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    元スレC.C.「まだまだ暑いな」ルルーシュ「ああ」

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    201 :

    しえん

    203 = 169 :

    賢者になっちゃった

    204 :

    しえん

    205 = 154 :

    ルルーシュ「……今回の一件で、よくわかった事がある」モゾモゾ

    C.C.「なんだ?」

    ルルーシュ「人もこの星の生命である以上、裸一貫の姿が最も自然体と言えるかもしれない……」

    ルルーシュ「だがそこに甘んじていてはいけない……築き上げた文明で得たものは、服飾や恥などの概念は、己をさらに高めてくれるものだと」

    ルルーシュ「それがあるからこそ、その奥を知りたいと思うし……奥を知ってほしいと思う」

    ルルーシュ「そう……恥じらいとは、心が纏う素敵な衣装じゃないかとね」フッ

    C.C.「……そうか。よかったな」

    ルルーシュ「それがわかったらC.C.、お前も服を着るといい……似合いそうなの、見繕ってやろうか?」

    C.C.「結構だ。部屋の中ぐらいリラックスしたい」

    ルルーシュ「フ……それも一つの哲学か。なら、止めはしないさ……でも、程ほどにな」

    C.C.(反動があまりにも大きすぎたか……まるで契約前のお前のようだよ……)

    206 = 154 :

    シャッ

    カレン「お待たせ……えっと///」

    ルルーシュ「ん? どうしたんだ、カレン」キラキラ…

    カレン「あのね……さっきの事、忘れてくれていいから……」

    カレン「っていうか忘れて!! お願い、あたしのためにも忘れてちょうだい!!」

    ルルーシュ「わかっているよ。最悪、自分自身にギアスをかけてでも」フッ

    ルルーシュ(本当は、既に自分にギアスを使った事があるから出来ないんだ……)

    ルルーシュ(君の美しい姿は、大事な思い出として心の奥にしまいこんでおくよ……)ムククッ

    ルルーシュ(……フ、俺も修行が足りないようだな……)

    ルルーシュ「さぁ、さっきのスイカでも食べようか。水分の補給には最適だし」

    カレン「そうね、ほっとくと悪くなっちゃうし」

    C.C.「……おい、何ちゃっかり二人して服を着ている……」プルプル

    C.C.「これじゃ私だけが恥ずかしい奴みたいじゃないかっ!!!///」

    208 = 154 :

    ――そして時が流れる事数ヶ月――

    ―黄昏の間 アーカーシャの剣―

    ルルーシュ「俺は貴様を……貴様の創る世界を認めない!!」キッ!

    シャルル「ぬぅ……?」

    ババッ!

    ルルーシュ「ありのまま……裸でいい世界とは変化がない!! 生きるとは言わない……」

    ルルーシュ「思い出の世界に等しい、想像力を欠いた閉じた世界……俺は嫌だな……!!」

    マリアンヌ「ルルーシュ。それは私も否定するという事?」

    ルルーシュ「母さんの願いは、皇帝と同じなのですか?」

    マリアンヌ「バラバラだったみんなが一つになるのはいい事だわ。死んだ人とも一つになれるのよ? ユーフェミアだって」

    スザク「……!!」ギリッ

    ルルーシュ「やはりそうか……お前達はそれをいい事だと思っている。だがそれは押し付けた善意だ……悪意と何ら変わりがない!!」

    209 = 154 :

    シャルル「未来はラグナレクの接続、その先にある!! ナナリーの望んだ『優しい世界』は――」

    ルルーシュ「違うッ!! お前達が言っているのは自分に優しい世界だ!!」

    ルルーシュ「みんなが裸ならば、自分が裸でも怖くない……そんな甘えに満ちた世界だ!!」

    ルルーシュ「でもナナリーが望んだのは……他人に優しくなれる世界なんだ……!!」

    C.C.「裸で怯える人に自らの服を貸し与えられるような……か」

    スザク(そうかもしれない……少なくともユフィ<中略>シャーリーだって……だから、僕は!!)

    シャルル「だとしてもそれがなんだ? 既にラグナレクの接続は始まっている……」

    シャルル「みぃんな裸のハート!! ノー・モッザイク!! 自由に開放された世界は目の前ぇよぉ!!」

    ルルーシュ「どうかな? 俺はゼロ……奇跡を起こす男だ!!」キュイィン!

