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元スレハルヒ「キョン、シャミセンは元気?」キョン「ああ」
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オワコンオワコン言われながらも、定期的に良作が出てくるハルヒSS
支援
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キョン「だから、長門はシャミセンの様子をだな」
ハルヒ「あたしだって休日で我慢してるのに、おかしいでしょ!!!」
キョン「我慢?」
ハルヒ「ちょっと、有希!! 来すぎよ!!」
長門「……」
ハルヒ「キョンにシャミセンの様子を尋ねればいいだけでしょ!? どうして毎日来ることになるわけ!?」
長門「……」
キョン(俺を見られても困るぜ。どう言い訳すりゃあいいんだ?)
ハルヒ「有希!! キョンをみないであたしを見なさい!!」グイッ
長門「……」
ハルヒ「で、どうして毎日来るわけ?」
長門「……」
ハルヒ「有希!!」
長門「猫が心配」
ハルヒ「……それだけ? それだけなの?」
ハルヒ「あたしだって休日で我慢してるのに、おかしいでしょ!!!」
キョン「我慢?」
ハルヒ「ちょっと、有希!! 来すぎよ!!」
長門「……」
ハルヒ「キョンにシャミセンの様子を尋ねればいいだけでしょ!? どうして毎日来ることになるわけ!?」
長門「……」
キョン(俺を見られても困るぜ。どう言い訳すりゃあいいんだ?)
ハルヒ「有希!! キョンをみないであたしを見なさい!!」グイッ
長門「……」
ハルヒ「で、どうして毎日来るわけ?」
長門「……」
ハルヒ「有希!!」
長門「猫が心配」
ハルヒ「……それだけ? それだけなの?」
まあ休日にハルヒさえ来なかったら来てそうだから忠実だよな
欲望に
欲望に
>>53
なんかワロタ
なんかワロタ
長門「そう」
ハルヒ「……」
キョン「もういいだろ、ハルヒ。シャミセンの心配をするのは何もお前だけじゃないんだ」
ハルヒ「そ、そうね……。確かに、映画では有希とシャミセンは相棒みたいな関係だったし、心配になるのは分からなくもないわ」
キョン「そうそう」
ハルヒ「でも、毎日は、やっぱり、こう、あれよ、やりすぎよ。キョンだって迷惑でしょ?」
長門「……」
キョン(長門が来ることで迷惑になるなんてことはまずないがな)
ハルヒ「風紀的にもあれだし、有希。キョンの家に来るのは週に一回までよ? 月に4回って言っておいたほうがいいかしら……」
長門「……」
ハルヒ「キョンも」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「無闇に女の子を連れ込んじゃいけないわよ」
キョン「そうか。なら、ハルヒも……」
ハルヒ「あたしは週一で通ってるからいいの!!」
ハルヒ「……」
キョン「もういいだろ、ハルヒ。シャミセンの心配をするのは何もお前だけじゃないんだ」
ハルヒ「そ、そうね……。確かに、映画では有希とシャミセンは相棒みたいな関係だったし、心配になるのは分からなくもないわ」
キョン「そうそう」
ハルヒ「でも、毎日は、やっぱり、こう、あれよ、やりすぎよ。キョンだって迷惑でしょ?」
長門「……」
キョン(長門が来ることで迷惑になるなんてことはまずないがな)
ハルヒ「風紀的にもあれだし、有希。キョンの家に来るのは週に一回までよ? 月に4回って言っておいたほうがいいかしら……」
長門「……」
ハルヒ「キョンも」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「無闇に女の子を連れ込んじゃいけないわよ」
キョン「そうか。なら、ハルヒも……」
ハルヒ「あたしは週一で通ってるからいいの!!」
ハルヒ「もしかして、みくるちゃんも来てるんじゃないでしょうね?」
キョン「朝比奈さんは来てないな。あまりシャミセンを話題にしないし」
ハルヒ「ふん。ま、あんたの言い分なんて耳を貸すほどでもないわね」
キョン(信じられないってことか?)
