元スレ苗木「どきどき修学旅行?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×5
351 = 302 :
舞園「……私にとっての苗木君は、ですね」
苗木「え?」
舞園「普段はちょっと頼りなくても、いざという時はとってもカッコ良くて、ヒーローみたいに私は守ってくれる人なんです」ニコ
苗木「誰それ……」
舞園「ふふ、やっぱり自分では気付いていないんですね。まぁ、そこも苗木君らしいですけど」
苗木「えーと……それで、殺人鬼って所もキミの許容範囲内なの?」
舞園「それは流石にダメですよ。ちゃんと罪を償わなければいけませんし、苗木君には反省してもらわないといけません」
苗木「軽いなぁ……」
舞園「とにかく、私は苗木君の良い所を沢山知っているんです! 全部合わせてあなたが好きなんですよ」ニコ
苗木「…………」
ダメだこれ。
まさか生きてここを脱出しても、ずっとボクの墓に通い続ける気じゃないよね。
なんて絶望的なんだ。
苗木「はぁ……大和田クン。キミからも何か言ってあげてよ」
352 :
ホモォ…な人がフォロー出来るわけがない
353 :
なぜ大和田に振ったんだ
354 = 327 :
大和田石丸殺されてキレてるだろwww
つーか誰かはやくそれは違うよしてください
356 = 302 :
大和田「…………」
苗木「え、ちょっと待ってよ、なんでそんなにテンション下がってるの? さっきまで『ブッ殺してやる!!』って言ってたじゃないか」
大和田「うるせえよ……」
苗木「ほら、ボクはキミの兄弟を殺したんだよ? 彼の喉にナイフを刺してね。だからキミはもっと」
大和田「うるせえって言ってんだよおおおおお!!!!!」
聞き慣れた彼の怒鳴り声。
でも、なぜだろう。その声に何か違和感を覚えた。
大和田「オメーがイカれたクソ野郎だってのは分かってんだよ……だからムカつくんだ……それならそれで最初からクソ野郎で居ろよコノヤロウ……!!」
苗木「……え?」
大和田「学校でのオメーはただの演技だったんだろうがよ……それでも俺は、オメーの事を認めてたんだぜ……」
何だこれ。
もしかしてさっきの舞園さんの話にあてられたのかな?
まさかこんな反応が返ってくるなんて。
357 = 349 :
バターがしょげたな
358 = 342 :
普段の態度って大事なんだね
359 = 355 :
バターさん…
360 = 312 :
バターさん…
361 :
モノクマ「ホットケーキウマウマ」
362 = 302 :
大和田「考えちまったんだ。もし殺されたのが俺で、ここに居るのが兄弟だったら、ってな。
そしたらアイツは苗木を心から憎んで処刑して、それを見て満足するのか…………ってよ」
苗木「…………」
大和田「たぶんアイツはそんな事ねえんだ。人殺しのオメーの事よりも、このコロシアイ自体を仕掛けたモノクマを憎むんだろうよ」
確かに、そうだ。
でも、それを大和田クンの口から聞けるとは意外だ。
大和田「だからよ……俺の憎しみはモノクマに向ける事にした。それが兄弟の為に俺ができる事だ」
苗木「…………」
モノミ「苗木君」
苗木「なに?」
モノミ「苗木君は確かに許されない事をしまちた。ですが、思い出してくだちゃい」
苗木「思い出す? 何を?」
モノミ「あなたとみんなの希望のカケラは、確かに集まっていたのでちゅよ」
苗木「……はは、そういえばそんなものもあったね」
363 = 312 :
えっ、ほんとに苗木黒なのかよ…
364 = 317 :
それは違うよぉ…
365 = 327 :
その言葉斬らせてもらう!!
366 :
実は二重人格
367 = 355 :
全部狛枝のせい
368 = 307 :
た じ ゅ う じ ん か く
369 :
返り血は肉汁じゃなかったん?
