
アリス「それにしてもカレン・・・」
アリス「どうしてそんなこと聞いてきたの・・・?」
アリス「もしかして私たちの周りに」
アリス「被差別部落のエタ・ヒニンがいたりするの?」
アリス「ん?」
カレン(アリス、怖いデース・・・うーん、あややのことは言わないほうがよさげデスネ)
カレン「いやいや違いマスヨ!アリース!なんとなく気になっただけデスヨ」
アリス「なんとなく・・・?へえ・・・なんとなくで『ヒサベツブラク』なんて言葉を知るのかなぁ?」
アリス「なんか理由がありそうだよ」
アリス「ねえ、しのぉ、しのはどう思う?カレンなんか怪しいよね?なにか隠してそうだよね?」
しの「え、えっと・・・」
アリス「なんで目をそらすのしの?もしかして私のことキライになったの?(ショボーン」
しの「いえいえ、そういうわけではないですよ!ないんですが・・・」
アリス「よかったぁ。じゃあ」
ようこ「よー!おはよっ!どうしたんだ、そんな怖い顔して!」
アリス「・・・」
しの「あ・・・えっと・・・」
カレン(よーこ、good jobデス。話題を流すことができマスヨ)
アリス「・・・おはようようこ(ニコォッ」
カレン「お、オハヨウゴジャリマース、ヨーコ!」
ようこ「あれ?あやはまだきていないのか?」
しの「うん、あやはまだきてないみたい」
カレン「ううっ!あ、あやややややや」
ようこ「・・・ど、どうしたんだ」
カレン「ちょ、ちょっと噛んだだけデス!AHAHA!」
カレン(あややの名前がでて動揺してしまいマシタ)
アリス「・・・(ジーッ」
カレン「ど、どうしたんデスカ、アリス?」
アリス「ううん、なんでもないよ」
カレン(今日のアリス怖いデース・・・あの目、心が読まれてそうデスヨ・・・)
キーンコーンカーンコーン
カレン「じゅ、授業が始まるのでクラスにもどりマスネ」
アリス「うん、じゃあまた休み時間」
ようこ「にしても、あやの奴どうしたんだ・・・?」
しの「お休みでしょうか・・・?」
・・・
からす「今日は小路さんはお休みです。風邪を引いたようです。みなさんも体調には気をつけてくださいね」
アリス「・・・」
・・・
休み時間
ようこ「あやのやつ大丈夫かな」
しの「ただの風邪ですから大丈夫ですよ。明日には治ってますよきっと」
アリス「うーん、でもワタシ、心配だよぉ」
アリス「あや、きっとよーこにあえないから寂しがってるよ!」
アリス「ワタシもしのに会えない日があったら寂しいもん!だから、お見舞いに行こうよ」
アリス「しのもよーこもお見舞い賛成だよね?」
しの「えっと、いや私は」
ようこ「おっ!いいな!お見舞い!あやの好きなお菓子買っていってやろうぜ」
しの「あ、あのですね、でもですね」
ようこ「どうしたんだしの?なんか用事でもあるのか?」
しの「いやそうじゃなくてですね」
アリス「もしかしてしの、あやのお見舞い反対なの・・・?」
しの「ええっと・・・」
アリス「どうしたのしのぉ?なんだか朝から様子が変だよ?」
アリス「あの話が出てから変だし、あやの話がでても変になるし・・・」
アリス「どこか具合悪いの?」
ようこ「おいおい、しのまで風邪かぁ?」
しの「うう・・・」
アリス「じゃあしのも一緒にいくんだよね!あやのお見舞い!」
ようこ「でもさ、いくっていっても、あやの家の場所分かるやついるのか?」
しの「・・・!!!そうですそうです!場所が分からないならいけないですよ」
しの「お見舞い確かにいきたいです!大切なお友達ですから」
しの「ですがどこにいけばいいのか分からなかったら無理じゃないですか」
アリス「しの、急に元気になったね」
ようこ「実はさぁ、前もあやが風邪になったとき、お見舞いに行って驚かせてやろうと思ってからすちゃんに住所聞いたんだけどさ」
ようこ「からす『いくら仲のいいお友達とはいえ個人情報を教えるわけにはいきません(アタフタ』って感じで教えてくれなかったんだよなー」
アリス「じゃあ、ようこも知らないのか・・・ワタシも知らないし」
しの「私も知りませんよ!」
アリス「うん、『ここにいる3人』の中にはあやの家知っている人はいないみたいだね」
ようこ「ここにいる3人・・・?まあ、そうだけど」
アリス「でも、まだもう一人いるんだよ。私たちの『お友達』。あと一人『だけ』」
アリス「ほらきたよ」
ガラガラ
カレン「へーい!みんなー!話しましょう!ん・・・?あれ、どうしたんデスカ?ワタシの顔そんなにかわいいデスカ?もー!(照れ」
アリス「・・・(ジーッ」
カレン(ううっ!やっぱり今日のアリス怖いデスヨ。無理やりハイテンションで来ては見ましたが、この雰囲気、デンジャラスデス!)
