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    元スレ不良女「ち、ちょっとツラ貸せよ」女「……」

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    401 :

    >>31
    俺もそう思ったよww

    402 = 195 :

    SSに出てくるばあちゃんって大体すごい人だよな

    403 = 1 :

    ――数日後

    モブ子「おい不良ー、アンタ最近やけにおとなしくねぇ? っつかおとなしすぎんだろ」

    モブ美「なんか全然前みたいなカンジないよねー。お小遣いちょうだいよ」

    不良「うっせえんだよブス共……あたしだっていつでもバカやってるわけじゃねェっての」

    モブ江「……女がいるから?」

    不良「あぁ!? どういう意味だテメー!?」

    モブ江「そのまんまの意味だよ。アンタ、この前女とやり合ってからなんにもしてないじゃん。ビビッたの?」

    不良「ンだとこのアマ……舐めた口きいてっとテメーから潰すぞ」

    モブ美「ちょ、ちょっとモブ江ちゃんヤバイって……」

    モブ江「私は別に退学になるぐらいどーってことねぇし。それよりアンタ、今の状況わかってる?」

    不良「な、なんだよ」

    404 :

    これは良い展開

    406 = 377 :

    これで不良女を女が助ける展開か

    407 = 1 :

    モブ江「アンタさ、最近かなり温くなってるよ。他の連中も気づいてる。見ろよ」

    子A「――あの、女ちゃん。昨日の宿題やってきてる? よかったらちょっと見せてくれないかな」

    「……構わないわよ」

    子B「あ、私も見せてもらっていいー?」

    「どうぞ」

    ワイワイ

    モブ江「……アンタが完全にシめてた頃はこんな空気じゃなかっただろ。女の奴がアンタに対抗できる存在として、周りから頼られ始めてんのさ」

    不良「……ケッ、大したことじゃねェよんなもん」

    モブ子「不良? あのまんまでイイわけ?」

    不良「連中が調子に乗り出したらきっちりシメりゃいいだけの話だ! あんな奴、ほっといてもどうせなんにもしてこねぇよ」

    モブ江「……」

    408 = 336 :

    しえん

    409 = 1 :

    ――放課後、街角の喫茶店

    ザァァァァァ……ゴロゴロ……

    「ありがとうございましたー。……ふぅ」

    マスター「そろそろ夜の時間帯になるのぅ。ゆーても、この雨じゃもう客は来んやろなあ。女ちゃん、今日は早い目に上がるか?」

    「そうですね……じゃあ」

    カランカラン……

    不良「……」ビシャビシャ

    「!」

    マスター「お、らっしゃい……なんやお嬢ちゃん傘忘れたんか? しかもその制服……」

    「……マスター、タオルお借りしてもいいですか? 学校の知り合いなんです」

    マスター「ん? おぉ、ちょおまっとき」パタパタ……

    不良「……けっ、テメェうちがバイト禁止だって知っててやってんのか?」

    「生憎と学校側に特例をもらってるのよ。というか、本当に来たのね」

    410 :

    紫煙

    411 :

    モブが一番調子こいてるな

    412 = 35 :

    誰か、誰かモブを…

    413 = 351 :

    ビューティ増田



    ビューティ増田



    ビューティ増田



    ビューティ増田


    ビューティ増田



    ビューティ増田




    ビューティ増田

    414 :

    不良女に罰が当たるやーつ?

    415 = 1 :

    不良「っせぇな、雨宿りに茶店寄ったらワリィかよ!?」

    「はいはい……」

    マスター「おう、嬢ちゃん。これで体拭いとけ」ヌッ

    不良「え、あ……ども」

    マスター「……強面で堪忍やで」シュン

    「マスター、この子見た目より子供だから。怖がられても気にしないで」

    不良「だ、誰が!」

    マスター「ええねや、慣れとるさかい。女ちゃんの友達やろ? ちょっとジュース入れたるから座っとき」

    不良「い、いや別に……」

    「座りなさい。大人の好意は受け取るものよ」

    不良「……二つしか違わねェくせに大人ぶりやがって」

    「少なくとも、貴女より汚い大人の世界は見てきてるつもりだから」

    416 = 410 :

    モブ焼き払え

    417 = 1 :

    「さて、と……ここまで足を運んできたってことは、ちょっとくらい私の話に耳を傾ける気があるってことね?」

    不良「……あたしは雨宿りついでに茶ァ飲みに来ただけだ。ムカつくヤローの話なんざ聞く義理はないね」

    「貴女って、自分が低能だってことを披露したがるのね。まぁ私を放っておいてくれるなら、貴女のことなんでどうでもいいんだけど」

    不良「んだとテメェ……!」

    マスター「ほい、オレンジジュース」コト

    不良「ぅ……ども」

    マスター「まぁ若いもんにはいろいろあるやろうけど、素直になりや。今日はもう店閉めるさかい、ゆっくりしていき」

    「すみません、マスター」

    不良「……」チュー ゴクゴク

    「そうしてるとただの無垢で無知な女の子よね貴女って。いまのところ悪い意味でしかないけど」

    不良「……言いたいことあんならとっとと言いやがれクソアマ」

    「そうさせてもらうわ。無駄な時間も取りたくないし」

    418 = 99 :

