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    元スレハルヒ「キョン、シャミセンは元気?」キョン「ああ」

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    1 :

    ハルヒ「本当でしょうね?」

    キョン「どうして嘘をつかなきゃならん」

    ハルヒ「イマイチ信用できないわ。日曜日、様子を見に行くから。あんたが我がSOS団専属役者のシャミセンを責任もって飼育しているのかをね」

    キョン「なぁ」

    ハルヒ「行くからね!!!」

    キョン「映画撮り終えてから毎週来てるじゃねえか。もうお前が飼えよ。それなら毎週毎週俺ん家に来なくて済むぞ」

    ハルヒ「……行くからね!!!」

    キョン「分かった」

    2 :

    関係ないけどシャミツーがどうなったか気になる

    3 :

    ハルヒ「ション、キャミセンは元気?」ション「ああ」

    4 :

    久々のハルヒSS

    期待

    6 :

    シャミセンがすでに死んでる話かと思ったら違った

    7 = 1 :

    ―日曜日―

    「キョンくん、ハルにゃんだよー」

    キョン(あいかわらず早いな。約束の30分前じゃねえか。格段に来る時間が早まっているな。最初は5分前ぐらいだったのに)

    「さっき、覗き穴から見たら手鏡で髪の毛なおしてたけどー」

    キョン「ふぅん」

    キョン(人様の家に入る前は一応、身だしなみを整えているのか)

    キョン「――おまたせ」ガチャ

    ハルヒ「待ってないわよ。シャミセンは?」

    キョン「まだ、俺の部屋で寝ていると思うが」

    ハルヒ「ふぅん」

    キョン「……入れよ」

    ハルヒ「お邪魔します」

    8 :

    ハルヒ(92)「キョン、しゃみせんは元気かい?」

    キョン(92)「あぁ…おれたちより長生きだろうさ」

    シャミセン「それほどでもない」

    10 :

    てっきりシャミセンに毒虫を腹いっぱい食べさせた挙句、みくるちゃんの膣に押し込んで殺して
    入り口を縫い合わせて膣内蟲毒を作るスレかと思った

    11 = 4 :

    >>9
    キョムの人か

    12 = 1 :

    キョン「ほらよ」

    ハルヒ「シャミセン、イジメにあってない?」

    シャミセン「……」

    キョン「今、飲み物持ってきてやる」

    ハルヒ「すぐに帰るからいいわよ」

    キョン「そうか?」

    ハルヒ「でも、貰うものは貰うわ」

    キョン「分かった」

    キョン(いつも夕方までいるくせによくいうぜ)

    ハルヒ「キョンにヒゲを抜かれたら、すぐにあたしにいうのよ?」

    シャミセン「……」

    キョン(やるとしたら、妹だな)

    13 = 1 :

    「あたしもあそぶー」

    キョン「好きにしたらいいんじゃないか」

    「わーい。じゃあ、あたしがハルにゃんにもっていくねー」

    キョン「それはありがたい」

    「よっと、いこっ。キョンくん」

    キョン「ああ」

    キョン(朝比奈さんぐらい大きくなれば、いや、少なくともミヨキチぐらいになってくれれば、トレイを持つ姿も様になるんだろうけどな)

    「……」

    キョン「どうした、早く入れよ」

    「しーっ」

    キョン(なんだ?)

    ハルヒ『にゃんにゃんにゃーん』

    キョン「……」

    「ハルにゃん、いつもシャミに話しかけてるんだよー。話せるのかなぁー?」

    14 = 1 :

    キョン(それは知らなかったな……)

    「ハルにゃーん」ガチャ

    ハルヒ「あら、妹ちゃん。ちょっと、キョン。妹に持たせるなんて、正気?」キリッ

    キョン「こいつが持ちたいって言うからだ。妹の自主性を尊重したまでだ」

    ハルヒ「ふん。普段は下っ端だからって妹を顎で使うなんて、悲しくならないわけ?」

    キョン「悪かったな」

    「シャミーシャミー」

    シャミセン「……」

    ハルヒ「そうそう。シャミセンのためにいるだろうと思って、買って来たわよ」

    キョン「何をだ?」

    ハルヒ「猫缶よ。シャミセンもまっしぐらでしょ。たまたま目に付いたから買ってきたわけ」

    キョン「いつも悪いな」

    ハルヒ「たまたま目に付いたって言ったでしょ!!」

    17 :