長門「……」
キョン「帰るのか?」
長門「……」コクッ
キョン「そうか。ありがとよ」
長門「気にしなくてもいい」
ハルヒ「有希、また明日ね」
長門「……」
シャミセン「にゃぁ」
ハルヒ「あら、シャミセン。そーだ、キョン。さっきの腹話術もう一回、やってみなさい」
キョン「なに?」
長門「……」
キョン「朝比奈さんは来てないな。あまりシャミセンを話題にしないし」
ハルヒ「ふん。ま、あんたの言い分なんて耳を貸すほどでもないわね」
キョン(信じられないってことか?)
長門「……」
キョン「帰るのか?」
長門「……」コクッ
キョン「そうか。ありがとよ」
長門「気にしなくてもいい」
ハルヒ「有希、また明日ね」
長門「……」
シャミセン「にゃぁ」
ハルヒ「あら、シャミセン。そーだ、キョン。さっきの腹話術もう一回、やってみなさい」
キョン「なに?」
長門「……」
ハルヒ「キョンにしては中々上手かったし、それに、まぁ……猫の手も借りないといえないことだってあるんでしょ?」
キョン(まずいな……。このままでは、またシャミセンが余計なことを口走るかもしれん)
長門「……」
ハルヒ「ん? どうしたの、有希? 帰るんじゃないの?」
長門「予定が変わった」
ハルヒ「は?」
長門「滞在時間を延長する」
ハルヒ「……どうしてよ?」
長門「……どうしても」
ハルヒ「……」
長門「……」
キョン「あー。とにかく、玄関で話すのもあれだし、リビングに行くか?」
ハルヒ「キョンの部屋でいいわ。リビングだとお義母さんに迷惑かかっちゃうでしょ。有希も行くわよ」
キョン(家族への気遣いは嬉しいが、俺にはお構いなしってどういうことだ)
長門「……」テテテッ
キョン(まずいな……。このままでは、またシャミセンが余計なことを口走るかもしれん)
長門「……」
ハルヒ「ん? どうしたの、有希? 帰るんじゃないの?」
長門「予定が変わった」
ハルヒ「は?」
長門「滞在時間を延長する」
ハルヒ「……どうしてよ?」
長門「……どうしても」
ハルヒ「……」
長門「……」
キョン「あー。とにかく、玄関で話すのもあれだし、リビングに行くか?」
ハルヒ「キョンの部屋でいいわ。リビングだとお義母さんに迷惑かかっちゃうでしょ。有希も行くわよ」
キョン(家族への気遣いは嬉しいが、俺にはお構いなしってどういうことだ)
長門「……」テテテッ
キョン「飲み物はいるか?」
ハルヒ「……」
長門「……」
キョン「ハルヒ、聞いてるか?」
ハルヒ「熱いお茶」
キョン「長門は?」
長門「……」
キョン(なんでもいいってことか)
キョン「持ってくる」
ハルヒ「有希、キョンの家に来るのは何回目なの?」
キョン(何を訊いてやがる)
長門「映画撮影終了後から回数にすると24回。ただし、それ以前にもここには数回訪れている」
ハルヒ「……そう。自分でちょっと行き過ぎかなーとか思わなかったわけ?」
長門「特に」
ハルヒ「……」
ハルヒ「……」
長門「……」
キョン「ハルヒ、聞いてるか?」
ハルヒ「熱いお茶」
キョン「長門は?」
長門「……」
キョン(なんでもいいってことか)
キョン「持ってくる」
ハルヒ「有希、キョンの家に来るのは何回目なの?」
キョン(何を訊いてやがる)
長門「映画撮影終了後から回数にすると24回。ただし、それ以前にもここには数回訪れている」
ハルヒ「……そう。自分でちょっと行き過ぎかなーとか思わなかったわけ?」
長門「特に」
ハルヒ「……」
キョン(そういえばああいう風に長門とハルヒが絡んでいるところは殆どみたことがないな。これはこれで新鮮か)
キョン(まぁ、扉を開けたら揉み合いなっていた、なんてことはないだろうが……)
ハルヒ『フー!!!!!』
キョン(また、シャミセン相手になんかしてんのか? いや、長門の前でハルヒがそんなことするか?)
