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元スレ八幡「由比ヶ浜とダーツしてたら雪ノ下が前を歩いて危ない」
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【八幡の部屋】
八幡(あ、昨日の寝不足もあったから、今日はすぐに眠れそうだ……)
雪乃「…………」クイクイ
八幡「ん、どうした?」
チュッ
八幡「なっ……!!」
雪乃「///」ニコ
八幡(おい待て今ので一気に意識が……!!)
数時間後
雪乃「…………」スゥスゥ
八幡(寝れねええええええええええええええええええええええええええ!!!!!)
コンコン
原作は修学旅行で海老名のとこまで見てたんだが次の巻ってでてる?
>>450
二次創作はあくまでも別物として考えろよ…
二次創作はあくまでも別物として考えろよ…
八幡「……ん?」
八幡(何だ今の音。すぐ近くから聞こえたような……)
雪乃「……♪」ギュッ
八幡「いっ!?」
八幡(雪ノ下の完全ホールド!? つか締まってる締まってる!! 嬉しい通り越して苦しい!!!)ビキビキ
【朝】
チュンチュン……
八幡「…………」ゲッソリ
雪乃『悪化してるわよ比企谷くん……大丈夫?』
八幡「あぁ……何とかな。あと雪ノ下、お前にはプロレスの才能がある」
雪乃「??」
八幡(何だ今の音。すぐ近くから聞こえたような……)
雪乃「……♪」ギュッ
八幡「いっ!?」
八幡(雪ノ下の完全ホールド!? つか締まってる締まってる!! 嬉しい通り越して苦しい!!!)ビキビキ
【朝】
チュンチュン……
八幡「…………」ゲッソリ
雪乃『悪化してるわよ比企谷くん……大丈夫?』
八幡「あぁ……何とかな。あと雪ノ下、お前にはプロレスの才能がある」
雪乃「??」
八幡「えーと、飯も食ったし、今日は……」
雪乃『比企谷くんの調子も悪いみたいだし、大人しく家にいましょう』
八幡「あー、悪いな。それだと助かる」
雪乃『いいわよ、調子が悪いのも私が一緒に寝ているからなのでしょう?』
八幡「いや俺が悪い。正しくは俺の煩悩が悪い」
雪乃「///」
雪乃『それは興奮して眠れなかったという事かしら?』
八幡「あぁ、そうだよ。これでも男子高校生だからな一応」
雪乃「…………」
雪乃『無理しなくていいのに』
八幡「俺は女連れ込んだらすぐやる事しか考えないDQNとは違うんだっての」
雪乃『あなたの場合はただヘタレというだけだと思うけれど』
八幡「言い方が悪い。慎重派にしてくれ」
雪乃『はいはい』ハァ
八幡(こうして部室と同じようにそれぞれ本を読んでダラダラ過ごした。気付けば夕方だ)
八幡「買い物行ってくるわ、何か食いたいものとかあるか?」
雪乃『私も行くわ』
八幡「分かった。そんじゃ行こうぜ」
【スーパー】
八幡「おぉ、野菜が安いな」
雪乃『こっちのお肉も安くなってるわよ』
店員「あらあら、もしかして同棲してるカップルさん? いいわねー、若いって」ニコニコ
八幡「えっ、あ、いや、その……はぁ」
八幡(何なのこのおばちゃんのコミュ力、怖いって)
雪乃「///」カァァ
店員「ふふふ、真っ赤になっちゃって可愛いー。ちょっと待っててね、すぐに半額シールが来る頃だから!」
八幡(確かに可愛い)
【比企谷家】
八幡「ふぅ、結構買っちまったな。重かっただろ雪ノ下」
雪乃『大丈夫よ、それに重い方はあなたが持ってくれたじゃない』
八幡「まぁそれは当たり前だしな。じゃあさっそく料理を…………ん?」
雪乃『どうしたの?』
八幡「いや、またなんか微妙に部屋が…………はぁ、まだ疲れてんのか俺」
雪乃『それなら今日は私が作るわ』
八幡「いやけど悪いし……」
雪乃『いいから』ジッ
八幡(有無を言わせない視線……食い下がっても無駄か……)
八幡「分かった、それじゃ任せた。俺は風呂洗ってくるわ」
【夕食】
八幡「うめえ……!! マジでどうなってんだこれ」
雪乃『比企谷くんの奥さんになれるかしら?』
八幡「もちろん、むしろ俺が頼み込むレベル。あ、いやでも結局主夫だから俺は作る方か……惜しいな」
雪乃『それなら働いていても料理は私が作るわ』ニコ
八幡「それはさすがに悪いっての。うーん、けどこんな料理を毎日食えるんだったら、別に働いてもいいかもな……」
雪乃『なるほど、比企谷くんは胃袋から落とす作戦が有効みたいね。まさかこんな形で平塚先生の依頼が進展する事になるとは思わなかったわ』
