元スレC.C.「まだまだ暑いな」ルルーシュ「ああ」
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152 = 1 :
ルルーシュ「……どういうつもりだ? C.C.……」
C.C.「何、不出来な息子のムスコが成人するための応援でもと思ってな」
ルルーシュ「どういう意味だ……」
C.C.「保護者がいない方がスムーズに事が進むだろ?」
ルルーシュ「言ってる意味が……ってお前、裸のまま行く気か!?」
C.C.「さすがにそんな趣味はないよ。簡単なものでも着て行くさ」モゾモゾ
ルルーシュ(……まさか最初から裸だった奴が真っ先に服を着るとは……)
C.C.「ん……こんなものか。じゃ、ちょっと行ってくる」
C.C.「……頑張れよ、青少年♪」プシューッ
ルルーシュ「あいつは何を言って……ん?」
ルルーシュ「……服を着て行ったはいいが、下着は着けてないだろうが……痴女め」ピラッ
154 :
シャァァァァァ…
ルルーシュ「……静かだな……シャワーの水音だけが響く……」
カレン『ねぇC.C.、バスタオルは~?』
ルルーシュ「……C.C.ならいない。今ラクシャータのところに……」
ルルーシュ(!? という事はつまり……今この部屋にいるのは、裸の俺と裸のカレンの二人だけ!?)
カレン『……じゃあルルーシュ、バスタオル取って』
ルルーシュ「う……あ、ああ……」
ルルーシュ(いけない……もう明らかに状況が違う!! 俺はいったい何を考えている!?)
ルルーシュ(落ち着こうと思えば思うほど……剣が、我が炎の剣が!!)ギンギン
カレン『……ルルーシュ? まだぁ?』
ルルーシュ(落ち着け……おかしな事を考えるな! さして難しい事はない……)
ルルーシュ(ただバスタオルを取ってカーテンの隙間から渡し入れるだけの簡単なミッションだ!! それだけなんだ!!)
ルルーシュ「すぐ渡す。ちょっとだけ待っててくれ……」
155 = 154 :
ルルーシュ「……んっ……」スッ
カレン『……その、ありがと』
ルルーシュ「いや……っ……」タタタッ!
カレン『? ちょっと、どうしたの?』フキフキ
ルルーシュ「んっ……いや、前に手首掴まれたりしたから……」
カレン『危険と思った?……信用ないのね』
ルルーシュ「そんな事は……ないが、ただ……」ドキドキ
カレン『? なによ』
ルルーシュ「……C.C.が部屋を出たって事、その……ちゃんと理解してるか? カレン」
158 = 154 :
カレン『それは……まぁ』
ルルーシュ「元々あいつの戯言に乗った結果だ。その大元がいなくなったって事は……」
ルルーシュ「……その、あんな売り言葉に買い言葉は無視してもいいって事だろ?」
カレン『…………』
ルルーシュ「俺達ほどの年齢の男女が、服を着ないなんて馬鹿げている。だから――」
カレン『でも、約束は約束よ』
ルルーシュ「!?」
カレン『あの女だって部屋に戻ってくるんでしょ。戻ってきたら「結局恥ずかしさに負けたのか」なんてからかうに決まってる』
カレン『そんなの負けたのと同じよ。負けを認めるなんて嫌』
ルルーシュ「しかしだな……」
カレン『気にしなきゃ恥ずかしくないんでしょ!? 気にさえしなきゃ……』
カレン『だから、あんたも気にするの禁止。あの女に、あたし達の覚悟を見せつけてやるの』
160 = 154 :
カレン『……今、そっち行くから……少し恥ずかしいから、向こう向いてて』
ルルーシュ「……あ、ああ……」クルッ
シタッ
カレン「……えと、お待たせ」
ルルーシュ「……一つだけ、頼んでいいか?」
カレン「うん?」
ルルーシュ「局部は、隠していてくれ……」
カレン「……うん……」ドキドキ
ルルーシュ「じゃあ、その……3カウント後に振り向くぞ?」
カレン「まだるっこしいの禁止!!……もう、覚悟も準備も……出来てるから……」
ルルーシュ「…………」ゴクッ
カレン「……ほら、こっち向いて」
ルルーシュ「……!!」クルッ
ルルーシュ「……おお……!!」
162 = 154 :
カレン「……えと……///」
ルルーシュ「…………」ポーッ
ルルーシュ(素晴らしい……恥じらいの残る表情、ミロのヴィーナスを髣髴とさせるポーズ!)
