私的良スレ書庫
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元スレ中島「磯野ー……や、野球……」
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中島「え……?」
今さら何を……。
もうめちゃくちゃになりそうなんだよ。
花沢「ただ、私は、中島くんに筋を通して欲しいだけなのよ!」
中島「…筋を…通す…?」
まさか。
一瞬で花沢さんの意図がわかる。
いや、そんなの無理だよ。
わかるだろ、花沢さん?勘弁してくれよ。
花沢「男という立場を利用しない。親友という立場を利用しない。『磯野の親友の中島』はもうやめ」
花沢「『磯野カツオを恋愛対象としている中島』で、磯野くんと向き合いなさい!」
花沢「その上で!」
花沢「私と勝負! 私は、これを言いに来たのよ!」
今さら何を……。
もうめちゃくちゃになりそうなんだよ。
花沢「ただ、私は、中島くんに筋を通して欲しいだけなのよ!」
中島「…筋を…通す…?」
まさか。
一瞬で花沢さんの意図がわかる。
いや、そんなの無理だよ。
わかるだろ、花沢さん?勘弁してくれよ。
花沢「男という立場を利用しない。親友という立場を利用しない。『磯野の親友の中島』はもうやめ」
花沢「『磯野カツオを恋愛対象としている中島』で、磯野くんと向き合いなさい!」
花沢「その上で!」
花沢「私と勝負! 私は、これを言いに来たのよ!」
……
思考が止まる。まとめようとする。
その間にも、花沢さんは間髪入れずに話し続ける。
「……私だって前から磯野くんのことが……」
聞こえている。
でも、頭で処理できない。
「……中島くんはずるいのよ。私だってもっと一緒に……」
勝負……だって……?
「……だから、はっきりさせるのよ……」
僕は男だぞ?
勝負になるわけ……
花沢「中島くん!!!!!!」
中島「っ!」ビクッ
思考が止まる。まとめようとする。
その間にも、花沢さんは間髪入れずに話し続ける。
「……私だって前から磯野くんのことが……」
聞こえている。
でも、頭で処理できない。
「……中島くんはずるいのよ。私だってもっと一緒に……」
勝負……だって……?
「……だから、はっきりさせるのよ……」
僕は男だぞ?
勝負になるわけ……
花沢「中島くん!!!!!!」
中島「っ!」ビクッ
花沢「どうなの!? この勝負、受けるの!?」
中島「ぼ……僕は……」
花沢「……」
中島「僕は……そんな……くそっ……」
花沢「……ごめんなさい。興奮しちゃったみたいね」
花沢「でも、私の言いたいこと分かるでしょう?」
中島「……ぅっ」グスッ
そうだ。まず、言うべきことがある。
中島「わかる……! わかるよ……! 今までごめん……! 卑怯な僕を、許してくれ……! 苦しい思いをさせてごめん……!」ポロポロ
花沢「あっ……な、泣かないでよ~」
中島「ぼ……僕は……」
花沢「……」
中島「僕は……そんな……くそっ……」
花沢「……ごめんなさい。興奮しちゃったみたいね」
花沢「でも、私の言いたいこと分かるでしょう?」
中島「……ぅっ」グスッ
そうだ。まず、言うべきことがある。
中島「わかる……! わかるよ……! 今までごめん……! 卑怯な僕を、許してくれ……! 苦しい思いをさせてごめん……!」ポロポロ
花沢「あっ……な、泣かないでよ~」
中島「ううっ、ううう…! ごめんよ……」ポロポロ
ごめん、ごめん。花沢さん、ごめん。
今まで、ごめん。
僕も磯野が好きだから、痛いほど気持ちが分かってしまう。
花沢「……あーもうっ! 私のことはいいから!」
中島「……花沢さん……」グスッ
花沢「はぁ、落ち着く時間が必要みたいね」
花沢「……そうねぇ。じゃあ、今が11時だからぁ……今日の午後4時。公園に集合! その時答えを聞かせてちょうだい」