八幡「はは、もはや懐かしいな。考えてみれば、こうして俺と雪ノ下が知り合えたのもあの人のお陰だよな」
雪乃『良い先生なのだけれどね。結婚できないのは、少し重いところがダメなのかしら』
八幡「なんか焦りが出てくると余計ダメらしいな。やっぱり人間余裕を持った生活が大事だ」
雪乃『あなたは色々諦めて余裕ができている印象を受けるのだけれど』
八幡「それも方法の一つって事だ」
雪乃「…………」
雪乃『あなたと出会えて良かった』
八幡「な、なんだよ急に」
雪乃『何となく言いたかったの。私にとってあなたの存在というのは幸せの大部分といってもいいくらいよ』
八幡「……俺もお前と出会えて良かったよ。たぶん、これが本当に人を好きになるっていう事なんだろうな」
雪乃「…………」
八幡「…………」
雪乃「///」カァァ
八幡「って何俺平然と告ってんの!? あ、いや、今のなし!!」
雪乃『ダメ。取り消しなんて認めないわ。いいじゃない、あなたらしくて』ニコ
八幡「は、はぁ!?」
雪乃『でも返事は少し待ってもらえるかしら。前にも言ったけれど、私の声で答えたいの』
八幡「……わ、分かった。まぁあんま期待しないで待ってる」
雪乃『もしかして断るかもとか思っているの?』
八幡「上げて落とすというのはよくある事だ!!」
雪乃『あなたと出会えて良かった』
八幡「な、なんだよ急に」
雪乃『何となく言いたかったの。私にとってあなたの存在というのは幸せの大部分といってもいいくらいよ』
八幡「……俺もお前と出会えて良かったよ。たぶん、これが本当に人を好きになるっていう事なんだろうな」
雪乃「…………」
八幡「…………」
雪乃「///」カァァ
八幡「って何俺平然と告ってんの!? あ、いや、今のなし!!」
雪乃『ダメ。取り消しなんて認めないわ。いいじゃない、あなたらしくて』ニコ
八幡「は、はぁ!?」
雪乃『でも返事は少し待ってもらえるかしら。前にも言ったけれど、私の声で答えたいの』
八幡「……わ、分かった。まぁあんま期待しないで待ってる」
雪乃『もしかして断るかもとか思っているの?』
八幡「上げて落とすというのはよくある事だ!!」
【ホテル】
小町「いやー、本当にありがとうございました陽乃さん! 小町、こんな豪華なホテル初めてですよ!」
陽乃「うふふ、将来は親戚同士になるかもしれないから、もっと機会があるかもよ?」ニコ
小町「おお、これはお兄ちゃんに期待ですね! まっ、どうせ今回のお泊りで手を出すなんて事はしないんでしょうけどー」
陽乃「でも、もう雪乃ちゃんルートで確定だよ! 最大の障壁はもうなくなったんだし!」
小町「結衣さんですか。正直、ちょっとショックだったんですよねー、まさか結衣さんがあんなウソつくなんて」
陽乃「女の子っていうのはそんなもんよ。まっ、バッチリ比企谷くんにバレちゃったから逆効果だったけどね」
小町「でも別れる時は案外あっさりだったみたいですね。てっきりかなりこじれると思ってたんですけど」
陽乃「うーん、私もそこはちょっと気になって、別れてから数日ガハマちゃんを見張ったりしてみたんだよね。でも特におかしな動きはなかったよ」
小町「スッパリ切れたって事なんですかね」
陽乃「そういう事なんじゃない? それより比企谷くんは最後の夜に雪乃ちゃんに手を出したり……!!」
小町「しないですね」ハァ
陽乃「しないわよねぇ……」
【八幡の部屋】
雪乃『今日もただ寝るだけかしら?』ニヤ
八幡「何ですかその挑発的な顔は。そのくらいで俺が揺らいだりするわけねえだろ」
雪乃「…………」
八幡「呆れた顔もやめてください。ほら、明日は学校あるんだしさっさと寝るぞ」
雪乃『もう、分かったわ。順序というものがあるものね』
八幡「そうそう、やっと分かってくれたか。じゃあ電気消すぞー」
パチッ
雪乃「♪」ギュッ
八幡(やっぱこうなるんだな……まぁ、もう随分と慣れたけど……)
プルルルルルルルルル……
八幡「……え、家電?」
雪乃「?」キョトン
八幡「悪い、ちょっと行ってくるわ。いや、電気は点けなくていい、何とかなる」
スタスタ……
プルルルルルルルルル……
八幡(こんな時間に家電にとか……家族になんかあったんじゃねえだろうな……)
八幡「はい、もしもし」ガチャ
『あ、あの、夜分遅くにすみません、由比ヶ浜結衣の家の者ですけど……』
八幡「えっ、あ、ども……」
八幡(由比ヶ浜の家族? 何かあったのか?)