ルルーシュ(カレンのメリハリの効いたボディも相俟って、まさに芸術品だ……!!)
カレン「だ、黙ってないで……なんか言ってよ///」
ルルーシュ「ああ……その、綺麗だ……」ドキドキ
カレン「ばか……は、恥ずかしいから……あんまり、見ないでよ……」ドキドキ
ルルーシュ「気にしないんじゃなかったのか?」
カレン「そうだけど……って、え?」
ルルーシュ「? どうした?」
カレン「あの……こっちも、訊いていい?」
ルルーシュ「ああ」
カレン「……その、し、下のゼロ……どうやって、手も触れずに浮いてるの?」
ルルーシュ「」
163 :
みんな静かになってきたな
164 :
下のゼロww
165 :
下のゼロってなんかエロいな
166 :
保守よろ
もうおれは寝る
167 = 154 :
ルルーシュ「……これはっ、その……!!」ササッ
カレン「なによ……意識しないって言ったのに……」
ルルーシュ「……っ……」モジモジ
カレン「そっちが意識したら……こっちも……その……意識、しちゃうじゃない……」
カレン「す、すっごく恥ずかしいじゃないのよ!! 何させてるのよ、この変態!!」
ルルーシュ「……ヘンタイ?」ピクッ
カレン「そうよ!! 人にあんな事言って、裸にさせておいて!!」
ルルーシュ「違う……間違っているぞ!!」
カレン「え?」
ルルーシュ「カレン!! 俺は断じて変態ではないッ!!!」キリッ
169 :
捕手
170 :
誰かカレンの参考画像を
171 :
172 = 154 :
カレン「いや……どう見たって変態でしょ!? そんなとこにゼロの仮面被せて……」
ルルーシュ「これはいわばモザイク代わりだから仕方ない……だが君は間違っている!!」
カレン「なにがよ」
ルルーシュ「いいか? 俺が……下のゼロがこんなになってしまったのは、君にも責任がある!!」
カレン「はぁ!?」
ルルーシュ「君は気付いていない……その表情が、その身体が!! どれだけ男心に響くかという事に!!」
ルルーシュ「むしろ!! 君の裸体を見てこうならない方が!! 男として間違っている!!」ギンギン
ルルーシュ「男としてあるべき反応を示せない……普通と違う嗜好!! それこそ変態というべきだ!!」
カレン「……それ、どんな理屈?」
ルルーシュ「事実を言ったまでだ……俺は男として正常な反応を示したにすぎない」ギンギン
カレン「あんまり見せないでよ!!///」
ルルーシュ「いや!! 俺が正常だと認識するまでやめない!!」
174 :
カオス面白い
175 = 154 :
カレン「っ……そんな事……C.C.相手にやればいいじゃない……」チラッ
ルルーシュ「あいつはそんな恥じらいを見せない。だからこうなった事もない」ギンギン
カレン「……じゃあ、あたしの勝ち?」
ルルーシュ「ああ」
カレン「……そっか」クスッ
ルルーシュ(そして……言うべきではないだろうが、君以外にこれほど我が剣が反応した例もない)
ルルーシュ(ああ、そうさ。シャーリーやミレイ会長を見ても、こうなった事は一度もないんだ)
ルルーシュ(君は俺に……初めて強烈に『女』を感じさせた人物なんだ!!)ギンギン
176 = 163 :
朝チュン展開でもかまわない
177 :
これは初耳ですね~
178 = 154 :
カレン「……ねぇ」
ルルーシュ「ん?」
カレン「……手、どけた方がいい?」
ルルーシュ「っ……いや、それは……その、マズい一線を……」
カレン「そこまで言ってないわよ!!……ただ、手をどけるだけ……」
ルルーシュ「だがどけたら……その、見え――」
カレン「冷静に考えたら、もう見られちゃってるもの……二回も……」
ルルーシュ「……二回も三回も同じと言いたいのか?」
カレン「……C.C.は、何も隠さなかったじゃない……」
カレン「だから……その、あなたも……私に、隠さないで」
ルルーシュ(ど……どうする!? 許諾すべきか!? 確かにそうすればC.C.ともイーブンだが……しかし、これは!!)
