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元スレ苗木「どきどき修学旅行?」
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>>571
十神クンの言葉に、葉隠クンは完全に動きを止めた。
ただ呆然と、何も見えていない様子で立ち尽くしている。
葉隠「…………」
十神「どうした? できないのか?」
朝日奈「黙ってないで何か言いなよ葉隠!!」
大和田「おいコラ葉隠ぇぇ!!!」
葉隠「…………」
江ノ島「あはは、もしかしてそうやって黙ってれば何とかなるとでも思ってんの? それでも勝手に投票始めちゃうってば」
戦刃「うん……だからせめて何か話してよ……」
大神「葉隠よ、お主は負けたのだ。それを認める事だ」
不二咲「弱さを認める事も強さの内……だと思うよ?」
腐川「ふ、ふん、どうせあんたはいつかやるとは思ってたわよ……」
桑田「苗木にそそのかされたとか何でも言い訳は聞いてやるから、とりあえず話せっつの」
十神クンの言葉に、葉隠クンは完全に動きを止めた。
ただ呆然と、何も見えていない様子で立ち尽くしている。
葉隠「…………」
十神「どうした? できないのか?」
朝日奈「黙ってないで何か言いなよ葉隠!!」
大和田「おいコラ葉隠ぇぇ!!!」
葉隠「…………」
江ノ島「あはは、もしかしてそうやって黙ってれば何とかなるとでも思ってんの? それでも勝手に投票始めちゃうってば」
戦刃「うん……だからせめて何か話してよ……」
大神「葉隠よ、お主は負けたのだ。それを認める事だ」
不二咲「弱さを認める事も強さの内……だと思うよ?」
腐川「ふ、ふん、どうせあんたはいつかやるとは思ってたわよ……」
桑田「苗木にそそのかされたとか何でも言い訳は聞いてやるから、とりあえず話せっつの」
山田「ほれほれ、全部吐いちまえば楽になりますぞ……?」
舞園「正直に話した所で私は許しませんけどね。苗木君に罪を被せて自分だけ助かろうとしたんですから」
セレス「まぁ、わたくし達が許そうが許すまいが、彼は処刑されるので関係ありませんわ」
霧切「…………」
苗木「……ねぇ、葉隠クン」
葉隠「っ!!」ビクッ
苗木「本当の裁判とかでもさ、早い内に自白して反省した方が罪が軽くなるんだよ。
大丈夫、キミだけが悪いわけじゃないんだ。だからもう、全部話してみよう?」
葉隠「…………」
ボクの言葉に、葉隠クンは俯いた。
そして次第にポツリポツリと話し始める。
葉隠「……そうだよ、俺がやったんだ」
その言葉に、みんなはただ押し黙った。
舞園「正直に話した所で私は許しませんけどね。苗木君に罪を被せて自分だけ助かろうとしたんですから」
セレス「まぁ、わたくし達が許そうが許すまいが、彼は処刑されるので関係ありませんわ」
霧切「…………」
苗木「……ねぇ、葉隠クン」
葉隠「っ!!」ビクッ
苗木「本当の裁判とかでもさ、早い内に自白して反省した方が罪が軽くなるんだよ。
大丈夫、キミだけが悪いわけじゃないんだ。だからもう、全部話してみよう?」
葉隠「…………」
ボクの言葉に、葉隠クンは俯いた。
そして次第にポツリポツリと話し始める。
葉隠「……そうだよ、俺がやったんだ」
その言葉に、みんなはただ押し黙った。
葉隠「だけどよぉ、元々は苗木っちから誘ってきたんだべ!! 『キミだけがほぼ確実に脱出できる方法がある』ってよぉ!!
