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    元スレ苗木「…ドーナツ」朝日奈「!」セレス「?」

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    203 :

    遅れてすみません。ブロードバンド接続でPCの電源を一度落としているので
    IDが変わってしまっていますが1です。今から書こうと思います
    保守ありがとうございました

    204 = 79 :

    待っとったで

    205 = 203 :

    苗木「ねえ朝日奈さん。無闇にそういうこと聞くのはよくないと思うよ」

    朝日奈「…え、いきなりどうしたの苗木?」

    苗木「僕はともかく、セレスさんにあんな踏み込んだ質問しちゃうのはちょっと…」

    朝日奈「うーん、ダメだったかな?」

    苗木「しかも僕のことを好きかどうか聞くなんて、セレスさんからすれば【決して良い心地ではなかった】と思うんだ」

    朝日奈「それは違うよ!」

    BREAK!!!

    苗木「ち、違うって??何が?」

    朝日奈「確かに、あんな質問をしちゃったのは軽率だったかも…それは認める
    けど、苗木のこと聞かれてセレスちゃんが気分を害したとは、私は全く思わないよ」

    苗木「…そこは断言するんだね朝日奈さん」

    朝日奈「そりゃそうだよ!だって苗木が良い奴だってこと、私は知ってるし」

    苗木「ありがとう朝日奈さん。そう思ってくれて嬉しいよ」

    朝日奈「別に、今更改まって言うことでもないんだけどさ…///」

    206 = 171 :

    やっと来たか!…これで安心して寝られる…ガクッ

    207 = 203 :

    朝日奈「だから安心していいって!苗木は自分が思ってる以上に周りから好かれてるんだからさ!」

    苗木「それは褒めすぎのような気もするけど…」

    朝日奈「で、話は戻るけど――」

    苗木「え?」

    朝日奈「誰が好きなの?苗木?」ニヤニヤ

    苗木「朝日奈さん…【さっきそういう質問はよくないよ】と言ったばかりなんだけどなぁ」

    朝日奈「それは違うよ。(BREAK!!!)だって苗木言ってたじゃん、『僕はともかく』って
    これって苗木相手ならそういう質問もOKってことだよね」

    苗木「まいったな。朝日奈さんに一本とられちゃったよ」

    朝日奈「じゃあ教えてくれる?」

    苗木「そんなこと言われてもね…。正直、僕にはまだそういう“好き”って感情がよく分からないっていうか…」

    朝日奈「ええっと、つまり好きな人がいるかもしれないし、いないかもしれないってこと?」

    苗木「そう…なるのかな」

    朝日奈「なるほどなるほど。苗木もまだまだお子ちゃまってことだけはよく分かったよ!」

    苗木「!!それを言うなら、朝日奈さんはそういう経験はあったりするの?」

    朝日奈「そ、それは…っ」

    209 = 203 :

    朝日奈「それについてはノーコメントってことで…」

    苗木「……」

    朝日奈「わ、分かったって!話すよ。うぅ、問い詰めてたつもりが逆に問い詰められることになるとは…」

    苗木「あぁ、いや、無理して話す必要はないよ。朝日奈さんが嫌がることを僕はしたくないからね」

    朝日奈「いやいや、ここまできて話さないってのは中途半端で私が嫌な気分になるからダメ!」

    苗木「そ、そっか」

    朝日奈「結論から言えば、私にもそういう経験ってないんだ」

    苗木「…意外だな。朝日奈さんならそういうの一つや二つはあると思ってた」

    朝日奈「んー?それは、何を根拠に私をそういうふうに判断したのかな?」

    苗木「そ、それは…」

    苗木(正直に答えちゃっていいのかな…)

    苗木「だって、朝日奈さんって大人の女性ってプロポーションしてるし…そういうイメージがあったんだ」

    朝日奈「っ!ちょ、苗木!今、もしかして私の胸見たでしょ!?」

    苗木「ち、違うって!!誤解だよ朝日奈さん!」(確かに見ちゃったけど!)

