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元スレハルヒ「キョン、シャミセンは元気?」キョン「ああ」

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―駅前―
キョン(とは言ったものの、朝比奈さんにハルヒを連れて来るだけの腕力、というかバイタリティがあるのか心配だ)
朝比奈「キョンくーん」
キョン「朝比奈さん。どうもすいません」
朝比奈「いえ。構いません」
キョン「ハルヒは?」
朝比奈「それが……。キョンと会いましょうって言ったら、イヤだって。今度は浴槽の中で膝を抱えちゃって……」
キョン(子供かアイツ)
朝比奈「だから、キョンくんをあたしの家まで案内しようかなって……」
キョン(朝比奈さんの自宅か。そういえば、俺がSOS団の中で自宅をしっているのは長門だけなんだよな。全員、俺の家は知っているのに)
朝比奈「どうしますか?」
キョン「そうですね。とりあえず、俺が朝比奈さんの家から引き摺り出しますから、案内してください」
朝比奈「わかりましたぁ」
キョン「でも、いいんですか? 未来的な装置が家にあったりしないんですか?」
朝比奈「大丈夫です。見た目はわから……えっと、禁則事項です」
キョン(とは言ったものの、朝比奈さんにハルヒを連れて来るだけの腕力、というかバイタリティがあるのか心配だ)
朝比奈「キョンくーん」
キョン「朝比奈さん。どうもすいません」
朝比奈「いえ。構いません」
キョン「ハルヒは?」
朝比奈「それが……。キョンと会いましょうって言ったら、イヤだって。今度は浴槽の中で膝を抱えちゃって……」
キョン(子供かアイツ)
朝比奈「だから、キョンくんをあたしの家まで案内しようかなって……」
キョン(朝比奈さんの自宅か。そういえば、俺がSOS団の中で自宅をしっているのは長門だけなんだよな。全員、俺の家は知っているのに)
朝比奈「どうしますか?」
キョン「そうですね。とりあえず、俺が朝比奈さんの家から引き摺り出しますから、案内してください」
朝比奈「わかりましたぁ」
キョン「でも、いいんですか? 未来的な装置が家にあったりしないんですか?」
朝比奈「大丈夫です。見た目はわから……えっと、禁則事項です」
―朝比奈宅―
キョン「ここか」
朝比奈「涼宮さん、キョンくんが来てくれましたよ」
ハルヒ『いないって言って!!』
キョン(聞こえてるぞ)
朝比奈「いないそうです……」
キョン「上がってもいいですか?」
朝比奈「は、はい。どうぞ」
キョン「浴室は、こっちですか?」
朝比奈「はい」
キョン(朝比奈さんが普段使っている浴室か。なんだ、妙に緊張するな……)
朝比奈「キョンくん、どうかした?」
キョン「いえ。では」ガチャ
ハルヒ「覗くな」
キョン「何してる。早く出ろ。朝比奈さんに迷惑だろうが」
キョン「ここか」
朝比奈「涼宮さん、キョンくんが来てくれましたよ」
ハルヒ『いないって言って!!』
キョン(聞こえてるぞ)
朝比奈「いないそうです……」
キョン「上がってもいいですか?」
朝比奈「は、はい。どうぞ」
キョン「浴室は、こっちですか?」
朝比奈「はい」
キョン(朝比奈さんが普段使っている浴室か。なんだ、妙に緊張するな……)
朝比奈「キョンくん、どうかした?」
キョン「いえ。では」ガチャ
ハルヒ「覗くな」
キョン「何してる。早く出ろ。朝比奈さんに迷惑だろうが」
ハルヒ「ふん。今日はここをSOS団支部としたのよ。だから、ここはあたしの領土なの!!」
朝比奈「そんなに狭いところでいいんですか……」
キョン「いいから出ろ」グイッ
ハルヒ「なによ」
