私的良スレ書庫
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元スレ雪ノ下「比企谷君、突然だけど私、葉山君と付き合うことにしたわ」
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雪乃「実と言うと私、貴方の事が少しは気になっていたのよ」
雪乃「けれどもね、そうして関心を持ち貴方を観察していると」
雪乃「卑屈で暗くて妙にひねくれ、斜に構えた人間が、如何に情けなくて幼稚かが顕になるばかりだったわ」
雪乃「正直、私もその類いの人間だし、そうだからこそ貴方に少なからず共感や親近感を感じていたわけなのだけれど・・・」
雪乃「だから貴方には感謝しなくてはいけないわね、それに気づかせてくれたことに」
雪乃「けれどもね、そうして関心を持ち貴方を観察していると」
雪乃「卑屈で暗くて妙にひねくれ、斜に構えた人間が、如何に情けなくて幼稚かが顕になるばかりだったわ」
雪乃「正直、私もその類いの人間だし、そうだからこそ貴方に少なからず共感や親近感を感じていたわけなのだけれど・・・」
雪乃「だから貴方には感謝しなくてはいけないわね、それに気づかせてくれたことに」
雪乃「やはり人は閉じ籠っているだけではいけないわ」
雪乃「排他的になり、極力他人とかかわり合いを避けるなんてただの逃げなのよね」
雪乃「そんな人間、魅力も頼りがいも、一切ありはしない」
雪乃「やはり付き合うなら自分を高めてくれる人でありたいと痛感したわ」
雪乃「葉山君には私の求める全てが備わっている。そう気付いたの」
雪乃「今までは彼の持つ魅力を浅はかなもののように扱ってしまっていたけれども」
雪乃「それこそが浅はか極まりない幼稚な価値観だったと漸く気付いたの」
雪乃「本当、気付かせてくれてありがとう。比企谷君」
雪乃「排他的になり、極力他人とかかわり合いを避けるなんてただの逃げなのよね」
雪乃「そんな人間、魅力も頼りがいも、一切ありはしない」
雪乃「やはり付き合うなら自分を高めてくれる人でありたいと痛感したわ」
雪乃「葉山君には私の求める全てが備わっている。そう気付いたの」
雪乃「今までは彼の持つ魅力を浅はかなもののように扱ってしまっていたけれども」
雪乃「それこそが浅はか極まりない幼稚な価値観だったと漸く気付いたの」
雪乃「本当、気付かせてくれてありがとう。比企谷君」
雪乃「黙って交際を始めるのは気が引けたものだから。この方向は、一応一時でも貴方に好意を寄せていた身としての私なりの誠意のつもり」
「じゃあ今日はこれで失礼するわ。これから早速週末のデートに向けて二人で買い物なの。さよなら、比企谷君。・・・いきましょ葉山君」
葉山「あ、あぁ。」
葉山「・・・謝ったりは、しないよ。それは君にも、そしてゆ、雪乃にも失礼な事だと思うからね・・・じゃあ、比企谷君」
比企谷「・・・・・・」
「じゃあ今日はこれで失礼するわ。これから早速週末のデートに向けて二人で買い物なの。さよなら、比企谷君。・・・いきましょ葉山君」
葉山「あ、あぁ。」
葉山「・・・謝ったりは、しないよ。それは君にも、そしてゆ、雪乃にも失礼な事だと思うからね・・・じゃあ、比企谷君」
比企谷「・・・・・・」
比企谷「・・・寝るか」
ガラッ
由比ヶ浜「・・・ヒッキー、話があるんだけど・・・」
比企谷「・・・」
ガラッ
由比ヶ浜「・・・ヒッキー、話があるんだけど・・・」
比企谷「・・・」
由比ヶ浜「あ、あのね・・・ヒッキー・・・わ、私・・・」
由比ヶ浜「こ、この度戸塚君とお付き合いすることになりましたっ・・・!」
由比ヶ浜「じ、じ、実は前はさ・・・ヒッキーの事がちょっと、いいかな~?とも思ってたんだけどさ」
由比ヶ浜「ヒッキーはいっつも無愛想だし。話してもリアクション薄いし。なんか近寄りがたいし・・・」
由比ヶ浜「もう、だんだん辛くなっちゃったよ」
由比ヶ浜「それに引き換え戸塚君はちょー優しいし可愛いし。相談乗って貰ううちに、ね・・・いいな~って」