ハルヒ『フー!!!!』
キョン「おい、ハル――」ガチャ
ハルヒ「フー!!!!」
長門「……」
キョン(ハルヒが長門を威嚇してやがる……)
ハルヒ「有希!! 本当にシャミセンが心配なの!? 回数が多すぎるわよ!! それにシャミセンが来る前から来てたっていつのことよ!? フー!!!」
キョン「ハルヒ、落ち着け」
ハルヒ「キョンは黙ってて!!」
キョン「あのなぁ……」
ハルヒ「言い難いなら、猫の手を借りてもいいわよ、有希」
長門「……」
キョン(まぁ、扉を開けたら揉み合いなっていた、なんてことはないだろうが……)
ハルヒ『フー!!!!!』
キョン(また、シャミセン相手になんかしてんのか? いや、長門の前でハルヒがそんなことするか?)
ハルヒ『フー!!!!』
キョン「おい、ハル――」ガチャ
ハルヒ「フー!!!!」
長門「……」
キョン(ハルヒが長門を威嚇してやがる……)
ハルヒ「有希!! 本当にシャミセンが心配なの!? 回数が多すぎるわよ!! それにシャミセンが来る前から来てたっていつのことよ!? フー!!!」
キョン「ハルヒ、落ち着け」
ハルヒ「キョンは黙ってて!!」
キョン「あのなぁ……」
ハルヒ「言い難いなら、猫の手を借りてもいいわよ、有希」
長門「……」
キョン(なんか喧嘩になってないか……。孤島に行ったとき、長門が一時的に俺たちを締め出したときはわけが違うぜ)
長門「……」グイッ
シャミセン「にゃぁ」
ハルヒ「さあ、どうなの!?」
シャミセン「――いいだろう。その問いに答えてやろう。しかしだ、貴方には覚悟があるのか?」
ハルヒ「どういうことよ?」
キョン(長門が喋ってるのか……?)
シャミセン「貴方にとって衝撃的な事実が発覚するかもしれない。それを享受するだけの心構えはあるのかと訊いた」
ハルヒ「残念だけど、あたしはそこらへんのやつより頑丈なの。衝撃の事実が!!なんて煽り文句でいちいちびっくりしてたら、テレビ見るたびに心臓発作になっちゃうでしょ」
シャミセン「なるほど。分かった。ではお答えしよう」
ハルヒ「……」
シャミセン「実は――」
ハルヒ「待って。その前にお茶を飲むわ。冷めちゃ、美味しくないもの。キョン、ちょーだい」
キョン「おう」
ハルヒ「これ飲み終わってからね」
長門「……」グイッ
シャミセン「にゃぁ」
ハルヒ「さあ、どうなの!?」
シャミセン「――いいだろう。その問いに答えてやろう。しかしだ、貴方には覚悟があるのか?」
ハルヒ「どういうことよ?」
キョン(長門が喋ってるのか……?)
シャミセン「貴方にとって衝撃的な事実が発覚するかもしれない。それを享受するだけの心構えはあるのかと訊いた」
ハルヒ「残念だけど、あたしはそこらへんのやつより頑丈なの。衝撃の事実が!!なんて煽り文句でいちいちびっくりしてたら、テレビ見るたびに心臓発作になっちゃうでしょ」
シャミセン「なるほど。分かった。ではお答えしよう」
ハルヒ「……」
シャミセン「実は――」
ハルヒ「待って。その前にお茶を飲むわ。冷めちゃ、美味しくないもの。キョン、ちょーだい」
キョン「おう」
ハルヒ「これ飲み終わってからね」
ハルヒ「……ふぅ」
シャミセン「もういいだろうか?」
ハルヒ「まだ、半分残ってるでしょ?」
シャミセン「いつも一気飲みするのに、今日に限っては随分と味わって飲むのだな」
ハルヒ「あたしの勝手でしょ!?」
シャミセン「まぁ、そうだが。気になっただけだ」
キョン(長門は長門であの一気飲みに何か思うところがあったのか?)
ハルヒ「……」
キョン(そして長門は一体、何を言うつもりなんだ?)