キョン「何よじゃない。何でお前はそう人に迷惑をかけるような行動ばかりを取るんだよ?」
ハルヒ「べっつに。みくるちゃんの家をどうしようと、あたしの勝手でしょ」
キョン「また、喧嘩するか?」
ハルヒ「……ポニーテールにしたら、許すんでしょ。単純」
キョン(反論できん、自分に腹が立つ)
朝比奈「あの、一体、何があったんですか?」
ハルヒ「いい! みくるちゃん!! キョンはね、有希を週に6回も家に連れ込んでるの!! だから、近づいちゃだめよ!!」
朝比奈「長門さんを……。あたしもまだ、数回しか行ってないのに……」
キョン「変なことを言うな、あと一回増えてるぞ」
ハルヒ「今週は6回になるでしょ!?」
キョン「ああ、そうかもな」
朝比奈「そんなに狭いところでいいんですか……」
キョン「いいから出ろ」グイッ
ハルヒ「なによ」
キョン「何よじゃない。何でお前はそう人に迷惑をかけるような行動ばかりを取るんだよ?」
ハルヒ「べっつに。みくるちゃんの家をどうしようと、あたしの勝手でしょ」
キョン「また、喧嘩するか?」
ハルヒ「……ポニーテールにしたら、許すんでしょ。単純」
キョン(反論できん、自分に腹が立つ)
朝比奈「あの、一体、何があったんですか?」
ハルヒ「いい! みくるちゃん!! キョンはね、有希を週に6回も家に連れ込んでるの!! だから、近づいちゃだめよ!!」
朝比奈「長門さんを……。あたしもまだ、数回しか行ってないのに……」
キョン「変なことを言うな、あと一回増えてるぞ」
ハルヒ「今週は6回になるでしょ!?」
キョン「ああ、そうかもな」
キョン「とにかく、連れて帰りますから」
朝比奈「は、はい。さようなら」
ハルヒ「連れて帰るってどこによ!? あたしの家でも知ってるわけ!?」
キョン「知らん」
ハルヒ「あたしは帰らないから!! 今日は外泊って決めて外にでてきたんだから!!」
キョン「ああ、そうかい。明日は平日だぞ?」
ハルヒ「遅刻していけばいいだけよ」
キョン「無遅刻無欠席が途絶えるぞ?」
ハルヒ「そんなものを狙うのは、中学生までよ!!」
キョン(古泉、らしいぞ)
ハルヒ「とにかく、今日は帰らないからね!!!」
キョン「分かったから。なら、俺の家にとりあえず来い」
ハルヒ「いやよ!! 喋る猫がいるところになんて、誰が行くかぁ!!」
キョン「猫は喋らん」
ハルヒ「また猫を使ってあたしの悪口言うつもりなんでしょ!! お見通しよ!! バカ!!!」
朝比奈「は、はい。さようなら」
ハルヒ「連れて帰るってどこによ!? あたしの家でも知ってるわけ!?」
キョン「知らん」
ハルヒ「あたしは帰らないから!! 今日は外泊って決めて外にでてきたんだから!!」
キョン「ああ、そうかい。明日は平日だぞ?」
ハルヒ「遅刻していけばいいだけよ」
キョン「無遅刻無欠席が途絶えるぞ?」
ハルヒ「そんなものを狙うのは、中学生までよ!!」
キョン(古泉、らしいぞ)
ハルヒ「とにかく、今日は帰らないからね!!!」
キョン「分かったから。なら、俺の家にとりあえず来い」
ハルヒ「いやよ!! 喋る猫がいるところになんて、誰が行くかぁ!!」
キョン「猫は喋らん」
ハルヒ「また猫を使ってあたしの悪口言うつもりなんでしょ!! お見通しよ!! バカ!!!」
―キョン宅―
吉村「それじゃあ、お兄さんによろしく」
妹「うん!! バイバイ、ミヨキチ!!」
キョン「ただいま。ミヨキチ、来てたのか」
吉村「あ……」
ハルヒ「誰?」
吉村「あ、お邪魔しました」
キョン「おう」
ハルヒ「誰よ?」
キョン「妹の友達だ」
ハルヒ「中学生?」
キョン「小5だ」
ハルヒ「みくるちゃんより年上じゃないの?」
妹「ハルにゃん、おかえりー!! どうかしたの!?」
