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    元スレ咲「塞さんってお姉さんみたい……」照「ふぇぇ」

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    1 :

    ―東京―

    「明日は咲が来る」

    「……咲だけじゃないだろう」

    「強豪校を招いて親善試合?ですっけ?」

    「ああ、冬休みだし、各校にはしばらくこっちに滞在して貰う事になる」

    「咲が来るよ、菫」ユサユサ

    「ああ、咲も来るさ。でも咲だけじゃないからな」

    「久々の咲だよ菫」ユサユサ

    「……うん」

    「早く明日にならないかな」ユサユサ

    「落ち着けよ、揺さぶるな」

    「…………淡、あしたは咲がくるよ」ユサユサ

    「テル、めんどくさいよう」

    3 = 1 :

    ガタンゴトン

    「さ、もうすぐ東京に着くわよー」

    優希「さっそくタコス屋にいくじぇ!」

    「何を言ってますか」

    「……はぁ」

    「……咲さん?」

    「え?な、何?和ちゃん」

    「いえ、なんだか元気が無いので……大丈夫ですか?」

    「う、うん。大丈夫だよ」

    「そう、ですか?」

    「うん……ちょっと、ね」

    「?」

    「……仲直りはしたけど……どんな感じで接すればいいか、まだちょっとわかんなくて」

    「…………ああ……」

    「……うん、でも、大丈夫」

    4 = 1 :

    ―ホテル―

    優希「おおー!なかなか綺麗なところだじぇー!」

    まこ「良いホテルがとれたもんじゃな」

    「白糸台のご好意でね。後でちゃんとお礼言わなきゃ」

    「私達の部屋は……こっちですね」

    優希「あれ?咲ちゃんは?」

    「え?」

    コツゼン

    「…………また迷子ですか」


    スタスタ

    「ここどこ……」ビクビク

    (このホテルすごい広いから……全然場所がわかんないよぉ)

    「ぐすっ……ロビーは……」

    ドン

    「わわっ」

    5 :

    どうぞ続きを

    6 = 1 :

    「きゃっ」

    ドサッ

    「あいたた……」

    「いてて……あ、ごめんなさい!大丈夫ですか?」

    「だ、大丈夫です!こちらこそすみません!」

    「はい、立てます?」スッ

    「はい……」

    「よいしょ……あれ?」

    「へ?」

    「……あなた、もしかして」

    「…………あっ!」

    「やっぱりそうだ!清澄の大将の子だ!」

    「宮守の副将の方!」

    「うん!そうそう!臼沢塞です!」

    7 = 1 :

    スタスタ

    「おーい、塞ー」

    「え?あ!」

    「あ、豊音!ほら!清澄の大将の子だよ!」

    豊音「え?……あ!うわ――!」

    「姉帯さん!」

    タッタッタ

    豊音「宮永さんだー!うわー!ちょー偶然だよー!」

    「お久しぶりです!」

    「もしかして清澄も親善試合に?」

    「はい!宮守もこのホテルだったんですか?」

    豊音「そーだよー」

    「ちょっとの間だけどよろしくね」

    「はい!」

    8 :

    確かにお姉ちゃん力高そう

    9 :

    というかーちゃん力

    10 = 1 :

    エイスリン「グーゼン!」ヒョコッ

    「わわっ」

    「エイスリン、居たんだね」

    豊音「いっしょに塞を探しにきたんだよー」

    エイスリン「……」カキカキ

    「?」

    エイスリン「っ!」バッ

    「え?」

    「これは……宮永さんと私達がお茶飲んでる、絵?」

    豊音「あー!なるほどだよー」

    「そうだね……ねえ、宮永さん。もし時間があれば私達とお話しない?」

    「え?あ、それは」

    豊音「……だめ?」

    「いえ!そんな!全然駄目なんかじゃ、ないんですけど」

    「その、実は、道に迷って……皆とはぐれちゃって……」

    11 :

    豊音ちゃんって俺の姉にぴったりだなあ…

    12 = 2 :

    >>11
    俺のこと義兄さんって呼んでもいいよ

    13 = 1 :

    「あはは、そうなんだ」

    「はい……」

    「じゃあ」

    ギュッ

    「……へっ!?」

    (いきなり手を!)

    「私達が一緒に清澄高校の部屋を探したげるよ」

    「そのあとお茶でもしよう?ね?」ニコ

    「……」

    ニコッ

    「は、はい……ありがとうございます!」

    豊音「そうと決まればまずはロビーだよー!」

    エイスリン「シュッパツ、オシンコー!」

    豊音「わーい!」

    「こら、豊音!走っちゃ駄目だって!」

    14 = 5 :

    エイスリン愛してる

    15 = 1 :

    ―ロビー―

    まこ「しかし、ホテルで迷子とか聞いた事もないのぉ」

    「まあ今日はホテル待機だから急ぐ事もないんだけどね」

    優希「うーん、探しに行ったほうがいいのかー?」

    「…………あの、私、探しに行ってきま」

    優希「あっ!帰ってきたじぇ!」

    「え?……あ」


    「あ!みんな!」

    「皆待っててくれてたみたいだね」

    豊音「よかったねー!」


    優希「なんか引き連れてるじぇ!」

    「あれは……宮守の人達じゃない」

    「なんで咲さんと手を繋いでるんですかね?なんで咲さんと手を繋いでるんですかね?」

    16 = 1 :