370 = 302 :
モノミ「ですから、こうしてみなさんが苗木君の事を心から憎めないのは絶対に……絶対におかしい事ではないのでちゅ」
みんなの事を見渡す。
するとそれぞれから、今までとは違ったやりきれない視線が返ってくる。
桑田「……ったく、なに舞園ちゃん泣かせてんだ、ふざけんなよテメー」
山田「いつも僕の話に付き合ってくれる苗木誠殿が居なくなるというのも、なんとも寂しいですな……」
朝日奈「私だってまだ信じられないよ……でも、一つだけ分かってる。一番悪いのはモノクマなんだ」
大神「戦うべき相手を見誤ってはいけない。ここに居ると見えづらくなってくる事だな」
戦刃「うん……モノクマさえ居なければ……こんな事に……」
不二咲「僕も怖くて何も考えられなかったけど……でも、やっと分かったよ。僕達は敵同士なんかじゃないんだ」
腐川「ふ、ふん、仲間とでも言いたいわけ……? ま、まぁ、殺されないならそれでいいけど……」
これは予想以上だ。
まさかこの件だけでここまでみんなが変わってくれるとは思わなかった。
これで、モノクマとも戦える。きっと、もうコロシアイなんて起きない。
……嬉しい。本当に嬉しいよ。
371 :
約一名焦っているのか口数が少なく
372 :
いつだったか忘れたけど苗木クンがドッパァァァァンするssの人はもういないのだろうか
373 = 302 :
正直……もう満足したな。
みんなのこの姿を見られたなら、心残りはないよ。
このまま……終わっても……。
セレス「……少し、待ってくださる?」
あれ?
桑田「なんだよ……言っとくが投票をやめろってのはできねえぞ。そういう問題じゃねえんだこれは……」
セレス「いえ、わたくし先程から少し考えていたのですが……気になる点がありまして……」
朝日奈「そういえばセレスちゃんさっきから黙ったままだったけど……どうしたの?」
葉隠「もう事件の事は懲り懲りだべ……もうやめね?」ハァ
十神「……くくっ、俺はいつまでお前達の反吐が出る綺麗事を聞かせられるのかと思ってほっとしたぞ」フッ
霧切「セレスさん、その気になる点というものを教えてくれる? 私達は、まだ終われないはずよ」
……ははは、あははははははははははは!!!
374 = 341 :
ここからセレスさんのターン!
375 = 308 :
だべェ…
376 = 312 :
葉隠詰んだなw
378 :
よかった
巻き返しがあったか
本当になぎとがクロかと思って冷や冷やしたぜ
381 = 302 :
大和田「なっ……ま、まだ何かあるってのか?」
セレス「えぇ、そして、もしかしたらそれは真のクロを導き出す手がかりになるかもしれません」
十神「はっ、もう終わらせてさっさとベッドに入りたいのかプランクトン」
大和田「んだとコラァァ!!!!!」
不二咲「で、でもぉ、真のクロって……これ以上何を……」
朝日奈「うん……正直私もそろそろキツイかも……」
霧切「……いいわ、選ぶのはみんなよ。議論をここで止めたいなら私はそれに従うわ」
十神「なっ……おいふざけるなよ!!!」
霧切「どちらにせよ、みんなに議論する気がないのであれば同じよ。クロを決めるのはみんなの投票なのだから」
霧切さんはいつもの強い瞳でみんなを見回す。
でも、こうしてみんなにそれぞれ自分で決めてもらうなんて。
もしかして、霧切さん…………。
大和田「……まぁ、やるならとことんやるべきだな。兄弟の為にもよ」チッ
桑田「まぁな……かったりーけど、こればっかは文句言ってらんねえか」
382 = 330 :
にしても毒殺するにしても毒がないんだよなー
384 = 300 :
セレスさん大好きだ
385 = 302 :
朝日奈「……わ、分かったよ。石丸の為にも……だよね」
大神「あぁ、よくぞ言った朝日奈よ」
山田「ふっふっふっ、もうかなり遅い時間ですが、ここからはオタクにとってはゴールデンタイムなんですぞ!」
戦刃「私も夜戦は得意だよ!」
舞園「えっ、苗木君は犯人じゃないんですか!? じゃあやっぱり葉隠君なんですよ!!!」
葉隠「舞園っちは俺に何か恨みでもあるんか!?」ガーン
腐川「も、もう、やるなら早くしなさいよ!! あたしは夜更かしするとすぐニキビできちゃうんだから!!!」
江ノ島「……うぷぷ」
霧切「ふふ、どう十神君。問題ないみたいよ」
十神「ふん、嫌だと言っても無理矢理俺が進めた。関係ない」
凄い……みんな本当に変わった!