ハルヒ「別に。なんでもないわ。拉致されてきただけ」
吉村「それじゃあ、お兄さんによろしく」
妹「うん!! バイバイ、ミヨキチ!!」
キョン「ただいま。ミヨキチ、来てたのか」
吉村「あ……」
ハルヒ「誰?」
吉村「あ、お邪魔しました」
キョン「おう」
ハルヒ「誰よ?」
キョン「妹の友達だ」
ハルヒ「中学生?」
キョン「小5だ」
ハルヒ「みくるちゃんより年上じゃないの?」
妹「ハルにゃん、おかえりー!! どうかしたの!?」
ハルヒ「別に。なんでもないわ。拉致されてきただけ」
>>108
ドラマCDではキョンの家に集合してた
ドラマCDではキョンの家に集合してた
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「なに?」
キョン「シャミセンのことが気になってこの家に来ている。お前はそうなんだよな?」
ハルヒ「そうよ」
キョン「なら、それでいい。俺も納得する。だから、怒るな」
ハルヒ「別に怒ってないわよ」
キョン「これからも来ていい。というか、俺がこんなこと言わなくてもお前なら好きなときに来るんだろうけどな」
ハルヒ「……」
キョン「それでいいだろ?」
ハルヒ「……シャミセンは?」
キョン「シャミセンがどうした?」
ハルヒ「いいから、つれてきなさい!!」
キョン「それは構わないが、猫は」
ハルヒ「喋らないって言うんでしょ? 分かってるわよ。猫が喋るわけないでしょ!!」
キョン「……そうだな」
ハルヒ「なに?」
キョン「シャミセンのことが気になってこの家に来ている。お前はそうなんだよな?」
ハルヒ「そうよ」
キョン「なら、それでいい。俺も納得する。だから、怒るな」
ハルヒ「別に怒ってないわよ」
キョン「これからも来ていい。というか、俺がこんなこと言わなくてもお前なら好きなときに来るんだろうけどな」
ハルヒ「……」
キョン「それでいいだろ?」
ハルヒ「……シャミセンは?」
キョン「シャミセンがどうした?」
ハルヒ「いいから、つれてきなさい!!」
キョン「それは構わないが、猫は」
ハルヒ「喋らないって言うんでしょ? 分かってるわよ。猫が喋るわけないでしょ!!」
キョン「……そうだな」
キョン「ほら、連れて来たぞ」
シャミセン「にゃぁ」
ハルヒ「よし。よこせ」
キョン「丁寧に扱えよ」
ハルヒ「はいはい。よっと」
キョン(なんだ? シャミセンで顔を隠して……)
シャミセン「――いいかしら、キョン。涼宮さんは本当なら毎日でも来たいと言ってるわけ」
キョン(腹話術にもなってないが、聞いてやろう)
シャミセン「でも、流石に毎日は迷惑もかかるかなとか、思ってるわけよ。涼宮さんは賢いから」
キョン「ほう、そうか」
シャミセン「だから、日曜日だけにしているの。わかる?」
キョン「だがな、シャミセン。俺だって毎週日曜日が暇ってわけじゃないぜ? 谷口や国木田にどうでもいいような誘いに乗ることだってあるかもしれない」
シャミセン「そんなときがあったの?」
キョン「結果的にはなかったけどな。だが、あった場合はどうする?」
シャミセン「……別に断ってもいいけど?」
シャミセン「にゃぁ」
ハルヒ「よし。よこせ」
キョン「丁寧に扱えよ」
ハルヒ「はいはい。よっと」
キョン(なんだ? シャミセンで顔を隠して……)
シャミセン「――いいかしら、キョン。涼宮さんは本当なら毎日でも来たいと言ってるわけ」
キョン(腹話術にもなってないが、聞いてやろう)
シャミセン「でも、流石に毎日は迷惑もかかるかなとか、思ってるわけよ。涼宮さんは賢いから」
キョン「ほう、そうか」
シャミセン「だから、日曜日だけにしているの。わかる?」
