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元スレ女「君が思っているよりも、ボクは……」
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女「で、でもここは先生もしっかり教えてなかったからね」
男「でも、お前はわかるんだろ?」
女「うん。えーっと、ここなんだけど」
俺の隣にちょこんと座り、解説を始める。
教えてもらう時は、意図せず密着度が凄い。
女「……ってことなんだ。わかった? ……どこを見てるんだい?」
男「ああ、すまん」
ヤツ自身、密着していることに気づいていないみたいだ。
男「でも、お前はわかるんだろ?」
女「うん。えーっと、ここなんだけど」
俺の隣にちょこんと座り、解説を始める。
教えてもらう時は、意図せず密着度が凄い。
女「……ってことなんだ。わかった? ……どこを見てるんだい?」
男「ああ、すまん」
ヤツ自身、密着していることに気づいていないみたいだ。
女「ちゃんと見てくれないと困るな」
ふくれっ面はとても近い。
どうやら解説しているのに見ていないことを怒っているようだ。
そりゃそうだよな。俺でも怒る。
女「ボクを」
男「お前かよ!!」
解説じゃねーのかよ!!
ふくれっ面はとても近い。
どうやら解説しているのに見ていないことを怒っているようだ。
そりゃそうだよな。俺でも怒る。
女「ボクを」
男「お前かよ!!」
解説じゃねーのかよ!!
これは出来る>>1
女「こんなに露出しているんだから、見て欲しい!」
男「見るか!」
露出狂か!!
女「脚はいつも出しているけれど、腕は珍しいから」
そうだよな。いつもミニスカだ。
男「そういや、どうしていつも短いスカートはいてるんだ」
気になっていることを聞いてみる。
女「スリルがあるから、かな」
男「見るか!」
露出狂か!!
女「脚はいつも出しているけれど、腕は珍しいから」
そうだよな。いつもミニスカだ。
男「そういや、どうしていつも短いスカートはいてるんだ」
気になっていることを聞いてみる。
女「スリルがあるから、かな」
男「は?」
女「ほら」
ヒラリヒラリとスカートをはためかせて、
女「見えるか見えないか、興奮するだろう?」
ああ、そうだった。
こいつはこういうやつだったな。
さっきも言ったじゃねーか。
変態なんだった。
女「ほら」
ヒラリヒラリとスカートをはためかせて、
女「見えるか見えないか、興奮するだろう?」
ああ、そうだった。
こいつはこういうやつだったな。
さっきも言ったじゃねーか。
変態なんだった。
男「見えたらどうすんだ」
はためかせるのはそろそろやめろ。
女「今日は白です」
聞いてねーよ。
女「ノーパンでも良かったんだけどね」
男「できればいつでも穿いててくれ」
嘘でも本当でも、とりあえず言っておこう。
見られる前に、な。
はためかせるのはそろそろやめろ。
女「今日は白です」
聞いてねーよ。
女「ノーパンでも良かったんだけどね」
男「できればいつでも穿いててくれ」
嘘でも本当でも、とりあえず言っておこう。
見られる前に、な。
女「君がそう言うなら」
とヤツはニッコリと笑った。
女「じゃあ、明日はしまパンだね」
男「いらない情報をありがとよ」
女「水玉も捨てがたいね」
パンツの柄の話をおおっぴらにするな。
女「熊さんもいいかもね」
どこの子どもだ!
俺の妹か!!
とヤツはニッコリと笑った。
女「じゃあ、明日はしまパンだね」
男「いらない情報をありがとよ」
女「水玉も捨てがたいね」
パンツの柄の話をおおっぴらにするな。
女「熊さんもいいかもね」
どこの子どもだ!
俺の妹か!!