由比ヶ浜「だから・・・じゃあねヒッキー。今までありがとうっ!」ダッ
比企谷「・・・」
戸塚「そ、そういうことだけど・・・これからもよろしくね、八幡・・・じゃ」
比企谷「・・・」
比企谷「・・・寝るか」
由比ヶ浜「こ、この度戸塚君とお付き合いすることになりましたっ・・・!」
由比ヶ浜「じ、じ、実は前はさ・・・ヒッキーの事がちょっと、いいかな~?とも思ってたんだけどさ」
由比ヶ浜「ヒッキーはいっつも無愛想だし。話してもリアクション薄いし。なんか近寄りがたいし・・・」
由比ヶ浜「もう、だんだん辛くなっちゃったよ」
由比ヶ浜「それに引き換え戸塚君はちょー優しいし可愛いし。相談乗って貰ううちに、ね・・・いいな~って」
由比ヶ浜「だから・・・じゃあねヒッキー。今までありがとうっ!」ダッ
比企谷「・・・」
戸塚「そ、そういうことだけど・・・これからもよろしくね、八幡・・・じゃ」
比企谷「・・・」
比企谷「・・・寝るか」
比企谷「・・・・・・この部屋ってこんなに広かったんだな」
比企谷「ん?てかこれでもう雪ノ下が抜ければ奉仕部終了じゃね?」
比企谷「マジでやっと解放の時が来たんじゃ・・・」
比企谷「ん?てかこれでもう雪ノ下が抜ければ奉仕部終了じゃね?」
比企谷「マジでやっと解放の時が来たんじゃ・・・」
比企谷「とりあえずまあここ居ても意味ねーんだから帰るか・・・」
比企谷「・・・晴れて自由の身か・・・フフ・・・あ、ヤベ、思わずほくそ笑んじまったわ」
比企谷「・・・晴れて自由の身か・・・フフ・・・あ、ヤベ、思わずほくそ笑んじまったわ」
ゆきのんと葉山ってなんだかんだで相性よさそうだよな。二人が付き合ったほうがいいよ
雪乃「・・・どう?様子は」
葉山「えと・・・・・・見間違いでないのなら・・・」
雪乃「はっきり言いなさいよ貴方のそういうところ、本当イライラするわね」
葉山「・・・」
葉山「は、鼻歌混じりにスキップしながら下校していきました・・・けど」
雪乃「おかしいわね。これはとてもおかしいわ」
雪乃「どういう事かしら小町さん」
葉山「えと・・・・・・見間違いでないのなら・・・」
雪乃「はっきり言いなさいよ貴方のそういうところ、本当イライラするわね」
葉山「・・・」
葉山「は、鼻歌混じりにスキップしながら下校していきました・・・けど」
雪乃「おかしいわね。これはとてもおかしいわ」
雪乃「どういう事かしら小町さん」
小町「いやーーーおっかしーすねー」
小町「小町的に見て、兄は絶対お二方のどっちかが好きだと思ったんスけど~」
雪乃「残念ながら全くもって笑い事じゃないのよ小町さん」
雪乃「私達は実妹である貴方の見立てを信じてこの賭けに出たのよ」
雪乃「ご覧なさい。由比ヶ浜さんに至っては全く想定外の彼のリアクションに脱け殻状態よ」
小町「小町的に見て、兄は絶対お二方のどっちかが好きだと思ったんスけど~」
雪乃「残念ながら全くもって笑い事じゃないのよ小町さん」
雪乃「私達は実妹である貴方の見立てを信じてこの賭けに出たのよ」
雪乃「ご覧なさい。由比ヶ浜さんに至っては全く想定外の彼のリアクションに脱け殻状態よ」
雪乃「煮え切らない現状に比企谷君を焚き付け自分の本心を自覚させる」
雪乃「そうすれば、自ずと答えは出る筈」
雪乃「結果、どちらが選ばれてもお互いに恨みっこはなし」
雪乃「そう覚悟を決めて私達は一世一代の賭けに出たわけなのだけれど」
雪乃「見なさい、由比ヶ浜さんに至っては想定外の結果に放心状態よ」
小町「それはさっきも聞きました」
雪乃「そうすれば、自ずと答えは出る筈」
雪乃「結果、どちらが選ばれてもお互いに恨みっこはなし」
雪乃「そう覚悟を決めて私達は一世一代の賭けに出たわけなのだけれど」
雪乃「見なさい、由比ヶ浜さんに至っては想定外の結果に放心状態よ」
小町「それはさっきも聞きました」
雪乃「これは本当、もう本当に最悪の結末だわ」
雪乃「由比ヶ浜さんはまだいいのよ・・・相手が戸塚君という設定だから。この先の処理方法の柔軟性はあるのだから」