キョン「だがな、シャミセン。俺だって毎週日曜日が暇ってわけじゃないぜ? 谷口や国木田にどうでもいいような誘いに乗ることだってあるかもしれない」
シャミセン「そんなときがあったの?」
キョン「結果的にはなかったけどな。だが、あった場合はどうする?」
シャミセン「……別に断ってもいいけど?」
キョン「それは谷口の誘いを断れってことか? それともハルヒとの約束を破ってもいいってことか?」
シャミセン「バカキョン!! 涼宮さんと約束したなら、そっちが優先に決まってるでしょ!!」
キョン「ハルヒの約束があとだったら?」
シャミセン「無理せず、涼宮さんと約束することはないわ。日曜日は国民の休日だもの」
キョン「そうかい。だが、その週は来れなかったからと、翌週は土日に訪問とかはないよな?」
シャミセン「……その手があったか」
キョン「おい。別に俺は良案を出したわけじゃないぞ」
シャミセン「冗談よ。週一回って言ったら、週一回よ。非訪問日を累積したりしないわ。ロスタイムじゃあるまいし」
キョン「なぁ、シャミセン?」
シャミセン「にゃぁ」
キョン「俺が迷惑かどうかを気にするような女だったとは意外だよな?」
シャミセン「涼宮さんはとっても気遣いができる、いい子だけど? なにいってんの?」
キョン「そうか? 下手したら土足で上がりこんで来そうな奴だと思ってたんだが」
シャミセン「するわけないでしょ!! ね、涼宮さん!!」
ハルヒ「そうよ!! 誰と勘違いしてるわけ!?」
シャミセン「バカキョン!! 涼宮さんと約束したなら、そっちが優先に決まってるでしょ!!」
キョン「ハルヒの約束があとだったら?」
シャミセン「無理せず、涼宮さんと約束することはないわ。日曜日は国民の休日だもの」
キョン「そうかい。だが、その週は来れなかったからと、翌週は土日に訪問とかはないよな?」
シャミセン「……その手があったか」
キョン「おい。別に俺は良案を出したわけじゃないぞ」
シャミセン「冗談よ。週一回って言ったら、週一回よ。非訪問日を累積したりしないわ。ロスタイムじゃあるまいし」
キョン「なぁ、シャミセン?」
シャミセン「にゃぁ」
キョン「俺が迷惑かどうかを気にするような女だったとは意外だよな?」
シャミセン「涼宮さんはとっても気遣いができる、いい子だけど? なにいってんの?」
キョン「そうか? 下手したら土足で上がりこんで来そうな奴だと思ってたんだが」
シャミセン「するわけないでしょ!! ね、涼宮さん!!」
ハルヒ「そうよ!! 誰と勘違いしてるわけ!?」
キョン「そうだったのか」
シャミセン「フー!!!」
キョン「分かってる。ちょっと言ってみただけだ」ナデナデ
シャミセン「それなら、いいけど」
キョン「だから、別に気にする必要はないぜ?」
シャミセン「え?」
キョン「シャミセンが気になったときにこいよ。俺は別に迷惑じゃないしな」
キョン(寧ろ、変にストレス溜め込んで世界を混乱させられたほうが困るしな)
シャミセン「いいの?」
キョン「おう」
シャミセン「週7でも?」
キョン「来たきゃ来い。シャミセンにウザがられるかもしれないがな」
シャミセン「キョンはウザがったりしないわけ?」
キョン「するわけないだろ。何を言ってるんだ、お前は」
シャミセン「……にゃぁ」
シャミセン「フー!!!」
キョン「分かってる。ちょっと言ってみただけだ」ナデナデ
シャミセン「それなら、いいけど」
キョン「だから、別に気にする必要はないぜ?」
シャミセン「え?」
キョン「シャミセンが気になったときにこいよ。俺は別に迷惑じゃないしな」
キョン(寧ろ、変にストレス溜め込んで世界を混乱させられたほうが困るしな)
シャミセン「いいの?」
キョン「おう」
シャミセン「週7でも?」
キョン「来たきゃ来い。シャミセンにウザがられるかもしれないがな」
