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    元スレ理樹「小毬さんが困り果ててる」

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    1 :

    学校・廊下――


    小毬「うーん、うーん……」

    理樹「小毬さん、どうしたの?」

    小毬「ふえ? あ……理樹君」

    理樹「困ってるみたいだけど、僕で良かったら手伝うよ」

    小毬「ほ、ほんと!? うあーん、助かったよ~」

    理樹「あはは……。それで、何でそんなに困り果ててたの?」

    小毬「実は……すけるとんうさぎさんシールを落としちゃって~」

    理樹(うわぁ、骨が折れそうだなあ)

    2 :

    続きはよ

    3 = 1 :

    数分後――


    理樹「ん……これかな」

    小毬「わあ! それだよー、ありがとう~」

    理樹「早く見つけられて良かったよ、はい」

    小毬「あ……」

    理樹「……?」

    小毬「……あ、ありがとう、理樹君……」

    小毬「お礼に、今度お菓子持ってくるねっ。それじゃあ……」

    理樹「う、うん」

    理樹(……何だろう今の間は)

    5 :

    佳奈多可愛いよ佳奈多

    6 = 1 :

    恭介「よう、理樹」

    理樹「恭介。また遊びに来たの?」

    恭介「そのつもりだったが……」

    恭介「理樹、青春してるじゃねえか。隅に置けないな、このこのっ」

    理樹「な、何のこと?」

    恭介「たった今、小毬と仲良くおてて触れ合ってたじゃねえか」

    理樹「ぶっ」

    8 = 1 :

    理樹「ご、誤解だよ」

    恭介「誤解なもんか。小毬の奴、顔を赤らめてたぞ」

    理樹「ええ……ちょっと無神経だったかな」

    恭介「それで良いんだよ。ただ、あそこでお前も恥ずかしがってりゃ満点だったが」

    理樹「どういう意味だよ」

    恭介「そういう意味だ」

    理樹「もう……からかわないでよ」

    理樹「ほら、もう予鈴も鳴るし早く帰らないと欠席だよ」

    恭介「へーへー。んじゃまた放課後な」

    恭介(……小毬も、隅に置けないな)

    9 :

    小学生かよ

    10 = 1 :

    放課後・グラウンド――


    恭介「ライトォ!」

    葉留佳「はるちんうまいっ!」

    恭介「ファースト、能美!」

    クド「お任せくださいっ、わふー!」

    恭介「よし、ラストだ! 小毬!」

    小毬「ふえー……」

    恭介「!?」

    「こ、こまりちゃんあぶなっ……」

    小毬「……え?」

    小毬「はうっ!?」

    理樹「こ、小毬さんっ!?」

    11 :

    こまりまっくす~?

    12 = 1 :

    美魚「……大事には至っていませんね」

    理樹「顔に思いっきり跡がついてるけどね……」

    小毬「うああーん……みんな、心配かけてごめんなさい~」

    恭介「頼むからボールから目を離さないでくれよ。危険だからな」

    小毬「うん……気をつけます……」

    恭介「……」

    恭介(ボールが当たる直前……小毬が目を向けていたのは……)

    「こまりちゃん、だいじょーぶか?」

    小毬「ちょっと痛いけど、なんとか……」

    恭介(うーむ……)

    14 :

    ダジャレかよ

    15 :

    こまりまっくす~

    16 = 1 :

    恭介「鈴。小毬を部屋まで送って行け」

    「分かった。行こう、こまりちゃん」

    小毬「あ、ありがとー……」

    クド「小毬さん、本当に大丈夫でしょうか……?」

    来ヶ谷「問題なかろう。度々、理樹君がボールを直撃させて鍛えられているしな」

    美魚「おやつの時間に狙い撃ちですからね」

    理樹「う……わ、わざとじゃないんだ……」

    理樹「……? 恭介、どうかしたの?」

    恭介「ちょっと気になる点がある。理樹、晩飯の後に時間を空けておいてくれ」

    17 :

    こまりまっくす~

    18 = 1 :

    夕食後・理樹と真人の部屋――


    理樹「恭介、何が引っかかるっていうのさ」

    恭介「ああ、小毬についてなんだが」

    理樹「今日のエラー? 確かに小毬さんにしては不注意だったけど」

    恭介「それもあるが……」

    恭介「……様子がおかしいな」

    理樹「え……?」

    19 = 1 :

    恭介「練習前に、廊下でのやり取りがあっただろ」

    理樹「落とし物を拾ったアレ……?」

    恭介「ああ。あの時、間近にいた理樹は何か感じなかったか」

    理樹「ん……確かに、いつにも増して反応が遅かったというか」

    恭介「やっぱりな」

    理樹「……何かあったのかな」

    恭介「分からんが……その可能性は否定出来ないな」

    理樹「うーん……心配になってきた」

    恭介(……)

    20 :

    ゆいちゃんかわゆい

    21 :

    りっきゅんりっきゅん

    22 = 5 :

    佳奈多可愛いよ佳奈多

    23 :

    こまりまっくす~

    24 = 20 :

    ゆいちゃんかわゆい

    25 = 1 :

    恭介「理樹、ミッションを言い渡す」

    理樹「え?」

    恭介「『小毬の不調を調査せよ』」

    理樹「……!」

    恭介「お前には、造作もないミッションかな」

    理樹「……そんな簡単にいかないよ」

    26 :

    鈴だなうん

    27 :

    わふー!クドは貰いますね!