    おっ



    おっ
    おっ
    おっ

    18 = 1 :

    「にゃんにゃんにゃーん」

    シャミセン「……」

    ハルヒ「でも、少し太くなったんじゃない? きちんと運動させてる?」

    キョン「外には出てるぞ。この前、雀を咥えてきたからな」

    「あれすごかったよね。シャミセンの口元真っ赤になってて」

    ハルヒ「いいじゃない。それでこそ、猫よ」

    キョン「とりあえず猫缶を片付けておくか」

    ハルヒ「なによ。今、食べさせてあげれば? お昼だし」

    キョン「ストックがあるんだ。これはまた別の日に食べさせる」

    ハルヒ「ふぅん。……別にあたしが買って来るのに」

    「シャミーにゃんにゃん」

    キョン(猫缶、溜まっていく一方だな。その内、俺が食べなきゃならんかもしれん)

    シャミセン「……」

    19 = 17 :

    オッパンカンナムスタイル

    21 = 1 :

    キョン「何か、クッキーあたりでも出しておくか?」

    キョン(いや、昼間だしな……。いいか)

    キョン「……」

    キョン(盗み聞きする趣味はないが……。ハルヒのやつ、妹とはどんな会話を……)

    ハルヒ『にゃんにゃんにゃーん』

    『にゃーんにゃんにゃん?』

    ハルヒ『フー!!』

    キョン「……」

    キョン(しかし、あれだな。妹は別にして、ハルヒはアレだからな。シャミセンと話していていると、長門のかけた魔法がとけてしまうかもしれん)

    キョン(そうなったらヤバい。一応、ハルヒには話しかけないように言っておくか?)

    キョン「……言えるわけ無いか。言ったら、ハルヒやつ、顔真っ赤にして怒るな」

    ハルヒ『フー!!』

    『にゃぁーん』

    22 = 1 :

    キョン「……」ガチャ

    ハルヒ「にゃ……にゃんにゃん」

    キョン「どうした、ハルヒ?」

    ハルヒ「え? 中国の神の名前を呼んだだけよ? 問題ある?」

    キョン「ないが」

    「にゃんにゃんっ」

    キョン「シャミセンと戯れるのはいいが、そろそろミヨキチとの約束じゃないのか?」

    「そーだぁ、いかないと」テテテッ

    キョン(やれやれ……)

    ハルヒ「またね。妹ちゃん」

    「うん!」

    キョン「……」

    ハルヒ「……ふぅ」

    キョン「いつも妹の相手してくれているみたいだな」

    ハルヒ「妹ちゃんは可愛いからね。苦じゃないわ。キョンとは大違いの素直ないい子だもの」

    23 :

    罰ゲームねの一言でメシ代をパッと出すキョンが素直じゃないとは

    24 = 1 :

    キョン「そうか」

    ハルヒ「そうよ」

    キョン「……」

    ハルヒ「……」

    シャミセン「……」

    キョン(何するか……)

    ハルヒ「何か言いなさいよ」

    キョン「何かってなんだ?」

    ハルヒ「なんかあるでしょ」

    キョン「いい天気だなぁ」

    ハルヒ「そう言うことじゃないわよ!!」

    キョン「何を怒っている?」

    ハルヒ「ほら、えーと……だから……」

    キョン「お前も何もないんだろ? だったら黙っておけばいいじゃねえか」

    ハルヒ「黙ってたら、何かおかしな感じになるでしょうが!! そんなこともわからないわけ!?」

    25 :

    ふむ

    26 = 1 :

    キョン「しかしな。平日は朝から晩までお前と過ごしているし、休日も最近はお前とばかり会っている。時間を共有しすぎていて、話すことがないんだが」

    ハルヒ「朝から晩までって何よ? あんたの妄想ではあたしはずっとこの部屋にいるわけ? エッチ」

    キョン「違う。学校での話だ。教室に入ってSOS団業務終了までの時間だ。朝から晩までって表現しても問題ないだろ」

    ハルヒ「夏とかまだ明るいじゃない」

    キョン「そういうことじゃない」

    ハルヒ「ふんっ。そんなことだから、いつまで経っても平団員なのよっ」

    キョン(愚痴を言うぐらいなら帰ればいいのにと俺は思ってしまう)

    シャミセン「……彼女は」

    キョン「……おっと」ガバッ

    ハルヒ「え?」

    キョン「……どうした?」

    ハルヒ「何か言わなかった?」

    キョン「言ってないぞ」

    ハルヒ「そう……」

    27 = 17 :