シャミセン「キョンはウザがったりしないわけ?」
キョン「するわけないだろ。何を言ってるんだ、お前は」
シャミセン「……にゃぁ」
ハルヒ「……はい、ありがとう」
キョン「もう、シャミセンはいいのか?」
ハルヒ「ええ……」
キョン「シャミセン、喋って疲れただろ? 休んでて良いぞ」
シャミセン「にゃぁ」
ハルヒ「キョン、なら、来るからね……」
キョン「ああ。好きにしろよ」
ハルヒ「するわよ」
キョン「飲み物でも持ってくる」
ハルヒ「いいわよ。あたしが持ってくるから」
キョン「勝手に人の家の冷蔵庫を開ける気か?」
ハルヒ「妹ちゃんに聞くから、いいでしょ」
キョン「それならいいか」
ハルヒ「ふんっ」
キョン(都合がいい。今のうちに古泉と連絡を取っておくか)
キョン「もう、シャミセンはいいのか?」
ハルヒ「ええ……」
キョン「シャミセン、喋って疲れただろ? 休んでて良いぞ」
シャミセン「にゃぁ」
ハルヒ「キョン、なら、来るからね……」
キョン「ああ。好きにしろよ」
ハルヒ「するわよ」
キョン「飲み物でも持ってくる」
ハルヒ「いいわよ。あたしが持ってくるから」
キョン「勝手に人の家の冷蔵庫を開ける気か?」
ハルヒ「妹ちゃんに聞くから、いいでしょ」
キョン「それならいいか」
ハルヒ「ふんっ」
キョン(都合がいい。今のうちに古泉と連絡を取っておくか)
古泉『閉鎖空間は収束しました。上手くされたようですね』
キョン「ただ接待しただけだ」
古泉『義務のように考えておられるようですが、満更でもないのでは?』
キョン「なんだと、このやろう」
古泉『涼宮さんが毎日訪問してくれるなんて夢のような生活ではないですか。いっそのこと、同棲させれてみては?』
キョン「今、どこにいるんだ、お前。殴りに行くから教えろ」
古泉『冗談ですよ。涼宮さんもそこまで考えてはいないでしょうし。とはいえ、3年後、4年後はどうなっているか。同じ大学に進むことができれば、そんなこともありえるかもしれませんね』
キョン「ねーよ。あいつの行く大学に俺が行けるわけないだろ」
古泉『さあ、どうでしょうね。最悪、涼宮さんがレベルを下げてくれるかもしれませんが』
キョン「そんな甲斐甲斐しいことをしてくれるとは思えないがな」
古泉『んふっ。それにしても貴方はやり手だ。猫の問題もきっちり解決されたようですし』
キョン「なんだと?」
古泉『先ほど、長門さんから連絡を頂きましたよ? 今後、猫が喋ることはないだろうと』
古泉『長門さんが貴方の家に行く理由がなくなって、正直ほっとしています。このままでは涼宮さんにも悪影響があったでしょうし』
キョン(ああ、猫は喋らないって念を押させたのがよかったのか。たまたまだな)
キョン「ただ接待しただけだ」
古泉『義務のように考えておられるようですが、満更でもないのでは?』
キョン「なんだと、このやろう」
古泉『涼宮さんが毎日訪問してくれるなんて夢のような生活ではないですか。いっそのこと、同棲させれてみては?』
キョン「今、どこにいるんだ、お前。殴りに行くから教えろ」
古泉『冗談ですよ。涼宮さんもそこまで考えてはいないでしょうし。とはいえ、3年後、4年後はどうなっているか。同じ大学に進むことができれば、そんなこともありえるかもしれませんね』
キョン「ねーよ。あいつの行く大学に俺が行けるわけないだろ」
古泉『さあ、どうでしょうね。最悪、涼宮さんがレベルを下げてくれるかもしれませんが』
キョン「そんな甲斐甲斐しいことをしてくれるとは思えないがな」
古泉『んふっ。それにしても貴方はやり手だ。猫の問題もきっちり解決されたようですし』
キョン「なんだと?」
