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    元スレ王子「姫! 必ずまた会える! 絶対また会おう!」姫「はいっ!」

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    52 = 1 :

    特訓は続いた。

    殺し屋「空気だ! 空気みてェになるんだよ!」

    殺し屋「なれてねえじゃねえか、ボケがァ!」ブンッ

    ドゴッ!

    青年「ごふっ!」



    殺し屋「暗がりの中でも、自在に動けるようになれ!」

    殺し屋「俺の投げる石を、障害物にぶつからないようによけてみろ!」ビュンッ

    ガッ! ゴスッ! ガツッ!

    青年「う……ぐ……っ!」



    奴隷少「お兄さん……!」

    青年「ハハ、平気、平気……」ヨタヨタ…

    54 = 1 :

    さらに二週間後──

    殺し屋「ククク、だいぶアザが増えて男前になってきたなァ?」

    青年「なんの……これしき」

    殺し屋「フン、よくもまあ……よほどの根性持ちか、もしくはマゾか」

    殺し屋「今日俺は仕事で遠出しなきゃならねえから、休暇をやるよ」

    青年「!」

    殺し屋「ここで寝るなり、あのガキと観光するなり、好きにするがいいさ」

    青年「こんな無法地帯を、観光なんかできないだろ……」

    殺し屋「ここの奴らは、強い奴強そうな奴には手を出さねえ。意外と計算高えんだ」

    殺し屋「今のテメェなら、手ェ出す奴はそうそういねえだろうよ」

    殺し屋「殺しこそ未体験とはいえ、だいぶいいツラになってきたぜェ?」

    殺し屋「それに、テメェで殺そうっていうヤロウの本拠地くらいは見とけ」

    殺し屋「じゃあな」バタンッ

    青年「…………」

    56 = 1 :

    青年「……どうする?」

    奴隷少「観光しようよ!」

    青年「そうだな。ボクもこの都市のことはほとんど知らないし──」

    青年「アイツのいうとおり、市長の屋敷はぜひ見ておきたい」

    奴隷少「だったらあたしが案内してあげる!」

    青年「頼むよ」

    57 :

    意外と殺し屋が良い奴でワロタ

    59 = 1 :

    自治都市──

    青年と奴隷少女に、近づこうとする者はだれもいない。

    青年(本当だ……)

    青年(こんな幼い女の子を連れてるのに、チンピラどもは近づいてきもしない)

    青年(この都市に来た当初は、即からまれたっていうのに……)

    青年(アイツのいうとおりだった)

    青年(この都市には強そうな奴には近づくなって、不文律があるってことか)

    青年(なにしろ自分より強い奴にからんで、殺されたらそれまでだからな……)

    青年(そして……ボクもそれだけ顔つきや雰囲気が変わったってことか)

    奴隷少「ねえねえ、どうする? まずどこに行く?」

    青年「じゃあ……まずは市長の屋敷に連れてってくれるかな」

    奴隷少「オッケー!」

    60 = 1 :

    市長の屋敷──

    青年(スラム街のど真ん中にそびえ立つ大豪邸……異様な光景だ……)

    青年(ここに、市長がいる……副リーダーがいる……!)ギリッ…

    青年(チンピラみたいな見張りから、正規兵さながらの衛兵も備え、警備は万全)

    青年(本当に市長は、この自治都市の“王”なんだな)

    奴隷少「見て分かると思うけど、ここの警備はほぼ完璧よ」

    奴隷少「都市の荒くれ者や、自分の部下だった旧クーデター軍に」

    奴隷少「ああやって屋敷を守らせてるんだもの」

    奴隷少「市長もめったなことじゃ、屋敷から出てこないしね」

    青年「だろうな……」

    青年「──ん、でも“ほぼ”ってのはどういう意味だ?」

    61 = 1 :

    奴隷少「あっちに別邸があるじゃない? あっちは警備が薄いのよ」

    青年「ああ、あの小さい家か。なんなんだ、あれは」

    奴隷少「たまぁ~に、市長はあそこで一晩を過ごすのよ」

    奴隷少「自分が選んだ女と、二人きりでね」

    青年「!」

    青年(警備が薄いってのはそういう……市長にもさすがに恥じらいはあるのか)

    青年「でも、なんで君はそんなことを知ってるんだ?」

    奴隷少「あたし、もう少しで市長の相手をさせられそうになったの」

    青年「!? ──君はまだ子供じゃないか!」

    奴隷少「あの市長、見境がないみたいだから……」

    奴隷少「でも、スキを見て逃げ出したのよ」

    奴隷少「捕まってたのが別邸じゃなかったら、アウトだったわ」

    奴隷少「ま、結局その後、あの殺し屋に捕まっちゃったワケだけどさ」

    青年「そういうことだったのか……」

    63 = 1 :

    青年「!」ハッ

    青年(──となると、その時こそが市長を殺す最大の好機!)

