私的良スレ書庫
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元スレ麦野「ぶち殺し…」 フレンダ「待って!子供が、子供がいるのよ!」
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麦野「ククッ!かかってきなさいよ……とはね」
麦野「“原子崩し”舐めてんじゃねェぞコラァ゛!!」
両肩より少し上の空間に、翠色の陽子が音を鳴らしながら狙いを定める。
ここから射撃までコンマ数秒。そのタイミングは知っているフレンダは右往飛び込んだ。
フレンダ「!!」
たった今まで居た位置に巨大な穴が出来上がっている。
寸でのところで回避が叶ったのは、麦野の傍に居続けた者であったから、その能力を常に見続けた者だからこそだと言っても過言ではない。
高温と粉塵でぼやけた視界より、初撃を外したことを確認した麦野は次弾を撃つ準備に出るが……。
フレンダ(手の内は見えてるってワケ……よ)
麦野「ッ!?」
“バキィ゛ンッ!!”
フラッシュバン。それは、フレンダが回避行動に移ると同時に置き去りにしたもの。
強烈な閃光と耳を破る勢いの破裂音が、麦野の聴覚と視界の双方を奪った。
麦野「“原子崩し”舐めてんじゃねェぞコラァ゛!!」
両肩より少し上の空間に、翠色の陽子が音を鳴らしながら狙いを定める。
ここから射撃までコンマ数秒。そのタイミングは知っているフレンダは右往飛び込んだ。
フレンダ「!!」
たった今まで居た位置に巨大な穴が出来上がっている。
寸でのところで回避が叶ったのは、麦野の傍に居続けた者であったから、その能力を常に見続けた者だからこそだと言っても過言ではない。
高温と粉塵でぼやけた視界より、初撃を外したことを確認した麦野は次弾を撃つ準備に出るが……。
フレンダ(手の内は見えてるってワケ……よ)
麦野「ッ!?」
“バキィ゛ンッ!!”
フラッシュバン。それは、フレンダが回避行動に移ると同時に置き去りにしたもの。
強烈な閃光と耳を破る勢いの破裂音が、麦野の聴覚と視界の双方を奪った。
フレンダ(やったか!?否、やるしかない!!)
遮蔽物に身を隠し耳と目を塞いだ状態にあったフレンダは、麦野の身体状況を把握していない。
にも関わらず遮蔽物から身を乗り出し、目視で確認するより早く、銃口を麦野に向けた。
麦野「クソがぁあッ!!」
フレンダ「ッ!?」
“ボシュ゛ンッ!!ボボゥ゛ッ!!”
麦野もフレンダの手の内を読んでいるからこそ、五感を奪われた直後にレーザーを感頼りで乱射する。
ヤツなら必ずこのタイミングで撃ちに来る。
陽子の盾を張ったところで回り込まれて銃弾を撃ち込まれようものならアウト。ならば乱射でフレンダの射撃精度を低下させるべきだと判断した。
そして、その読みと感頼りの乱射は見事に功を奏す。
麦野「オラオラどうしたぁ!?いっちょ前なのは口ってかァ!?」
フレンダ(クソ……一筋縄じゃ無理か……!)
遮蔽物に身を隠し耳と目を塞いだ状態にあったフレンダは、麦野の身体状況を把握していない。
にも関わらず遮蔽物から身を乗り出し、目視で確認するより早く、銃口を麦野に向けた。
麦野「クソがぁあッ!!」
フレンダ「ッ!?」
“ボシュ゛ンッ!!ボボゥ゛ッ!!”
麦野もフレンダの手の内を読んでいるからこそ、五感を奪われた直後にレーザーを感頼りで乱射する。
ヤツなら必ずこのタイミングで撃ちに来る。
陽子の盾を張ったところで回り込まれて銃弾を撃ち込まれようものならアウト。ならば乱射でフレンダの射撃精度を低下させるべきだと判断した。
そして、その読みと感頼りの乱射は見事に功を奏す。
麦野「オラオラどうしたぁ!?いっちょ前なのは口ってかァ!?」
フレンダ(クソ……一筋縄じゃ無理か……!)