なんだよこれ、全然ダメじゃねえかよ!! あのまま苗木っちがクロにされるんじゃなかったんかよ!!!」
十神「……やはりか」ジロ
苗木「あはは、バレちゃった」テヘ
舞園「なぜ……葉隠君なんですか……?」
セレス「えぇ。苗木君と葉隠君は特別仲が良いようにも思えませんでしたが……」
霧切「……それって苗木君がコロシアイが起きるかどうか知る為に試した事っていうのと関係しているんじゃないかしら」
苗木「流石霧切さんだね。うん、その通りだよ。ボクは葉隠クンに殺人計画を話して試したんだよ。
ボクの見た感じだと彼が一番小さな希望しかないようだっからね。逆に言えば、彼がその計画に乗らなければ、他の人も乗らないだろうって思えた」
桑田「……で、葉隠はまんまと飛び付いたわけだ」
苗木「考える素振りも見せなかったね。即答だよ即答」
葉隠「し、仕方ねえだろ、他の奴らだって同じように受けたに決まってるべ!! そうだろ!?」
そう言って葉隠クンはみんなを見渡すけど、返ってくるのは敵意のこもった視線だけだ。
葉隠「な……なんだよ……良い子ぶってんじゃねーよ!! 人間、誰だって自分が一番可愛いんだっつの!!!」
なんだよこれ、全然ダメじゃねえかよ!! あのまま苗木っちがクロにされるんじゃなかったんかよ!!!」
十神「……やはりか」ジロ
苗木「あはは、バレちゃった」テヘ
舞園「なぜ……葉隠君なんですか……?」
セレス「えぇ。苗木君と葉隠君は特別仲が良いようにも思えませんでしたが……」
霧切「……それって苗木君がコロシアイが起きるかどうか知る為に試した事っていうのと関係しているんじゃないかしら」
苗木「流石霧切さんだね。うん、その通りだよ。ボクは葉隠クンに殺人計画を話して試したんだよ。
ボクの見た感じだと彼が一番小さな希望しかないようだっからね。逆に言えば、彼がその計画に乗らなければ、他の人も乗らないだろうって思えた」
桑田「……で、葉隠はまんまと飛び付いたわけだ」
苗木「考える素振りも見せなかったね。即答だよ即答」
葉隠「し、仕方ねえだろ、他の奴らだって同じように受けたに決まってるべ!! そうだろ!?」
そう言って葉隠クンはみんなを見渡すけど、返ってくるのは敵意のこもった視線だけだ。
葉隠「な……なんだよ……良い子ぶってんじゃねーよ!! 人間、誰だって自分が一番可愛いんだっつの!!!」
苗木がクロと思わせて葉隠がクロと思わせて苗木がクロか
というか本当に苗木なのかこれ
というか本当に苗木なのかこれ
>>659
お前2しかやってないだろ
お前2しかやってないだろ
だべさん原作で最後まで残ったのもビビりだったからって部分が大きいからなあ
苗木「……はぁ。とにかく残念だったよ。ボクとしては受けてほしくなかったんだけどね。
お陰で石丸クンを殺すことになってしまった。コロシアイが起きないって確信できたらもっと別の方法もあったんだけどね」
大和田「もうオメーの言い分は分からねえ事がよく分かったから黙っとけ」
朝日奈「葉隠あんた……ろくな奴じゃないとは思ってたけど、ここまでとは思わなかったよ!」
江ノ島「えっ、そう? コイツってこんなもんじゃん!」
腐川「ま、まさかこんな汚ギャルと意見が合うなんてね……」
大神「葉隠よ。本当の強さというものは」
葉隠「うるせええええ!!! 説教か!? そんなもん聞きたくねえべ!!!」
セレス「……そうですわね、これから死ぬあなたにいくら言っても仕方ありませんわ。投票を始めましょうか」
葉隠「待てよ!! 待てってば!!!」
不二咲「え、えっと……結局、この事件はどういう流れだったのかな……?」
山田「ううむ、確かに僕も頭がこんがらがっていますぞ。犯人は葉隠康比呂殿という事は分かりますが……」
舞園「苗木君が犯人じゃないと分かっていれば十分ですよ」
戦刃「そ、それでいいのかなぁ?」
