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    元スレ苗木「…ドーナツ」朝日奈「!」セレス「?」

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    301 = 203 :

    結局、僕は負けてしまった。というかあれじゃ、
    僕が先に仕掛けて打ち負かされたわけだから、朝日奈さんが主人公みたいだったね

    苗木「……」

    苗木(っていうか何をやってるんだ僕は…また悪い推理癖が発動しちゃったのか)

    最悪だ。これは朝日奈さんにきっとドン引きされ――

    朝日奈「…ふふっ」

    苗木「え?」

    朝日奈「…くっ、あははは!ちょ、苗木!いきなりどうしたの?おかしすぎて笑っちゃったじゃないっ!」

    よかった…?どうやら彼女は好意的に受け入れてくれたようだ

    朝日奈「やはりというか、やっぱ苗木って変わってるよね。『言葉を斬る』なんて表現、あまりに独特すぎるよっ!」

    苗木「驚かせてゴメンね。朝日奈さんを笑わせようと思って!」

    とりあえず僕は、そういうことにしておこうと思った

    302 = 79 :

    303 = 98 :

    実際はただの論破厨という
    あれ? 苗木きゅん付き合うとなると面倒くさい……?

    305 = 203 :

    朝日奈「だったらその目論見は成功だね?実際、私は笑っちゃったわけだし♪でも…それと同時に嬉しかったかな」

    苗木「?嬉しかった…?」

    朝日奈「だって、そういうのもまた、苗木の新たな一面ってことでしょ?そんな面を私に見せてくれて嬉しかったなってこと!」

    苗木「…っ!」

    朝日奈「だって、今まで知らなかったその人のいろんな面を知っていくって、いかにも恋人らしいじゃん!」

    なるほど…確かにそうだ。そういう意味では、僕もさっき同じことを思った
    彼女の髪を下ろした姿も、また彼女の一つの面だったからだ

    苗木(そうやって、互いにこれから少しずつ相手のことを知っていくのかな…)

    そう考えると思わず頬が緩んだ

    苗木「……」

    とまあ、綺麗にまとめたつもりだけど、やっぱり僕の推理癖と彼女の髪を下ろした姿とを同一視するのはおかしい気がした

    苗木(ま、そんな細かいことはどうでもいいか…)

    今は彼女と一緒にいられるだけで。朝日奈さんと一緒にいられるだけで、僕は満足なんだから

    306 :

    まだ続いてたか

    307 = 203 :

    朝日奈「じゃ、電気消すね?苗木?」

    それに対する僕の頷きを受け、彼女は部屋の電気を消した

    苗木「……」

    朝日奈「それじゃ、今度こそ失礼するね?」

    そう言ってベッドに潜り込んでくる朝日奈さん

    苗木「…っ」

    眠たいとは言ったけど、やっぱりすぐ隣に女の子が寝てるってことを考えると、そう簡単には寝つけそうになかった

    苗木(だからこそ、あまり意識しないよう朝日奈さんに対しては背を向けて寝てるんだけど…)

    朝日奈「…苗木」

    ふと、朝日奈さんの呼びかける声が聞こえた

    苗木「どうしたの?朝日奈さん」

    朝日奈「いや、もう寝たのかなって…」

    苗木「さすがに電気消した瞬間に寝るのは無理かな。でも、次第に眠くなるとは思う」

    308 = 203 :

    朝日奈「ふーん、そっか」

    朝日奈「ねえ苗木」

    苗木「ん?」

    朝日奈「えい!」ギュゥゥ

    苗木「!?」

    気づけば朝日奈さんは背後から手を回してきて、僕を後ろから抱きしめる格好へとなっていた

    苗木「あ、朝日奈さん///」

    朝日奈「暇だったしちょっとイタズラしてみちゃった//」

    苗木「朝日奈さん!そ、その、あたってるよ!!///」

    抱きしめられただけじゃない。彼女の豊満なおっぱいもまた、僕の背中に押しつけられていた

    朝日奈「ゴメンね。苗木の反応がつい見たくてっ」

    苗木「そりゃこんなことされたら慌てるに決まってるって…」

    朝日奈「…やっぱり苗木といると楽しいな…っ♪」

    でもこんなに嬉しそうな声を出されると、なんというか怒る気にもなれなかった。まあ、怒る気とか端から無いんだけどね

    309 = 79 :

    310 = 203 :

    朝日奈「ねえ苗木。明日、暇?」

    苗木「暇だけど、どうしたの?」

    朝日奈「その…よければデートとかどうかなって///」

    苗木「…!!」

    朝日奈「だ、だってさ。せっかく苗木と恋人になれたんなら、やっぱりそういうこともしてみたいし…!」

    苗木「もちろん構わないよ。どこへ行こうか?」

    朝日奈「ちょっと待って…今いろいろ考えてるから!え、ええっと…」

    苗木(朝日奈さんとデート…か)

    一体どんな時間になるんだろう。それを想像するだけでも、今から楽しみだった

    苗木「……」

    そうだ、僕自身が行きたいところも含めて朝日奈さんと相談してみるのも、また一つの楽しみかもしれないな

    311 :