    苗木(バカ正直に話しすぎてしまった!これじゃセクハラととられても仕方ない…僕はなんてことを)

    210 = 203 :

    朝日奈「…そっか。苗木には、私ってそんなふうに映ってたんだ」

    苗木「…え?」

    朝日奈「さっき言ったよね、そういう経験ないって。だから私って異性からどう見られてるかってよく分かんないんだ」

    苗木「……」

    朝日奈「そのせいかな。どうも私ってそういうのに鈍感だから、
    ついついさっきしたような質問もセレスちゃんにできちゃったんだよね」

    苗木「朝日奈さん…」

    朝日奈「…ねえ、さっき苗木は私のこと大人の女性って言ったよね。それってその、エロい…ってことなのかな?」

    苗木「っ!!」

    苗木(な、何なんだ…?普段は朝日奈さん意識したことなかったのに…急にドキドキしてきた…)

    苗木「……っ」

    朝日奈「ちょ、ちょっと!無言でじっと見られると…なんか恥ずかしいよ!///」

    苗木「!ご、ゴメン!」

    朝日奈「いや、いいよ…私のほうこそ変なこと言っちゃったしね」

    211 = 203 :

    朝日奈「私から言っといてなんだけど、この話題はやめよう!」

    苗木「そ、そうだね。それが賢明だと思うよ」

    朝日奈「こういう動揺したときは…。そうだ、ドーナツを食べよう」

    苗木「本当にドーナツが好きなんだね朝日奈さん」

    苗木「って、さっき昼食を食べたばかりじゃないか。それなのに食べるの?」

    朝日奈「甘いものは別腹なんだよ!苗木!」

    苗木「そ、そうなんだ…」

    朝日奈「いただきまーす♪」モグモグ

    苗木(ドーナツをおいしそうにくわえてる朝日奈さん可愛いなぁ)

    212 = 203 :

    朝日奈「?どうしたの苗木?」

    苗木「!な、何でもないよ」(つい見とれてたな…)

    苗木「というかそのドーナツどうしたの?」

    朝日奈「どうしたのって、前もって買っておいたものだよ♪」

    苗木「準備がいいんだね朝日奈さん」

    朝日奈「それ褒めてるの?」

    苗木「も、もちろんだよっ!」

    朝日奈「本当かなぁ?またドーナツかよこいつはって顔してたような気もするけど」

    苗木「それは違うよ!!」

    朝日奈「その論破は残念ながら説得力がないかな…苗木のその微妙そうな顔を見てるとね」

    苗木「うぅ…ゴメン」

    朝日奈「いいっていいって!別に怒ってるわけじゃないんだから。それより苗木もよかったら食べる?」

    苗木「え?いいの?」

    213 :

    ふむ

    214 = 203 :

    朝日奈「私一人がモグモグしててもね。ってことで、はい!あげる!」

    苗木「うん。ありがとう」

    朝日奈「とまぁ、あげたのはいいんだけど苗木もさっき昼食とったばかりだったよね。大丈夫?」

    苗木「甘いものは別腹でしょ?」

    朝日奈「私はね!苗木はいいの?」

    苗木「僕も、何でだろう、朝日奈さんの影響を受けたせいかな…なんか甘いものが食べたくなったんだよ」

    朝日奈「私のおかげ?」

    苗木「そうとも言えるね」

    朝日奈「それは光栄だね!そうだ!今度さくらちゃんも呼んでドーナツ食べ比べごっこしてみようか!」

    苗木「な、何でそういう話に??」

    朝日奈「あれ?苗木も晴れてドーナツ仲間になったんじゃないの?」

    苗木「僕っていつのまにかドーナツ仲間とやらになってたんだね」

    朝日奈「さっきね」

    苗木「さっき食べたいって言っちゃったせいか…こりゃまいったな」

    215 = 203 :

    苗木「といっても、僕なんかが参加してもなぁ…」

    朝日奈「え?どうして?」

    苗木「だって朝日奈さんも大神さんもバリバリの体育会系じゃないか
    そんな二人相手に、凡人の僕が食べ比べで勝てるとは思わないよ」

    朝日奈「んん?なんか苗木、食べ比べの意味を勘違いしてない?」

    苗木「?食べられる量や速さを競うってことじゃないの?」

    朝日奈「まさか!そんなことしたら、せっかくのドーナツの味がゆっくり堪能できないじゃん!!」

    苗木「じゃあ食べ比べって…」

    朝日奈「いろんな種類のドーナツを心行くまで味わってみようってことだよ!」

    苗木「あぁ、そういうことだったんだね。それなら僕も参加できるね」

    朝日奈「そういうこと。それより苗木食べないの?」

    苗木「そうだね。じゃあありがたくいただくとするよ。ん?これは…」

    朝日奈「…気づいたね苗木」

    苗木「朝日奈さんからもらったこれ…穴があいて…ない…?」

    朝日奈「そりゃ焦るよね。だって【苗木に渡したそれ、ドーナツじゃないんだもん】」

    216 = 203 :

    苗木「それは違うよ!!」

    BREAK!!!