『結衣のケータイに連絡しても繋がらないもので……それで、明日は学校なのですが、あの子制服を部屋に置きっぱなしのようで。
だから本当に申し訳ありませんが、家に取りに帰れるように明日は早めに結衣を起こしてもらえないでしょうか』
八幡「……え? いや、結衣さんはここには泊まっていませんよ?」
『え? で、ですが、あの子「土日は小町ちゃんの家に泊まる」と……』
八幡「…………」ゾクッ
八幡「悪い、ちょっと行ってくるわ。いや、電気は点けなくていい、何とかなる」
スタスタ……
プルルルルルルルルル……
八幡(こんな時間に家電にとか……家族になんかあったんじゃねえだろうな……)
八幡「はい、もしもし」ガチャ
『あ、あの、夜分遅くにすみません、由比ヶ浜結衣の家の者ですけど……』
八幡「えっ、あ、ども……」
八幡(由比ヶ浜の家族? 何かあったのか?)
『結衣のケータイに連絡しても繋がらないもので……それで、明日は学校なのですが、あの子制服を部屋に置きっぱなしのようで。
だから本当に申し訳ありませんが、家に取りに帰れるように明日は早めに結衣を起こしてもらえないでしょうか』
八幡「……え? いや、結衣さんはここには泊まっていませんよ?」
『え? で、ですが、あの子「土日は小町ちゃんの家に泊まる」と……』
八幡「…………」ゾクッ
八幡「す、すみません、またかけ直します!」
ガチャン!!
八幡(まさか……)
バタン!! バタン!! バタン!!
八幡(一階には居ない……となると二階!? まずい、上には雪ノ下が!!!)
ダダダダダダッ!!! バタン!!
八幡「雪ノ下!!!」
雪乃「…………」スゥスゥ
八幡「寝て……る?」ホッ
八幡(いや、すぐに他の部屋も調べねえと……)
バタン!! バタン!! バタン!!
ガチャン!!
八幡(まさか……)
バタン!! バタン!! バタン!!
八幡(一階には居ない……となると二階!? まずい、上には雪ノ下が!!!)
ダダダダダダッ!!! バタン!!
八幡「雪ノ下!!!」
雪乃「…………」スゥスゥ
八幡「寝て……る?」ホッ
八幡(いや、すぐに他の部屋も調べねえと……)
バタン!! バタン!! バタン!!
頭悪そうこの>>1
【八幡の部屋】
八幡「…………」
八幡(どの部屋にも由比ヶ浜は居なかった……アイツの家族にも連絡は入れといた。今頃捜索願を出されてる頃だろう)
雪乃「…………」スゥスゥ
八幡(……考え過ぎか? そうだよな、由比ヶ浜も流石に俺の家に隠れるなんて……)
ギシッ!!
八幡「ッ!!」
八幡(今、ハッキリ聞こえた…………)ゴクッ
八幡(このベッドの……下だ……)
ギギッ……ギギッ……!!!
八幡(何かが……這い出てくる……。明かりをつけるか? いや、下手に動くと雪ノ下が危ない……)
ギギギギギッ!!! ズルッ
八幡(なっ……あ……!!!)
??「…………」
八幡(ほ、本当に……ベッドの下から……人……が……顔がよく見え……ない……)
ポタ……ポタ……
八幡(何かが落ちてる……血?)
??「…………」フラフラ
八幡(こっちに……来る…………え?)