    211 = 154 :

    シャルル「ギぃアスなどワシには通じぬ!! 他の者にしても……」

    ルルーシュ「いいや? もう一人……いるじゃないか!!」

    シャルル「……!! ぬぐくっ!?」

    ルルーシュ「そうだ、Cの世界は人類の意思!! そして人は平等ではない……共に貴様の言葉だ!!」

    ルルーシュ「平等ではないが故の俺の力は知っているな!?」

    シャルル「愚かなぁりルッルーシュゥ!! 王の力では神に勝てぇぬ!!」

    ルルーシュ「勝ち負けじゃない……これは願いだ!! そう、俺は今こそ自分を知った!!」

    ルルーシュ「神よ!! 集合無意識よ!!」

    ルルーシュ「時の歩みを……恥じらいの心を、止めないでくれッ!!!」

    213 :

    皇帝ノリノリでワロタ

    214 = 154 :

    マリアンヌ「ルルーシュ……そんな幼い発想で!!」

    スザク「こんな事は誰も!! ユフィも望んでいなかった!!」

    マリアンヌ「裸のユフィと逢わせるために助けたのよ!? 見たい放題できるじゃない!!」

    スザク「そんなもの、自分で叶えて見ないと意味がない!!!」

    マリアンヌ「ちょ……あぁもうルルーシュ!? あなたも見たくないの、いろんな女の子の裸の心!?」

    ルルーシュ「あけっぴろげな裸に意味はないんだ……そこに恥じらいがなければ、それから転じる向上心がなければ、価値はないんだよ!!」

    C.C.(それがお前があの時学んだ結論か……どこまでも童貞の発想だが、それもまた事実だろうな)

    シャルル「故に貴様のフェチズムを叩きこむ気か!? 出来るはずがない……神に、人類そのものに!?」

    ルルーシュ「それでも俺はッ!! 恥じらいの向こう側<あした>がほしいッ!!」キュイィィィン!!

    215 = 204 :

    しえん

    216 = 154 :

    キュイィィィィン!!

    オォォォォ…

    マリアンヌ「!? そんなっ……」

    シャルル「思考エレベーターが、ワシとマァリアンヌの、兄さんの夢が朽ちぃてゆく……」ワナワナ

    C.C.「シャルル、もうやめよう……おこがましい事だったんだよ、これは……」

    シャルル「~~~まぁだよ!! C.C.!! 我らが刻印がある限りぃは……ぬぅ!?」シュオォォォ

    マリアンヌ「貴方……えっ、私も!? 何これ!!」シュオォォォ

    ルルーシュ「これが嘘ではない現実の……人々の答えだ!!」

    マリアンヌ「でもC.C.は!? どうしてC.C.は消えないの!? 私達の計画をを支持していたんじゃ、オープンな心を!?」

    C.C.「すまない……気付いてしまったんだ、お前達は自分が可愛いだけだと……」

    C.C.「自分達の性癖を、考えを至上とするあまり……他を認めないだけだと……」グスッ

    ルルーシュ「身も心も裸でいたいと言うなら、同じ趣味嗜好の持ち主だけでするといい……人に歪んだ性癖を強いるんじゃない!!」

    217 = 154 :

    ルルーシュ「第一なぁ……貴様らは知っているのか!? ナナリーの笑顔の意味を!!」

    マリアンヌ「は?」キョトン

    ルルーシュ「何故わからないんだ!! ナナリーは目も見えず歩くことも出来なかった……それでもナナリーは笑うんだよ!!」

    ルルーシュ「ナナリーは……ナナリーの笑顔は!! せめてもの感謝の気持ちなんだよ!!」グスッ

    シャルル「そんなごまかしぃ!! モザイクの如き上っ面なぁぞぉ!!」

    ルルーシュ「貴様……!!」

    スザク「ルルーシュ。僕にも言わせてくれ」スッ

    スザク「シャルル皇帝。今モザイクと言いましたね……ならば訊きます」

    スザク「あなたは、そのモザイクの向こう側に想いを馳せた事がありますか?」

    218 = 213 :

    綺麗なスザクか

    219 = 154 :

