元スレ菜々子「ペル……ソナっ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
菜々子「おとーさーん! 晩御飯できたよー」
堂島「ああ……ん? やけに豪華だが」
菜々子「何で言ってくれないのかなー、警・部さん。
今日はその昇進のお祝い!」
堂島「やれやれ、どこで聞いたんだか」
菜々子「千枝お姉ちゃん! この間道でばったり会ったときにね」
堂島「ったく、里中め」
菜々子「ま、いいからいいから。食べよ!」
菜々子「んー、そういえば明日の晩御飯も決めなきゃ」
堂島「そういえば、明日からだったか」
菜々子「うんっ、お兄ちゃんに会うの久々だから楽しみっ」
堂島「久々って、この間の正月にも会ったばかりだろう」
菜々子「い、いいのっ!」
堂島「だが、まあ。せっかくのゴールデンウィークだ。
いい思い出になるといいな」
菜々子「うんっ!」
2 = 1 :
菜々子(お兄ちゃんが初めて八十稲羽に来てからもう10年か)
菜々子(菜々子も、あのときのお兄ちゃんと同じ高校2年生になった。
高校はもちろん八十稲羽高校)
明日、お兄ちゃんに会うのがとっても楽しみです。
…………
……
…
>八十稲羽駅に着いた。
>ここはいつ来ても安心できる空気が流れている。
菜々子「おにーちゃーん!」
>菜々子だ。大手を振って迎えてくれている。
菜々子「えへへ、久しぶりだね」
>5ヵ月ぶりくらいだろうか……。
菜々子「じゃ、お家いこっか!」
>菜々子は嬉しそうだ。
4 :
番長は十年経ってもイケメンなんだろーな
5 :
犯人は菜々子の影かイザナミか
6 = 1 :
>>3
思いついてスレ立てたから即興なんだすまん
8 = 1 :
>八十稲羽商店街の近くを歩いていく。
>そういえばおじさんは?
菜々子「お仕事だよ」
>休みも仕事とは、相変わらず多忙のようだ。
菜々子「あ、そういえばお父さん警部になったんだ」
>おめでとう。
菜々子「なな……ごほん。私に言われても困っちゃうよ
お父さんに言ってあげて」
>無理に取り繕わなくてもいいと伝えた。
菜々子「いーの! これでも直そうって努力してるんだから」
>つつましい努力をしているようだ。
??「お? おー! 番長くん! こっち来てたんだ!」
9 :
一桁差はセーフって知り合いのロリコンホストが言ってた
11 :
ななこおおおおおおおおおおおお
12 = 1 :
>駆け寄ってくる人影が見える。
菜々子「あ、千枝おねーちゃん」
千枝「よーッス! 久しぶりだねぇ」
>千枝だ。商店街をぶらついていたらしい。
千枝「って言ってもお正月に会ってたね」
菜々子「千枝おねーちゃんお仕事は?」
千枝「なーに言ってんの。あたしこれでも公務員よ?
祝日はちゃんと祝日としてもらえるって」
菜々子「あっ、そっか。お父さん見てるとつい」
千枝「堂島さんの場合はちょっと特別だと思うよー……」
13 :
ホモに走らないなら支援しよう
15 = 1 :
>そういえば千枝の職業は……。
千枝「そうそう! 番長くんにはまだ言ってなかったけど
実はこの春から刑事課に配属になりましたっ!」
千枝「いやー、堂島さん直属の部下ですよ、あたし」
>千枝は、あのとき言った「警察官になる」を見事に体現しているようだ。
千枝「でもキビシイね。警察って男社会だからさー。
ま、堂島さんは男女関係なく能力で見てくれるから嬉しいけど」
千枝「そんなわけで堂島さんの下で働けるのは幸せっすよ」
菜々子「えへへ……」
>菜々子は嬉しそうだ。
千枝「ねね、こんなところで立ち話もアレだからさ。
時間あるならこの後あの場所に集まらない? 今日休みの人に声かけとくから」
>わかった。
千枝「もちろん菜々子ちゃんもいっしょにね」
菜々子「え、い、いいの?」
千枝「もちろん! じゃ、またあとでね!」
>千枝は駆けていってしまった。
16 :
ペルソナ5のヒロイン菜々子だしな・・・
セーラー服の絵漏洩したやん
17 :
>>16
マジすかサンデーソース全力
18 :
ジュネスは潰れたのか
19 = 7 :
>>16
なん…だと…?