    スタスタ

    「さがしたよぉ」

    優希「咲ちゃんは抜けすぎだじょ」

    「えっと、宮守の方々だったかしら?」

    「え?あ、はい。そうです」

    「咲を連れてきてくれたみたいで……ありがとうございます」

    「いやいや、とんでもないですよ」

    「……」

    「……?」

    (すごい睨まれてる……副将戦で一緒に戦ったからかな)

    まこ「まぁなんにせよ合流できてよかったの。一件落着じゃ」

    「はい!」

    豊音「それじゃ、もういいよねー」

    ガシッ

    「え?」

    17 :

    お新香おいしいよね

    18 = 1 :

    豊音「おいでませだよー!」

    タッタッタ

    「きゃあぁぁ――!?」

    エイスリン「トヨネ!オウボウ!」トテトテ

    「咲さっ!?ちょっ、咲さん!!」

    優希「咲ちゃんが攫われたじょ!!?」

    「ちょっと!豊音!……あぁ、もう」

    ダッ

    「すみません!少しの間宮永さんをお預かりします!」タッタッタ

    「私達の部屋は807だからなんかあったらそこに連絡ちょうだいねー」

    「ありがとうございまーす!」

    「ちょちょちょちょっと部長!!いいんですか!!いいえよくないですよ!!」

    「そう?いいんじゃない?他校と交流を深めるっていうのも」

    「でも……ぐぬぬ」

    19 = 1 :

    ―宮守部屋―

    胡桃「みんな遅いねー」

    白望「……そのうち帰ってくるんじゃない」

    胡桃「売店でも行ってるのかな」

    ガチャッ

    胡桃「あ、帰って来――」


    豊音「戦利品だよー!!」

    「ふえぇ」


    胡桃「……」

    白望「……」

    「こ、こんにちわ……」

    胡桃「……めっ!」

    豊音「わわっ!ご、ごめんなさい!」

    白望(……だるい)

    20 = 1 :

    白望「……あれ?その子確か」

    豊音「そうだよー!清澄の大将の宮永さんだよー!」

    胡桃「清澄も親善試合参加なんだ?でもどうしてここに?」

    「そ、それは」

    豊音「私が抱えて連れてきたよー」

    胡桃「こら!!駄目でしょ!!」

    豊音「ご、ごめんなさい」

    「う、うぅ……」

    白望「……なんか、悪いね」

    「いえ、いえいえ!」

    白望「まぁ、なんだ……ダルイけど許してあげて」

    白望「豊音は悪い子じゃないから……多分久々に話でもしたかったんだと思うんだ」

    「……えへへ。それは、私も嬉しいです」

    白望「……そ」

    21 = 1 :

    ガチャッ

    「こら!豊音!」

    豊音「ふわわ!?」

    エイスリン「トヨネ!ワルイコ!」プンプン

    豊音「わーん!反省してますー!」

    「全く……ごめんね?宮永さん」

    「いえ、そんな、全然平気です!」

    「……ふふ、優しい子だね。宮永さんは」ニコ

    「へっ!?そんな事ないですっ」

    胡桃「あ、顔真っ赤だ」

    「あはは。可愛いね」

    豊音「愛い奴だよー」

    胡桃「そこ!調子乗らない!」

    豊音「ごめんなさいだよー!」

    23 :

    コークスクリュー支援ぞ!

    24 :

    宮守はみんなかわいいなあ

    25 = 1 :

    …………

    スタスタ

    「ずいぶん長く話しこんじゃって、ごめんね」

    「いえ、こちらこそ長居させてもらっちゃって」

    「何言ってるの。私たちが連れてきたんだから」フフ

    「えへへ……でも、なんだか凄く楽しかったです」

    「ふふ、私もっ」

    「インハイで戦ったとき、あんまり強いからちょっと怖い子なのかなって思ってたけど」

    「あう……」

    「でも……すっごく可愛いくて良い子なんだってわかったよ」ニコッ

    「…………」

    「ふふ、これから数日間、よろしくね。咲ちゃん」

    「は、はいっ、あの……よ、よろしくお願いします…………臼、沢さん」

    「なーんか臼沢さんって呼ばれなれないなー!名前でよんでよ!ね?」

    「……塞、さん」

    27 = 1 :

    「ん、おっけ!」

    「……えへへっ」

    スタ

    「さ、着いたよ。ここが清澄の部屋だって」

    「はい。案内していただいてありがとうございます!」

    「なんの事はないよー」

    スタスタ

    「それじゃ、また明日ねー!」

    「はい!また明日!」

    「…………」

    「……えへへ」

    「咲さん」

    「ふわぁっ!?の、和ちゃん!?」

    「…………おかえりなさい」

    「う、うん……ただいま?」

    29 :

    >>1の照可愛い

    30 = 1 :

