元スレ岡部「・・・・・・」 ダル「うわあああああ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
201 = 138 :
ダル「前の世界じゃ、霊の仕業だなんだのでカメラ設置したんだろ?
結局人的な事だったんだし、死ぬわけじゃないからよくね?」
岡部「よくないだろ!? 眠いからって適当な事を言うでない!」
ダル「僕の口から言わせるのか? そうなんだな、オカリン!」
岡部「・・・・・・なにを・・・・・・だ・・・・・・」
ダル「オカリンの口が湿ってんのは! 誰かに寝込み襲われただけだろ!」
岡部「・・・・・・・」
202 :
ダル・・・
お前にもいい人がきっと現れるさ(確定)
203 = 138 :
ダル「分かってるくせに、僕に言わせるなお・・・・・・ハァ・・・・・・・どこのエロゲ主人公だよ」
岡部「どうすれば・・・・・・いいんだ・・・・・・」
ダル「え? なに? オカリン? また僕が言うパターンじゃねこれ」
岡部「どうすれば・・・・・・」
ダル「ラボに! 隠しカメラ! しかければ! それでよくね!?」
ガチャ・・・・・・
岡部・ダル「あっ・・・・・・」
204 = 138 :
紅莉栖「・・・・・・隠しカメラがなんだって?」ギロッ
ダル「え!? ちが、違うんだ牧瀬氏!」
紅莉栖「隠しカメラしかけてるの?」ギロッ
ダル「仕掛けてないお! ちょ、オカリン! 自分で説明しろよ!」
岡部「助手よ・・・・・・まずは落ち着いてくれ」
紅莉栖「私は落ち着いてるわけだが」
岡部「これから俺が話す事。信じられないかもしれないが、
だが、最後まで聞いて欲しい」
紅莉栖「・・・・・・分かったわ。しっかり聞いてあげる」
206 = 138 :
岡部「ダル、余計な話はするな、俺が説明する」ヒソヒソ
ダル「ああ、オカリンにまかせるお」ヒソヒソ
紅莉栖「なに? 内緒のお話? 今しなきゃダメなの?」ギロッ
岡部「・・・・・・いや。では、聞いてくれ」
・朝起きると唇が湿っている
・寝ている間になにかおきているかもしれない
・もしかすると、霊的な者のせいかもしれない
・怖くてハゲそう
・なのでラボに隠しカメラを設置して様子を撮りたい
・助手よ、信じてくれ
岡部「・・・・・・以上だ」
ダル「オカリン、襲われたってのは言わなくていいのか?」ヒソヒソ
岡部「ああ、ラボメンの仲に亀裂が入るかもしれんからな」ヒソヒソ
207 :
スーパーハカーで可愛い嫁と娘ができるリア充様は誰だっけか
208 = 138 :
紅莉栖「・・・・・・ちょっと考えさせて」
岡部「ああ、ゆっくり考えてくれ」
紅莉栖「・・・・・・隠しカメラ、これから付けるのよね?」
岡部「そうだ。だが安心してくれ。俺がここで寝ている間しか起動させない」
紅莉栖「・・・・・・そう」
岡部「信じてくれるか?」
紅莉栖「ま、まあ。霊現象(笑)は全く信じないけど・・・・・・一つ。条件があるわ」
岡部「なんだ?」
紅莉栖「隠しカメラの設置、起動確認、私も一緒にさせなさい」
岡部「・・・・・・それだけか?」
210 = 138 :
紅莉栖「ええ。写ってる映像自体に興味ないから見ないけど
私の知らないところで隠し撮りされたら嫌だから」
ダル「まあ、それなら全然問題ないんじゃね? オカリン」
岡部「そうだな。男二人で隠しカメラなんぞ仕掛けたあとに
他のラボメンにバレたら大事になるかもしれんしな」
紅莉栖「でしょ? 私が一緒にする方がリスクが少ないと思うわよ」