長門「……」
ハルヒ「ふぅ……」
シャミセン「まだかな?」
ハルヒ「よし。いいわよ」
シャミセン「よかろう。では、貴方の質問に答えさせていただく」
ハルヒ「う、うん……」
シャミセン「もういいだろうか?」
ハルヒ「まだ、半分残ってるでしょ?」
シャミセン「いつも一気飲みするのに、今日に限っては随分と味わって飲むのだな」
ハルヒ「あたしの勝手でしょ!?」
シャミセン「まぁ、そうだが。気になっただけだ」
キョン(長門は長門であの一気飲みに何か思うところがあったのか?)
ハルヒ「……」
キョン(そして長門は一体、何を言うつもりなんだ?)
長門「……」
ハルヒ「ふぅ……」
シャミセン「まだかな?」
ハルヒ「よし。いいわよ」
シャミセン「よかろう。では、貴方の質問に答えさせていただく」
ハルヒ「う、うん……」
シャミセン「実は私は――」
ハルヒ「あ、まって、トイレ」
キョン「おい、ハルヒ」
ハルヒ「お茶は利尿作用があるからねっ」
キョン「黙っていけないのか」
シャミセン「うむ。尿意に逆らうのは害悪でしかない。行きたまえ」
キョン「……長門?」
シャミセン「何かな?」
キョン「いや、猫の身体を借りなくていい」
長門「そう」
キョン「何を言おうとしたんだ? 下手なこと言ったら、やばいだろ」
長門「問題はない。涼宮ハルヒが最も畏怖する回答をするつもりはない」
キョン「なら、いいんだけど」
長門「……」
キョン(ハルヒが怖がる回答か。少し気になるが、藪は突かないほうがいいしな)
ハルヒ「あ、まって、トイレ」
キョン「おい、ハルヒ」
ハルヒ「お茶は利尿作用があるからねっ」
キョン「黙っていけないのか」
シャミセン「うむ。尿意に逆らうのは害悪でしかない。行きたまえ」
キョン「……長門?」
シャミセン「何かな?」
キョン「いや、猫の身体を借りなくていい」
長門「そう」
キョン「何を言おうとしたんだ? 下手なこと言ったら、やばいだろ」
長門「問題はない。涼宮ハルヒが最も畏怖する回答をするつもりはない」
キョン「なら、いいんだけど」
長門「……」
キョン(ハルヒが怖がる回答か。少し気になるが、藪は突かないほうがいいしな)
ハルヒ「おまたせ。長引いちゃったわ」
キョン(良く分からんが、長引くこともあるのか)
シャミセン「では、そろそろいいかな?」
ハルヒ「もう大丈夫よ。言ってみなさい」
シャミセン「実は私は猫が大好きなのだよ。いつまでも触っておきたいぐらいにな」
ハルヒ「……え?」
シャミセン「私が猫が集まる場所を知っていたのもそのためだ。私は暇さえあれば猫が会合を開く場所を求め、歩いている」
ハルヒ「そう……なの?」
キョン(そうだったのか!?)
シャミセン「時にはその会合に参加させてもらうこともある。実に愉快で為になる。貴方も一度は参加するといい」
ハルヒ「そ、そう……。あー……うん……」
シャミセン「故に私は彼の家に足しげく通っている次第だ。納得していただけたか?」
キョン(長門。嘘がうまいな)
シャミセン「納得できたのなら、私はこれからもここに通ってもいいだろう? 週6で」
ハルヒ「……でも、キョンの家にいるのは一匹だけでしょ? 猫が好きなら自分で飼ってもいいし、会合場所を知っているならそっちに行けばいいじゃない」
キョン(良く分からんが、長引くこともあるのか)
シャミセン「では、そろそろいいかな?」
ハルヒ「もう大丈夫よ。言ってみなさい」
シャミセン「実は私は猫が大好きなのだよ。いつまでも触っておきたいぐらいにな」
ハルヒ「……え?」
シャミセン「私が猫が集まる場所を知っていたのもそのためだ。私は暇さえあれば猫が会合を開く場所を求め、歩いている」
ハルヒ「そう……なの?」
キョン(そうだったのか!?)