カレン「んふふ!どうしたんデス?あれ?あやややややややややややややや」
カレン(Oh No!また動揺して噛んでしまいマシタ!)
アリス「あやならきてないよ。風邪なんだって」
カレン(ん?噛んだのバレませんデシタカー?さすがワタシデス!)
カレン(正直、あややが今日いないのは好都合です。顔を見たらとんでもなく動揺してしまう自信がありマース)
アリス「それでね、みんなでお見舞い行こうって話してたんだ」
カレン「お見舞いデスカ!ワーオ!それはきっとあややややややややも喜ぶデスヨ!」
アリス「でもね誰もあやの家知らなくて・・・カレン、もしかして知ってたりしない?」
カレン「OK!それだったら任せてクダサイデスヨ!実は昨日、ああっ!」
アリス「昨日?」
カレン「いえなんでもアリマセン!忘れてクダサイ!」
カレン(ピンチデース!もし昨日あややの家に行っている分かったら・・・)
カレン「ちょっと勘違いしてただけデスヨ。あやの家があの町にあるなんて知らないデスヨ」
アリス「あの町こ・・・?あの町にあるって知ってるの?あの町ってどこ?」
カレン(口が滑りマシタ。これはまずいデス。誤魔化さないとヤヴァイデース)
カレン「んー?あれ、今ワタシ日本語、もしかしておかしかったデスカ?」
カレン「I don't know where the uncanny house Aya lives in is.っていったつもりデス。日本語って難しいデース.」
アリス「へえー。uncannyなんだぁ。よく知ってるね」
カレン(OH NO!!!!)
しの「餡子煮・・・?」
カレン「ちがいマスちがいマス」
アリス「うん?なにが違うの?」
カレン(もう誤魔化せないデスヨ。これ以上しゃべったらマズイデス)
カレン「うう・・・」
キンコーンカーンコン
カレン「OH!チャイムデース!次の授業移動教室なの忘れてマシタ!!行ってキマース」
ようこ「おう、じゃあな」
しの「うんじゃあね」
アリス「・・・うん、またあとでね(スサッ」
・・・
カレン(ふう・・・なんとか助かりマシタ・・・寿命縮みマシタネ・・・)
カレン(ん・・・?あれ・・・?ケータイが・・・?どこかに忘れたのデショーカ)
カレン(うーん・・・でもとりあえず次の授業に行かなきゃデース)
・・・
昼休み
カレン「ヘーイみなさーん!」
カレン(今度は大丈夫デスヨ!同じスダチはかけませんよ!)
カレン「ワーオ!ヨーコのお弁当、相変わらずおいしそうデスネ!」
カレン(誰にも悲しい思いはさせナイデスヨ!!あややにもしのにもよーこにも!そしてアリスにも!)
アリス「ねえ、ところでカレン」
カレン「どうしたんデスカ?このパン、食べたいデスカ?いいデスヨ!半分こシマショウ!」
アリス「ううん、そうじゃなくてね」
アリス「さっき、休み時間、カレン教室に来たでしょ?」
アリス「そのときね」
カレン「・・・?どうしたんデスカ?なんかゆっくりとしたしゃべり方デスネ?」
アリス「カレン、携帯電話忘れていったよ、ほら」
カレン「!!!」
カレン(このスマホには昨日撮ったあやの家とその周辺の写真が・・・!)
カレン(いやしかし、みられているとは限りまセン!ロックもかけてるから大丈夫デース!)
アリス「で、それでね、悪いとは思ってなんとなくいじってたんだけどね」
カレン「!!!」
カレン「あ、アレェ~?ろ、ロックがかかっているはずデスヨ?」
アリス「それなら1234って打ったら解除できたよ」
しの「わあアリスすごいです」
ようこ「ははは!でもケータイの中勝手にみるのは感心しないなー。プライバシーとかあるし」
カレン「そ、そーデスヨ!」
カレン(くぅ!ワタシとしたことがヌカリがあったデス!もっと複雑なパスコードにするべきデシタ)
アリス「うん、ごめんね。それで色々見ててね。メールとか見たんだけど、特にやましいことをしている様子もなかったし」
アリス「なんだーつまらないなーと思って、写真フォルダをみたの」
アリス「そしたらね、みてみてこんな写真が出てきたの」
カレン(Oh my God!!)
