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    元スレ菜々子「ペル……ソナっ!」

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    201 = 115 :

    ―――
    ――


    「里中選手! 優勝です! これは前人未到! 日本人初の快挙であります!」

    千枝「やー! どもども!」

    陽介「何やってんだ、里中。いこーぜ」

    千枝「わ、わ! は、花村!? こんなとこでなにしてんのさ!? 
        っていうか行くってどこに!?」

    陽介「わかってるだろ? 平和を取り戻しにさ」

    千枝「平和? 何言って――ううっ」

    >千枝は頭を抱えてうずくまった。

    千枝「あは、何やってたんだろうね、あたし」

    千枝「いこう、こんなところで止まってる場合じゃない」

    陽介「おう!」

    202 = 115 :

    ―――
    ――


    アナウンサー「老舗にして日本最高峰の温泉旅館天城屋旅館にやってまいりました!」

    アナウンサー「今回はその天城屋旅館の女将、天城雪子さんにインタビューしたいと思います!」

    雪子「こ、こんにちは」

    アナウンサー「若くしてこのような素晴らしい旅館を経営しておられるなんてすごいですね」

    雪子「そ、そんなことないです。
        この旅館をここまで大きくできたのはみんなの力添えがあったからであって――」

    千枝「雪子」

    雪子「ち、千枝!? だ、ダメよ! 今インタビュー中なんだから!」

    千枝「大丈夫だよ、雪子ならきっとできる」

    千枝「だから、今はいこう」

    雪子「行くって――うっ……」

    >雪子は頭を抱えうずくまった。

    雪子「……そうだよね。ありがとう、千枝」

    雪子「うん、行こう」

    203 :

    追いついた

    204 = 174 :

    オフィシャルでも行けそうな流れ

    205 :

    陽介…

    206 = 115 :

    ―――
    ――


    完二「巽屋も軌道に乗ったか……」

    完二「思えば長かったな、だけど――」

    完二「これでお袋にも楽をさせてやれる」

    完二「そ、それに、孫の顔も見せてやれそうだし」

    完二「い、いや。今は仕事だ仕事! さあ、また別の取引が――」

    雪子「完二くん」

    完二「どぅわっ! あ、天城先輩。こんなとこで何してるんスか?」

    雪子「行こうよ」

    完二「行くって――うごっ!」

    >完二はうずくまった。

    完二「そうっスね……どうやら寝ぼけてたみたいッス」

    雪子「ううん、いいと思う。でも今は前を向こう」

    完二「へへ、他の連中もたたき起こしてやんねーとッスね」

    207 = 126 :

    さるったか?

    208 = 115 :

    さる喰らうの怖いからゆっくり投下してる
    間隔10分くらい

    209 = 200 :

    10分くらいなら大丈夫
    5分だとちとヤバい

    210 = 115 :

    ―――
    ――


    記者「結婚会見とのことですが、どなたと」

    りせ「一般男性です。10年来の友人でしたが……」

    記者「女優業は続けられるのでしょうか!」

    りせ「もちろん、まだまだ引退する気はありませんから」

    記者「どのような方なのでしょうか!」

    りせ「とても素敵な方です。私を守ってくれた大切な人」

    完二「おい、りせ」

    りせ「か、完二!? なんでここに!?」

    完二「ふざけたこと言ってんな、シメっぞ。
       ……こっち、戻ってこい」

    りせ「戻って来いって――うううっ!」

    >りせはうずくまった。

    りせ「うっ……あ、あはは、なんだか恥ずかしいな。でも、もう大丈夫。前を見られる」

    完二「ああ、行こうぜ」

    211 = 115 :