絹旗「ちょ、ちょっと!!」
麦野「滝壺!アンタは非難しとけ!!」
麦野、は脚を引き吊りながら慌てふためく絹旗に声を投げる。
フレンダは、この一瞬に賭けた。
声を投げたほんの一瞬、塵より細かい虚の一時……麦野は、絹旗に気を向ける。
コチラへの気が逸れたこのタイミングが勝機を掴むチャンスだと賭けた。
フレンダ「うらぁ゛ッ!!」
麦野「!?」
放たれるレーザーの精度が低下しただろう一瞬を狙い、麦野の懐へと間を詰める。
フラッシュバンや手榴弾は切れた。残るは拳銃が二丁とサブマガジンのみ。
これ以上の遠距離攻撃は麦野の優位を確定つけるものでしかないと判断した直後、本能が地を蹴り出していた。
フレンダ「ッう゛!!」
靡く髪が束で落とされた、左腕と脇腹の皮膚を消滅させられた。
激痛が走るよりも疾く、痛みを置き去りにして懐に辿りつく。
ようやくして好機を得たフレンダの右手には、腰から抜いたナイフが握られている。
麦野「滝壺!アンタは非難しとけ!!」
麦野、は脚を引き吊りながら慌てふためく絹旗に声を投げる。
フレンダは、この一瞬に賭けた。
声を投げたほんの一瞬、塵より細かい虚の一時……麦野は、絹旗に気を向ける。
コチラへの気が逸れたこのタイミングが勝機を掴むチャンスだと賭けた。
フレンダ「うらぁ゛ッ!!」
麦野「!?」
放たれるレーザーの精度が低下しただろう一瞬を狙い、麦野の懐へと間を詰める。
フラッシュバンや手榴弾は切れた。残るは拳銃が二丁とサブマガジンのみ。
これ以上の遠距離攻撃は麦野の優位を確定つけるものでしかないと判断した直後、本能が地を蹴り出していた。
フレンダ「ッう゛!!」
靡く髪が束で落とされた、左腕と脇腹の皮膚を消滅させられた。
激痛が走るよりも疾く、痛みを置き去りにして懐に辿りつく。
ようやくして好機を得たフレンダの右手には、腰から抜いたナイフが握られている。
フレンダ「おォ゛ッ!!」
麦野「ッ!!」
ヒュンッ!!と風切音が聞こえたのは、振りかぶられたナイフを麦野が避けた紛れも無い証拠である。
麦野沈利の体術も並大抵のものではなかった。刃先が掠めた鼻先から少しばかりの血が流れるものの、危うげな姿勢から即座に回し蹴りを放っていた。
フレンダ「!!」
この蹴りを受けてはならない。
麦野の能力発動を阻害するために接近戦闘へ持ち込んだのだ。
ガードに成功しようが蹴りの重みで必ず後退してしまう。
ならばと、フレンダは身を翻し蹴りを回避、続いてナイフによる斬撃を繰り出していた。
麦野「ぅ……ォオ゛ッ!!」
斬撃の一つ一つを、とてつもない反射神経で回避する。第四位の名は伊達じゃない。
だが、こちらは武器を持たない状況。能力を生み出そうにもその暇を与えられることはない……麦野沈利は、この瞬間に初めて、驕慢というプライドを奪われていた。
麦野「ッ!!」
ヒュンッ!!と風切音が聞こえたのは、振りかぶられたナイフを麦野が避けた紛れも無い証拠である。
麦野沈利の体術も並大抵のものではなかった。刃先が掠めた鼻先から少しばかりの血が流れるものの、危うげな姿勢から即座に回し蹴りを放っていた。
フレンダ「!!」
この蹴りを受けてはならない。
麦野の能力発動を阻害するために接近戦闘へ持ち込んだのだ。
ガードに成功しようが蹴りの重みで必ず後退してしまう。
ならばと、フレンダは身を翻し蹴りを回避、続いてナイフによる斬撃を繰り出していた。
麦野「ぅ……ォオ゛ッ!!」
斬撃の一つ一つを、とてつもない反射神経で回避する。第四位の名は伊達じゃない。
だが、こちらは武器を持たない状況。能力を生み出そうにもその暇を与えられることはない……麦野沈利は、この瞬間に初めて、驕慢というプライドを奪われていた。
>>256
しくったw
しくったw
麦野(落ち着け……冷静に見極めろ……!)