中島「……わかった……」グスッ
花沢「うん、よし。それじゃあまた後でね。ばいばい」クルッ
中島「…… 」
ごめん、ごめん。花沢さん、ごめん。
今まで、ごめん。
僕も磯野が好きだから、痛いほど気持ちが分かってしまう。
花沢「……あーもうっ! 私のことはいいから!」
中島「……花沢さん……」グスッ
花沢「はぁ、落ち着く時間が必要みたいね」
花沢「……そうねぇ。じゃあ、今が11時だからぁ……今日の午後4時。公園に集合! その時答えを聞かせてちょうだい」
中島「……わかった……」グスッ
花沢「うん、よし。それじゃあまた後でね。ばいばい」クルッ
中島「…… 」
>>49
続きを
続きを
中島「……ありがとう、花沢さん……」ボソッ
花沢さんへの感謝の気持ち。
しかし、花沢さんのあんな姿を見ると、より自分の醜さが際立つような気がする、
勝負……か。
二人で磯野に気持ちを伝える…ってことだ。
花沢さんの気持ちに答えるべきだ。だけど……怖いんだよ。
今までずっと一緒にいて、磯野は当たり前のように僕の横で笑っていて。
磯野は僕にとって特別。しかし、思いを出すということは。
磯野にとっての僕も、特別になってしまう。
それも、おそらく悪い意味で。
それは、やっぱり嫌で。
でも、花沢さんの気持ちに答えたくて。
花沢さんへの感謝の気持ち。
しかし、花沢さんのあんな姿を見ると、より自分の醜さが際立つような気がする、
勝負……か。
二人で磯野に気持ちを伝える…ってことだ。
花沢さんの気持ちに答えるべきだ。だけど……怖いんだよ。
今までずっと一緒にいて、磯野は当たり前のように僕の横で笑っていて。
磯野は僕にとって特別。しかし、思いを出すということは。
磯野にとっての僕も、特別になってしまう。
それも、おそらく悪い意味で。
それは、やっぱり嫌で。
でも、花沢さんの気持ちに答えたくて。
中島「……」
「……中島くんはずるいのよ」
「……裏切り以外の何物でもないと思わない?」
「……私と勝負!」
「磯野くんと、向き合いなさい!」
怖い。
でも、このままにするわけにはいかないのは分かってる。
気がつけば、僕は
磯野の家に足を向けていた。
「……中島くんはずるいのよ」
「……裏切り以外の何物でもないと思わない?」
「……私と勝負!」
「磯野くんと、向き合いなさい!」
怖い。
でも、このままにするわけにはいかないのは分かってる。
気がつけば、僕は
磯野の家に足を向けていた。
中島「はぁ、はぁ」ダダッ
まだ、思いを伝えるわけじゃない。
磯野と話すつもりもない。
ただ、ぐちゃぐちゃになった思いをまとめるために、確認したかった。
磯野の姿を一目見て、磯野への思いをもう一度整理したかった。
僕に、覚悟が出来るのかを。
中島「はぁ、はぁ」ダダッ
いつも、磯野を誘う時に通る道。
今日はどこか、違う雰囲気がした。
まだ、思いを伝えるわけじゃない。
磯野と話すつもりもない。
ただ、ぐちゃぐちゃになった思いをまとめるために、確認したかった。
磯野の姿を一目見て、磯野への思いをもう一度整理したかった。
僕に、覚悟が出来るのかを。
中島「はぁ、はぁ」ダダッ
いつも、磯野を誘う時に通る道。
今日はどこか、違う雰囲気がした。
11:30ごろ
中島「はあっ、着いた……」ハァハァ
中島「……い、いそ……」
いつも以上に緊張する。
あ……そういえば、今、磯野とは気まずいんだったっけ……?
中島「……いそ……」
まるで、喉に張り付いてしまったかよように、声が出ない。
中島「……」
無理だ。
どうしても、声が出ない。
……なんて情けないんだ……
心臓の跳ね上がる音だけが大きくなっていく。
中島「はあっ、着いた……」ハァハァ
中島「……い、いそ……」
いつも以上に緊張する。
あ……そういえば、今、磯野とは気まずいんだったっけ……?