苗木「あはは……でもこの際だし、事件を最初から振り返ってみようか」
お陰で石丸クンを殺すことになってしまった。コロシアイが起きないって確信できたらもっと別の方法もあったんだけどね」
大和田「もうオメーの言い分は分からねえ事がよく分かったから黙っとけ」
朝日奈「葉隠あんた……ろくな奴じゃないとは思ってたけど、ここまでとは思わなかったよ!」
江ノ島「えっ、そう? コイツってこんなもんじゃん!」
腐川「ま、まさかこんな汚ギャルと意見が合うなんてね……」
大神「葉隠よ。本当の強さというものは」
葉隠「うるせええええ!!! 説教か!? そんなもん聞きたくねえべ!!!」
セレス「……そうですわね、これから死ぬあなたにいくら言っても仕方ありませんわ。投票を始めましょうか」
葉隠「待てよ!! 待てってば!!!」
不二咲「え、えっと……結局、この事件はどういう流れだったのかな……?」
山田「ううむ、確かに僕も頭がこんがらがっていますぞ。犯人は葉隠康比呂殿という事は分かりますが……」
舞園「苗木君が犯人じゃないと分かっていれば十分ですよ」
戦刃「そ、それでいいのかなぁ?」
苗木「あはは……でもこの際だし、事件を最初から振り返ってみようか」
やっぱり血の跡はドリップなのかな
解凍失敗すると蛍光ピンクの液体が染み出てくる生肉とか超嫌なんだが
解凍失敗すると蛍光ピンクの液体が染み出てくる生肉とか超嫌なんだが
>>671
第一の島には毒はない
第一の島には毒はない
苗木「まず昨日の夜、ボク達はモノクマによって、仮想現実の世界で自分の死の直前まで体験する事になった。
そして明後日までにコロシアイが起きなければ、最後まで見せると脅しをかけた」
苗木「当然、そんなものを見せられて平然としていられる人なんてそうそう居ない。ボクもかなりキツかったしね。
ただ、それでもコロシアイなんて起きないと思いたかったんだけど、桑田クンがあそこまで取り乱しているのを見て不安になった」
苗木「だからボクは試してみる事にしたんだ。実際に殺人計画を持ちかけて、乗っかってくる人が居るかどうかをね。
その時は、その計画を持ちかける相手は桑田クンにしようかとも思っていたんだけど、その前にボクに接触してきた人が居た」
苗木「そう、葉隠クンだ。実は彼はみんなの中で一番あの死の光景に怯えていた。何とかあれを回避できないかと考えたんだ。
回避するにはコロシアイを起こすしかない。でも、彼は自分自身の力をよく分かっていた。いくらトリックを仕掛けても、霧切さんや十神クンを欺けるとは思えなかったんだ」
苗木「そんな彼が思い付いたもう一つの選択肢。それは自分は誰も殺さない代わりに、誰かに死んでもらおうというものだった。
つまり、葉隠クンはボクに自殺を頼んだんだよ。ボクを選んだ理由は、一番引き受けてくれそうだから、だそうだ」
苗木「まぁ、条件がコロシアイで自殺でもいいのかっていう疑問はあるけど…………そこら辺はモノクマにでも聞いたのかな?」
モノクマ「はい、聞かれました。まぁ、殺人に見せかけて自殺っていうのも面白いからアリにしたよ!」
苗木「で、ボクはそんな彼の様子を見て確信したんだ。ボク達の中で一番小さな希望しか持っていないのは葉隠クンだって。
だからボクはすぐに彼に殺人計画の話を持ちかけた。すると驚くほどすんなり乗っかってきたんだ。流石にボクも絶望したね」
苗木「まぁでも、そのくらいの絶望で凹んでいるわけにもいかない。ボクはその夜の内に彼に計画の詳しい内容と毒を渡した。
石丸クンへの脅迫状を書いたのもその時で、葉隠クンが彼のコテージのポストに入れておいた」
そして明後日までにコロシアイが起きなければ、最後まで見せると脅しをかけた」
苗木「当然、そんなものを見せられて平然としていられる人なんてそうそう居ない。ボクもかなりキツかったしね。
ただ、それでもコロシアイなんて起きないと思いたかったんだけど、桑田クンがあそこまで取り乱しているのを見て不安になった」
