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    元スレ男「人を食べる少女?」祖父「そうじゃ」

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    351 = 247 :

    どんどん続けて

    352 = 299 :

    僕も行きます

    353 = 1 :

    「もう、ちょっとしか……」

    「明日になったら、匂い、無くなっちゃう……」

    「がんばって待ったのに……」

    「いっしょけんめいだったのに……」

    「どうしたらいいの……?」

    「……おなか、減ったなぁ……」

    「あしたは、お祭り……」

    「きっと……」

    ………
    ……


    「ぷふぁあ、最後の一杯飲んだぞう」

    祖父「これで三日間のへびいちご酒の業は終わったのう」

    坊主「うっすらと夕焼け色の空が……そろそろ夜ですね」

    祖父「うむ、夏祭りもこれからが本番じゃな」

    354 :

    がんばれ

    356 = 1 :

    シャンシャン

    「……」

    祖父「……」

    坊主「……」

    シャン、シャン

    「あのー……」

    坊主「どうかしましたか?」

    「出来ればもう少し離れて歩いて頂けたらなぁと」

    坊主「なぜです?」

    「いや、周りの視線が……」

    オ坊サンヨー

    ナニアノ団体-

    祖父「結構注目浴びとるのう」

    「そりゃあ、なんか修行中みたいなお坊さんが音鳴らしながら歩いてたら、ねぇ……」

    357 = 133 :

    しえん

    358 = 257 :

    しえん

    359 = 1 :

    ごめん、また変換ミスった
    訂正

    シャンシャン

    「……」

    祖父「……」

    坊主「……」

    シャン、シャン

    「あのー……」

    坊主「どうかしましたか?」

    「出来ればもう少し離れて歩いて頂けたらなぁと」

    坊主「なぜです?」

    「いや、周りの視線が……」

    オ坊サンヨー

    ナニアノ団体-

    祖父「結構注目浴びとるのう」

    「そりゃあ、なんか修行中みたいなお坊さんが音鳴らしながら歩いてたら、ねぇ……」

    360 = 1 :

    予測変換使うのやめようかな……

    なんかたまに順番ずれる

    361 = 168 :

    大して気にしないからはよ

    362 = 1 :

    坊主「そうですね……たしかにこれは目立ちますね……」

    祖父「だいたいそんなにシャンシャンシャンシャン鳴らしてたら鬼も出てこんじゃろうに」

    「その通りですよ……」

    坊主「では少々離れますか……」

    祖父「ワシも離れるかのう」

    「……」

    「おーにさんこちら、手のなるほうへ、新芽のお花、摘んでみてくーださい……」

    「おーにさん……」

    「……こちら……」

    364 = 1 :

    坊主「どうやら、へびいちご酒の効果はあった様ですね」

    祖父「うむ、孫が目の前に居るのに、気づいとらなんだ」

    坊主「……」

    祖父「……」

    ナニアノヒトタチ

    アヤシイヒトタチハッケーン

    ケイサツニツウホウシタホウガイイノカナ?

    坊主「……なんだか、不審者を見る目で見られてますね、拙僧たち」

    祖父「じゃのう……ショボくれたジジイと本格的な坊主の二人組みなんぞ
       どう見ても怪しいからのう」

    365 :

    しえん

    367 = 102 :

    ほほほ

    368 :

    出来ればハッピーエンドがいいな

    369 :

    少女たんprpr

    371 = 326 :

    372 = 369 :

    はなをーさがすーしょーじょー

    374 = 248 :

    気になる

    375 = 1 :

    坊主「なんですかその言い方、大体怪しいのはそっちの方じゃないですか」

    祖父「なんじゃと?」

    坊主「なんですかそのスーツのテンガロハットは」

    坊主「今夏ですよ? 西部劇の見すぎなんじゃないですか」

    祖父「何を言うとるか、精一杯の年寄りのお洒落を馬鹿にするとは、罰当たりもんが」

    祖父「大体お前こそなんじゃその格好。葬式でもあるのだか?」

    坊主「こういう格好しないと様にならんでしょう、大体、拙僧はきちんとイザという時の準備もしてます、ほら」

    祖父「ひ、ひぃ、なんじゃその鋭利な枝は」

    坊主「もしもの事があればこれで首をブスっと、ですよ」

    キ、キャー!

    祖父「おう?」

    ア、アブナイモノモッテルヒトガイルー

    ツウホウツウホウ!