    青年「あの別邸内の構造……覚えてるかい?」

    奴隷少「うん、覚えてるよ。忘れられない思い出だもん」

    青年「あとでアジトに戻ったら、見取り図を書いてくれないか?」

    奴隷少「もちろん、いいよ!」

    青年「ありがとう……君みたいな子供まで利用するなんて、ボクはホントダメだな」

    奴隷少「男が小さいこと気にしない、気にしない!」

    奴隷少「じゃあ次はどうする? 風俗街でもいこっか!」

    青年「えぇ……っ!?」

    奴隷少「だってあと他に、この都市で観光できるようなとこなんてないしね」

    65 = 1 :

    風俗街──

    青年「この辺りも……他と雰囲気がちがうな。華やかだ」

    青年(派手な身なりの女性や、黒服の男があちこちに立っている……)

    奴隷少「ここが、毒婦が支配する風俗街よ」

    青年「毒婦……!」

    青年「たしか、殺し屋と同じぐらいこの都市で名をはせてるという……」

    奴隷少「たしかに危険な女だけど、すっごくキレイよ」

    奴隷少「その美貌で何人もの男を地獄に落としてきたみたい」

    奴隷少「で、今は風俗街の女王ってわけ」

    奴隷少「よそから女をさらって、ここで働かせてるってウワサもあるわ」

    青年「……とんでもない女だな」

    「あら……だれがとんでもないんだい?」

    青年&奴隷少女「!?」ギョッ

    66 = 1 :

    毒婦「この風俗街でアタシをとんでもない呼ばわりするなんてねぇ」

    毒婦「さてはお前さん、新米だね?」

    青年「ああ……そうだ。この都市には一ヶ月前に来たばかりだ」

    青年(コイツが……毒婦! 意外に年は若そうだ)

    青年(たしかに……とても美しい! ──が、それ以上に禍々しい!)

    青年(殺し屋と同類……この自治都市で地位を築くため、何人も殺してきたって顔だ!)

    毒婦「おや、そっちのガキは前アタシが拾って市長にくれてやったガキじゃないか」

    毒婦「生きて屋敷を出られたんだねえ、運がいいじゃないか」

    毒婦「なにせ、あの市長のド変態っぷりったらないからねぇ」

    奴隷少「…………!」

    青年(この子を市長宅に送り込んだのも、コイツだったのか……まさに悪魔だ)

    青年(──ん、毒婦の隣にいるのは……?)

    67 = 1 :

    金髪娘「…………」

    青年(あ、あの子は──)バッ

    金髪娘「え……?」

    すかさず黒服たちが近づいてくる。

    毒婦「おおっと、惚れたかい? だけど、大事な商品に手は触れさせないよ?」

    青年「商品だと……?」

    毒婦「あの娘はね、来月市長への献上品にするのさ」

    青年「献上品……どういうことだ!?」

    毒婦「市長はね、処女じゃなきゃダメっていうド変態でねぇ」クスクス…

    毒婦「だからアタシももうストライクゾーンから外れてんのさ」

    毒婦「アタシなら市長を思う存分、満足させてやれるってのにねえ」

    毒婦「ま、だからコイツにはみっちりテクを仕込んで」

    毒婦「ちょうど三十日後の夜、市長に献上するのさ」

    青年「な……!」

    68 = 1 :

    青年「そ、そんなことさせるか! 人をなんだと思ってる!」バッ

    奴隷少「ダメよ、お兄さん!」ガシッ

    奴隷少「この街で毒婦に逆らったら、生きていけないわ!」

    奴隷少「あなたには目的があるじゃない!」

    青年「くっ……」

    金髪娘「…………」

    毒婦「ホホホ、身分の差ってやつが分かったかい?」

    毒婦「さあ、アタシの機嫌がいいうちに、とっとと帰るんだね」

    毒婦「アタシの機嫌が悪けりゃ陰口叩いてた時点で、二人とも八つ裂きだったよ」

    青年「……分かった。帰ろう」

    奴隷少「うん……」

    奴隷少(お兄さん、あの金髪の女の人、知ってるのかな?)