シャミセン「時にはその会合に参加させてもらうこともある。実に愉快で為になる。貴方も一度は参加するといい」
ハルヒ「そ、そう……。あー……うん……」
シャミセン「故に私は彼の家に足しげく通っている次第だ。納得していただけたか?」
キョン(長門。嘘がうまいな)
シャミセン「納得できたのなら、私はこれからもここに通ってもいいだろう? 週6で」
ハルヒ「……でも、キョンの家にいるのは一匹だけでしょ? 猫が好きなら自分で飼ってもいいし、会合場所を知っているならそっちに行けばいいじゃない」
シャミセン「残念ながら我が家では飼育が禁じられている。加えてこの季節になると、猫も中々会合を開こうとはしない。寒いからな」
ハルヒ「寒くなってきたら出会いの場がないってこと?」
シャミセン「そういうことになる」
ハルヒ「ふぅん……。そうなの……」
シャミセン「故に私はここに通いつめてもなんら問題はない。たとえ月に29回ほど通っても良いと判断できる」
ハルヒ「だからって……」
長門「次は貴方」
ハルヒ「え?」
長門「何故、貴方がここに来るのか、教えて欲しい」
ハルヒ「あたしは、シャミセンが気になるからよ!! ね、キョン!?」
キョン「ああ。俺の飼育に問題がないか監査してるんだよな?」
ハルヒ「そーよ!! キョンに任せていればシャミセンなんてぶくぶく太っちゃうんだから、あたしが定期的に見ておかないと!!」
シャミセン「この通信技術が発達した現代において、わざわざ家を訪問して確認する意義は薄いのではないか?」
ハルヒ「え?」
シャミセン「電子写真で猫の容姿はごく簡素に診断できる。なぜ、そうしない? 私はそれが気になって毛づくろいもできないのだ」
ハルヒ「寒くなってきたら出会いの場がないってこと?」
シャミセン「そういうことになる」
ハルヒ「ふぅん……。そうなの……」
シャミセン「故に私はここに通いつめてもなんら問題はない。たとえ月に29回ほど通っても良いと判断できる」
ハルヒ「だからって……」
長門「次は貴方」
ハルヒ「え?」
長門「何故、貴方がここに来るのか、教えて欲しい」
ハルヒ「あたしは、シャミセンが気になるからよ!! ね、キョン!?」
キョン「ああ。俺の飼育に問題がないか監査してるんだよな?」
ハルヒ「そーよ!! キョンに任せていればシャミセンなんてぶくぶく太っちゃうんだから、あたしが定期的に見ておかないと!!」
シャミセン「この通信技術が発達した現代において、わざわざ家を訪問して確認する意義は薄いのではないか?」
ハルヒ「え?」
シャミセン「電子写真で猫の容姿はごく簡素に診断できる。なぜ、そうしない? 私はそれが気になって毛づくろいもできないのだ」
キョン「そういえばそうだな。携帯電話でシャミセンの姿を写真に納めてメールで送れば……」
ハルヒ「そんなのダメよ!! 合成とか修正とかして、いくらでも誤魔化せるでしょ!?」
シャミセン「彼にそのような技術がないことは、文化祭前日部室に泊まってまで一緒にいた貴方が一番知っているはずだ」
ハルヒ「な……!?」
シャミセン「確かにそのような情報改竄処理が出来る可能性もあろう。しかし、彼に隠すメリットはない」
ハルヒ「……」
シャミセン「答えてくれるか?」
ハルヒ「ね、猫のくせに……!!」
キョン「ハルヒ、落ち着け」
ハルヒ「あんたも!! そういう技術もってるんでしょ!?」
キョン「いや」
ハルヒ「持ってるといいなさい!!!」
キョン(ハルヒが追い込まれてる……)
シャミセン「何を必死になっている。貴方らしくもない」
ハルヒ「だって、別に、そういうことじゃ、ないから……!!」
ハルヒ「そんなのダメよ!! 合成とか修正とかして、いくらでも誤魔化せるでしょ!?」
シャミセン「彼にそのような技術がないことは、文化祭前日部室に泊まってまで一緒にいた貴方が一番知っているはずだ」
ハルヒ「な……!?」
シャミセン「確かにそのような情報改竄処理が出来る可能性もあろう。しかし、彼に隠すメリットはない」
ハルヒ「……」
シャミセン「答えてくれるか?」
ハルヒ「ね、猫のくせに……!!」
キョン「ハルヒ、落ち着け」
ハルヒ「あんたも!! そういう技術もってるんでしょ!?」
キョン「いや」
ハルヒ「持ってるといいなさい!!!」
キョン(ハルヒが追い込まれてる……)
シャミセン「何を必死になっている。貴方らしくもない」
ハルヒ「だって、別に、そういうことじゃ、ないから……!!」
キョン(長門、その辺にしておけよ。あとが怖いぜ?)