    坊主「……なんかヤバイ感じですかね、これ」

    祖父「社会的にのう……逃げるぞい……」

    376 = 194 :

    この役立たずコンビwww

    379 = 102 :

    この二人のやり取りが萌える

    380 :

    これ、男いらなくね?

    381 = 1 :

    坊主「えっ、でも……」

    祖父「孫なら大丈夫じゃろ、姿見えとらんようだったし」

    坊主「……一抹の不安が残りますが、とりあえず今は衆目の視線から逃げる事が先決ですね」

    祖父「それじゃあ行くぞい」

    スタコラサッサ


    「……」

    「四日ぶり、かな」

    「っ……どこっ?」

    「おにいさんの声、聞こえる」

    「良かった、声は届くんだね」

    383 = 123 :

    エンカウント

    384 :

    そうか…

    385 :

    いいぞ

    386 = 1 :

    「でも、匂いがしないの……」

    (どうやら、酒の効果はあった見たいだな……)

    「匂いがしないと、私、おにいさんを見つけられないの……」

    「いや、いいんだよ、それで」

    「えっ……?」

    「俺は、君がどうして生まれてきたのかを、知ったよ」

    「……私分からないの」

    「気がついたら、生まれていたから」

    「もうずっとずっと、探している人が居て」

    「それは、おにいさん」

    「でも、見つけられなくなったの」

    「今も音が届く距離にいるのに、分からなくて」グスン

    「いつも向日葵の日である事を考えてて……」

    387 = 212 :

    しえん

    388 :

    ぽん

    389 = 1 :

    「君は、向日葵が好きだったんだね」

    「えっ……?」

    「聞いたんだ。向日葵が好きだった子の事」

    (坊主さんから色々聞いていて、良かった。知らなければ、こうして話をしようとも思わなかったかも知れない)

    「向日葵のような笑顔で、周りの人に幸せを与えていたんだね」

    「周りの人たちは、君の笑顔から、良い事が起こった日の事を、向日葵の日と呼んだらしいよ」

    「ただ、その、心ない人たちによって……」

    「君は……、いや、何人もの君の一人なんだろうけれど……」

    「ただ、より想いを残して置きたい、と思ったんだろうね」

    「他にも、そうだね」

    「桔梗の花にも、意味があったんだね」

    「分からないの……」

    「そんな事をいわれても、私には、分からないの……」

    390 :

    追いついた
    面白いわ

    392 = 388 :

    おもちろ

    393 = 1 :

    「そうだね。分からないんだね」

    「……ただ、探していただけで」

    「ずっと一緒に居られる人を」

    「そうすれば、きっとお腹も空かなくなるから」

    「おにいさんが、その人だから……」

    「私は、ただ、向日葵の毎日を送りたいの……」

    「桔梗の匂いが近くにあって、ずっと寄り添って……」

    「それは、駄目な事なの?」

    「……俺と永遠を生きたとしても、君はきっと向日葵の日を送ることは出来ないよ」

    「そんな事、ない……」

    「だって、今も、おにいさんの、桔梗のなびく音だけで、私の心には向日葵が咲いているんだもん」

    394 = 388 :

    いいねえ

    395 = 299 :

    パンツ脱いだ

    396 :

    「分かった!お花を積むことにするよ」

    「やった!お花を摘んでくれるの?」

    「いくよぉ」


    ガッ!パコパコパコパコパコパコ!!!!


    「あぁああああああああああ!!!」

    「ィャァァァァァ!ギモヂィ!」

    祖父「よし!夢にまでみた3pじゃ!」

    坊主「やれやれ」

    THE END

    397 :

    最近見たなかで一番面白い がんばってください

    399 :

    >>396
    もげて死ね

    400 = 1 :

    「……どうして、向日葵の日があると思う?」

    「……」

    「それはね、毎日が向日葵ではないからだよ」

    「花と言うのは、必ず散る時が来るんだ」

    「散るからこそ、そしてまた咲くからこそ意味があって、特別になるんだよ」

    「君は、ずっと新芽のまま」

    「咲くことも散ることも出来ないまま、ただ、ずっと今を漂うだけ」

    「そんなの、知らない……」

    「知らないよ……」

    「いいや、知っているハズだよ。だから、君は向日葵の日が好きなんだろう……」

    「絶対に手に入らないから、なんで手に入らないかを、知っているから」


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