岡部「うむ。では一緒に頼む」
ダル「よしっ。話も纏まったところで、買いに行きますか」
岡部「ああ。ダル。買う物はお前に任せる」
紅莉栖「じゃあ、行きましょ」
212 :
家電ショップ
ダル「おっ。オカリン、こいつ中々のもんですぜ?」
岡部「ふむ。確かに良さそうだ。値段も手頃だしな」
(どこの世界でもダルの目は本物だな)
紅莉栖「へー。橋田ってこういうのも得意なのね」
ダル「ムフフ。ただのデブだと思うなお!」
岡部「そうだな、我が右腕に相応しい能力だ」
紅莉栖「はいはい、買うのはそれだけでいいの?」
213 = 212 :
ダル「うん、これだけあればあとはどうにでもなるお」
紅莉栖「思ったんだけど、隠しカメラに詳しいって事は
あんた盗撮とかやったりしてないでしょうね?」
ダル「え? いや、牧瀬氏? 僕は犯罪になるような事はしてないお!」
岡部「助手よ。ダルは見た目や知識はマニアックだが・・・・・・
そのような行為は決してしない男・・・・・・だ・・・・・ぞ?」
ダル「なんで疑問系なのか詳しく」
紅莉栖「ふふっ。冗談よ、冗談」
ダル「牧瀬氏、ブラックジョークかお」
岡部「では、会計を済ましてラボに戻るか」
紅莉栖「そうね」
214 = 212 :
ラボ
ダル「牧瀬氏、設置する場所、ここでいいかな?」
紅莉栖「んー、もうちょっとこっちの方がいいんじゃない? うん、そこらへん」
ダル「うっし、設置オッケーだお! 後はスイッチ入れるだけだ」
岡部「うむ、ご苦労」
紅莉栖「ふー。岡部、お腹空いたんだけど」
岡部「そうだな、もう2時だしな」
ダル「オカリン、カップ麺を要求する!」
217 = 212 :
岡部「味はなにがいい? 味噌、塩、豚骨、醤油選り取りみどりだぞ」
ダル「豚骨でお願いします」
紅莉栖「共食い乙。私は塩がいいわ。あとフォークも」
ダル「牧瀬氏さらっとヒドイこと言ったお」
岡部「ダル、あっさり豚骨とこってり豚骨があるが、どっちがいい?」
ダル「んー。じゃあ、こってり豚骨で」
岡部・紅莉栖「共食い乙」
ダル「うん、分かってたよちくしょう!」
218 :
共食いwwwwww
219 :
最初ダルビッシュで脳内変換していた俺。
220 = 212 :
3分後
助手「チュルチュル」
岡部「フーッフーッズズズッ」
ダル「猫舌乙」
ダル「ズルズルッズル」 岡部「ピギャーピギャー」
紅莉栖「チュルチュr ブ――ブハッ!」
ダル「・・・・・・」
岡部「助手よ、汚いぞ」
紅莉栖「アハハ! ちょ――おか――やめ――」ケラケラ
ダル「ズルズルズル」 岡部「共食い乙」
紅莉栖「や――め――て」ケタケタ
221 :
もちろん全キャラルートやってくれるんだよな?
222 = 212 :
ラボ 夜
岡部「あっという間に22時だ」
紅莉栖「そうね。ほんとあっという間」
ダル「僕はすごく長く感じたわけだが」
岡部・紅莉栖「気のせいだ(よ)」
ダル「僕は決めたお! 二度と豚骨は食べないと!」
紅莉栖「別にいいのよ、食べたって」
岡部「そうだぞ、人間だって極限状態では人をだな――」
紅莉栖「もう――ム、リ――」クスクス
ダル「共食いネタはもういいお!」
223 :
いやっほい
224 :
助手可愛いよ助手
225 = 212 :
ダル「じゃあ、僕はそろそろ帰るお」
紅莉栖「そうね、私も帰るわ」
岡部「そうか、ではスイッチを入れておくか」ポチッ
紅莉栖「じゃあ、オバケに気を付けて」クスクス
ダル「オカリン、幸運を祈る」ビシッ!