シャミセン「どうやら、貴方がこの家屋に訪問する理由のほうが薄いように思われるが、その点はどう考えているのか」
長門「……」
ハルヒ「え、っと……だから……それは……」
シャミセン「やはりそうか。当初から愛玩動物の心配などしていなかった。ただ、ここに来る理由として猫を利用しただけなのだな」
ハルヒ「……!!!」
長門「……」ペシッ
シャミセン「いてっ」
ハルヒ「ち、違うわよ……あ、あたしは……そんな……」
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「ち、違うわ!! キョンの家に来たくてシャミセンをだしにつかったとかないんだから!!!」
キョン「あ、ああ」
ハルヒ「帰るっ!!!」
キョン「ハルヒ!」
ハルヒ「お茶、おいしかった!! ごちそうさまっ!!!」
シャミセン「どうやら、貴方がこの家屋に訪問する理由のほうが薄いように思われるが、その点はどう考えているのか」
長門「……」
ハルヒ「え、っと……だから……それは……」
シャミセン「やはりそうか。当初から愛玩動物の心配などしていなかった。ただ、ここに来る理由として猫を利用しただけなのだな」
ハルヒ「……!!!」
長門「……」ペシッ
シャミセン「いてっ」
ハルヒ「ち、違うわよ……あ、あたしは……そんな……」
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「ち、違うわ!! キョンの家に来たくてシャミセンをだしにつかったとかないんだから!!!」
キョン「あ、ああ」
ハルヒ「帰るっ!!!」
キョン「ハルヒ!」
ハルヒ「お茶、おいしかった!! ごちそうさまっ!!!」
キョン「長門、大丈夫なんだろうな?」
長門「わたしの管理不足。謝罪する」
キョン「え?」
シャミセン「やはり、彼女は雌雄からなる感情の本質を持っている。大事にすべきだと思う」
キョン「いつから長門の腹話術じゃなくなってたんだ?」
長門「確かにそのような情報改竄処理が出来る可能性もあろう。しかし、彼に隠すメリットはない。と発言したときから」
キョン「そうなのか……」
長門「……」
キョン「古泉に連絡を――」
ピリリリ……
キョン「はい?」
古泉『中規模程度ですが、閉鎖空間が発生しました。何故でしょうか?』
キョン「スマン」
古泉『これが僕の役目ですから、お気になさらず。それよりも何があったのですか? 涼宮さんにとってここ最近の週末はハッピーなことしか起こらないはずですが』
キョン「実は……」
長門「わたしの管理不足。謝罪する」
キョン「え?」
シャミセン「やはり、彼女は雌雄からなる感情の本質を持っている。大事にすべきだと思う」
キョン「いつから長門の腹話術じゃなくなってたんだ?」
長門「確かにそのような情報改竄処理が出来る可能性もあろう。しかし、彼に隠すメリットはない。と発言したときから」
キョン「そうなのか……」
長門「……」
キョン「古泉に連絡を――」
ピリリリ……
キョン「はい?」
古泉『中規模程度ですが、閉鎖空間が発生しました。何故でしょうか?』
キョン「スマン」
古泉『これが僕の役目ですから、お気になさらず。それよりも何があったのですか? 涼宮さんにとってここ最近の週末はハッピーなことしか起こらないはずですが』
キョン「実は……」
>>92
ごく稀に
ごく稀に
古泉『なるほど。事情は分かりました。長門さんに代わっていただけますか?』
キョン「ああ。長門、古泉が代わってくれって」
長門「……」
キョン(しかし、途中から追い詰められているハルヒを傍観していた俺にも原因があるな)