雪乃「けれど私はどうかしら?相手はこの最低最悪の、この優男なのよ」
葉山「(・・・頼んできたのそっちなのに・・・)」
雪乃「現状を客観的に整理すればするほど恐怖に駆られて仕方ないわ」
雪乃「本能がそれをしてはいけないと無意識にブレーキをかけるほどよ」
小町「まぁー兄からみたら今の雪乃さんは、
"散々意味嫌い馬鹿にしていた筈の誰にでもええ顔しいの優男にやっぱ惚れちゃいました~テヘペロ。
あ、貴方のこともちょっと気になってたけどやっぱ無いわ~~(笑)
やっぱ男は周囲からの評判無いと話にならないわよね、じゃね"
っつービッチもドン引きのとんでも悪女ですからね~」
雪乃「やめてちょうだい」
雪乃「由比ヶ浜さんはまだいいのよ・・・相手が戸塚君という設定だから。この先の処理方法の柔軟性はあるのだから」
雪乃「けれど私はどうかしら?相手はこの最低最悪の、この優男なのよ」
葉山「(・・・頼んできたのそっちなのに・・・)」
雪乃「現状を客観的に整理すればするほど恐怖に駆られて仕方ないわ」
雪乃「本能がそれをしてはいけないと無意識にブレーキをかけるほどよ」
小町「まぁー兄からみたら今の雪乃さんは、
"散々意味嫌い馬鹿にしていた筈の誰にでもええ顔しいの優男にやっぱ惚れちゃいました~テヘペロ。
あ、貴方のこともちょっと気になってたけどやっぱ無いわ~~(笑)
やっぱ男は周囲からの評判無いと話にならないわよね、じゃね"
っつービッチもドン引きのとんでも悪女ですからね~」
雪乃「やめてちょうだい」
雪乃「最悪なのはそれを解くタイミングが完全に無くなったことなのよ」
雪乃「まさか、どちらも選ばないなんて結末をあの男が選ぶなんて思っていなかったものだから」
戸塚「い、今からでも直ぐに事情を説明すればどうかな・・・(というかそうしてよぉ~)」
葉山「俺も戸塚にさんせ」
雪乃「少し黙ったらどうかしら葉山君」
葉山「(俺だけ!?)」
雪乃「まさか、どちらも選ばないなんて結末をあの男が選ぶなんて思っていなかったものだから」
戸塚「い、今からでも直ぐに事情を説明すればどうかな・・・(というかそうしてよぉ~)」
葉山「俺も戸塚にさんせ」
雪乃「少し黙ったらどうかしら葉山君」
葉山「(俺だけ!?)」
雪乃「そんな真似、出来る筈がないでしょう?」
雪乃「相手から全く反応が無いわけなのよ?狼狽一つない見たいじゃない」
雪乃「爆弾を投げつけて、不発だったから今のは無しとそれを回収に出向く」
雪乃「そんな無様極まりないことってあるかしら?」
雪乃「相手から全く反応が無いわけなのよ?狼狽一つない見たいじゃない」
雪乃「爆弾を投げつけて、不発だったから今のは無しとそれを回収に出向く」
雪乃「そんな無様極まりないことってあるかしら?」
雪乃「これはフラれてしまうなどという結果より、遥かに屈辱的で悲惨なことなのよ」
雪乃「何度も言うようだけれど、私達は賭けに出たのよ」
雪乃「こうしていつも通りの調子で話をしているけれど。私も心中はとてもじゃないけれど、穏やかではないの」
雪乃「正直、そこの由比ヶ浜さんみたく放心出来ることが羨ましいくらいだわ」
小町「いやー雪乃さんは強いですもんねー気丈さも考えもんですねぇーーー」
雪乃「だから笑い事ではないのよ。というかやたら嬉しそうに見えるのは気のせいかしら?」
雪乃「何度も言うようだけれど、私達は賭けに出たのよ」
雪乃「こうしていつも通りの調子で話をしているけれど。私も心中はとてもじゃないけれど、穏やかではないの」
雪乃「正直、そこの由比ヶ浜さんみたく放心出来ることが羨ましいくらいだわ」
小町「いやー雪乃さんは強いですもんねー気丈さも考えもんですねぇーーー」
雪乃「だから笑い事ではないのよ。というかやたら嬉しそうに見えるのは気のせいかしら?」
>>47
嘘だろ?
嘘だろ?
>>48
嘘嘘
嘘嘘
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