    69 :

    絶対メイドの妹だよ

    70 = 1 :

    殺し屋のアジト──

    殺し屋「どうだった? 休暇は満喫できたか?」

    青年「ああ、あの子に自治都市を案内してもらった」

    青年「市長の屋敷を下見して、風俗街で毒婦に会ったよ」

    殺し屋「毒婦か……ウワサ通りいい女だったか?」

    青年「アンタは会ったことないのか?」

    殺し屋「俺は女に興味ねえんでな。風俗街なんざ近づいたこともねえ」

    青年「……たしかに美しかった。だがそれ以上に血の臭いがする女だった」

    青年「ヤツもアンタと同類だ!」

    殺し屋「ハハ、ずいぶんえらそうに吠えるようになったな」

    青年「でも、重要な情報も手に入れた」

    殺し屋「ほう?」

    青年「ボクが市長暗殺を決行するのは……一ヶ月後だ」

    72 = 1 :

    青年は毒婦の“献上品”について話した。

    殺し屋「──なるほど、たしかにそりゃまたとないチャンスだ」

    殺し屋「逃したら、次はいつになるか分からねえ」

    殺し屋「あのガキが見取り図を用意できるってんなら、勝算も十分見えてくる」

    殺し屋「いいだろう……」

    殺し屋「だったらテメェはなんとしてもこの一ヶ月で」

    殺し屋「市長を殺せる技量を身につけろ!」

    青年「もちろんだ!」

    73 = 1 :

    青年(空気のような存在感で、音を立てず、影のように動き──)

    青年(一刺しで殺る!)

    トッ……

    殺し屋「ほう……」



    殺し屋(石!)ビュンッ

    青年「…………」サッ

    殺し屋「フン……だいぶ夜目がきくようになってきたな」

    青年「ああ、たしかに暗いが、もうほとんど昼間との差を感じない……」

    74 = 1 :

    ある日──

    殺し屋「聞くが……」

    殺し屋「テメェのこの執念はなんだ?」

    殺し屋「市長に恨みがある以上、テメェが旧王国の関係者だってことは分かる」

    殺し屋「だれか王族にでも仕えてたか?」

    青年「そうだとしたら……?」

    殺し屋「フッ、ウソつくんじゃねえよ」

    青年「!」ドキッ

    青年(さすがに鋭い……!)

    殺し屋「まぁ、どうでもいい……下らねえことを聞いた」

    青年「……だったらボクもアンタに聞いときたいことがある」

    75 :

    なんで僕に暗殺術を教えてくれたんだ

    76 :

    少し気になってきた

    77 :

    青年「今や、市長と毒婦に並ぶ、この自治都市三大悪党のアンタだが──」

    青年「なんというか……生まれながらの極悪人、という気がしない」

    青年「こうして俺を特訓してくれてるし……」

    青年「もしかしたら、元々は──」

    殺し屋「…………」

    バンッ!

    青年「!」ビクッ

    殺し屋「それ以上、しゃべるんじゃねえよ」

    殺し屋「でなきゃ、マジでテメェ殺す……!」

    青年「……悪かった」

    78 = 77 :

    特訓はさらに激しくなった。

    殺し屋「あんな音立てたら、すぐ市長の私兵が飛んでくんぞっ!」シュッ

    ドゴォッ!

    青年「ぐふっ! ゲホッ、ゲホッ!」

    殺し屋「オラ、もう一回だ!」

    青年「ああ!」ムクッ

    殺し屋「……ちっ、しぶといヤロウだ」



    奴隷少「今日はいつもよりボコボコだけど、大丈夫?」ペタッ…

    奴隷少「まったくあの殺し屋は最低だわ」

    青年「ああ、アイツは最低だ」

    青年「だけどボク、なんとなくアイツのことが理解できてきたような気もするんだ」

    奴隷少「?」

    青年「それじゃおやすみ……」

    79 = 75 :

    >>77
    一人称が俺になってるよ
    あーあ、ミスったー

    80 = 77 :

    そして──

    トッ…… トッ…… トッ……

    殺し屋「暗がりの中、俺の石を避けつつ、板を三枚音もなく貫くか……」

    殺し屋「合格だ」

    殺し屋「いよいよ決行日が近いが、どうにか間に合ったようだな」

    殺し屋「とはいえテメェは人を殺したこともねえド素人……」

    殺し屋「本番でどうなるかは保証できねえがな」

    青年「大丈夫、必ず市長の命だけは奪ってみせる……絶対に」

    殺し屋「…………」

    81 :

    わかった

    青年は実は男装したお姫さま
    実は囚われてるあの人の方が王子


    な気がする

    82 :

    追いついた

    83 = 77 :

    殺し屋「テメェは市長を殺したら、その後どうする気だ」

    青年「この都市を出て、ある人を探し出す……」

    青年「そして、市長を殺したことを報告する……それだけだ」

    青年「ボクはそのために生きてきた」

    殺し屋「ふうん……」

    殺し屋「ま、好きにしな」

    殺し屋「俺とテメェは、決行日までの仲だ。その日、俺とテメェの縁も切れる」

    青年「ああ」

    青年「アンタのことは大嫌いだが、少なくとも恩義は感じている」

    青年「……ありがとう」

    殺し屋「……チッ」

    84 = 77 :