    ―――
    ――


    警察「ありがとう、白鐘くんのおかげだ!」

    直斗「いえ、僕は僕にできることをしたまでですから」

    警察「いやいや、さすが白鐘家ですな。もう立派な当主様だ」

    直斗「代々続く名を汚すわけにはいきませんからね」

    警察「はっはっは、これならおじいさんも鼻が高いことでしょう!」

    直斗「そうだと、嬉しいですね」

    りせ「直斗」

    直斗「く、久慈川さん!? どうしてここに?」

    りせ「直斗。直斗なら立派な当主になれる。
       だから、こんな幻に頼らないで」

    直斗「それってどういう――うぐっ!」

    >直斗はうずくまった。

    直斗「また、助けられてしまいましたね。僕もまだ甘いようです。ですけどもう大丈夫です、行きましょう」

    りせ「うんっ」

    212 = 119 :

    シャドウの方も残しておこうぜ
    ウハウハだぜ

    213 = 140 :

    ジト目で言葉攻めしてくれるjk菜々子か
    アリだな

    214 = 115 :

    ―――
    ――


    クマ「やっぱり平和がいいクマねー」

    クマ「このテレビの中ものんびりクマ」

    クマ「それに、テレビから出ていけばセンセイにもみんなにもすぐ会えるクマ」

    クマ「クマはただそれだけでいい。それだけでいいクマ」

    直斗「大丈夫ですよ。クマくん。
       クマくんの願いは叶う」

    クマ「な、ナオチャン! 会いに来てくれたクマか!」

    直斗「ええ。だから、行きましょう」

    クマ「行くって外ク――クマァ!」

    >クマは蹲ってしまった。

    直斗「大丈夫ですか?」

    クマ「ナオチャンは優しいクマね。ヨースケならきっとそんな優しい言葉かけないクマ」

    クマ「だから、こんなとこから出ていって、今すぐにでもとっちめに行くクマ!」

    直斗「ふふっ、そうですね、行きましょう」

    215 = 158 :

    クズ花村さっさと死ね

    216 = 115 :

    >……! みんな。

    陽介「わりぃ、待たせたな」

    千枝「でも、これで揃ったかな」

    雪子「そうだね」

    完二「さあ、あとはこんな目に合わせたんだからシメねーとな」

    りせ「もー! 一発ひっぱたかないと気が済まない!」

    直斗「いきましょう、終わらせるために」

    クマ「テレビの平和を取り戻すクマよ!」

    菜々子「ふふ、みんな、お帰り」

    >ああ、ただいま。

    千枝「って、なんで菜々子ちゃんがここに!?」

    菜々子「あ、あはは。あとでちゃんと説明するね」

    >今はいこう!

    217 :

    メガテン的には主人公がイザナギでヒロインがイザナミだと感慨深いものがある……




    もしかしてマリーってそう言う?

    218 = 200 :

    新規層狙ってライトな雰囲気出してる分、そういう細かいとこには拘ってるよな
    ちゃんと往年のファンもにやりとする要素があったりして

    219 = 115 :

    ―――????

    りせ「こっちに何かの気配がある!」

    クマ「クマの鼻もビンビン感じてるクマ!」

    パチパチパチパチ……

    >どこからともなく拍手の音が聞こえる。

    ???「よく、あの幻から抜け出したね」

    完二「隠れてないで出てこいゴルァ!」

    千枝「で、でもおかしくない? 隠れるって何にもないところなのに」

    直斗「馬鹿な、どこから……」

    ???「どこからって、眼の前にいるよ、俺は、ずっと」

    >……! 突如目の前に人影が現れた。

    雪子「こ、これって!」

    りせ「そ、そんな……」

    陽介「おいおい……嘘だろ……」

    >目の前に、もう一人の俺がいる……!

    220 = 217 :

    アニメでループを起こしていたシャドウが放置されてたのかこれ

    221 = 115 :

    千枝「番長くんの……シャドウ!?」

    菜々子「おにい、ちゃん……?」

    シャドウ番長「そうさ、俺がアイツであいつが俺だ」

    >くっ、く……!

