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    元スレ苗木「どきどき修学旅行?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - ダンガンロンパ + - 幼児 + - 幼女 + - 猫耳 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    301 :

    >>297
    そういう過保護がスレを腐らせるんだよ
    適度にできないもんかね
    腐臭がヒドイ!ゾンビかっての

    302 :

    苗木「誤解しないでほしいんだけどさ、ボクだって好きでこんな事したくなかったんだよ。
        だってみんなは学校で共に過ごしてきた大切なクラスメイトじゃないか」

    「どの口が言ってやがる!! ああ!?」

    大神「では苗木よ、なぜお主は石丸を殺したのだ」

    苗木「……別にさ、ボクが殺らなくてもいずれ誰かが殺ったんだよ」

    不二咲「えっ!?」ビクッ

    十神「どういう事だ。お前何か知っているのか?」

    苗木「いや……ボクもコロシアイが起きるなんて思いたくなかったよ。
        でもさ、無条件で信じるだけっていうのは、良くないよね? そんなの本当の信頼じゃない。だからさ、ちょっと試してみたんだ」

    腐川「た、試した? 他にも何かしたわけあんた……」

    苗木「別に大した事じゃないよ。でも、その結果は残念だった。本当に残念だった。だって、本気で誰かを殺して自分だけ生き残ろうとしていた人が居たんだからね」

    江ノ島「え、あんた以外にもって事? だれだれ? 冥土の土産に教えてよ!」

    葉隠「それ逆だべ……」

    苗木「はは、別に誰かなんていうのは問題じゃないでしょ。もしかしたら複数居るかもしれない。とにかく、コロシアイに乗ろうと思っていた人は居たんだ」

    十神「ふん、それは俺の事か?」

    山田「そ、そういえば十神白夜殿はそう表明していましたな……」

    303 = 67 :

    ほう

    306 :

    外野少し黙ってろよ

    307 :

    なんで怒ってんのかな

    308 :

    おめー以外に誰かに死んでもらって生き延びようなんて考えた奴がいるわけないべ!

    310 = 302 :

    苗木「いや、十神クンはいいんだよ。確かにキミのやり方は許されるようなものではないのかもしれない。
        でも、キミはここから脱出するなんていう陳腐な希望の為にじゃない、モノクマを倒すっていう素晴らしい希望の為にその決意をした」

    桑田「それが何だってんだ、結局は人殺しに変わんねえじゃねえか!!!」

    腐川「ふふ、何よ……あんたみたいなのが生き残るよりは全然マシよ……」

    桑田「ああ!?」

    霧切「静かにして。それで苗木君、あなたはそれ相応の大きな希望の為の殺人であれば認めるというのね?」

    苗木「本当は認めたくないよ、でも仕方ないじゃないか。例えば戦争を終わらせる為に、誰も死なない方法を考えるなんていうのは、ただ絶望から目を逸らしているだけだ。
        人は死ぬ。その絶望を受け止め、その中で最良の選択肢を探し出す。それが正しい希望としてのあり方だと思うんだよ」

    「くそっ、意味分かんねえんだよ!! それで何で兄弟を殺す事に繋がんだ!!!」

    不二咲「石丸君はいつも僕達を引っ張ってくれる凄い人なのに……どうして……」

    苗木「だからこそ、だよ」

    「……は?」

    苗木「確かに石丸クンは素晴らしいよ!! こんな状態なのに毅然としていて、自分だけでなく常にみんなを導いてモノクマに立ち向かおうとしていた!!
        いいよね、彼は。彼みたいな人こそ、みんなの希望と呼ぶに相応しい、超高校級の生徒だと思うんだ。あ、もちろん他にも素晴らしいと思う人は居るよ」

    桑田「だから何でそんな石丸を殺したって言ってんだよ!!!!!」


    苗木「だってキミ達、石丸クンに頼りすぎなんだよ」

    311 :

    本当に苗木が殺したのか?

    312 :

    えっ⁉本当に苗木なの⁉

    313 = 300 :

    苗木ェ

    315 = 302 :

     
    やはりみんなは理解していないみたいで、ただ呆然とボクを見ている。

    どうして分かってくれないのかなぁ。


    苗木「モノクマに勝って全員でここを脱出するためには、一人一人が石丸クンみたいな大きな希望を持っていなければいけないんだ。
        いつまでも彼や霧切さんみたいな人達に引っ張って行ってもらうだけじゃダメなんだよ。みんなで強くならなければいけないんだ」

    苗木「それがダメなら十神クンみたいな一人の強力な希望に生き残ってもらった方がいい。彼がモノクマを止めればそれで絶望から救われる人はたくさん居るんだ。
        でもね、ボクはそんな方法とりたくなかった。だってみんなは大切なクラスメイトだ、できるだけ多くの人達に助かってもらいたいって思うのは当然じゃないか」

    苗木「だからボクは考えた、コロシアイは止められない。その上でできるだけ大勢の人が助かる方法を。
        そして思い付いたんだ。キミ達は超高校級の生徒だ。例え今は小さな希望しか持っていなくても、いつかは石丸クンのような大きな希望を持ってくれるんじゃないかって」

    苗木「ただ、その為には今の状況は良くなかった。とりあえず石丸クンや霧切さんについていけばどうにかなるだろうって、そうみんなが思い込んでいるこの状況はね。
        そんなんじゃ希望は育たない。本当の意味でモノクマに立ち向かう事なんてできない。だからボクはキミ達の成長の為に――――」


    霧切「石丸君を殺した、というわけね」


    あれ、霧切さんは理解してくれたのかな?