苗木「だからボクは試してみる事にしたんだ。実際に殺人計画を持ちかけて、乗っかってくる人が居るかどうかをね。
その時は、その計画を持ちかける相手は桑田クンにしようかとも思っていたんだけど、その前にボクに接触してきた人が居た」
苗木「そう、葉隠クンだ。実は彼はみんなの中で一番あの死の光景に怯えていた。何とかあれを回避できないかと考えたんだ。
回避するにはコロシアイを起こすしかない。でも、彼は自分自身の力をよく分かっていた。いくらトリックを仕掛けても、霧切さんや十神クンを欺けるとは思えなかったんだ」
苗木「そんな彼が思い付いたもう一つの選択肢。それは自分は誰も殺さない代わりに、誰かに死んでもらおうというものだった。
つまり、葉隠クンはボクに自殺を頼んだんだよ。ボクを選んだ理由は、一番引き受けてくれそうだから、だそうだ」
苗木「まぁ、条件がコロシアイで自殺でもいいのかっていう疑問はあるけど…………そこら辺はモノクマにでも聞いたのかな?」
モノクマ「はい、聞かれました。まぁ、殺人に見せかけて自殺っていうのも面白いからアリにしたよ!」
苗木「で、ボクはそんな彼の様子を見て確信したんだ。ボク達の中で一番小さな希望しか持っていないのは葉隠クンだって。
だからボクはすぐに彼に殺人計画の話を持ちかけた。すると驚くほどすんなり乗っかってきたんだ。流石にボクも絶望したね」
苗木「まぁでも、そのくらいの絶望で凹んでいるわけにもいかない。ボクはその夜の内に彼に計画の詳しい内容と毒を渡した。
石丸クンへの脅迫状を書いたのもその時で、葉隠クンが彼のコテージのポストに入れておいた」
>>673
おい、これって…苗木っちが真犯人って事なのか?
おい、これって…苗木っちが真犯人って事なのか?
>>675
黙ってみてろって
黙ってみてろって
>>648
外野は黙ってろks
外野は黙ってろks
>>681
ちゃんと使われてるから黙ってろ
ちゃんと使われてるから黙ってろ
苗木「そして次の日の朝、脅迫状を受け取った石丸クンは期待通り今夜はみんなで集まろうと提案してくれた。
すかさずボクは場所にホテル旧館を提案して、掃除当番にもなった。同じように葉隠クンにも掃除当番になってもらう必要があったけどね」
苗木「そして旧館の掃除中。葉隠クンはボクが渡した毒をジュースに入れて石丸クンに渡した。
他のみんなの前で飲ませたのもわざとだよ、他の人のジュースも渡すことでそう仕組んだんだ」
苗木「そして毒を飲んだ石丸クンは体調を崩す。でもあの毒は青酸カリみたいにすぐ死ぬようなものではないから、マズイジュースを飲んだギャグのように装う事ができた。
当の本人もソファーに横たわりながら『マズイ』なんて言ってくれたからね。あれはファインプレー……いや、彼にとってはそうでもないか」
苗木「その後、葉隠クンは手はず通りにボクと石丸クン以外の掃除当番を外に連れ出した。ミステリーサークルなんてものを使うのは予想外だったけどね。
とにかく、衰弱した石丸クンと旧館に二人残されたボクは、台車を使って彼をトイレに運んで、体を縛って放置した。そのまま毒が回って死んでくれるようにね」
苗木「その後、外からテープを使って鍵をかけて、また外から開けられるように、テープの端はトイレの扉に目立たないように貼っておいた。
そして、外に出て旧館の裏手に回ってみんなと合流したんだ。よく分からないミステリーサークルに困惑してる掃除当番のみんなとね」
苗木「エアコンのタイマーとかアイロンとか暗視スコープとかを仕掛けたのは掃除中だ、みんなごたごたしてたから怪しまれずにできたよ。
あと掃除中に葉隠クンにやってもらう事があった。それは石丸クンの様子を確認してもらう事だよ」
苗木「だからボクは倉庫から床下へ行ける扉を教える為に、葉隠クン以外のみんなを倉庫に集めた。葉隠クンにはもう教えたからって言ってね。