    朝日奈「!!」

    苗木「朝日奈さんは今この物体をドーナツじゃないって言ったね?でも、それは違うんだ!!」

    朝日奈「…そっか。苗木はそう思ったのか。じゃあその理由を、私に納得いくよう説明してもらえるかな!」

    苗木「もちろんだよ!!」

    苗木「まず、朝日奈さんからもらったこれが食べ物であることは間違いない」

    朝日奈「それは私が保証するよ」

    苗木「さらに言えば、これはパンだ!」

    朝日奈「見れば分かるけどね」

    苗木「けど答えはそこで終わりじゃない。なぜならこれはドーナツだからなんだ!」

    朝日奈「穴がないのに?」

    苗木(考えろ…穴がなくてもドーナツと呼ばれる食べ物はあったはずだ…っ!)

    『閃きアナグラム』  ナ - ツ ア ド ン

    217 = 68 :

    ツナ丼 アッー

    218 :

    チュロス

    220 = 203 :

    苗木「そうか分かったぞ!」

    苗木「答えはアンドーナツ(あんドーナツ)だ!!」

    朝日奈「さ、さすがだよ苗木!私の敗北…だよ」

    苗木「朝日奈さん…」

    苗木「……」

    苗木「ノリがいいね?朝日奈さん」

    朝日奈「だよね!迫真の演技だったでしょ?」

    苗木「うん。推理モードにノってくれてありがとう」

    朝日奈「いやぁ、そういうのってついついノリたくなっちゃうよね!」

    苗木「…あれ?ということは、朝日奈さんはこれがドーナツだと知ってて、敢えて知らないフリをしてたんだね」

    朝日奈「当たり前じゃん!ドーナツ好きの私がそういうところを見逃すはずがないよ!」

    苗木「じゃあ何で知らないフリしてたの?」

    朝日奈「それはね…」

    221 :

    昨今の流れに便乗したssが大変多く
    盛り上がっている中大変恐縮ですが
    私は大変遺憾です。
    つまるところこの手のssはニコニコ動画なるところで
    やって頂きたいと望むべく書き込みをした所存です。

    222 = 203 :

    朝日奈「苗木を試したんだよ」

    苗木「試す?」

    朝日奈「いや、試すって言い方は違うか。反応を見てみたかったっていうのかな」

    苗木「このあんドーナツで?」

    朝日奈「うん。だってこのドーナツって穴があいてないでしょ?」

    苗木「…なるほど。大体分かったよ。僕の動揺を狙ったんだね?“ドーナツに見えない”パンを渡すことでさ」

    朝日奈「だって、あの場面ってどう見てもドーナツを苗木に渡す流れだったでしょ?」

    苗木「加えて、ドーナツ好きの朝日奈さんだもんね。そりゃ普通なら動揺する、んだろうね」

    朝日奈「でも結果…苗木はそうならなかった」

    苗木「あんドーナツという存在を知ってたからね」

    朝日奈「うーむ…“ドーナツは絶対に穴があいている”って先入観を利用して
    苗木の慌てふためく姿を見たかったんだけど、失敗しちゃったな!」

    苗木「あの瞬間にそんな謀略を張り巡らせてたんだね朝日奈さん…」

    224 = 68 :

    朝日奈「あんドーナツは処女で、普通のドーナツは非処女だよ」

    225 = 203 :

    苗木「あれ。でもそう考えると不思議だね。だとすると、結局ドーナツの定義って一体何なんだろうね」

    朝日奈「それについては…確かこの本に書いてあったはず」

    苗木「それは?」

    朝日奈「ドーナツのクッキング本だよ!店のもいいんだけど、やっぱ自分でも直に作ってみたいからさ!」

    苗木「朝日奈さん料理するの?」

    朝日奈「ちょっとね。とはいっても、そんなに上手くはないんだけど」

    苗木「そうなんだ。でも、料理する女の子って僕は好きだな」

    朝日奈「な、苗木!?」

    苗木「あ!!ち、違うんだ!そういう意味じゃなくて、なんかこう、魅力があって憧れるなって感じでさ」

    朝日奈「もう!紛らわしい言い方しないでよね!!」

    朝日奈(…あれ?何で私、慌ててるんだろう…?)