ようこ「おっ!なんだよ、あやの写真じゃんか!」
しの「ほんとです~いつとったんですか、カレン?」
カレン「だ、だめデス!みちゃダメデス!それにそんな写真知らないデス!どこかも知らないデスヨ!(ブンブン」
ようこ&しの「・・・?」
しの「どうしたんですかカレン?」
ようこ「なにもそんなに否定しなくても」
しの「そうですよ、かわいく撮れてますよ」
ようこ「これあれだな、この前駅前に買い物にいったときのだな」
しの「自撮りしているカレンもかわいく写ってますよ?」
カレン「!!!」
カレン(アリス!はめマシタネ!ワタシの反応を見るためにブラフを仕掛けてきたんデスネ!)
アリス「ふふふ。カレン、どうしたの?そんなに気に入らなかったのこの写真?」
カレン(でもまだあの写真を出されなければ勝ち目はありマスヨ!)
カレン「うーん、そうなんデスヨその写真。ちょっと半目になっちゃって恥ずかしいンデスヨ」
カレン「でも、あやややややややがかわいく撮れてるから消すわけにもいかなくて困ってたんデース」
アリス「へー、半目かー。吊り目のクセに」
アリス「ふふふふふふ」
カレン「・・・や、やっぱり写真はかわいく写りたいデスカラネ。ハハハハ!」
アリス「あっ!それでねそれでね」
アリス「こんな写真もあったの!」
アリス「じゃじゃーん!」
アリス「あやがおうちに入るところの写真!」
アリス「こんなの撮ってたんだね、カレン」
しの「・・・!」
ようこ「おっ、なんだよカレン、あやのうちいったことあるのかよー」
カレン(鬼畜デス!このアリス鬼畜デスヨ!)
カレン「うーん。ずーっと前ですね。ちょっと尾行したんデス」
カレン「でも、ずっと前のことだし、あやややややややややの家がどこにあるかは・・・覚えてないデス、残念ながら」
カレン「覚えてないから、さっきも『知らない』っていったんデスヨ」
カレン「思い出せればいいんデスガ、残念デース」
ようこ「なんだーそうなのか」
アリス「あれぇぇぇ?ねえねえカレン、この写真の撮影日時、昨日の夕方になってるよ?」
カレン「!!!」
カレン(もう無理デス!こうなったら、とぼけるしかないデスネ)
カレン「アレーソーデシタカー?ウーン?日本の生活、まだまだ慣れなくて、色々記憶がゴチャゴチャデース」
カレン「それに覚えていないのは事実なので、たとえ昨日の出来事だったとしても、結局無理デース」
アリス「大丈夫だよ」
カレン「???な、なにがデスカ?」
カレン(このアリス怖いデス、今日一番で怖いデス。何もかも見透かしたような顔をシテマース)
アリス「ねえ、・・・って知ってる?」
カレン「ん?な、ナンデスカ?きこえなかったデス」
アリス「Exifって知ってる?」
アリス「位置情報記録するにチェックしたまま撮影してくれてありがとう、カレン」
カレン「・・・え・・・?」
アリス「この写真にね、どこでとったかの座標が記録されてるの」
カレン「そ、そんな・・・あんまりデース・・・」
アリス「さっきね、google mapで調べたら大体の位置が分かったよ」
アリス「ストリートビューで表札を確認しようと思ったんだけど、なぜかこの地域だけストリートビュー導入されてなかったんだ」
アリス「なんでだろうね」
アリス「ちなみにこの地域には隣保館っていう施設や皮革加工工場があるみたい」
アリス「特徴的な町だよね」
しの「・・・」
ようこ「ん?よく分からないけど、とりあえずあやの家が分かったってことか?」
アリス「うん、そうだよ!だから放課後お見舞いいけるんだよ」
ようこ「へっへー。楽しみだなー」
カレン「あ・・・え・・・そんな・・・」
アリス「どうしたのカレン?お見舞いにいけるんだよ!カレンのおかげで!カレンの『せい』で!ふふふ」
アリス「あとね、それからそれからね、こんな写真もあったんだよ」
アリス「これもExif情報みてみたらあやのおうち周辺みたいなんだけどね」
アリス「ほらこの看板だよ!」
アリス「ねえねえカレン、この看板の漢字読める?」
カレン「・・・読めないデース・・・」
アリス「だよねだよね!やっぱり!」
アリス「カレンはきっとこの看板の文字が読めなかったんだよね。で、気になった、だから写真をとった」
アリス「この看板の写真が撮られたのはあやのおうちの写真のちょっと前だね」
アリス「なんでとったか、それは何が書いてあるか知りたかったから」
アリス「ワタシかしのか、そのどちらかに聞こうとした」
アリス「ここまではあってるよね?ねえ、カレン?」
カレン「・・・」
アリス「その沈黙は肯定ととるよ」
アリス「で、なにが書いてあるか教えてあげるね。今朝聞いてくれればよかったのに」
アリス「カレン、これはね、『差別をなくそう!人権を守ろう!』って書いてあるんだよ」
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