    ……いや、そうでもないみたいだ。

    彼女から向けられる視線からは敵意しか感じられないや。


    うん、それでいいんだよ霧切さん。

    316 :

    やっと追いつきましたぞ

    317 :

    …来ちゃった。

    318 :

    すばらしい希望だよ苗木君!

    319 = 300 :

    どう終着するんだこれ

    320 = 302 :

    苗木「本当はね、キミでも良かったんだよ霧切さん」

    霧切「…………」

    苗木「でも相手がキミだと、どうしても成功率が下がる。だから今回は石丸クンに犠牲になってもらったんだ。とても悲しかったけどね。
        だけど、良かったよ。彼のような大きな希望が失われても、キミ達はこうしてきちんとボクを追い詰める事ができた。絶望に潰される事はなかった」

    苗木「それに分かったでしょ? これだけ色々小細工しても、結局はバレちゃうんだ。だから、誰かを殺してここから抜け出そうだなんて思わない方がいいよ。
        みんな気持ちを強く持って、常に前を向いて、本当に戦わなくてはいけない相手に立ち向かわなければいけないよ。うん、大丈夫、キミ達ならきっとできるよ」ニコ

    苗木「あはは、残念だったねモノクマ?」

    モノクマ「んん、なにが?」

    苗木「彼らはこの事件を通して、あるいはきっかけにして、大きく成長するよ! もうお前の思い通りにはならないよ!!」

    モノクマ「……うぷぷぷぷ、それはどうかなぁ」

    苗木「笑っていられるのも今の内だよ。お前は必ず負ける。それぞれが大きな希望を持ったみんなにね!!」


    そう言ってみんなを見渡すけど、きちんとボクを見返してくれる人は少ない。

    でも、大丈夫。ボクは分かっている。

    この件は確実にみんなにとって大きな糧になった。ここからみんなの反撃が始まるんだ。


    その為にはボクと石丸クンの犠牲は必要だったんだ!

    321 :

    誰がひっくり返す役なのかな

    323 :

    チェックポイントとはなんだったのか

    324 :

    これ結局霧切さんに頼っちゃうんじゃね?

    325 = 312 :

    葉隠っぽいけどな~

    326 :

    予備科の彼がいないと

    327 :

    あの……本当に狛枝さんが犯人なんですかね?

    328 :

    狛木さんオッスオッス

    329 :

    ゲロブタは俺の布団で泣いてろ

    330 :

    まだ口元の渇いた血痕の謎が残されてるから

    331 :

    薬の痕跡があるのに全然突っ込まないなキリギリさん

    332 = 302 :

     
    …………って言いたい所なんだけどなぁ。

    どうしたのかな、大丈夫なのかな。

    このまま終わりなのかな。それはそれで、少し心残りがあるんだけど……。


    もう少しだけ頑張ってくれないかな、みんな。


    舞園「……苗木君」

    苗木「うん?」

    舞園「私は……嫌です……。例えここから抜け出せたとしても……苗木君がいないなんて……!!」ポロポロ

    苗木「……えーと、その、だから全員で脱出っていうのは無理なんだってば。
        ていうか、ボクは石丸クンを殺したんだよ? それでもボクに生き残って欲しいの?」

    舞園「はい」


    潤んだ瞳で、真っ直ぐ見つめられた。

    これは少し予想外の反応だ。


    舞園「私は、苗木君の事が大好きですから」

    333 :

    それは違うよぉ(ねっとり)

    334 = 308 :

    枕園さんかわいいやん…

    335 = 312 :

    >>334
    枕園言うなw

    336 :

    舞園さん珍しくヒロインか

    337 :

    このスレ何個目だよ
    SS速報いけ粕

    338 = 300 :

    かわいい

    339 :

    やっぱり超高校級のアイドルこそ正妻に相応しいですね!

    340 = 333 :

    >>339
    あら、まいぞのまは枕のまの枕園さんが何を言ってるのかしら?

    341 :

    よろしいですか? 超高校級のギャンブラーが苗木君の正妻なのです

    342 :

    君達、静かにしたまえッ!!
    もう少し真面目に石丸君の死を悔やまないかッ!!

    343 = 312 :

    >>342
    でっ、でもぉ…

    344 :

    うっせ!うっせ!

    345 :

    >>342
    あなたは成仏しといてください

    346 = 302 :

    苗木「……あのさ、いくら何でもそれはないと思うよ。正直ボクも少し引くな」

    舞園「どうしてですか?」

    苗木「いや、だって、ボクはクラスメイトを殺したんだよ? そんな人が好きだって? どう考えても普通じゃないよ、おかしいって」

    舞園「そう……ですね。私はおかしいのかもしれません」ニコ

    苗木「ハッキリ言うよ、殺人鬼が好きな人なんてボクからお断りだ。例えアイドルでも流石にそれはないって」

    舞園「……あはは、フラれちゃいました」

    苗木「…………」

    舞園「でも、想い続ける事は私の自由です。それは苗木君でも止められません」ニコ


    眩しい程の明るい笑顔。

    彼女が今どんな気持ちなのか、それは分からない。

    でも、それは超高校級のアイドル会心の表情のように思えた。


    苗木「ねぇ、舞園さん」

    舞園「はい?」

    苗木「どうしてボクなんだ。もっと周りを見なよ。どれだけ見る目ないのさ」

    347 :

    舞園さんって書いてあるのに枕園さんって読んじゃうんだが…

    348 = 329 :

    それは君の頭が悪いだけだよ

    349 :

    続きはよ


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