    しゃぁあべっったあああああああああああ

    28 = 1 :

    キョン(長門の魔法がとけたか……。どうにもおかしいとは思っていたが、やはり原因はハルヒだったか)

    ハルヒ「……」

    キョン「ちょっと、シャミセンを外に出してくる」

    シャミセン「そのようなことを欲してはいない」

    キョン「(黙れ!!)」

    ハルヒ「キョン?」

    キョン「どうした?」

    ハルヒ「様子が変よ?」

    キョン「そうか?」

    シャミセン「できれば会話をしたいところだが」

    キョン「(黙れって!!)」

    ハルヒ「ねえ、なによ? どうかしたの?」

    シャミセン「分かっている。猫缶を持ってくるというのはただの理由付けに過ぎず、本来は別の目的でここを訪れていることは」

    ハルヒ「……は?」

    キョン「(あぁ……)」

    29 :

    やめろおおおおおおおおおおおおおおおお

    30 = 4 :

    シャミの兄貴!兄貴じゃないですか!

    31 = 1 :

    ハルヒ「なによ、キョン。腹話術?」

    キョン「えっと……。そうだ」

    シャミセン「君は、一介の愛玩動物の身を案じてなどおらん。最優先事項は恐らく、この家屋に侵入することであると推察する」

    ハルヒ「な……」

    キョン(こいつは何を言い出すんだ……)

    シャミセン「そして、雌雄から築かれる一つの感情。君は最もそれを欲している」

    ハルヒ「回りくどいわね。はっきりいいなさいよ!!」

    シャミセン「言ってもいいのか?」

    ハルヒ「どうせ、下らないことでしょ?」

    シャミセン「ふむ。では、言わせて貰おう。君はここで逢引、あるいは生物の本能として性交しょ――」

    キョン「……!!」グッ

    シャミセン「むぐぐ」

    ハルヒ「……キョン。言うじゃない。所詮は男ね」

    キョン「いや、ハルヒ。冗談だ」

    ハルヒ「猫の手も借りないと、そんなこといえないわけぇ!?」

    32 = 4 :

    ゴクリ...

    33 = 1 :

    キョン「まて」

    ハルヒ「こっちくんな!!」

    キョン「(お前!! なんてこといいやがる!!)」

    シャミセン「彼女が発言を許可した。故に答えた。どこにも問題は見受けられない」

    キョン「(いや……)」

    シャミセン「それに我が主も、少なからずそのような期待を持っているのではないだろうか。それは恥ずべきことではなく、真っ当な生物ならば必ず抱く感情の――」

    キョン「もうでてけ」

    シャミセン「にゃぁ」

    キョン「……」

    ハルヒ「……」

    キョン(変な空気になっちまったな……。ハルヒも部屋の隅から俺のことを睨んでるし……)

    キョン「あー……ハルヒ。悪かったな。猫のいうことだから、気にするな」

    ハルヒ「……」

    キョン(閉鎖空間が出てなければいいな……。発生したときは、スマン、古泉)

    34 = 29 :

    古泉「やべえよやべえよ……」

    35 = 1 :

    ハルヒ「……」

    キョン(沈黙が長い……。もう5分か……。黙っとけとは言ったが、これは気まずいな)

    キョン(今から長門でも呼んで、シャミセンのことをどうにかしてもらうか?)

    ハルヒ「……ねえ、キョン」

    キョン「なんだ?」

    ハルヒ「あんた、家では……あんな、ことしてるわけ?」

    キョン「芸にもならんような趣味だ。あれを外で見せる気はないからな」

    ハルヒ「そう……」

    キョン「……」

    ハルヒ「……今日は……帰るわ……」

    キョン「そ、そうか?」

    ハルヒ「それじゃあ」

    キョン「おう。またな」

    ハルヒ「……うん」

    キョン(なんだ。機嫌がいいのか悪いのか。良く分からないな……)

    36 :

    シャミセンが三味線にされるSSかと思った
    支援

    37 = 1 :