    28 = 1 :

    恭介「ま、妙だったのはこの二件だけだ。俺の思い過ごしという可能性が一番高いだろうが……」

    理樹「でも、何かあるかもしれない。でしょ?」

    恭介「その通りだ。やはり次期リーダーはお前しかいないな」

    理樹「買い被らないでよ。ただ、僕も気になるし調べてみる」

    恭介「……ああ。頼んだぞ」

    恭介(……小毬が本調子でないとバスターズ全体の士気に関わるしな……)

    恭介(……どうなるかな)

    29 = 21 :

    りっきゅんりっきゅん

    30 = 1 :

    翌日・教室――


    理樹(他の女の子に、最近の小毬さんの様子を訊いてみようか……)

    理樹(……いや、不審に思われて事が大きくなるのはダメかな)

    理樹(ここは僕だけで頑張ろう……)

    小毬「今日はね、マドレーヌ持って来たんだー」

    クド「わふーっ、とても美味しそうなのです!」

    理樹(……こうして見るといつも通りの小毬さんにしか見えないけど)

    理樹(……うーん)

    理樹(そうだ、久しぶりに屋上に行ってみようかな)

    31 = 20 :

    ゆいちゃんかわゆい

    32 = 23 :

    小毬ちゃんがメインのまともなSS初めて見た気がする
    これで心置きなく春アニメにいける

    こまりまっくす~

    33 = 1 :

    昼休み・屋上――


    理樹「小毬さーん、いるー?」

    小毬「ふえええっ!? こまりはいませええんっ」

    理樹「自分で言っちゃダメだよ小毬さん」

    小毬「り……理樹君! 先生かと思ったよー……」

    理樹「ここに来るのは久しぶりだなぁ、よいしょっと」

    小毬「えへへ……そうだねー」

    理樹(さりげなく横目でチェック……)

    小毬「ふんふんふ~ん、お菓子ー、お菓子はー……」

    理樹(……今日のぱんつはチェック……?)

    理樹(……って、僕は一体何見てるんだっ)

    34 :

    こまりまっくす~

    35 = 1 :

    理樹「いや小毬さん……そんな四つん這いでおしりフリフリしてるとさ」

    小毬「ふえ?」

    理樹「その……あれが……」

    小毬「…………」

    小毬「う、うわああーーんっ! ま、また恥ずかしいとこ見られたああーっ!!」

    理樹(もう少し、周囲に注意を払ってもらいたいな……)

    理樹(いや……それくらい、僕と打ち解けてるってことか?)

    理樹(それとも、単に僕が人畜無害な人間と思われてるだけ……?)

    理樹(ん……ていうか、これは小毬さんの不調と関連あるのだろうか……)

    理樹(分からない……)

    37 = 21 :

    りっきゅんりっきゅん

    38 = 20 :

    ゆいちゃんかわゆい

    39 :

    ずりおろしてぶちこめ

    40 = 1 :

    理樹「昨日の怪我は大丈夫?」

    小毬「怪我? うん、平気だよー」

    理樹「それなら良いけど。注意しなきゃダメだよ、心配したんだから」

    小毬「ふぇっ」

    理樹「え?」

    小毬「なな……なんでもない、ですっ」

    小毬「……ほわぁん」

    理樹(……また反応がおかしくなった)

    41 = 23 :

    可愛いなぁ小毬ちゃんは可愛いなぁ

    42 = 20 :

    ゆいちゃんかわゆい

    43 = 1 :

    理樹(今朝から小毬さんを見ていても特に異変はなかった)

    理樹(けど、たった今。小毬さんの調子の変化は……)

    理樹(……昨日のことも踏まえて原因を考えると)

    理樹(……僕、か?)

    理樹(恭介が言うには、手を触れたら顔が紅潮したとか……)

    理樹「小毬さん、ちょっといいかな」

    小毬「ふえ? なに、理樹君」

    理樹(ぎゅっと)

    小毬「ほわあああああーーーっっ!!?」

    44 = 20 :

    ゆいちゃんかわゆい

    45 = 21 :

    りっきゅんこまりまっくす~の機嫌がいいねりっきゅん

    47 = 1 :

    小毬「理樹君っ……手に、な、なにかありましたかっ!?」

    理樹「いや、何ていうか……握ってみたくなった」

    小毬「そ、そっかー。それならしょうがないね……」

    小毬「……」

    小毬「やっぱりしょうがなくないいぃーーっ!?」

    理樹「う……。そうだよね……急にゴメン」

    小毬「う、うん……」

    小毬「あ、でもちょっと嬉しかったり……」

    理樹「え」

    小毬「わわっ、そうじゃなくてっ!」

    48 = 20 :

    ゆいちゃんかわゆい

    49 = 1 :

    理樹(あまり迷惑がってない……むしろ嬉しがってるとなると)

    理樹(……僕に好意を持ってるとか?)

    理樹(なんて短絡的過ぎかな。思い上がりも甚だしい、とにかくもう少し探ろう)

    小毬「そ、そうだ。昨日のお礼、まだだったから」

    理樹「ああ……別にあれくらいいいのに」

    小毬「ううん、きちんとお返ししなくちゃめっ! なのです」

    理樹「律儀だなあ」

    50 = 20 :

    ゆいちゃんかわゆい


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