長門「分かった」ピッ
キョン「長門、古泉はなんだって?」
長門「……月に一度だけの訪問にせよと命じられた」
キョン「俺の家に来るのを制限されたのか?」
長門「来月のこの日に来る」
キョン「まてまて。古泉に言われただけだろ? 俺は構わないから、来たいときにこい。シャミセンのことを任せられるのは長門しかいないんだからな」
長門「……」
キョン「古泉には俺からも言っておくから」
長門「……」コクッ
キョン「まぁ、でも、今日は帰ったほうがいいかもな」
長門「……」
キョン「ああ。長門、古泉が代わってくれって」
長門「……」
キョン(しかし、途中から追い詰められているハルヒを傍観していた俺にも原因があるな)
長門「分かった」ピッ
キョン「長門、古泉はなんだって?」
長門「……月に一度だけの訪問にせよと命じられた」
キョン「俺の家に来るのを制限されたのか?」
長門「来月のこの日に来る」
キョン「まてまて。古泉に言われただけだろ? 俺は構わないから、来たいときにこい。シャミセンのことを任せられるのは長門しかいないんだからな」
長門「……」
キョン「古泉には俺からも言っておくから」
長門「……」コクッ
キョン「まぁ、でも、今日は帰ったほうがいいかもな」
長門「……」
シャミセン「にゃぁ」
キョン「全く。お前は映画のときも余計なときに喋り出してたからな……。頼むぞ……」
キョン(さて、ハルヒのこと、どうするかな)
ピリリリ……
キョン「はい、もしもし」
朝比奈『あ、あ、キョンくぅん。あの、突然、ごめんなさい』
キョン「いえ、どうかされましたか?」
朝比奈『それがぁ、涼宮さんがあたしの家に今、来てるんですけど。ベッドの上で膝を抱えちゃってぇ……。何かキョンくんとあったかなぁって思って……』
キョン「朝比奈さんのところに行ったんですか?」
朝比奈『家に帰るのは恥ずかしいとか言ってました。今日は朝帰りするとか、ご両親に言っちゃったそうで……』
キョン(なんでそんな宣言をするんだ。しかも両親に。大反対されるだろ)
朝比奈『あの、あたしの家に泊めたほうがいいの? でも、それだと明日は学校だから、涼宮さんが困るような』
キョン(とりあえず、ハルヒがこうなったのも俺の責任だしな)
キョン「朝比奈さん、ハルヒをいつもの駅前まで連れて来てもらえますか?」
朝比奈『はい、いいですよ。何分後にしますか?』
キョン「全く。お前は映画のときも余計なときに喋り出してたからな……。頼むぞ……」
キョン(さて、ハルヒのこと、どうするかな)
ピリリリ……
キョン「はい、もしもし」
朝比奈『あ、あ、キョンくぅん。あの、突然、ごめんなさい』
キョン「いえ、どうかされましたか?」
朝比奈『それがぁ、涼宮さんがあたしの家に今、来てるんですけど。ベッドの上で膝を抱えちゃってぇ……。何かキョンくんとあったかなぁって思って……』
キョン「朝比奈さんのところに行ったんですか?」
朝比奈『家に帰るのは恥ずかしいとか言ってました。今日は朝帰りするとか、ご両親に言っちゃったそうで……』
キョン(なんでそんな宣言をするんだ。しかも両親に。大反対されるだろ)
朝比奈『あの、あたしの家に泊めたほうがいいの? でも、それだと明日は学校だから、涼宮さんが困るような』
キョン(とりあえず、ハルヒがこうなったのも俺の責任だしな)
キョン「朝比奈さん、ハルヒをいつもの駅前まで連れて来てもらえますか?」
朝比奈『はい、いいですよ。何分後にしますか?』
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