    226 = 203 :

    朝日奈「え、ええっと!それよりドーナツの定義だよね!この本によると…」

    朝日奈「なるほど。ドウって生地を油で揚げた食品のことを言うんだね」

    苗木「その生地で揚げられたものはみんなドーナツってことでいいのかな?」

    朝日奈「うん。だから、穴があいてるかどうかってのは関係ないみたいだよ」

    苗木「…そう考えるとやっぱり妙だね。だって現に、
    僕らの間ではドーナツってのは穴があいてるものってイメージがあるんだからね」

    朝日奈「たぶんそれは…あ、ここに書いてある。ふむふむ、一般的にはリングドーナツが代表的?
    オーソドックスなドーナツみたいだから、そんな印象があったんだね」

    苗木「ん?というか今更だけど、本で調べてるってことは、朝日奈さんも今それを知ったってこと?」

    朝日奈「ははは…恥ずかしながら。あんドーナツの存在はもちろん知ってたんだけどさ、
    ドーナツの定義ってのはよく鑑みると今まで考えたことなくて///」

    苗木「まあそりゃ、普通は考えないよねそういうの」

    227 = 203 :

    朝日奈「でしょ?そこまで知ってたらもうそれただのドーナツ好きじゃないよ。ドーナツマスターの域」

    苗木「ドーナツマスターの定義もよく分からないけど…。でも朝日奈さんがドーナツのことを好きっていうのは
    確かだし、そこまで愛されてドーナツもさぞ本望なんじゃないかな」

    朝日奈「ドーナツって意思があったの?」

    苗木「いやいや、ドーナツを擬人化した覚えはないからね僕は!」

    朝日奈「ふふ、冗談だよ冗談♪」

    228 :

    哺乳

    229 = 203 :

    朝日奈(けど、愛される…か。その発想はなかったな)

    朝日奈「あ、あのさ、苗木」

    苗木「ん?どうしたの朝日奈さん?」

    朝日奈「私もいつか…ドーナツみたいに、誰かを愛したりすることってあるのかな?」

    苗木「ちょ、ちょっといい?誰かって人間ってことだよね?さすがに食べ物と一緒にするのは…」

    朝日奈「うん。正直、私も今何言ってんだろうって思った///」

    苗木(照れてる朝日奈さん可愛いなぁ)

    朝日奈「で、どうなんだろ?」

    苗木「どうなんだろと言われてもね…。一応聞くけど、それって異性に対しての好き…だよね?」

    朝日奈「そうだね。さくらちゃんたちのことは確かに好きだけど…」

    苗木「男性に対しての、か」

    朝日奈「うん。それも友達とかそういうのじゃなくてさ、こう…」

    苗木「言いたいことは分かるよ。彼氏彼女の好きってことだよね。さっきの『愛す』って言葉からもそれは推察できるよ」

    苗木(そうだな…朝日奈さんか)

    230 = 228 :

    かわええ

    231 = 203 :

    苗木「…朝日奈さんがその気になれば、そういう人はすぐにできるんじゃないかな…?」

    朝日奈「…どうしてそう思ったの?」

    苗木「だって朝日奈さんって凄く魅力的だし…。異性からしても、相手が朝日奈さんってのは素敵なことなんじゃないかな」

    朝日奈「褒めたって何もでないよ?」

    苗木「本当だよ。少なくとも、僕はそう思ってる」

    朝日奈「ま、真顔で言っても何もでないんだから!///」

    苗木(本当にそう思ってるんだけどな…)

    朝日奈「…。あのさ、苗木は…誰かそういう人はいないの?」

    苗木「…それについてはさっきも言ったけど、よく分からないんだ」

    朝日奈「そうじゃなくてさ、そこまで確信に近い感情でなくてもいいから…誰か気になる人はいないのかなって」

    苗木「気になる人…か」

    なぜだろう。ふと、一人の女の子の姿が頭に浮かぶ

    朝日奈「…苗木?顔が赤いよ?」

    それも当然だった。だって、その女の子っていうのは…僕のすぐ目の前にいたんだから
    …そういえば今日この部屋に来たのだって――彼女の顔が頭に浮かんだからだったな…