    シャルル「なぁにぃ?」

    スザク「モザイクの向こう側には、きっと素晴らしいものが存在している。そう思った時期が僕にもありました」

    スザク「しかし現実には……見ようによってはとてもグロテスクなものがあったんです。正直、ガッカリした事があります」

    スザク「それでも人はその向こうを想像し、何とか見ようと切磋琢磨したんです」

    スザク「そしてそれが叶った時……ある人は喜び、ある人は悲しんだ。でもモザイクを乗り越えた瞬間には喜びがあった!!」

    スザク「そう……モザイクが、辛い真実を覆う恥じらいの結晶が、僕達の夢と技術を育んだんですよ!!」

    シャルル「初めから全っ部見えていれぇば、そんなものはいらぬわぁ!!」

    スザク「そんなの、想像力が貧困すぎる!!」

    ルルーシュ「……スザク。ちなみに誰の受け売りだ?」

    スザク「決まっているだろう。藤堂さんだ」

    221 = 154 :

    スザク「覚えていますか? 皇妃殿下と、目と目があった頃のときめきを」

    マリアンヌ「…………」

    スザク「覚えていますか? 服の下どうなってるかな~って想像した時のドキドキを!!」

    シャルル「……むぅ……」

    スザク「それがあったからこそ!! 初めて服の下を……肢体を拝んだその瞬間!! そこには喜びがあったはずだ!!」

    スザク「そのときめきやドキドキがモザイクです!! あなたにもあった、恥じらいの心の産物なんですよ!!」

    ルルーシュ「……やはり、その辺も……」

    スザク「ああ、藤堂さんのモザイク論だ」

    ルルーシュ「……もういい。なんか論点がズレてる気がする」

    スザク「えぇ……そうかい? まだ語り足りないんだけど……」

    ルルーシュ「言いたい事は伝わった。もういい」

    スザク「ちぇっ」

    222 = 154 :

    ルルーシュ「……要約するとだ。貴様らは核心部分のみを追い求め、それ以外の全てをいらないものとしてかなぐり捨てた!!」

    ルルーシュ「その棄てた部分の感情を見なかったんだよ!! 真実を彩る欠片達を!!」

    ルルーシュ「だがその欠片達の存在した事は嘘じゃない……嘘などと、言わせてなるものか……!!」

    ルルーシュ「それすら見過ごして、高みに立って見下し、俺達を観察して……ふざけるな!!」

    ルルーシュ「事実は一つだけだ!! お前達は俺とナナリーを棄てたんだよッ!!」

    シャルル「ぐぅぅ~~~この賢しき愚か者がぁぁぁぁぁっ!!!」ズギュウゥーン!

    ルルーシュ「!!」ガシッ

    スザク「その手を……!!」

    ルルーシュ「スザク!! 手を出すな……!!」

    223 = 154 :

    シャルル「ワシを拒めば、その先にあるのはシュナイゼルの……嘘に満ちた世界だぞ!?」

    シャルル「善意と悪意は所詮、一枚のカードの裏ぁ表ぇ……それでもぉ貴様ぁは!!」

    ルルーシュ「例えそうでも、俺は貴様を否定する……消え失せろッ!!」カッ!

    シャルル・マリアンヌ「!?!?!?!?」バシュン!!

    スザク「……終わったようだね」

    ルルーシュ「ああ」

    C.C.「お前達……これからどうするんだ?」

    C.C.「シャルルの計画を……皆がありのままでいる事を否定し、時の歩みを進め……変わって行く事を選んだ。だが……」

    スザク「……ルルーシュは、ユフィの仇だ」ジャキッ

    ルルーシュ「……全てに決着を付けるために、考えた事がある。スザク、俺を討つ前に聴いてくれないか?」

    スザク・C.C.「「…………」」

    224 = 154 :

    ―二ヵ月後、斑鳩ブリッジ~ブリタニアからの国際中継~―

    ルルーシュ『私が、第99代ブリタニア皇帝……ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアです』ボロンッ

    \キャー!! ヘンタイヨー!! モザイクカケロー!!/

    カレン「なんでっ……どうしてっ!?」

    オデュッセウス『生きてたんだねルルーシュ、嬉しいよ。でもいけないなぁ……こんな場所で、しかも裸でそんな事をで言うなんて』

    ルルーシュ『第98代皇帝シャルル・ジ・ブリタニアは私が殺した。よって次の皇帝には私がなる』プルルンッ

    ギネヴィア『あの不埒者をつまみ出せ!!』

    兵士達『イエス、ユア・ハイネス!!』ガチャッ

    ギュン!! バキキィン!!