    陽介「い、いつ出たんだよこんなもん……」

    シャドウ番長「俺か? 俺は10年前アイツから生まれた。
             だから、姿もあのときのままなのさ」

    直斗「10年前……イザナミとの戦いのときか」

    シャドウ番長「御名答、さすが直斗だ」

    直斗「……どうしてあんな幻を見せた」

    シャドウ番長「幻? 違う。俺が見せたのは希望さ」

    りせ「希望ですって……?」

    シャドウ番長「そう。それぞれの願望を世界として具現化してやっただけの話だ」

    シャドウ番長「その証拠に楽しかっただろう? あの世界は」

    222 = 115 :

    悲報 眠い

    223 = 217 :

    >>222
    >そっとしておくとおもったか?

    224 = 119 :

    しらん
    書け

    225 = 187 :

    >>222
    メシアライザー

    226 = 115 :

    >楽しかっただと……!

    シャドウ番長「楽しかったはずだ、誘拐事件も殺人事件も何もなく、誰も危険な目に合わず過ごす日常は。
             それでいて同じく友人を作り、誰も悲しまない世界」

    シャドウ番長「そんな世界をお前は望んでいただろう?」

    陽介「あの世界は俺らが望んだ世界だったってことか……?」

    シャドウ番長「そうさ、俺はお前たちの希望を叶えてやった。それだけだ」

    雪子「だからって、なんで今更こんなことを!」

    シャドウ番長「何を言っている、今だからだ」

    シャドウ番長「お前たちは知らないが、少なくともこいつはこの世界を望んでいた」

    >そんな……馬鹿な!

    シャドウ番長「馬鹿な? 何が馬鹿なことだ。この場所が何よりの証拠じゃないか」

    >……!

    りせ「この、場所? このなにもない場所が何だっていうの!」

    シャドウ番長「くく、10年前は違うと思った。だが、進学して、社会に出てやっぱり知ってしまったのさ」

    シャドウ番長「俺は空っぽだって! 俺には何もないって!」

    >……! や、やめろっ!

    227 :

    足立はもうずっと牢屋なのかねえ

    228 = 119 :

    もう少しだ頑張れ

    229 = 115 :

    シャドウ番長「10年前は常にそばに絆があった」

    シャドウ番長「絆をよりどころにして、自分の存在を確かめることができた」

    シャドウ番長「だけど、社会に出て、足立さんの言葉の意味を知ってしまった!
             あまつさえ、同感してしまえる部分もあった!」

    >……!

    シャドウ番長「社会には絆の育みなどなかった。あるのは罵詈雑言と嫌らしい嫉妬、嫉み……」

    シャドウ番長「そんなものみたくなかった!」

    シャドウ番長「突然、自分の存在が虚ろになった気がした」

    シャドウ番長「だからここに戻ってきたんだろう? 空っぽの自分を埋めてくれる仲間に会うために」

    シャドウ番長「この風景はお前が生んでいる、お前そのモノなのさ」

    シャドウ番長「俺はいつだって1人だ」

    >ちがう!

    シャドウ番長「ずっとあの頃のままでいたかった」

    >ちがう!

    シャドウ番長「事件なんて解決せず、時間が止まってしまえばよかった」

    >……! そんなこと、思っていない!

    230 = 217 :

    はいはいどうせ出番なんてないですよ、こんなキャベツ太郎でたってしょうがないでしょ




    世の中クソだな

    231 = 115 :

    シャドウ番長「もうずっと前からわかっているだろ? 俺はお前なんだ」

    >ぐ、ぐっ!!

    シャドウ番長「何度だって言ってやるよ、『俺は事件の解決なんて望んでいなかった』」

    >ふざけるなっ! お前なんか…! お前なんか!

    陽介「おい、馬鹿! やめ――」

    >お前なんか俺じゃないッ!!