まあ、こんな具合で宿題が終わるはずもなく。
女「今度に持ち越しだね」
男「そうだな」
軽く伸びをすると、自然と欠伸が出ちまった。
男「ふわぁ……」
女「ふふ、お疲れ様」
お前こそ、な。
女「今度に持ち越しだね」
男「そうだな」
軽く伸びをすると、自然と欠伸が出ちまった。
男「ふわぁ……」
女「ふふ、お疲れ様」
お前こそ、な。
女「じゃあ、また明日」
男「おう」
ヤツの投げキッス(もちろん避けた)をしながら帰る姿を見送り、玄関に入ると、
妹「家まで送ってあげればいいのに」
と、妹に睨みつけられた。
男「そこまでする筋合はない」
妹「うわー、お兄ちゃんひどっ!」
昨日とはうってかわって普通の妹。
男「そういえば、どうして昨日は慌ててたんだ?」
お兄ちゃん、めちゃくちゃヘコんだぞ。
男「おう」
ヤツの投げキッス(もちろん避けた)をしながら帰る姿を見送り、玄関に入ると、
妹「家まで送ってあげればいいのに」
と、妹に睨みつけられた。
男「そこまでする筋合はない」
妹「うわー、お兄ちゃんひどっ!」
昨日とはうってかわって普通の妹。
男「そういえば、どうして昨日は慌ててたんだ?」
お兄ちゃん、めちゃくちゃヘコんだぞ。
妹「そ、それは……別にいーじゃんっ」
顔を赤くして、妹は台所に向かった。
歯切れが物凄く悪いんだが、まあいいか。
男「……あ」
さっきヤツは『また明日』って言っていたな。
明日は後輩と浴衣を買いに行くんだった。
すっかり忘れてたな。
あとで電話しておこう。
顔を赤くして、妹は台所に向かった。
歯切れが物凄く悪いんだが、まあいいか。
男「……あ」
さっきヤツは『また明日』って言っていたな。
明日は後輩と浴衣を買いに行くんだった。
すっかり忘れてたな。
あとで電話しておこう。
妹「はーい、今日は肉じゃがです」
男「おう」
妹の得意料理、肉じゃが。
今日のは出来がいいじゃないか。
男「美味い」
妹「でしょー?」
ニヒヒと笑う妹。
男「よし、俺の嫁になれ妹!」
と、冗談を言う。
男「おう」
妹の得意料理、肉じゃが。
今日のは出来がいいじゃないか。
男「美味い」
妹「でしょー?」
ニヒヒと笑う妹。
男「よし、俺の嫁になれ妹!」
と、冗談を言う。
>>270同意
妹「え……」
男「……?」
ありりー?
まさか、外したか?
妹「な、何言ってんの……バカ……」
……あれ、なんだこのオチ。
もっと笑い飛ばしてくれないと困るんだがな。
妹よ、そんな顔を隠すのはやめろ。
言ったこっちが恥ずかしい。
男「……?」
ありりー?
まさか、外したか?
妹「な、何言ってんの……バカ……」
……あれ、なんだこのオチ。
もっと笑い飛ばしてくれないと困るんだがな。
妹よ、そんな顔を隠すのはやめろ。
言ったこっちが恥ずかしい。
男「……こほん」
一息置いて、俺はゆっくりと「ごちそうさま」と手を合わせた。
妹はさっさと皿を持って行ってしまった。
……悲しくはない。
男「電話するか」
ヤツに、電話しないと。
一息置いて、俺はゆっくりと「ごちそうさま」と手を合わせた。
妹はさっさと皿を持って行ってしまった。
……悲しくはない。
男「電話するか」
ヤツに、電話しないと。
女『イフイフ』
男「……は?」
電話が繋がるやいなや、よくわからん言葉を言い放つ。
女『もしもしって、ことさ』
ああ、なるほど。
if if、か。
そんなことはどうでもいい。
男「……は?」
電話が繋がるやいなや、よくわからん言葉を言い放つ。
女『もしもしって、ことさ』
ああ、なるほど。
if if、か。
そんなことはどうでもいい。
男「明日のことなんだが」
女『ああ、言ってなかったね。明日は……』
男「いや、そうじゃなくて」
女『え?』
キョトンとした声。
男「明日はその、用事があるから遊べそうにない」
女『……』
少しの沈黙。
女『……君に用事?!』
なんだその驚きは。
女『ああ、言ってなかったね。明日は……』
男「いや、そうじゃなくて」
女『え?』
キョトンとした声。
男「明日はその、用事があるから遊べそうにない」
女『……』
少しの沈黙。
女『……君に用事?!』
なんだその驚きは。
女『失礼、まさか君に用事ができるなんて……』
これは明日雪が降るね。
とヤツは電話越しに笑った。
どれだけ俺をかわいそうなやつだと認識してるんだお前は。
男「ってことだ。だから明日は……」
女『遊べない、だね』
男「……そうだ」
急に口を挟んできやがった。
これは明日雪が降るね。
とヤツは電話越しに笑った。
どれだけ俺をかわいそうなやつだと認識してるんだお前は。
男「ってことだ。だから明日は……」
女『遊べない、だね』
男「……そうだ」
急に口を挟んできやがった。
女『明日は何の用事があるんだい?』
う。
まさか聞いてくるとは。
男「別にいいだろ、そんなことは」
女『君のことは知っておきたいのさ。ホクロの場所までね』
ファンか。
男「……後輩と、ちょっとな」
女『ああ、なるほど』