その時葉隠クンはトイレの中に入って石丸クンの状態を確認したんだ。血を吐いて死んでいる石丸クンをね」
苗木「ただ、その後はちょっと焦ったよ。石丸クンの死を確認した葉隠クンが想像以上に動揺していてね。まぁ、バレはしなかったから良かったけどさ」
すかさずボクは場所にホテル旧館を提案して、掃除当番にもなった。同じように葉隠クンにも掃除当番になってもらう必要があったけどね」
苗木「そして旧館の掃除中。葉隠クンはボクが渡した毒をジュースに入れて石丸クンに渡した。
他のみんなの前で飲ませたのもわざとだよ、他の人のジュースも渡すことでそう仕組んだんだ」
苗木「そして毒を飲んだ石丸クンは体調を崩す。でもあの毒は青酸カリみたいにすぐ死ぬようなものではないから、マズイジュースを飲んだギャグのように装う事ができた。
当の本人もソファーに横たわりながら『マズイ』なんて言ってくれたからね。あれはファインプレー……いや、彼にとってはそうでもないか」
苗木「その後、葉隠クンは手はず通りにボクと石丸クン以外の掃除当番を外に連れ出した。ミステリーサークルなんてものを使うのは予想外だったけどね。
とにかく、衰弱した石丸クンと旧館に二人残されたボクは、台車を使って彼をトイレに運んで、体を縛って放置した。そのまま毒が回って死んでくれるようにね」
苗木「その後、外からテープを使って鍵をかけて、また外から開けられるように、テープの端はトイレの扉に目立たないように貼っておいた。
そして、外に出て旧館の裏手に回ってみんなと合流したんだ。よく分からないミステリーサークルに困惑してる掃除当番のみんなとね」
苗木「エアコンのタイマーとかアイロンとか暗視スコープとかを仕掛けたのは掃除中だ、みんなごたごたしてたから怪しまれずにできたよ。
あと掃除中に葉隠クンにやってもらう事があった。それは石丸クンの様子を確認してもらう事だよ」
苗木「だからボクは倉庫から床下へ行ける扉を教える為に、葉隠クン以外のみんなを倉庫に集めた。葉隠クンにはもう教えたからって言ってね。
その時葉隠クンはトイレの中に入って石丸クンの状態を確認したんだ。血を吐いて死んでいる石丸クンをね」
苗木「ただ、その後はちょっと焦ったよ。石丸クンの死を確認した葉隠クンが想像以上に動揺していてね。まぁ、バレはしなかったから良かったけどさ」
苗木「パーティーが始まってからモノミに外だけではなくて、大広間の前でも見張りをしてもらった。モノミの証言は必要だったからね。
その後パーティー中に葉隠クンは桑田クンを連れて倉庫に向かった。アイロンをコンセントから抜く為にね。桑田クンはその証人だ」
苗木「エアコンのタイマーの設定時刻近くなったら、ボクは舞園さんと事務室へ向かった。相手はとりあえず女子なら良かったかな。霧切さんとか大神さんとか戦刃さん以外ならね。
そしてタイマーの設定時刻になっても停電は起きなかった。当たり前だよね、そう仕向けていたんだ。だから、ボクは予定通りに舞園さんをスタンガンで気絶させた」
苗木「それからテーブルを踏み台にした上で、物まで使って何とかブレーカーを手動で落としたんだ。ほらボクってそんなに大きくないからそれなりに苦労したよ。
ブレーカーを落としたボクは用意していた暗視スコープを使って事務室を出ると、トイレに入って既に死んでいる石丸クンの首にナイフを刺した」
苗木「後はボクはそのままナイフを握ったまま気絶したフリをして、トイレの中でみんなを待っていたってわけさ。死んだ石丸クンと一緒にね」
……はぁ、疲れた。
こうして話してみると中々面倒な事をしたものだなぁ。
でも、その割にあった成果は上げられた。みんなは確実に成長する事ができた。
だからきっと、みんなはボクの期待通りの結末へ導いてくれる。
全員が協力してモノクマを打ち倒す結末へとね!