20 = 1 :
菜々子「じゃあ、お兄ちゃん。早めにお家もどろっか!」
………
……
…
――ジュネスフードコート。
>ここもいつまでも変わらない場所のひとつだ。
千枝「やーお待たせお待たせ」
陽介「よ、相棒!」
>陽介が千枝の後ろから顔を出した。
陽介「菜々子ちゃんも久しぶり!」
菜々子「こんにちは、陽介お兄ちゃん」
千枝「あと何人かは遅れてくると思うからさ」
21 = 1 :
陽介「ま、祝日が確実に休みなのは俺らくらいなもんだろ」
菜々子「そっか、陽介お兄ちゃんも公務員なんだっけ」
陽介「日の丸背負って働かせていたいだいてます、はい」
千枝「意外よねー、てっきりジュネス継ぐもんだとばっかり」
陽介「だから雇われ店長だっつの! ってか一体いつまでそのネタ引っ張るんだよ!」
千枝「あはは、一応定番じゃん?」
陽介「ったく、それに親父はまた都会の方に戻ってここにいないっつの」
千枝「花村も物好きよね、向こうの方の市役所でも内定貰ってたんでしょ?」
陽介「まあな、でもほら。俺すっかりこっちの人間だし、八十稲羽のこと好きだし」
陽介「それにみんなともこっちにいれば会えると思ってな」
千枝「ま、実際ほとんどこっちにいるよねみんな」
22 = 1 :
陽介「そうそう、そんな中お前は向こうでさっさと就職しちまったけどな」
千枝「そーそー、このハクジョーモノめー」
>視線が痛い……。
陽介「ははっ、冗談だって。ご両親と同じ会社なんだっけか」
>ああ。
千枝「10年前に番長くんがきたときって
確かご両親が海外に赴任するからこっちきたんだよね」
千枝「ってことはガイシケイ? ってやつ?」
陽介「お、なんだかインテリの匂いがするな」
>そんなことはない。普通の会社だ。
23 :
期待してる
24 :
しえん
25 = 1 :
千枝「ま、花村とかに比べたら意外性はないかな」
陽介「そんなこと言ったら天城も直斗もりせも意外性なんてないだろーが」
千枝「まーねー。旅館女将に日本を代表する探偵に女優」
陽介「スケールはぶっ飛んでるけどな……」
千枝「意外性といえば、一番は完二くんかもね」
陽介「巽屋継ぐとは正直思ってなかったな」
千枝「妥当っちゃ妥当だけど、ねぇ」
陽介「服飾系のガッコーにまでいって勉強してたからな……」
27 = 1 :
>みんなと雑談に花を咲かせた。
陽介「っと、ごめんな、菜々子ちゃん。話つまらなかった?」
千枝「あ、そか。ごめんね、あたしらばっかり」
菜々子「んーん! そんなことないよ、お兄ちゃんたちのこともっといっぱい知りたいな」
陽介「ええ娘や……」
千枝「ええ娘や……」
>2人は謎の感動をしているようだ。
千枝「あたしらの話もいいけどさ、菜々子ちゃんの話も聞きたいな」
菜々子「なな……ごほん。私の話?」
千枝「そうそう。今の八十神高校の話」
千枝「今の高校生ってどんな話するのかなーって」
陽介「お、確かにちょっと気になる」
28 = 1 :
菜々子「んー、大体友達のこととか授業のこととか噂話とか、かなぁ」
千枝「やー、何年たっても高校生の話は変わらんのですなぁ」
陽介「お前は肉とカンフーばっかりだったろ!」
千枝「うっさい!」
菜々子「あ、噂話といえばね。お兄ちゃんたち知ってるかなぁ」
>どうした?
菜々子「あ、ううん。大したことじゃないんだけど。
確か昔あった噂がまた広がってるって話があってね」
>昔の、噂?
菜々子「お兄ちゃんたちはマヨナカテレビって知ってる?」
29 :
まーたガソスタか。
30 = 1 :
>……!
千枝「え、えっ!?」
陽介「な、菜々子ちゃん、どこでそれ……」
菜々子「んー高校で今ちょっとした噂なんだ」
菜々子「先生も『そういえば昔も似たようなウワサがあったワ』って」
菜々子「だからお兄ちゃんたちも知ってるかなって思ったんだけど」
>確かに同じ噂があったが……。
陽介「知ってるも何も……なあ」
千枝「ね、菜々子ちゃん。もうちょっと詳しく教えてもらえる?」
菜々子「ん、いーよ」
菜々子「って言っても特に面白いわけじゃないんだけど。
雨の日の0時、1人で消えたテレビ画面をみると、人影が見えるって」
31 = 10 :
これは...またガソスタか、
32 :
支援をせざるを得ない
なんとか完結を
33 = 13 :
これは番長も尋常じゃないくらい心配しちゃうわ
34 = 1 :
>少しだけ自分たちのときとは違うようだ。
千枝「あたしらのときは、運命の人、だったよね」
陽介「ああ……」
菜々子「運命の人……? 私は人気者が映るって聞いたんだけど」
>人気者……。
陽介「10年前のことだけどはっきり覚えてるぜ。
イザナミがいうには『見たいものをみたいように映す窓』だったか」
千枝「うん……でも、どういうこと?