ルルーシュ(くっ、いかん!! 我が剣が成層圏すら突き破らんばかりの勢いだ!!)ギンギン
179 = 171 :
これがアーカーシャの剣か
180 = 154 :
ルルーシュ(落ち着け……この状況下でも己を抑えねば勝利はない!!)ドキドキ
ルルーシュ(欲望に流されたとあっては……本能のままに行動するのでは奴と、シャルルと同じだ!!)
ルルーシュ(それだけは許されない……忌むべきあの男と同じ道を辿るなど!!)
カレン「……ハッキリしてよ!! 男でしょ!?」
ルルーシュ「っ……それは……だな……」
カレン「過ちは……ないんでしょ?」
ルルーシュ(正直言うと……この状況だと己を律せる自信がない!!)ギンギン
ルルーシュ(落ち着け……俺なら出来る!! カレンの期待に応える事が!! 己を律する事が!!)
ルルーシュ「……わかった」
カレン「じゃあ……」
ルルーシュ「一度お互い背を向けよう。3カウントで対面だ……いいな?」
カレン「……はい……」ドキドキ
182 = 169 :
紫煙の極み
183 = 154 :
ルルーシュ(落ち着け俺……確かこういうときはそう、素数を数えるんだったか……)ドキドキ
カレン(こんな目の前で男の子の大事なところなんて、子供の頃お兄ちゃんの見たくらいだけど……)ドキドキ
ルルーシュ(1……3……5……そういえば以前リヴァルが6と9の並びを見てニヤニヤしてたが……アレは一体……)
カレン(落ち着けカレン……ルルーシュはそんな事する人じゃ……あ、でも以前の……)ドキドキ
ルルーシュ「……カレン、いいか? 3……」
カレン「えっ!? あ、2……」
ルル・カレン「「1……!!」」
プシューッ
C.C.「戻ったぞ」スタスタ
ルル・カレン「「…………」」
C.C.「ん? どうした、二人して背中向けて固まって」ヌギヌギッポイポイッ
ルルーシュ「……なんでも、ない……」ガックシ
184 = 169 :
186 :
>>35
お前のせいでシーツーレモンとしか読めなくなった
187 = 154 :
C.C.「どうした? 何を俯いている、ルルーシュ」
ルルーシュ「黙れ……痴魔女め……!!」
C.C.「カレン、何があった?」
カレン「なんにもないわ……そうよ、あんたが言った通り。なんにもなかったわよ……」
C.C.(この分じゃどうやら卒業出来なかったようだな……二人とも)
C.C.(互いに色事には不器用か……先は長いな)フッ
C.C.(ふふ……何故妙に安堵しているのかな、私は)
ルルーシュ(なんだこれは……先程までのたぎりが急に焦燥感へと変わったぞ……)
カレン「それにしても……C.C.、あんた遠慮も何もない脱ぎっぷりね……」
C.C.「遠慮する要素がないからな。お前と違って」
189 = 154 :
ルルーシュ「……お前に憧れを抱く団員も少なからずいるだろうが、この姿を見れば幻滅だろうな……」
C.C.「女の現実なんてこんなもんだよ。男は夢を見すぎだ」
ルルーシュ「……恥を知れッ!!」ブワッ
C.C.「なんだ? 泣いているのか、坊や?」
ルルーシュ「目にゴミが入っただけだ……!!」ゴシゴシッ
C.C.「そうかそうか……カレンの肌は目のゴミ程度でしかなかったのか。残念だったな」クスクス
カレン「失礼な奴ねぇ!!」
ルルーシュ「……ところでC.C.……ラクシャータの言っていたものとは何だ!?」
C.C.「ああ、これだよ」ポイッ
ルルーシュ「?? なんだ、これ……プラスチックのパッケージ?」
C.C.「重要なのはその中身だ。開けてみろ……普通に裂いて開ければいい」クスッ
190 :
まさかね
ミラクルさんが…
191 = 186 :
わくてか
192 = 154 :
ルルーシュ「……なんだ、これは? ゴム製のようだが……ゼロの仮面を模してるのか?」
C.C.「当たらずとも遠からずだな。取説が同梱されてるだろ、それを参考に着ければいい」
カレン「どれどれ……!? こ、これって!?///」
C.C.「ほう、カレンは一応知っているようだな?」
カレン「……ルルーシュ。着けるのはいいけど……頼むからこっち向かないで///」
ルルーシュ「? 何故……」
C.C.「着けてからのお楽しみだよ。まあ頑張ってみろ」
ルルーシュ「ふむ……何々……なっ、がぁっ!?」
ルルーシュ「藤堂め……何というモノを作らせたんだ……!!」
C.C.「ラクシャータから使用感のレポート頼まれてるからな。ちゃんと着けるんだぞ」
193 :
東京ドームか
194 = 154 :
―――――――――
――――――
―――
ルルーシュ「……着け終わったぞ」
C.C.「よし、こっち向いてみろ」
ルルーシュ「…………」クルッ
下のゼロ「」ババッ!!