    >>417
    ストローかわいい

    419 = 284 :

    >>417
    ストローかわいい

    420 :

    モブは消毒だああああああああ

    421 = 1 :

    「前にも言ったけど、私は貴女のことが嫌いなの。だからこれから口にすることに一切繕いなんてないし、どちらかというと脅しを含めて話してあげる」

    不良「はぁ? テメェに脅されてビビるとでも思ってんのかよ?」

    「少しは怖がって距離を置いてくれるとありがたいのだけれど。まぁ、なんでもいいわ。さわりから教えておく」

    不良「……」

    「私ね、15くらいの時に、借金のカタに連れて行かれて売春してたの」

    不良「ぶっは!! やっぱりクソビッチ野郎だったのかよテメェ! そりゃそんだけ乳もデカけりゃ――」

    「いい加減黙って話を聞くってことを学びなさい。次にくだらない茶々をいれたら顔面を引っ叩くわ」ギロッ

    不良「っ……(こ、んのやろ目がガチじゃねーか……)」

    「多分、貴女が想像してるのは精々どこかの風俗みたいなところなんでしょうけど。実際はもっといろんな場所で、いろんな人間に買われたわ。詳細は省くけど、世の女性が想像できる最低最悪の犯され方も経験してきた」スルッ

    不良「な、て、てめっなにいきなり服脱い、で……ん……」

    「まぁ、一部は母親からの虐待の傷もあるけど。結構そこらじゅう痣だらけでしょう? 見えないけど、陰部が炎症を起こして膿んだりもした……女性器なんかもうきちんと機能しないんじゃないかしら」スッ

    不良「(な、なんだよコイツの体……火傷とか痣もだけど、よく見たら切り傷まであちこちあるじゃねーか……)」

    422 :

    なんだかんだ割と好き

    423 :

    >>421
    巨乳だったのかよ
    スレンダー系だと思ってた

    424 = 39 :

    はいはいもういい加減そういう女マンセーで普段おとなしいし優しいけどやばい世界を生きてきましたみたいなそういうキモイのいいから 純粋に気色悪い

    425 = 1 :

    「私の親と呼ばれた人間は、世間一般からみて完全なクズだった。というより、父親が早くに病気で死んでから母親の方が本性出したみたいなんだけど」

    不良「……」ジュースチュー…

    「簡単に言ってしまえば、あちこちで作った借金まみれの状態で、私一人を置いて逃げたわけ。当時は私も親戚を頼るなんて知恵もないくらい子供だったから、ワケもわからないうちに知らない人たちが私を連れて行った」

    不良「(……なんでコイツはさっきから無表情でこんな話できんだよ……)」

    「おそらく、アイツの……母親の中で私はただの荷物で、金ヅルで、ちょうどいい道具だったんでしょうね。死んだ方が世の中のためになるくらい、どうしようもない人間だったわ」

    不良「……っけ、同情でも誘ってんのか?」

    「人の話は最後まで聞きなさい。その母親がね、殺されたのよ。かき集めた不信と怨嗟のしっぺ返しだったんでしょうね」

    不良「あ? どーゆー意味だよ」

    「あちこちで恨みを買って、他人の人生をめちゃくちゃにしてきたツケがきたのよ。借金の保証人だった知り合いに殺されたらしいわ」

    不良「……ハン。自業自得じゃねーか」

    「貴女の口からそんな言葉が出るなんて、案外殊勝なところがあるのね。まぁこれは私の母親の話だけど。言いたいこと、わかるわよね?」

    不良「……ケッ、ンなこと知るかよ」

    「……私は、私の人生をこれ以上他人に弄られたくないし、他人の人生に干渉する気もない。だから何もするなと言っているの。たったそれだけのこと、さすがの貴女でもいい加減理解してくれるでしょう?」

    426 :

    生放送中に屁をこいたりもした

    427 = 99 :

    まだいたかあぼ~んwww

    428 :

    久々の良SSだと思います

    429 = 376 :

    >>423
    自分も進撃のミカサってイメージ

    431 = 1 :

    不良「っつーかよ、テメェマジであたしと二つ違いか? そんな……意味わかんねぇ経験してるくせに、なんで――」

    「もっと擦れて腐った人間になると思った? 自分みたいに」

    不良「アァ!?」

    「まぁ貴女のことなんてどうでもいいんだけれど。……幸いにも、私の前には、私を救ってくれる人が二人も現れたのよ。ばあちゃんと、ここのマスター」

    不良「……」チラ

    マスター「……おう女ちゃん、ケツかゆなってまうような話までせんとってくれよ」

    「ありのままをお話しするだけです。差障りあるなら、マスターの話は伏せておきますけど」

    マスター「まあ……別に今更隠すようなことでもあれへんけどな。昔のことやさかい」

    不良「……?」

    「元ヤクザなのよ、あの人。一時は組の若頭だったらしいわ」

    不良「んな……!?」ビクッ

    マスター「さらっと言いよるな女ちゃん……あぁあぁ、昔のことや昔の! 今はしがない喫茶店の店長やさかい、そんな目で見んとって!」

    432 = 414 :