    スザク『っ……』シュタッ

    ルルーシュ『紹介しよう。我が騎士、枢木スザク。彼にはラウンズを超えるラウンズとしてナイトオブゼロの称号を与える』

    スザク『(ニヤッ)』プルルンッ

    カレン「なっ……なんで、なんで二人とも、裸なの……??」

    226 = 154 :

    オデュッセウス『ダメだよルルーシュ、枢木卿も。こんな騒動は止めて、話し合いを――』

    ルルーシュ『わかって頂けないなら、わかり易くしましょう……我を認めよッ!!』キュイィン!

    オデュッセウス『――イエス、ユア・マジェスティ!!』

    関係者一同『オール・ハイル・ルルーシュ!!!』

    藤堂「……ギアスを使い、無理矢理国を掌握したのか……」

    星刻「しかし、解せん……」

    カレン「…………」

    ラクシャータ「カレンちゃん、大丈夫かい? やっぱ刺激が……」

    カレン「あ、いえ……だ、大丈夫です」

    カレン(どうしてスザクと……ううん、それより……なんで裸なの!? ねえ……ルルーシュ!!)

    228 = 169 :

    紫煙の極み

    230 = 154 :

    ―ブリタニア皇宮 玉座の間―

    ルルーシュ「ふふ……やってしまったな、スザク」

    スザク「そうだね。もう、後戻りは出来ない」

    C.C.「……よもや、人々に未来を選択する事……変わっていく事を選ばせるために、自ら悪の象徴となるとは……」

    C.C.「それはいいとして、何故お前等は裸なんだ?」

    ルルーシュ「愚問だなC.C.……これはいわば、シャルルの記号だよ」

    C.C.「ほう?」

    ルルーシュ「奴の目指したありのまま、裸の自分……絶対不変たるものを俺が演じ、人々に絶望をプレゼントする」

    ルルーシュ「その不変性が、変わっていこうとする意思……新たなゼロにより討たれる事で、人々は歓喜し、変わらないありのままを否定する」

    ルルーシュ「これはそのための演出だよ、この裸の皇様は」ブルンッ

    C.C.「やりすぎじゃないか?」

    ルルーシュ「お前が言うか。だが、やりすぎなくらいが丁度いい」

    スザク「これはこれでなかなか気持ちいいしね」プルンッ

    C.C.「……お前もわかってしまったのか、枢木スザク」

    スザク「うんっ」

    231 = 154 :

    >>229
    実はこうなる予定じゃなかったんだ
    どこで狂ったんだろう……(困惑)
    ってかどこに行こうとしてるんだ俺?

    233 = 154 :

    ルルーシュ「戯れるのはそこまでだ。行くぞ……俺達の戦いはこれからだ!!」

    ルルーシュ(そう……先に行こうと、恥じらいを超えていこうとする意思を繋ぐため!! 俺はあえて、裸の悪逆皇帝を演じる……演じ切ってみせる!!)


    こうして、彼等の孤独な戦いは始まった。
    裸の若き皇帝、それを支える裸の騎士と裸の魔女。
    彼等は敢えて世界に喧嘩を売り、悪の象徴……世界共通の敵となる道を選んだのだ。
    しかし、いつまでも明かされない事実……何故彼等は全裸を貫いたのか。
    こればっかりは理由が明かされないまま時は過ぎゆく。
    そしていつしか、旧世界への鎮魂歌……通称「ゼンラ・レクイエム」が流れるのは、この日からそう遠くはないだろう。
    例え行先が絶望とわかっていても、それでも彼等は止まらず進み続ける――
    ――全裸で!!

    おしまい……?

    234 = 154 :

    ラグナレク介入の辺りから自分でも何書いてるかわからなくなった
    正直やり直したい どうしよ

    235 = 201 :

    カレンとのイチャラブはよ

    236 :

    許すやり直せ
    あと神楽那出してください

    239 :

    240 = 154 :

    寝落ちてた

    やり直すとしてどっからやり直そう?

    241 :

    カレンが来る前

    242 = 154 :

    >>241
    つまり一度>>54以降白紙でか
    待て、考えるから

    243 = 241 :

    244 = 177 :

    まずは乙
    リファイン宜しく!

    245 :

    こんなのならあった

    246 :

    支援

    247 = 202 :

    何故こうなってしまった

    248 = 188 :

    魔女と魔王の変態ラブコメディを所望する

    249 = 157 :

    >>246
    飲みたい

    250 = 188 :

    魔女と魔王の変態ラブコメディを所望する


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