    シャドウ番長「ふ……フハハ……フハハハハハハハハ!!!!」

    >う、ぐ……。

    ドサッ――

    千枝「番長くん!」

    直斗「先輩!」

    シャドウ番長「力が! 力がみなぎるぞ!!」

    完二「マジかよ……先輩のシャドウを先輩抜きで戦えってのかよ……!」

    りせ「愚痴は後! くるよ!」

    シャドウ番長「さあ、空っぽの俺を埋めてくれ!!」

    232 = 115 :

    菜々子「お、お兄ちゃん……」

    千枝「菜々子ちゃん、下がってて!」

    シャドウ番長「いくぞ……ペルソナ!」

    直斗「こ、これって」

    雪子「イザナミのときに使った……!」

    シャドウ番長「伊邪那岐大神――くらえ……」

    直斗「マズイッ! メギドラオンです! 伏せて!」

    完二「ぐっ!」

    シャドウ番長「避けられるとと思うか――?」

    雪子「菜々子ちゃん!」

    菜々子「えっ――」

    キィィン――――ドォオォオオォオォオオンッ!!

    234 = 217 :

    ペルソナ使うシャドウって相当独立が進んでね?

    235 = 115 :

    雪子「う……ぐ……なな…こちゃ……ん、にげ…て」

    菜々子「ゆ、雪子お姉ちゃん! 私をかばって……」

    千枝「うっ……」

    完二「く、くそ……」

    直斗「敵に回すと、厄介なのは知ってましたが……」

    りせ「先輩、強すぎ……」

    陽介「く、くっそぉ……」

    シャドウ番長「どうした? 終わりか?」

    陽介「終わりなもんかよ……!」

    千枝「で、でもどうしようもないよ、こんなの」

    直斗「こんなところで終わってしまうのか……!」

    シャドウ番長「あの世界から出なければこんなことにならなかったものを」

    237 = 217 :

    シコメ「ガタッ」
    イクサ「「「ガタタタッ」」」

    238 = 115 :

    菜々子「(どうすれば……! どうすればいいの……!)」

    イザナミ『人の子よ、お前は助けたいのか?』

    菜々子「助けたい、助けたいよ!」

    イザナミ『自ら手を差し伸べるか』

    菜々子「うん! 私が、お兄ちゃんたちを助けたい!」

    イザナミ『ならば叫ぶがいい、"ペルソナ"と』

    菜々子「…! うん、お願い、一緒に戦って」

    菜々子「ペル……ソナっ!」

    パリィン――!!

    239 = 217 :

    キクリヒメがアップを始めました

    240 = 236 :

    アラハバキがこっちを見ている

    241 :

    スカアハ師匠に膝枕されたい

    242 = 176 :

    シャドウ番長「メギドラオンでございます」

    243 = 119 :

    アマテラス「おーい」

    244 :

    ???「ヒーホー!」

    245 :

    >>244
    この暑い中ご苦労様です

    246 = 119 :

    頑張れば人修羅とか降ろせるのかね?

    247 = 115 :

    千枝「な、菜々子ちゃんがペルソナを!?」

    イザナミ「ゆこう、正義を司る少女よ」

    菜々子「うん」

    シャドウ番長「うん? 菜々子、お前に何ができる? 俺の仲間たちでさえ無残に散ったというのに」

    菜々子「お兄ちゃんを、助けられる」

    シャドウ番長「面白い冗談だ、ゆけ、伊邪那岐大神!」

    菜々子「受け止めて!」

    シャドウ番長「!! な、なに!?」

    イザナミ「確かに人の子に負けた。だが、残滓とはいえその影に負けるほど私も堕ちてはいない」

    イザナミ「強き意志があるわけでもない個の意志など些末なものにすぎぬ」

    イザナミ「フンッ!」

    パリィン――

    シャドウ番長「なっ!! ペルソナが砕け散った!?」

    248 = 115 :

    寝落ちしたらスマン

    250 :

    甘ったれるな。
    書くんだ


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