納得したようだ。
う。
まさか聞いてくるとは。
男「別にいいだろ、そんなことは」
女『君のことは知っておきたいのさ。ホクロの場所までね』
ファンか。
男「……後輩と、ちょっとな」
女『ああ、なるほど』
納得したようだ。
女『君は本当に、後輩くんに好かれているね』
男「ああ、そのようだな」
文化祭実行委員ってだけの繋がりなんだがな。
女『君にはそういう力があるのかも』
男「んなわけあるか」
あったらどれだけいいか。
女『うん、わかった。明日は君に出会わない程度に行動するよ』
なんか行動範囲を制限させちまったようだ。
そこまでしなくてもいいんだが。
男「ああ、そのようだな」
文化祭実行委員ってだけの繋がりなんだがな。
女『君にはそういう力があるのかも』
男「んなわけあるか」
あったらどれだけいいか。
女『うん、わかった。明日は君に出会わない程度に行動するよ』
なんか行動範囲を制限させちまったようだ。
そこまでしなくてもいいんだが。
女『では、そろそろ切るよ。まだご飯を食べていなくてね』
男「ん、そうなのか?」
女『言っていなかったかな、夏は……』
と、ここで。
ヤツの言葉は止まった。
女『……いや、なんでもない。それじゃあ』
えっ。
男「ちょ、ちょっと待て……」
電話はあちらから、切られてしまった。
男「ん、そうなのか?」
女『言っていなかったかな、夏は……』
と、ここで。
ヤツの言葉は止まった。
女『……いや、なんでもない。それじゃあ』
えっ。
男「ちょ、ちょっと待て……」
電話はあちらから、切られてしまった。
男「……なんだってんだ」
途中で言うのをやめ。
しかも、強引に切ってきた。
男「……」
歯切れが、悪い。
妹にしても、アイツにしても。
ちゃんと言えよな……。
途中で言うのをやめ。
しかも、強引に切ってきた。
男「……」
歯切れが、悪い。
妹にしても、アイツにしても。
ちゃんと言えよな……。
あーなんかうやむやにされて気分があまり良くない。
さっきのはなんだったんだ。
雲がかかったような気持ちだ。
オマケに雷さえ鳴ってる。
男「……風呂だ」
風呂でスッキリするしかない。
体の汚れは心の汚れ、だ。
……多分。
さっきのはなんだったんだ。
雲がかかったような気持ちだ。
オマケに雷さえ鳴ってる。
男「……風呂だ」
風呂でスッキリするしかない。
体の汚れは心の汚れ、だ。
……多分。
俺は風呂が好きだ。
気分が悪くても風呂に入りたい。
シャワーでは物足りない。
というわけで今、風呂場に向かっている。
さっきのことなど忘れて、ウキウキして
男「風呂ー!」
と、開口一番。
妹「へっ!?」
妹に遭遇。
妹「きゃ、きゃあああああああ!!」
なんでこうなるんだ……。
気分が悪くても風呂に入りたい。
シャワーでは物足りない。
というわけで今、風呂場に向かっている。
さっきのことなど忘れて、ウキウキして
男「風呂ー!」
と、開口一番。
妹「へっ!?」
妹に遭遇。
妹「きゃ、きゃあああああああ!!」
なんでこうなるんだ……。
妹に土下座する日が来るとはな。
……もうこれ以上のことは言わない。
風呂から出てきた俺は、清々しい気持ちにはなれなかった。
さっきまでの忘れていた気持ちは、体を拭いている間にどんどんと戻ってきた。
アイツが言いかけた言葉は、なんだったのか。
男「……考えても答えは出ない、か」
男「さて、と」
明日に備えて寝るとするか。
……もうこれ以上のことは言わない。
風呂から出てきた俺は、清々しい気持ちにはなれなかった。
さっきまでの忘れていた気持ちは、体を拭いている間にどんどんと戻ってきた。
アイツが言いかけた言葉は、なんだったのか。
男「……考えても答えは出ない、か」
男「さて、と」
明日に備えて寝るとするか。
ピンポーン。
そんな音が小さく聞こえた。
妹「お兄ちゃーん」
男「ん……」
妹「お兄ちゃんー!」
なんだ、妹よ。
朝っぱらから元気よく俺の名前を呼んで……。
妹「お兄ちゃん! 後輩さんが来たよ!」
そんな音が小さく聞こえた。
妹「お兄ちゃーん」
男「ん……」
妹「お兄ちゃんー!」
なんだ、妹よ。
朝っぱらから元気よく俺の名前を呼んで……。
妹「お兄ちゃん! 後輩さんが来たよ!」
ごめんなさい、寝ます。
昨日は保守していただき本当にありがとうございました。
今日も外に出てしまうので、携帯から細々と書いていくことになりそうです。
できるだけ、早く帰ろうと思うので、良ければ保守、お願いします。
それでは、ここまで見ていただきありがとうございました。
昨日は保守していただき本当にありがとうございました。
今日も外に出てしまうので、携帯から細々と書いていくことになりそうです。
できるだけ、早く帰ろうと思うので、良ければ保守、お願いします。
それでは、ここまで見ていただきありがとうございました。
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