    シャミセン「食事を所望する」

    キョン「お前な。喋れるようになったときはにゃあで通せって言っただろう?」

    シャミセン「そうだったか。すっかり失念していた」

    キョン「頼むぜ。特にハルヒの前ではな」

    シャミセン「彼女は帰宅してしまったのか。彼女はとても興味深い。もう少し言語による通話をしてみたかった」

    キョン「興味深いってなんだ?」

    シャミセン「うむ。最も興味を惹かれるのは、何故いつも「娘娘」という中国の女性神を連呼するのかだ」

    キョン「……」

    シャミセン「それほどまでに強い信仰心を持っているようには見えないが、その神を信仰しているとなれば子宝に恵まれることを欲していることは想像するに容易い」

    シャミセン「故に彼女は誰かと性交渉を望んでいると判断した」

    キョン「ああ、そうかい。でも、それは違うぜ?」

    シャミセン「……」

    キョン「ニャンニャンって言っているのはな。お前と会話しようとしているだけだ」

    シャミセン「そうか。では、言語に齟齬があるのだな」

    キョン「そういうことだ。だから、生暖かく見守ってろ」

    38 :

    シャミセンのおかげで猫アレルギーが治りました

    39 = 1 :

    ピンポーン

    キョン「来たか」

    シャミセン「来客か」

    キョン「来ると思ってたぜ」ガチャ

    長門「……」

    キョン「悪いな。連絡はしようと思ってたんだが」

    長門「これ」

    キョン「長門。いいって言ってるのに」

    長門「……」

    キョン「サンキュ」

    シャミセン「うむ。いつもすまない。高級な食事を用意してくれて」

    長門「……」

    キョン「早いとこ、直してくれ」

    長門「……」コクッ

    40 = 29 :

    まて
    ハルヒはキョンが腹話術が使えると認識している以上
    キョンがネコのそばにいる場合はなせるという世界に変革するはず
    これは長門でも防ぎきれん

    41 = 1 :

    長門「これで終わり」

    キョン「助かったぜ、長門。やっぱり、平日はいつも俺の家に来るのはこの心配があったからなんだな?」

    長門「……」

    キョン「でも、まぁ、毎日来るからって猫缶の手土産は毎回持ってこなくていいからな。確かに嬉しいけど、そろそろキャパシティが大変だ」

    長門「そう」

    キョン「ああ。気持ちはありがたいが、長門に迷惑をかけるのもあれだしな」

    長門「……わかった」

    キョン「それじゃあ、今日はあり――」

    長門「……」ナデナデ

    シャミセン「にゃぁ」

    キョン「……撫でていくか?」

    長門「……」コクッ

    キョン「そうか。なら、シャミセンの体毛が禿げるぐらい撫でていけ」

    長門「……わかった」

    キョン(本当ならこっちか何か奢りたい気分なんだがな)

    43 :

    >>13の『トレイを持ってる』が『トイレを待ってる』に見えて混乱した

    45 :

    >>43
    お前に言われて始めて気がついた

    47 = 1 :

    キョン(映画終了直後、シャミセンは喋らなくなったと思っていたが、何故か週末に訪れるハルヒがシャミセンと会話を楽しむようになっていたらしい)

    キョン(俺は今日、そのことに気がついたが、長門は以前からそれを察知していたんだな)

    長門「……」

    キョン(毎日のように俺の家に来るから、何かあるとは思っていたが……)

    長門「にゃー」ナデナデ

    シャミセン「にゃあ」

    キョン(ハルヒの所為で長門も苦労してるんだよなぁ……。アニマルセラピーで癒されたいとか思っているのかもしれない)

    長門「……」

    キョン(温泉旅行券でも福引で当たったら、是非とも長門にプレゼントしよう)

    ピンポーン

    キョン「ん? 誰だ?」

    長門「……」

    キョン「はい」ガチャ

    ハルヒ「……」

    キョン「ハルヒ? お前、帰ったんじゃ……?」

    48 = 1 :

    ハルヒ「着替えてきただけ」

    キョン「着替えて?」

    キョン(さっきと服装は変わってないが……?)

    ハルヒ「上がるわよ」

    キョン「あ、ああ」

    長門「……」

    ハルヒ「有希……?」

    キョン「長門はシャミセンの様子を見に来たんだ」

    ハルヒ「そうなの?」

    長門「……」

    ハルヒ「有希も休日にきてたわけ?」

    長門「わたしは通常であれば平日にここを訪れている」

    ハルヒ「平日って、何曜日?」

    長門「月曜日から金曜日」

    ハルヒ「ま、毎日じゃない!? どうしてよ!?」

    50 :

    シャミが話し出すと大変だからな


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