古泉『先ほど、長門さんから連絡を頂きましたよ? 今後、猫が喋ることはないだろうと』
古泉『長門さんが貴方の家に行く理由がなくなって、正直ほっとしています。このままでは涼宮さんにも悪影響があったでしょうし』
キョン(ああ、猫は喋らないって念を押させたのがよかったのか。たまたまだな)
古泉『では、僕はこの辺で失礼させていただきます。暫くぶりの休日出勤だったもので疲れてしまいました』
キョン「悪かったな。明日、飲み物ぐらいは奢ってやる」
古泉『それは楽しみです。また、明日』
キョン「おう」
キョン(古泉は安心していたみたいだが、長門はどうしたって来る様な気がする)
ハルヒ『キョン、あけて』
キョン「はいはい」ガチャ
ハルヒ「よっと。ん。お茶でいいでしょ?」
キョン「サンキュ」
ハルヒ「……」
キョン(少し喋って喉が渇いていたから丁度いいな。うまい)
ハルヒ「ねえ、キョン」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「あたしが、ここに来る本当の理由、知りたいとか思わないわけ?」
キョン「そうだな……。知りたくないと言えば嘘になるな」
キョン「悪かったな。明日、飲み物ぐらいは奢ってやる」
古泉『それは楽しみです。また、明日』
キョン「おう」
キョン(古泉は安心していたみたいだが、長門はどうしたって来る様な気がする)
ハルヒ『キョン、あけて』
キョン「はいはい」ガチャ
ハルヒ「よっと。ん。お茶でいいでしょ?」
キョン「サンキュ」
ハルヒ「……」
キョン(少し喋って喉が渇いていたから丁度いいな。うまい)
ハルヒ「ねえ、キョン」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「あたしが、ここに来る本当の理由、知りたいとか思わないわけ?」
キョン「そうだな……。知りたくないと言えば嘘になるな」
ハルヒ「……」
キョン「まぁ、でも、お前なら訊かれる前に勝手に言うだろうから、言わないってことはそれだけの意味があるんだろ?」
ハルヒ「まぁ、そうね」
キョン「なら、別に訊こうとは思わない」
ハルヒ「いいの? 今なら、訊かれたら答えられる自信もあったりするけど」
キョン「それ、気が進まないってことだろ? 卑怯な言い方するな」
ハルヒ「ふん……。迷宮入りして後悔しても知らないんだからね」
キョン(世界の危機に直結するようなことなら長門にでも聞くさ)
ハルヒ「……」
キョン「で、ハルヒ。今日はどうするんだ?」
ハルヒ「え?」
キョン「泊まっていくのか?」
ハルヒ「泊まるわけないでしょ!! そういうのは段階を経てからでしょう!?」
キョン「そうか。帰る気になったか。明日は平日なんだから無茶な外泊なんてするなよ」
ハルヒ「あ……。そ、そうよ。帰るわよ」
キョン「まぁ、でも、お前なら訊かれる前に勝手に言うだろうから、言わないってことはそれだけの意味があるんだろ?」
ハルヒ「まぁ、そうね」
キョン「なら、別に訊こうとは思わない」
ハルヒ「いいの? 今なら、訊かれたら答えられる自信もあったりするけど」
キョン「それ、気が進まないってことだろ? 卑怯な言い方するな」
ハルヒ「ふん……。迷宮入りして後悔しても知らないんだからね」
キョン(世界の危機に直結するようなことなら長門にでも聞くさ)
ハルヒ「……」
キョン「で、ハルヒ。今日はどうするんだ?」
ハルヒ「え?」
キョン「泊まっていくのか?」
ハルヒ「泊まるわけないでしょ!! そういうのは段階を経てからでしょう!?」
キョン「そうか。帰る気になったか。明日は平日なんだから無茶な外泊なんてするなよ」
ハルヒ「あ……。そ、そうよ。帰るわよ」
ハルヒ「お邪魔しました」
妹「ハルにゃん、バイバーイ!!!」