八幡「お前…………雪ノ下か?」
雪乃「…………」ゴボッ
八幡「なっ、お前刺されてるじゃねえか!!!」
雪乃「……ぁ…………」
八幡「くっそ、とにかく救急車…………あれ?」
八幡(ちょっと……待てよ……)
八幡(ベッドの下に居たのが雪ノ下って事は……隣で寝てる……の……は…………)
結衣「おはよう、ヒッキー」
八幡「なっ、お前刺されてるじゃねえか!!!」
雪乃「……ぁ…………」
八幡「くっそ、とにかく救急車…………あれ?」
八幡(ちょっと……待てよ……)
八幡(ベッドの下に居たのが雪ノ下って事は……隣で寝てる……の……は…………)
結衣「おはよう、ヒッキー」
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/ ト、.,../ ,ー-、 _人人人人人人人人人人人人人人人_
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/⌒ ヽ ヽ_>i  ̄──_ _
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八幡「うおあっ!!!!! ゆ、由比ヶ浜……!!!」
結衣「ふふふ、どうしたのヒッキー?」ニコ
八幡「お前……その髪……!」
結衣「あぁ、ウィッグだよ。昨日あたしと会った時にちらっと見たよね?」
八幡「なっ……ぁ……!!」
結衣「ヒッキー、驚きすぎだよ。あたしはむしろゆきのんの方に驚いてるよ。確実に殺したと思ったんだけどな」
雪乃「…………」ゴボッ
結衣「まぁいっか、どうせすぐ死ぬだろうし。それじゃ、ヒッキーも一緒に行こ?」ニコ
八幡「……は?」
結衣「ヒッキーってゆきのんの事好きなんだよね? じゃあ今世は諦めるよ。死んで一緒に来世で結婚しよ?」ニコニコ
八幡「な……にを……!!」
結衣「大丈夫だよ、ヒッキー。首をちょっと切るだけだから。それで終わりだから」フラフラ
八幡「…………っ!!」ズルズル
結衣「それじゃ、先に行っててね、ヒッキー」
結衣「ふふふ、どうしたのヒッキー?」ニコ
八幡「お前……その髪……!」
結衣「あぁ、ウィッグだよ。昨日あたしと会った時にちらっと見たよね?」
八幡「なっ……ぁ……!!」
結衣「ヒッキー、驚きすぎだよ。あたしはむしろゆきのんの方に驚いてるよ。確実に殺したと思ったんだけどな」
雪乃「…………」ゴボッ
結衣「まぁいっか、どうせすぐ死ぬだろうし。それじゃ、ヒッキーも一緒に行こ?」ニコ
八幡「……は?」
結衣「ヒッキーってゆきのんの事好きなんだよね? じゃあ今世は諦めるよ。死んで一緒に来世で結婚しよ?」ニコニコ
八幡「な……にを……!!」
結衣「大丈夫だよ、ヒッキー。首をちょっと切るだけだから。それで終わりだから」フラフラ
八幡「…………っ!!」ズルズル
結衣「それじゃ、先に行っててね、ヒッキー」
ドンッ!! ザシュッ!!!
八幡「つっ!!」
八幡(なんだ……いきなり突き飛ばされ……)
雪乃「…………」ゴボッ
八幡「ゆ、雪ノ下……お前……俺をかばって……!!!」
結衣「ちょっと邪魔しないでよゆきのん! ほら、ヒッキーも早く……」
バタン!!
小町「お兄ちゃん!!!」
陽乃「雪乃ちゃん!!!」
八幡「えっ……」
結衣「ちっ……もー、またねヒッキー!!!」ダダッ
ドンッ!!
陽乃「きゃっ……今の……由比ヶ浜さん!?」
小町「それより雪乃さんが!!!」
八幡「おい雪ノ下!!! しっかりしろよ!!!」
雪乃「…………」
陽乃「雪乃ちゃん!!!!」
小町「きゅ、救急車呼びます!!!」ダダッ
八幡「おいふざけんな、起きろよ雪ノ下!! 雪ノ下!!!」
雪乃「……ひ、きがや……くん……」
八幡「ッ!! 雪ノ下!!」
雪乃「や、っと……話せるように……な、った…………だから」
八幡「ダメだ、もう話すな!!」
雪乃「好きよ……八幡」
パタッ
雪乃「…………」
八幡「……おい何だよそれ。いつもの長い毒舌はどうしたんだよ」
陽乃「…………っ!!」ボロボロ
八幡「言うだけ言って聞かねえってありかよ。なんだよそれ」
雪乃「…………」
八幡「何で……何でそんな満足そうに笑ってんだよ……!!」
八幡「雪乃…………ッ!!!!!」
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