    ……

    「――で、その塞さんのつっこみがまた面白くって」クスクス

    「そっかー。随分愉快な人達なのね」

    まこ「しかし咲がこんなに懐くなんて随分波長が会うんじゃろうな」

    「はい、すごく良い人達でした」

    優希「咲ちゃん、さっきから宮守の話ししかしてないぞ?妬けるじぇ……」

    「あ、ごめんね?」

    優希「あはは!冗談だじょ!」

    「なんだ、優希ちゃんってばもう――……」


    「冗談じゃありません」


    「……え……」

    優希「……のどちゃん……?」

    「さっきから宮守宮守……口を開けば宮守宮守」

    「咲さんは長野県民でしょう。咲さんは長野県民でしょう!」

    33 :

    すばらは出るかなさぁしえんさ!!

    34 = 1 :

    優希「の、のどちゃん?」

    「和ちゃん?お、おちついて」オロオロ

    「宮守だか雨漏りだかしりませんがね!」バンッ!!

    「ひっ」

    「咲さんは長野県民なんです!岩手なんかに嫁がせる気なんてありませんからね!!」バンッバンッ!

    「結婚は長野県民同士!!!!地産池消!!!!!」バンバンバンッッ!!!

    「ひええぇ」

    「和!!落ち着きなさい!!」

    まこ「何を言うとるんじゃお前さんは!!!」

    「…………失礼、取り乱しました」

    「な、なんだか、ごめんね……?」

    優希「咲ちゃんはじぇんじぇん悪くないと思うぞ」

    「で、でも」

    「…………」

    (どこぞの馬の骨とも知れない輩に……咲さんは渡しませんからね)

    36 = 1 :

    ―宮守部屋―

    「それにしても咲ちゃん可愛かったねー」

    エイスリン「ウン!」

    胡桃「あんな凶悪な麻雀打つから怖い子かと思ったけど、全然だったね」

    豊音「もっとお話したいよー」

    「滞在期間は長いからね。もっと遊べると思うよ」

    豊音「やったー」

    白望「……」

    「ん?どうしたのシロ?」

    白望「いや……塞、嬉しそうだね」

    「え?そう?」

    胡桃「さっきから咲ちゃんの話ししかしてないよ、塞」

    「うーん……えへへ。あたしずっと妹が欲しかったからね。ちょっとあの子妹っぽくて」

    胡桃「でも塞はおばーちゃんっぽいよね」

    「だれがおばーちゃんだ!」

    38 :

    じゃあ長野生まれ東京育ちの俺は照と結婚しなきゃ

    39 = 1 :

    ―翌朝・ロビー―

    スタスタ

    「ふわあぁ」

    「もう、まだ寝癖立ってますよ」

    「え?あはは、ごめんね」

    「レストランはビュッフェになってるらしいから、ささっと済ませましょ」

    優希「タコスはあるのかー?」

    まこ「タコスは無いじゃろ……」

    スタスタ

    穏乃「あ!和!」

    「ほんとだ!おーい!」

    「え?……穏乃!憧!」

    タッタッタ

    穏乃「偶然だなー!あれ?もしかして清澄も親善試合?」

    「はい、そうです……お久しぶりですっ」

    41 :

    和の元カノが会いに来たのか

    42 = 1 :

    「お久しぶりのぶりぶりだよー」

    「玄さんも、お久しぶりです」

    「あれ?清澄もって事は」

    穏乃「……あ、もしかして、まさか」

    「あ、高鴨さん、お久しぶりだね」

    ザッ!!バッ!!ゴンッ!!

    穏乃「お、お久しぶりでございます咲さん!!!!!!!」

    「穏乃!?」

    「え!?あの、土下座はやめて!やめてください!!!」

    穏乃「いやいやいやいや!!私なんかが咲さんと同じ目線で話すなどそんな大それた事など!!!!」

    「うぅぅ……」

    「ちょっと穏乃!やめなさいよ!咲こまってるじゃん!!」

    穏乃「呼び捨てにするな!!!」

    「にぎやかだねー」モミモミ

    「静かにしてください……何を揉んでますか」バシッ

    43 = 11 :

    久はいいお姉ちゃんだなあ

    45 :

    シズが野生的だな

    46 = 1 :

    「おぉ!咲やないか!!」

    「え?」

    ダキッ!!ギュウゥ!!

    「わわぁっ!?あっ!?愛宕さん!?」

    洋榎「おっひさやなぁ!!元気しとったか!?」

    「何をしてますか関西女ァ!!!」ヒュン!!

    ボドッ!!

    洋榎「おがぁっ!!!……きゅふ……容赦ないな……巨乳女……」

    「だ、大丈夫ですか……?」

    洋榎「んもー!やっぱり咲は優し奴やなぁー!!」ギュウゥ

    「うぅぅー……!」

    穏乃「愛宕さん!!咲さん嫌がってるじゃないですか!!」

    洋榎「なんや!やんのか!」

    「にぎやかのやかやかだねー」モミモミ

    「皆本当に静かにしてください……だから何を揉んでますか」バシィッ

    47 :

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