キョン「気をつけてな」
ハルヒ「うん」
妹「ハルにゃん、どうかしたのー?」
ハルヒ「別に。また来るからねっ!!」
キョン「いつでもこい」
ハルヒ「ふんだっ!!」
妹「ハルにゃん、おこってたねー」
キョン「あいつはいつもあんな感じだ」
妹「ねえねえ、ミヨキチが今度お泊りしたいって言ってたんだけど」
キョン「いいんじゃないか」
妹「キョンくん、そのとき一緒にお風呂はいる?」
キョン「勘弁してくれ。もう卒業しなさい」
妹「一緒のほうが楽しいのにー」
妹「ハルにゃん、バイバーイ!!!」
キョン「気をつけてな」
ハルヒ「うん」
妹「ハルにゃん、どうかしたのー?」
ハルヒ「別に。また来るからねっ!!」
キョン「いつでもこい」
ハルヒ「ふんだっ!!」
妹「ハルにゃん、おこってたねー」
キョン「あいつはいつもあんな感じだ」
妹「ねえねえ、ミヨキチが今度お泊りしたいって言ってたんだけど」
キョン「いいんじゃないか」
妹「キョンくん、そのとき一緒にお風呂はいる?」
キョン「勘弁してくれ。もう卒業しなさい」
妹「一緒のほうが楽しいのにー」
―翌日 部室―
古泉「本日のご予定は?」
キョン「予定? 特別厄介な課題も出てないしな。家に帰ってのんびりするさ。月曜日から張り切ってたら金曜日までもたない」
キョン(土曜日には不思議探索だってあるんだしな)
古泉「おやおや。貴方はこれからが大変だということに気づいてらっしゃらないと?」
キョン「なに?」
古泉「今の貴方は我々の中で最も悪辣な労働環境にいると言えるのですが。いえ、それを苦にしないどころか、性にあっていると感じる人もいるでしょうから、他人の僕がとやかく言うのは筋違いですね」
キョン「なんのことだ?」
古泉「気づいていないのなら、それもまた幸福というものです」
キョン(何を言ってるんだ。ヒントも何もないのに、考えようがないだろうが。答案用紙が真っ白で正答できる普通人がいれば見てみたいもんだ)
朝比奈「あの、キョンくん」
キョン「どうしました?」
朝比奈「えっと……あの……。じ、実はその、ずっと気になってたんですけど、妹さんはお元気ですかぁ?」
キョン「ええ。毎日、元気ですよ。少し落ち込んでくれたほうがいいぐらいです」
朝比奈「そ、そうですかぁ……。なら、あの、妹さんの顔を見にいってもいいですか?」
古泉「本日のご予定は?」
キョン「予定? 特別厄介な課題も出てないしな。家に帰ってのんびりするさ。月曜日から張り切ってたら金曜日までもたない」
キョン(土曜日には不思議探索だってあるんだしな)
古泉「おやおや。貴方はこれからが大変だということに気づいてらっしゃらないと?」
キョン「なに?」
古泉「今の貴方は我々の中で最も悪辣な労働環境にいると言えるのですが。いえ、それを苦にしないどころか、性にあっていると感じる人もいるでしょうから、他人の僕がとやかく言うのは筋違いですね」
キョン「なんのことだ?」
古泉「気づいていないのなら、それもまた幸福というものです」
キョン(何を言ってるんだ。ヒントも何もないのに、考えようがないだろうが。答案用紙が真っ白で正答できる普通人がいれば見てみたいもんだ)
朝比奈「あの、キョンくん」
キョン「どうしました?」
朝比奈「えっと……あの……。じ、実はその、ずっと気になってたんですけど、妹さんはお元気ですかぁ?」
キョン「ええ。毎日、元気ですよ。少し落ち込んでくれたほうがいいぐらいです」
朝比奈「そ、そうですかぁ……。なら、あの、妹さんの顔を見にいってもいいですか?」
>>136
キョン(何を言ってるんだ。ヒントも何もないのに、考えようがないだろうが。答案用紙が真っ白で正答できる普通人がいれば見てみたいもんだ)