C.C.「ぷっ!! あはははははは!!!」
ルルーシュ「……笑うな……!!」フルフル
C.C.「いやいや、すまん……くくっ、これはいい!! まさかゼロの衣装をもしたセーフスキンなんてなぁ!!」ゲラゲラ
カレン「……見ないからね」
C.C.「丁度部位が仮面とマントを模していて、さしずめ下半身用ゼロマスクじゃないか!!」ケラケラ
ルルーシュ「…………」グスッ
C.C.「泣くなよ坊や……くくっ、お前のもう一人のゼロは実に誇らしげで立派に立っているぞ?」
下のゼロ「」ギンギン!!
195 = 154 :
>>194
C.C.「いやいや、すまん……くくっ、これはいい!! まさかゼロの衣装をもしたセーフスキンなんてなぁ!!」ゲラゲラ
↓
C.C.「いやいや、すまん……くくっ、これはいい!! まさかゼロの衣装を模したセーフスキンなんてなぁ!!」ゲラゲラ
C.C.「泣くなよ坊や……くくっ、お前のもう一人のゼロは実に誇らしげで立派に立っているぞ?」
↓
C.C.「泣くなよ坊や……くくっ、お前のもう一人のゼロは実に誇らしげ且つ立派に立っているぞ?」
196 = 154 :
C.C.「ちなみに素材はゴムじゃないぞ……ラクシャータ謹製の衝撃拡散自在繊維を使ってるそうだ」
ルルーシュ「藤堂機のアレか……」
C.C.「故にそう簡単には破損しないとさ。また洗えば数回の使用に耐えうるとか……」
ルルーシュ「……もう、これ脱いでもいいか……?」プルプル
C.C.「まぁ待て……使用感のレポートが必要と言っただろう?」
C.C.「使い方はお前達でもわかるな? 過ちが必要だが……どうする? それとも独りで頑張るか?」
ルルーシュ「知るか!! 今の俺にはこんなものを使う理由……」グイッ
ルルーシュ「!!!」ビクッ
カレン「……ルルーシュ?」チラッ
ルルーシュ「…………」プルプルプル…
C.C.「お前……まさか」
197 = 169 :
ルルーシュおもちゃにされ過ぎwwww
198 = 164 :
しえん
199 = 154 :
ルルーシュ「くっ……ぅ、うあぁっふ……」ビクッビクッ
C.C.「……長いな、随分と……」
ルルーシュ「……はぁ……ぁっ……」
C.C.「おい、大丈夫か?」
ルルーシュ「…………」スクッ
カレン「……ルルーシュ、どうし――」
ルルーシュ「…………」スタスタスタ
バタンッ ジャーーーーーッ…
カレン「……一直線にトイレに向かって行ったけど……」
C.C.「……少々酷な事をしてしまったかな」
200 = 154 :
バタンッ
ルルーシュ「…………」スタスタスタ モゾモゾッ
C.C.「おいルルーシュ、何パンツなんて履いてる……今ここは――」
ルルーシュ「カレン」クルッ
カレン「あっ……は、はいっ」
ルルーシュ「俺達人間にはモラルと尊厳がある。それを無視して裸のままで生きるなど、人として間違っているな」スッキリ
ルルーシュ「面倒に巻き込んで、本当にすまなかった。早く服を着るといい……目のやり場に困るし」
カレン「えっ? あ……そ、そうね……そうよね。着替えて来るわ」イソイソ
シャッ
C.C.「……おい、ルルーシュ」
ルルーシュ「ん? どうしたC.C.……そんな格好をしているとお前でも風邪を引くぞ?」
ルルーシュ「……この衣装だが、俺にはまだ早すぎたようだ。ラクシャータには後日謝っておこう」キラキラ
C.C.「……凄まじい悟りようだな……」
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