十神「ふん、まぁ中々……といった所か。最初の事件にしては悪くないんじゃないか」
朝日奈「な……何言ってんの! これが最初で最後だよ!!」
セレス「ここまで策を講じても見抜かれてしまうのです。誰かを殺して脱出するという考えは止めた方がいいですわね」
不二咲「そ、その前に人を殺すなんてダメだってばぁ……」
その後パーティー中に葉隠クンは桑田クンを連れて倉庫に向かった。アイロンをコンセントから抜く為にね。桑田クンはその証人だ」
苗木「エアコンのタイマーの設定時刻近くなったら、ボクは舞園さんと事務室へ向かった。相手はとりあえず女子なら良かったかな。霧切さんとか大神さんとか戦刃さん以外ならね。
そしてタイマーの設定時刻になっても停電は起きなかった。当たり前だよね、そう仕向けていたんだ。だから、ボクは予定通りに舞園さんをスタンガンで気絶させた」
苗木「それからテーブルを踏み台にした上で、物まで使って何とかブレーカーを手動で落としたんだ。ほらボクってそんなに大きくないからそれなりに苦労したよ。
ブレーカーを落としたボクは用意していた暗視スコープを使って事務室を出ると、トイレに入って既に死んでいる石丸クンの首にナイフを刺した」
苗木「後はボクはそのままナイフを握ったまま気絶したフリをして、トイレの中でみんなを待っていたってわけさ。死んだ石丸クンと一緒にね」
……はぁ、疲れた。
こうして話してみると中々面倒な事をしたものだなぁ。
でも、その割にあった成果は上げられた。みんなは確実に成長する事ができた。
だからきっと、みんなはボクの期待通りの結末へ導いてくれる。
全員が協力してモノクマを打ち倒す結末へとね!
十神「ふん、まぁ中々……といった所か。最初の事件にしては悪くないんじゃないか」
朝日奈「な……何言ってんの! これが最初で最後だよ!!」
セレス「ここまで策を講じても見抜かれてしまうのです。誰かを殺して脱出するという考えは止めた方がいいですわね」
不二咲「そ、その前に人を殺すなんてダメだってばぁ……」
大和田「ちっ、毒を飲ませただとか、縛っただとか、ナイフで刺したとかよぉ……オメーら人の命を何だと思ってんだ」
江ノ島「お、暴走族のくせにまともな事言うじゃん。まー、そのくらいはギャルにも分かるけどさー」
戦刃「うっ……わ、私はそんなに言えないかも……」
大神「クラスメイトにここまでする事ができるとはな……我もまだまだ見えていないものばかりであったようだ」
山田「このような非日常的な空間では非日常的な事態が発生する。まぁ、考えてみれば当然ですな、ラノベではお馴染みですし」
桑田「にしたって、キツすぎんだろ。現実なんだぜここは」
腐川「事実は小説より奇なり……ってやつかしら……」
舞園「苗木君……やっぱり殺人なんてダメですよ。考えなおしてはくれないですか?」
苗木「いや、今更言われても……もう石丸クン殺しちゃったし、葉隠クンが。それにボクは後悔なんかしてないよ、むしろ満足してるよ!」ハハハ
葉隠「おいモノクマ!!! 俺は……俺は処刑されるんか!?」
葉隠クンは必死の形相で尋ねる。
ここまで本気の人間の顔というのも初めて見たかもしれないな。
モノクマ「うん、キミに投票されれば、例えキミがクロであろうとなかろうとどっちにしろキミは死ぬね」
葉隠「やめてくれ!!! 助けてくれよおおおおおおおお!!!!!」
江ノ島「お、暴走族のくせにまともな事言うじゃん。まー、そのくらいはギャルにも分かるけどさー」
戦刃「うっ……わ、私はそんなに言えないかも……」
大神「クラスメイトにここまでする事ができるとはな……我もまだまだ見えていないものばかりであったようだ」
山田「このような非日常的な空間では非日常的な事態が発生する。まぁ、考えてみれば当然ですな、ラノベではお馴染みですし」
桑田「にしたって、キツすぎんだろ。現実なんだぜここは」
腐川「事実は小説より奇なり……ってやつかしら……」
舞園「苗木君……やっぱり殺人なんてダメですよ。考えなおしてはくれないですか?」
苗木「いや、今更言われても……もう石丸クン殺しちゃったし、葉隠クンが。それにボクは後悔なんかしてないよ、むしろ満足してるよ!」ハハハ
葉隠「おいモノクマ!!! 俺は……俺は処刑されるんか!?」
葉隠クンは必死の形相で尋ねる。
ここまで本気の人間の顔というのも初めて見たかもしれないな。
モノクマ「うん、キミに投票されれば、例えキミがクロであろうとなかろうとどっちにしろキミは死ぬね」
葉隠「やめてくれ!!! 助けてくれよおおおおおおおお!!!!!」
これ、仮に苗木がクロだったとしても投票でおしおき者が決まるんなら
人望的な意味で葉隠って超不利だな
人望的な意味で葉隠って超不利だな
枕園さんみたいに苗木>自分な価値観の奴が半数いたら
それだけで苗木は勝ち確だからな
それだけで苗木は勝ち確だからな
モノクマ「いや、ボクに言われても。投票権を持っているのはみんなだし、そっちに言ってよ。キミが殺ったわけじゃないなら、そう訴えなよ」
葉隠「殺ったよ……殺ったけどよ!!!!! オメーも分かってんだろ、俺は苗木っちにそそのかされたんだよ!!!!!