イザナミがいなくなった今映らないはずでしょ?」
陽介「これは、クマに聞いてみる必要あるな」
菜々子「え! クマさんくるの? やったぁ!」
>クマに会うのも久々だ。
35 = 10 :
クマきたー!
36 = 10 :
菜々子ちゃんクマの事をまだクマさんって呼んでるんだ
てかロリ菜々子で再生余裕でした
37 = 1 :
陽介「ま、俺らは週1くらいのペースであってるけどな」
千枝「よーくご飯もらいにくるもんねー」
陽介「喰わなくても死なんだろうに」
菜々子「……陽介お兄ちゃんと千枝おねーちゃんって付き合ってるの?」
千枝「断じてないっ」
陽介「ちがうって!」
>喰い気味に否定してるところが怪しい。
陽介「ま、まあ、今呼んで来るからちっと待っててくれよ」
>陽介はジュネスの中へ入っていった。
>ところで、さっきの件だが。
千枝「それはもういいでしょっ!」
>あわてるところがまた怪しい。
38 = 10 :
やはり肉はジュネスの嫁か...もう5年もすれば結婚式で挨拶をする番長が...
39 = 1 :
千枝「本当に何もないってば……」
千枝「そういえば誘った人たちそろそろ来ると思うんだけどなー」
>遠くからこちらに近づいてくる人影がある。
直斗「お久しぶりです、先輩」
完二「お久ッス」
菜々子「こんにちは!」
直斗「菜々子ちゃんも久しぶり」
>直斗と完二だ。
千枝「やっほーやっほー、やー呼び出して悪いね」
直斗「何言ってるんですか、せっかく先輩が来てくださってるんですから。
教えていただいてお礼を言いたいのは僕の方ですよ」
完二「そうッスよ」
41 = 10 :
>>40
エブリバディサンライズってなんだよ!
エブリデイ(えびでー)ヤングライフ(やんらい)ジュ・ネ・ス~
だばか!
42 = 1 :
>2人は仕事はいいのか?
直斗「……実をいうと先輩が来るんじゃないかなって、狙って休みにしちゃいました」
>全国を転々していると聞いたが。
直斗「一応今は稲羽署の捜査協力員ってことになってますから。
万が一何かあっても大丈夫です」
千枝「ま、特に今は事件なんてないんだけどねー。平和なもんですよ」
完二「俺は、店絞めてきたッス!」
千枝「え、いいのそれ……」
完二「もうあらかた卸しは終わらせてきたッスから」
直斗「巽君もすっかり経営者ですね」
完二「んな大層なモンじゃねーって」
千枝「雪子にも声はかけといたけど、来られるかどうか」
直斗「今はそれこそ繁盛期ですしね」
43 :
光雄は
44 = 1 :
千枝「電話した感じ結構楽しみにしてたから無理にでも来ると思うけど」
完二「先輩が来ることは、ある種イベントッスからね」
菜々子「そういえばりせちゃん、来られないの……?」
千枝「んー、一応メールしといたけど仕事が仕事だからねぇ。
『今すぐ行きます』ってわけにもいかないだろうし」
直斗「八十稲羽に住んでるわけでもないですしね」
完二「まあ、しょうがねぇんじゃねッスか?」
菜々子「そっか……」
>菜々子は残念そうだ。
45 = 10 :
ここでりせちーの乗ったヘリがジュネスに...
46 :
おもしろい
47 :
神様ことお天気お姉さんのマリーは?
48 = 1 :
??「なーに、仲間外れにしてるんですかっ」
菜々子「えっ?」
>サングラスと目深に帽子をかぶった女性が立っていた。
りせ「やっほー」
千枝「え、ええ、えええええええええ!!??」
菜々子「り、りせちゃん!?」
りせ「しーっ! しー!」
>周りがざわついている。
千枝「り、りせちゃんってここの出身だったのー!?
しらなかったなー、あははは」
菜々子「そ、そうだったんだーあははは」
>周囲の視線は何事もなかったように散開していた。
49 = 1 :
りせ「もうっ! なんなんですか、いきなり大声出して」
千枝「だ、だって、そりゃビックリするってーの!」
りせ「あはっ、みんな久しぶり」
直斗「本当に久しぶりですね」
りせ「1年ぶりくらい?」
完二「正月も顔みせねーからな」
りせ「お正月は仕事が立て込むからね」
千枝「で、でもなんでここに?」
りせ「ようやくお休みもらえたんですよ」
千枝「そーじゃなくて!」
みんなの評価 : ☆
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