フレンダと手を合わせるのは初めてである。
まさかここまでの近接戦闘術を持ち合わせているなどとは、思いにもよらなかった。
ならば……動きを見極め、その隙を突けば……形勢など、いとも容易く返せるだろう。
フレンダ「っ―――!!」
フレンダは、ナイフによる斬撃を更に加速させ手数が増える。
更に脚技を組み合わせて動きを鈍らす。にも関わらず、麦野の表情は焦りの色に染まらない。
ナイフを握る腕の側面を弾かれ、様々な対術も払われ……寧ろ、痛みを負った自分のほうが追い込まれるような感覚さえ覚えた……そのとき。
“ズドン゛ッ!!”
フレンダ「かっ……ぁ゛……!?」
麦野「ふゥ―――っ……!」
塵に等しい細の一瞬に、麦野の八卦拳がフレンダの胸部を捉えた。
近距離から放たれたにも関わらず凄まじい初速によって撃たれたソレは、フレンダの体全体に鈍い音を伴って響き渡る。
フレンダと手を合わせるのは初めてである。
まさかここまでの近接戦闘術を持ち合わせているなどとは、思いにもよらなかった。
ならば……動きを見極め、その隙を突けば……形勢など、いとも容易く返せるだろう。
フレンダ「っ―――!!」
フレンダは、ナイフによる斬撃を更に加速させ手数が増える。
更に脚技を組み合わせて動きを鈍らす。にも関わらず、麦野の表情は焦りの色に染まらない。
ナイフを握る腕の側面を弾かれ、様々な対術も払われ……寧ろ、痛みを負った自分のほうが追い込まれるような感覚さえ覚えた……そのとき。
“ズドン゛ッ!!”
フレンダ「かっ……ぁ゛……!?」
麦野「ふゥ―――っ……!」
塵に等しい細の一瞬に、麦野の八卦拳がフレンダの胸部を捉えた。
近距離から放たれたにも関わらず凄まじい初速によって撃たれたソレは、フレンダの体全体に鈍い音を伴って響き渡る。
フレンダ「・・・ぅ!っ!!」
麦野「……」
フレンダ「…なによ」
麦野「……」
フレンダ「何で…撃たないの」
麦野「……」
フレンダ「ねぇってば!!」
麦野「……眠い」
フレンダ「え?」
麦野「私は眠いの。フレンダもでしょ?」
フレンダ「え、ぇ……うん。そうね。眠いかも」
麦野「そうよ。もう寝たほうがいいわ」
フレンダ「うん……じゃあ、一緒に寝っか」
絹旗「ちょっと!私怪我してるんですよ!放っておかないでください!」
麦野「明日病院に連れてくからアンタも寝なさい」
絹旗「えぇ……まぁ、わかりましたよ」
フレンダ「じゃあオヤスミー」
麦野「……」
フレンダ「…なによ」
麦野「……」
フレンダ「何で…撃たないの」
麦野「……」
フレンダ「ねぇってば!!」
麦野「……眠い」
フレンダ「え?」
麦野「私は眠いの。フレンダもでしょ?」
フレンダ「え、ぇ……うん。そうね。眠いかも」
麦野「そうよ。もう寝たほうがいいわ」
フレンダ「うん……じゃあ、一緒に寝っか」
絹旗「ちょっと!私怪我してるんですよ!放っておかないでください!」
麦野「明日病院に連れてくからアンタも寝なさい」
絹旗「えぇ……まぁ、わかりましたよ」
フレンダ「じゃあオヤスミー」
>>282
全く意図がわからん
全く意図がわからん
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