    不良女にフラグ立ったんじゃねーのこれ

    433 :

    紫煙

    434 = 1 :

    「ばあちゃんは、母親に捨てられてから行方が分からなかった私を見つけてくれた。それで、押し付けられた借金を全部返済してくれた」

    不良「……いくらくらいなんだよ、それ」

    「さぁ。あの時点で残っていた額で、一千万と少しだったかしら。ねぇマスター?」

    マスター「千二百万や。まぁ、俺が気ィ回したから実質一千万で済んだはずやけどな」

    「あの時は本当にありがとうございます。私、一生あの御恩は忘れてませんから」

    マスター「やめぇ。ケツかゆうなるわ。俺かて、あれだけで今までの償いできたとは思うとらん」

    不良「……?」

    「マスターとはね、私があちこちに連れまわされてた時に知り合ったのよ。それで私の境遇を聞くなり、涙流して手を握ってくれて……」

    マスター「女ちゃん、それ以上はあかんで。俺の威厳丸つぶれやで」

    「いいえ、言わせてください。元々とても心の優しい人だったのよ、この人。ばあちゃんが来てくれる前にこの人と出会ってなかったら、きっと私はこの世の人間みんな憎むような愚か者になっていたと思う」

    マスター「ハァ……もうええわい、頑固じゃからの女ちゃんは。あんま気にせんでな嬢ちゃん」イソイソ

    不良「い、いぇ……」

    「……ああいう優しい人たちに救われたから、今の私の、今の人生があるの。私はそれを誰にも邪魔されたくない。わかった?」

    435 = 350 :

    >>424
    かわいいやつめ
    そそるよお前

    436 = 182 :

    ケツかゆうなるわ

    438 = 1 :

    不良「……」チュー ズズズズ……

    「……聞いてる?」

    不良「……き、聞いてるっての」

    「そ。私から話すことはもうないわ。別に貴女からされてきたことを誰かに告げ口するつもりもないし、貴女に報復する気もない。だからもうほっといてくれる?」

    不良「……」

    「ただ、この前みたいなことをもう一度されたら、私も正直なにをしてしまうかわからない。特にばあちゃんには――」

    不良「しねえよ!」

    「!」

    不良「ア、アンタのばあちゃんには……何もしない」

    「……そう」

    不良「…………帰る」ガタッ

    「まだ雨降ってるわよ。雨宿りついでに来たんじゃないの?」

    不良「っせぇな、帰るったら帰るんだよ!」ダッ カランカラン……

    「……ハァ」

    439 = 1 :

    ――数日後

    子A「ねぇねぇ女ちゃん! 今日のテストなんだけど――」

    「ごめんなさい、私も数学はまだよくわからなくて……」

    子B「じゃあ一緒にちょっと勉強しようよ!」

    子C「あたしここ全然わかんなくてさ~……」

    ワイワイ

    不良「……」

    モブ子「最近マジでなーんもしねぇのな、不良」

    モブ美「女マジで超調子乗ってるしー……」

    不良「ほっときゃいいだろ。相手すんのもめんどくせーんだよ、アイツ……」

    モブ江「……」

    ガヤガヤ

    442 = 1 :

    子B「それでさー、この前なんか――」

    モブ江「おいテメーら」ガンッ!

    子A「キャッ!?」

    「!」

    子C「な、なによ?」

    モブ江「さっきからぎゃーぎゃーうるせーんだよ。もう少し静かにやれや」

    子B「あ……ご、ごめん」

    モブ江「……」スタスタ

    「……」チラ

    モブ江「おい、不良」ガタン

    不良「……んだよ」

    443 = 433 :

    おや…モブ江の様子が…

    446 = 1 :

    モブ江「もうアンタとつるむのやめるわ。親が権力あっからイイと思ってたけど、もうテメェは腑抜けだ」

    不良「!!」

    モブ子「……アタシも正直、温くなってきたわ。まぁアンタに逆らう気はないけどさ」

    モブ美「えっ、二人とも……それってヤバくなーい?」

    不良「いい度胸じゃねえかテメーら……今まであたしがしてやったこと忘れたってか? なんなら退学にしてやっても――」

    モブ江「やってみろよ。あたしは退学くらい別になんともねーからよ」

    不良「……ッ」

    モブ子「ってかさ、フツーそんなくだらない理由で親が動く? たかが友達のいざこざでしょ」

    不良「テメーら……!」

    モブ江「ま、世話んなったし礼は言っとくけど。金輪際テメーの子分はヤメだ。じゃあな」スタスタ

    モブ子「そゆことで、あたしも。モブ江についてくわ」スタスタ……

    447 = 378 :

    不思議とダメージはなさそう

    448 = 390 :

    モブ糞だな

    449 = 22 :

    モブ

    450 = 195 :

    左の破壊力wwww


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