    朝日奈さんのドーナツがアンドーナツになるのか

    312 = 203 :

    しばらくして、僕は後ろにいるであろう朝日奈さんに声をかけた

    苗木「ねえ朝日奈さん。考えはまとまった?」

    朝日奈「……」

    苗木「?朝日奈さん?」

    どうやらさっきとは様子が違っていた。なぜなら――

    朝日奈「……」スースー

    苗木(そっか。朝日奈さん…いつのまにか寝ちゃってたんだね)

    背を向けてるから顔は見えないけども、かわいらしい彼女の寝息から…それは想像できた

    苗木(まったく、自分から考えるなんて言っちゃって寝ちゃうなんてね…)

    でも、いろいろ頭で考えてるうちに疲れて寝てしまったのだとしたら、それもなんか朝日奈さんらしくて…思わず笑みがこぼれた

    313 = 79 :

    >>311
    逆や

    314 = 213 :

    朝日奈さんはいいな
    可愛いぞ

    316 = 203 :

    苗木(いや…。彼女が疲れた理由は、もしかするとそれだけじゃないのかもしれないな…)

    思い返せば、彼女は意識を失った僕をずっと横で看病していたはずだ。まあ…途中でお風呂には行ったみたいだけど

    苗木(結構ああいうのって気を使ったりするから。それも影響してるのかもしれないね)

    だとすると、明日ちゃんと朝日奈さんにはありがとうって言っておかなくちゃ

    苗木(『自分が抱きしめたのが原因なんだから、お礼なんていらないって!』って言われそうだけど…それでも言っておこう)

    やっぱり誰かに看病されるってのは 素直に嬉しいことだと思うから

    ……

    苗木「……」

    朝日奈「……」スースー

    317 :

    ニヤニヤしちゃう

    318 = 268 :

    朝日奈可愛い

    319 = 203 :

    苗木(…魔が差したっていうのかな。朝日奈さんの寝顔が見たくなっちゃったな)

    あまり褒められたことではないのは分かってるんだけど…。僕は欲求に負けて寝返りを打ってみた

    苗木「……っ!」

    朝日奈「……」スースー

    苗木「……」

    苗木(朝日奈さんって、寝てるときはこんなにも無垢な顔になるのか…正直驚いた)

    もちろん普段の彼女が無垢じゃないって言うつもりはないんだけど
    ただ、僕の知ってる朝日奈さんだと活発性あふれるイメージのほうが強かったからか…
    そういう面が隠れてたように思う

    苗木(これもまた、朝日奈さんの一つの姿なんだよね…)

    寝顔も含めて、本当に朝日奈さんはかわいいと思う

    苗木(すっかり朝日奈さんにぞっこんだな僕は…)

    朝日奈「……苗木ぃ…」

    苗木「…!」

    320 = 203 :

    朝日奈「……」スースー

    苗木「……」

    苗木(ね、寝言だった…みたいだね)

    びっくりした。もし起きてたらどうしようかと思ったから

    苗木(僕の名前が出てきたってことは、僕の夢でも見てるのかな…朝日奈さん)

    朝日奈「…苗木…っ」

    また僕の名前だ

    苗木(朝日奈さん… 一体どんな夢を――)

    朝日奈「大好き…っ」

    苗木「え…!?」

    朝日奈「大好きだよ…苗木…っ///」

    目はつぶったまま、けれど幸せそうな表情をした彼女の顔が 僕の目の前にあった

    322 = 79 :

    にやにやがとまらないwww

    323 :

    あーたまらん

    324 = 203 :

    苗木(本当に…どんな夢を見てるんだろうね朝日奈さん)

    苗木「……」

    彼女の顔を見据え、そして 静かにつぶやいた
    聞こえてないことは分かってるけど

    苗木「おやすみ…朝日奈さん」

    朝日奈「……///」スースー

    顔を赤くしてるように見えたのは…気のせいかな?

    おわり

    325 = 113 :

    おつ

    326 = 203 :

    以上です。たえちゃんと朝日奈さんの話を見ていただき、ありがとうございました

    329 :

    すごく面白かった

    331 = 213 :

    寝言は反則だよなあ

    333 = 268 :

    素晴らしい
    なんて素晴らしいんだ

    334 = 125 :

    あの、脱いだんですけど

    335 = 187 :


    デートも欲しかった

    336 = 75 :

    セレスも朝日奈も両方よかった。乙

    337 :

    おつ

    338 = 332 :

    たまにはエロなしもいいな

    339 = 171 :

    苗木×朝日奈はかなり激レアで神スレだった…保守して良かった…!

    341 = 323 :

    なんというか読んで得した

    342 = 268 :

    保守してた人ありがとう

    343 = 73 :

    おつおつ

    345 = 104 :

    乙でした

    346 = 66 :

    お疲れ様

    347 = 75 :

    朝日奈さんのSS増えたらいいな

    348 :

    ほっしゅ

    349 :

    おつ

    350 :

    おつ


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