    奴隷少「いよいよ明日ね、お兄さん」

    奴隷少「市長なんかどうでもいいから、生きて帰ってきてね」

    青年「たとえ君の見取り図と、殺し屋に教わった殺しの技術があるとはいえ」

    青年「正直……生還できる自信はない」

    青年「これがボクの全財産だ」ジャラッ…

    青年「もしボクが帰ってこなければ……これを持ってこの都市を脱出するんだ」

    青年「今の大統領は善政を敷いている。きっと幸せになれるはずだ」

    奴隷少「ホントはイヤだっていいたいけど……」

    奴隷少「お兄さん困らせたくないし、受け取る!」ジャラッ…

    青年「ありがとう、本当に君は強い子だ」

    青年「君がいなきゃ、ボクもこの生活に耐えられなかっただろう」

    青年「ありがとう」

    奴隷少「お兄さんこそ……ありがと、う……」グスッ

    86 = 75 :

    青年は執事の孫

    87 = 82 :

    少女泣かすな

    88 = 77 :

    奴隷少「すぅ……すぅ……」

    青年(君の強さなら、きっとこの時代を生きていける)

    青年(たとえ一人きりでも……)

    青年(そして、毒婦と一緒にいたあの金髪の女性……)

    青年(明日、市長への“献上品”にされる女性……)

    青年(彼女の正体はまちがいなく──)

    青年(できれば……いや、命にかえても彼女は助けてみせる!)

    やがて、青年も眠りについた。

    89 = 77 :

    決行日──

    殺し屋「さて、夜も更けた……行くぞ」

    青年「!」

    青年「アンタも手伝ってくれるのか?」

    殺し屋「ああ……」

    青年「だが、万一バレたらアンタも市長を敵に回すことになる。やめた方がいい」

    青年「せっかくこの都市で築いた地位を無駄にする気か?」

    殺し屋「フン、相変わらず甘いヤロウだ」

    殺し屋「んなことは気にすんな」

    青年「…………?」

    90 = 75 :

    青年は執事の孫
    金髪娘は姫
    殺し屋は王子

    91 :

    紫煙

    92 = 77 :

    市長の屋敷──

    奴隷少女の見取り図を思い出しながら、侵入経路を確認する二人。

    殺し屋「あれが別邸へ通じる門か……」

    青年「窓にぼんやり明かり……市長はまちがいなくいる」

    殺し屋「門番は三人、手薄だな。よほどテメェのあえぎを聞かれたくねえのか」

    殺し屋「下らねぇ性欲と恥じらいで身を滅ぼすことになるたぁな」

    青年「三人か……」ゴクッ

    殺し屋「ちょっと待ってろ」ス…

    シュッ…… スッ…… トッ……

    ドサッ! ドザッ! ドザァッ……!

    青年(一呼吸で三人を殺した!)

    青年(ボクは技量だけなら、殺し屋に追いついたとばかり思っていた……)

    青年(でもそれは、とんだ思い上がりだったってことか……!)

    94 :

    殺し屋はメイドの妹

    95 = 77 :

    殺し屋「さてと……ここまでだ」

    青年「ああ……ここからはボクが──」

    殺し屋「いや、テメェはここまでだ。後は俺がやる」

    青年「!」

    青年「どういうことだ!? 突然なにをいってるんだ!」

    殺し屋「こないだ、ようやく思い出せた……面影があった。懐かしい顔だ」

    殺し屋「テメェはおそらく、孫か」

    青年「なにをいっている!?」

    殺し屋「…………」チャラッ

    青年「そ、それは! 王家の勲章! なぜ、それをアンタが持っている!?」

    殺し屋「決まってんだろ」

    殺し屋「俺がテメェが将来仕えるはずだった王子を、ぶっ殺してやったんだからなァ!」

    青年「!」

    97 :

    殺し屋は山賊

    98 = 75 :

    想定の範囲内だな

    99 = 77 :

    殺し屋「おおかたテメェのジジイにいわれてたんだろ?」

    殺し屋「自分が死んだら、王子を助けろとかなんとかよぉ」

    殺し屋「で、市長を討って、王子を探し出したかったワケだ」

    殺し屋「だが、残念だったな。王子はもうこの世にいねぇよ」

    殺し屋「他ならぬ俺のせいで、奴は死んだ」

    青年「お前が実行犯だったのか! よくも……よくも王子を!」ダッ

    ボグッ!

    青年「あ、ぐ……っ」ガクッ

    ドサッ……!

    殺し屋「いくら痛めつけても、どこまでもまっすぐなヤツだったな」

    殺し屋「……いい孫を持ったな、じいや」

    殺し屋「さて──最期の仕事だ」ザッ

    100 :

    殺し屋が王子なの?


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