    232 = 68 :

    これ、朝日奈さんとは現在進行形でフラグが立ちつつあるけれど
    セレスさんは分岐前の時点で既にフラグ立ってるんだよな

    それを思うとちょっと辛い

    233 :

    いやっていうかセレスさんは完結してるだろ。

    235 = 203 :

    苗木「!な、何でもないよ!」

    慌てて彼女から顔をそらす

    朝日奈「いや、だって本当に顔が赤いからさ…熱でもあるんじゃないかと思って」

    誰のせいでこうなったと思ってるんだ…。そう思うと、彼女に反撃がしたくなった

    苗木「…朝日奈さんこそ」

    朝日奈「え?」

    苗木「朝日奈さんだって…人のこと言えないじゃないか!」

    朝日奈「!そ、それは…っ!」

    そう。僕と同じように、彼女の顔もまた赤かった

    朝日奈「~!!そ、そんなの私にも分かんないよ!!///」

    236 :

    朝日奈さんかわいい

    237 = 203 :

    朝日奈「それより!苗木の気になる人、まだ聞かせてもらってないよ!!」

    苗木「そ、それは…」

    結局、僕の話に戻されてしまった

    苗木(どうしよう…)

    このままはぐらかして別の話題に持っていくことも考えた。けど…

    朝日奈「……」

    彼女のこの真剣な眼差しだと、答えてくれるまで逃してくれなさそうな気がした

    苗木(それに、仮に嘘をついたとしても…それすら見抜かれそうな雰囲気だ)

    だから。僕はありのままの事実を彼女に告げることにした

    苗木「…朝日奈さん」

    朝日奈「…え?」

    苗木「僕の気になってる人は、朝日奈さんだよ」

    239 = 203 :

    朝日奈「……」

    苗木「……」

    朝日奈「え、ええっと…。苗木の気になってる人が…私?」

    苗木「…そうだよ」

    朝日奈「う、嘘じゃないよね?」

    苗木「…嘘つける雰囲気なんかじゃなかったと思うけどな」

    朝日奈「そ、そうなんだ…。な、何て言うんだろう、とても意外…かな」

    苗木「ゴメンね朝日奈さん。僕なんかに気になってると言われても迷惑、だよね」

    朝日奈「ちょ、ちょっと!!何でそういうこと言うの!!?」

    苗木「え?」

    朝日奈「べ、別に嫌だったから意外って言ったんじゃないよ!
    ただ、苗木なら別の人の名前が出ると思ってたから…。だから、私の名前が出てつい驚いちゃったんだ」

    苗木「そ、そっか」

    朝日奈「でもね、苗木。驚いた以上に私は――」

    朝日奈「…嬉しかったんだよ//」

    苗木「!」ドキッ

    240 = 213 :

    かわいい

    241 = 203 :

    一瞬何が起こったのかと思ったが、それと同時に自分の顔が紅潮していくのも分かった

    苗木「う、嬉しい…?」

    朝日奈「そうだよ。嬉しいって言ったの//」

    苗木「ええっと、それはまたどうして…?」

    朝日奈「それは自分でもよく分かんないんだけど…。でも、心当たりはあるよ」

    苗木「あれ?その言い回し…」

    朝日奈「そうだね。苗木が今朝セレスちゃんや私に使ってたあの台詞だね」ニヤリ

    苗木(なぜ僕がドーナツとつぶやいたかを二人に尋ねられたときのアレか…)

    苗木「まいったね。今度は僕がそのやられる立場に置かれちゃうとは」

    朝日奈「で、その心当たりについての心当たりはあるかな?苗木?」

    243 = 203 :

    すみません、お腹が減ったので朝食兼昼食とドーナツ食べてきます
    ちょっと待ってください

    244 :

    うむ

    247 :

    俺が昼食代行してやるからはよ

    248 :

    この>>1出来過ぎ

    249 = 191 :

    私の大きなあんドーナツも味見してもらえるかな?と言って苗木におっぱい舐めさせる展開があるなら満足

    250 = 75 :


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