中島「……いそ……」
まるで、喉に張り付いてしまったかよように、声が出ない。
中島「……」
無理だ。
どうしても、声が出ない。
……なんて情けないんだ……
心臓の跳ね上がる音だけが大きくなっていく。
中島「……」
帰ろう。
本当にごめん、花沢さん。
いっぱいいっぱい謝るからさ。
許してくれ。
これからは、磯野とは距離を取るからさ。
だから
磯野と向き合えなんて、言わないでくれ。
どうか、情けない僕を許してくれ。
帰ろう。
本当にごめん、花沢さん。
いっぱいいっぱい謝るからさ。
許してくれ。
これからは、磯野とは距離を取るからさ。
だから
磯野と向き合えなんて、言わないでくれ。
どうか、情けない僕を許してくれ。
……
変わらなくても、いい。
波平「む……君は、中島くんか?」
中島「……えっ!? はは、はい!!」ビクッ
波平「やっぱりそうか。こんなところで何をしておる」
中島「そっ、そそそそちらこそ、何を!?」
波平「わしか? わしは散歩から帰ってきたところでな」
変わらなくても、いい。
波平「む……君は、中島くんか?」
中島「……えっ!? はは、はい!!」ビクッ
波平「やっぱりそうか。こんなところで何をしておる」
中島「そっ、そそそそちらこそ、何を!?」
波平「わしか? わしは散歩から帰ってきたところでな」
>磯野と向き合えなんて、言わないでくれ。
>どうか、情けない僕を許してくれ。
空が灰色だからっていう漫画を思い出した
>どうか、情けない僕を許してくれ。
空が灰色だからっていう漫画を思い出した
中島「あぁ、そうですか!」
波平「うむ」
中島「……」
波平「……む?」
まずい。磯野を呼ばれたら……
中島「あのっ、すみません! 帰ります!」クルッ
波平「待て」ガシッ
中島「ひぃぃぃぃ!?」
な、なに!?
家の前で立ってたから、なにかしたのかと疑われてるのか!?
波平「うむ」
中島「……」
波平「……む?」
まずい。磯野を呼ばれたら……
中島「あのっ、すみません! 帰ります!」クルッ
波平「待て」ガシッ
中島「ひぃぃぃぃ!?」
な、なに!?
家の前で立ってたから、なにかしたのかと疑われてるのか!?
>>188
いらねえwwwww
いらねえwwwww
波平「わしと話をしないか」
中島「えっ……? でも、磯野は……?」
波平「……なるほど。安心せい、カツオは出かけておる。入ってくれ」
……なるほど?
どういう意味だろう。わからない。
でも、何故か。
おじさんの口調からは、優しさが感じられた。
全てを受け止めてくれるような、そんな優しさが……。
中島「……はい……」
波平「うむ」
中島「えっ……? でも、磯野は……?」
波平「……なるほど。安心せい、カツオは出かけておる。入ってくれ」
……なるほど?
どういう意味だろう。わからない。
でも、何故か。
おじさんの口調からは、優しさが感じられた。
全てを受け止めてくれるような、そんな優しさが……。
中島「……はい……」
波平「うむ」
カツオが自分に好意を寄せていた親友を知らぬ間に父親にNTRされてしまう
波平の部屋
波平「……」
中島「あのー……なんですか?」
波平「……いやな。中島くんの顔を見て、気づいんてしまった」
波平「中島くん、君は苦しんでおる。それも恋沙汰絡みで」
中島「……!」
なんで、分かったのだろう。
言葉が出ない。
波平「なぜ、苦しんでいるのかと言えば……カツオが好きだから。違うか?」
波平「……」
中島「あのー……なんですか?」
波平「……いやな。中島くんの顔を見て、気づいんてしまった」
波平「中島くん、君は苦しんでおる。それも恋沙汰絡みで」
中島「……!」
なんで、分かったのだろう。
言葉が出ない。
波平「なぜ、苦しんでいるのかと言えば……カツオが好きだから。違うか?」
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