苗木っちがあんな事言ってこなければ、石丸っちを殺す事なんてなかったんだよおおおおおおお!!!!!!」
モノミ「ぅぅ……葉隠君……」グスッ
モノクマ「いやいや、殺しちゃったんなら罪は償わないと。例えそれが誰かに仕向けられたものだとしても、殺人は殺人だよ。こんなの小学生でも分かると思うけどなぁ」ハァ
葉隠「い、いやだべ……ほら、情状酌量の余地ありとか……」
モノクマ「そんなのありません! これだから最近のゆとりは!!」
苗木「大丈夫だよ葉隠クン」ニコ
葉隠「はああ!? 元はと言えば全部オメーのせいだべ!!! オメーさえ居なければ俺はこんな事にならなかったんだ!!!!!」
苗木「いや、キミは素晴らしいよ。よく働いてくれた。キミの今の状態をそこまで悲観してはいけないよ! だってこの事件のお陰でみんなは成長してくれた。
キミみたいなゴミみたいな小さな希望しか持てない人でも、みんなの役に立つ事ができたんだ! だから、心残りなんてないはずなんだよ!!」
葉隠「心残りなんてありまくりに決まってんだよ!!!!! 俺は死にたくねえ……死にたくねえよおおおおお!!!!!!」
大和田「…………ちっ、ここまで哀れな格好晒されると言いてえ事もなくなるぜ」
セレス「これは葉隠君の為にも、もう終わらせて差し上げるべきでしょうか」
桑田「くそっ、こんな奴でも後味わりーなちくしょう」
霧切「……一つ、いいかしら」
葉隠「殺ったよ……殺ったけどよ!!!!! オメーも分かってんだろ、俺は苗木っちにそそのかされたんだよ!!!!!
苗木っちがあんな事言ってこなければ、石丸っちを殺す事なんてなかったんだよおおおおおおお!!!!!!」
モノミ「ぅぅ……葉隠君……」グスッ
モノクマ「いやいや、殺しちゃったんなら罪は償わないと。例えそれが誰かに仕向けられたものだとしても、殺人は殺人だよ。こんなの小学生でも分かると思うけどなぁ」ハァ
葉隠「い、いやだべ……ほら、情状酌量の余地ありとか……」
モノクマ「そんなのありません! これだから最近のゆとりは!!」
苗木「大丈夫だよ葉隠クン」ニコ
葉隠「はああ!? 元はと言えば全部オメーのせいだべ!!! オメーさえ居なければ俺はこんな事にならなかったんだ!!!!!」
苗木「いや、キミは素晴らしいよ。よく働いてくれた。キミの今の状態をそこまで悲観してはいけないよ! だってこの事件のお陰でみんなは成長してくれた。
キミみたいなゴミみたいな小さな希望しか持てない人でも、みんなの役に立つ事ができたんだ! だから、心残りなんてないはずなんだよ!!」
葉隠「心残りなんてありまくりに決まってんだよ!!!!! 俺は死にたくねえ……死にたくねえよおおおおお!!!!!!」
大和田「…………ちっ、ここまで哀れな格好晒されると言いてえ事もなくなるぜ」
セレス「これは葉隠君の為にも、もう終わらせて差し上げるべきでしょうか」
桑田「くそっ、こんな奴でも後味わりーなちくしょう」
霧切「……一つ、いいかしら」
だべさんはクズとまでは言わんが国で金払って育てる様な希望かと問われると答えに窮する
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