↓
キョン(何を言ってるんだ。ヒントも何もないのに、考えようがないだろうが。問題用紙が真っ白で正答できる普通人がいれば見てみたいもんだ)
キョン(何を言ってるんだ。ヒントも何もないのに、考えようがないだろうが。答案用紙が真っ白で正答できる普通人がいれば見てみたいもんだ)
↓
キョン(何を言ってるんだ。ヒントも何もないのに、考えようがないだろうが。問題用紙が真っ白で正答できる普通人がいれば見てみたいもんだ)
キョン「勿論。妹も喜びますから、是非」
朝比奈「わぁい。じゃあ、行きますねっ」
キョン「お待ちしてます」
朝比奈「るんるるーん」
キョン(可愛い)
古泉「んふっ。随分と余裕があるのですね」
キョン「なにが?」
長門「……」
キョン「長門、どうした?」
長門「猫」
キョン「シャミセンならもう大丈夫なんだろ? 今まで世話を焼いてくれて助かったぜ」
長門「……撫でにいく」
キョン「そうか? 本当に猫が好きなんだな」
長門「……」
古泉「器用な方ですね。まぁ、そうでなければならないのですが」
朝比奈「わぁい。じゃあ、行きますねっ」
キョン「お待ちしてます」
朝比奈「るんるるーん」
キョン(可愛い)
古泉「んふっ。随分と余裕があるのですね」
キョン「なにが?」
長門「……」
キョン「長門、どうした?」
長門「猫」
キョン「シャミセンならもう大丈夫なんだろ? 今まで世話を焼いてくれて助かったぜ」
長門「……撫でにいく」
キョン「そうか? 本当に猫が好きなんだな」
長門「……」
古泉「器用な方ですね。まぁ、そうでなければならないのですが」
>>137
?
?
>>141
いや、考えたら分かるだろ
いや、考えたら分かるだろ
ハルヒ「キョーン!!!」バーン
キョン「静かに開けろ。驚くだろうが」
ハルヒ「みて!! ロイヤル猫缶!!!」
キョン「どっから持ってきたんだよ」
ハルヒ「昨日の帰りに買っておいたのよ!! 今日もシャミセンの様子を見に行くからね!!」
キョン「勝手にしろ」
ハルヒ「するけどっ!!!」
キョン「ああ、そうかい。そのほうがお前らしいね」
朝比奈「涼宮さんも……」
長門「……」
古泉「今日もアルバイトがあるかもしれませんね」
ハルヒ「それじゃあ、SOS団ミーティングを開始します!!! パパッと終わらせるわよ!!!」
キョン(一先ずシャミセンの問題は解決した。次の問題はどうやら、毎度ハルヒと長門が持ってくるために、置き場所に困り始めた猫缶をどうするか。これに尽きるようである)
キョン(手土産は少し考えて貰わないと。シャミセンが不健康になって居なくなってしまうと、路頭に迷うであろう奴もいるからな)
END
キョン「静かに開けろ。驚くだろうが」
ハルヒ「みて!! ロイヤル猫缶!!!」
キョン「どっから持ってきたんだよ」
ハルヒ「昨日の帰りに買っておいたのよ!! 今日もシャミセンの様子を見に行くからね!!」
キョン「勝手にしろ」
ハルヒ「するけどっ!!!」
キョン「ああ、そうかい。そのほうがお前らしいね」
朝比奈「涼宮さんも……」
長門「……」
古泉「今日もアルバイトがあるかもしれませんね」
ハルヒ「それじゃあ、SOS団ミーティングを開始します!!! パパッと終わらせるわよ!!!」
キョン(一先ずシャミセンの問題は解決した。次の問題はどうやら、毎度ハルヒと長門が持ってくるために、置き場所に困り始めた猫缶をどうするか。これに尽きるようである)
キョン(手土産は少し考えて貰わないと。シャミセンが不健康になって居なくなってしまうと、路頭に迷うであろう奴もいるからな)
END
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