これからが楽しみで仕方ないよ!!
386 = 312 :
江ノ島おいw
387 = 329 :
久しぶりに喋ったと思ったら
388 :
うぷぷの江ノ島さん可愛いよな
389 = 355 :
>>177
>セレスさんは静かに目を閉じて、口も堅く閉ざしている。
まさかこのときからセレスはずっと苗木のことを考え
いろいろ推理してたってことか?セレスさんに惚れた
390 :
殺人鬼でも愛せるなんて
さすが清純派で懐が広いアイドルですね
これなら苗木くんを任せられます
392 = 302 :
不二咲「それでセレスさん、気になる点って?」
セレス「えぇ、みなさんこちらを見てください」スッ
『モノクマファイル』カシャ
桑田「モノクマファイル……だっけか? これがどうかしたのか?」
セレス「これには書いてある情報は少ないですが、一つ無視できない事が書かれていますわ」
朝日奈「無視できない情報…………あれ?」
大神「もしやこの、『体内から薬物反応あり』という所か!?」
山田「や、薬物って……まさか…………」
十神「毒、という事だろうな」
葉隠「なっ、ありえねえべ!!!」
十神「どうしてそう言い切れる? 死因はどこにも書いていないのだぞ」
セレス「むしろ重要な所だからこそあえて書かなかった……という事もあるのでは?」チラ
モノクマ「し、しーらなーい……」ダラダラ
393 = 331 :
もしかして犯人も気づかなくて偶然の賜物だったとか
394 = 341 :
>>390
それはただの異常者ですわ
苗木君を任せられるのはギャンブラーの彼女だけです
超高校級の幸運とギャンブラーの遺伝子を持つ子供が早く見たいと思いませんか?
一体どれだけの豪運を持っているのでしょう……
395 = 355 :
>>394の子ども云々はともかく、確かに幸運とギャンブラーが混ざれば
アカギ以上のチーターになれるかもな
396 :
>>393
予想するのは勝手だけど一々書き込まなくていいから
397 :
>>394
大体ギャンブラーとかアイドルなんて
そんないい加減な職業の人が苗木君のパートナーになるのは相応しくないわ
それが出来るのはしっかりとした職業にである探偵なんかが相応しいんじゃないかしら
398 = 369 :
毒になる物は置いてないと言うのは「主催者側が用意したものでは」だろう
個人的に毒になる物を元々持ってた奴もいるんじゃね
占いの小道具的な何かとか
399 = 302 :
霧切「この件に関与しているのは苗木君だけではない、もう一人居たのよ」
舞園「そ、そんな……それじゃあ苗木君を身代わりにして…………許せない……!!!」キッ
桑田「お、俺じゃねえよ!!」
葉隠「俺でもねえべ!!!」
大和田「俺でもねえよ! つか無差別に睨むな、結構すげえ目しやがるなこのアイドル!!」
確かにみんなを睨む舞園さんの目は凄まじい。怒った戦刃さんレベルだ。
……いや、こっち見た瞬間笑顔にならないでよ余計怖いから。
苗木「えーと、つまりボクは誰かに利用された……って言いたいのかな?」
霧切「えぇ、それもあなたが自分から利用された……とも考えられるわ」
苗木「あはは、面白い事言うね。それだとボクは初めから死ぬ為にこの事件を起こしたみたいじゃないか!」
霧切「そこまでして生き残らせたい誰かが居たのかもしれない……という事よ」
舞園「えっ、誰!? 誰ですか苗木君!!!」
セレス「それは聞き捨てなりませんわね……」
苗木「ね、ねぇ、もう少しシリアスになろうよ……」
400 = 317 :
だべ
みんなの評価 : ★★★×5
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