岡部「ああ、二人共気を付けて帰れよ」
ガチャ
ピギャーピギャー トモグイオツ
226 = 212 :
岡部「ふむ。シャワーでも浴びて、寝るとするか」
・・・・
・・・
・・
・
岡部「さて、誰も来ないことを祈るか」
岡部「寝込みを襲われたと断言は出来んがな」
岡部「いっそ、霊であってほしい」
岡部「眠い・・・・・・うむ。今日も月が綺麗だ・・・・・・」
227 = 212 :
ラボ 朝 9時
岡部「・・・・・・ん・・・・・・・んん」
岡部「・・・・・・はぁ、朝か」
岡部「・・・・・・だよな。湿ってるよな」
岡部「・・・・・・はぁ」
岡部「ん、ダルからメールがきてるな」
ダル『今からラボに行くお! 寝てたら起こす」
岡部「ふむ。もう少ししたら着きそうだな」
228 = 212 :
ヴーッヴーッ
岡部「助手からか」
紅莉栖『録画見たら内容を教えろ。ちょっと気になる』
岡部「気になるのなら見に来ればいいものを」
岡部『了解した。そんなに時間はかからないと思う』
岡部「ダルが来る前に準備しておくか」
岡部「メモリーカードをここに差し込めばよかったよな」
岡部「うむ。あとは再生ボタンだけだな」
229 :
もう寝ようと思ってたのに
230 = 215 :
クリス√みたら寝るわ
231 = 216 :
大穴でダルが犯人だな
232 :
ダル√あるよな?
233 = 212 :
ヴーッヴーッ
ダル『すまん、野暮用が出来た。一人で確認しといてくれ。
HYKBKHTSR』
岡部「野暮用か。それは良いとして、最後のはなんだ?
エイチワイケービーケーエイチティーエスアール? なんだこれは」
岡部「どこかの店か? まあいい。映像の確認をするか」 ピッ
岡部「最初は飛ばすか、シャワー浴びただけだしな」 ピッ
『キョウモツキガキレイダ』
岡部「・・・・・・俺は寝る前にこんな事を言ってるのか・・・・・・?」 ピッ
岡部「・・・・・・飛ばし飛ばしみるべきだな。時間の無駄だ」 ピッピッピッ
234 :
>>1はダル好きすぎだろ
236 :
もちろん俺パートもあるんだろ?
237 = 212 :
07:20 REC
『ガチャ・・・・・・』
岡部(く・・・・・・来たか・・・・・・)
『・・・・・・』テクテク
岡部(な!? お前が・・・・・・)
『・・・・・・』チラッ
岡部(・・・・・・紅莉栖・・・・・・)
『・・・・・・』ヂィー
岡部(カメラを見つめている・・・・・・)
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
岡部(まゆりの時と同じか?)
岡部(こ、れ、が、こ、た、え、だ、)
『・・・・・・』チュッ
岡部「・・・・・・」
239 = 212 :
『・・・・・・』チラッ
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
岡部(こ、う、え、ん、で、ま、っ、て、る)
『・・・・・・』タタタタッ
『ガチャ・・・・・・』
岡部「・・・・・・」
岡部「まさか・・・・・・紅莉栖だったとはな・・・・・・」
岡部「ダルと一緒じゃなくてよかったな・・・・・・」
岡部「公園か。あの場所しかないよな・・・・・・」
ガチャ
ダダダダダッ
240 = 215 :
はやく爆発しろ
241 = 212 :
公園
岡部「はぁっ・・・・・・はぁっ・・・・・・」
紅莉栖「・・・・・・オソイ」
岡部「す・・・・・・まな、い・・・・・・」
紅莉栖「返事を・・・・・・聞かせろ」
岡部「はぁっ・・・・・・はぁっ」
紅莉栖「・・・・・・」
岡部「・・・・・・俺も、お前が・・・・・・紅莉栖が好きだ!」
紅莉栖「ピクッ」
岡部「お前と出会って、色んな話をして。最初は憧れていただけだった」
岡部「だが、いつの間にか俺にとって、大切な存在になっていたんだ!」
紅莉栖「・・・・・・ウン」
242 :
早く爆発しろ
243 = 234 :
ティーナはどうやって家に侵入したんだ
244 = 215 :
>>243
ラボな
245 = 234 :
そうだった
246 = 212 :
岡部「お前が、アメリカに戻る事は知っている。だが、それでも俺はお前と一緒に居たい!」
紅莉栖「・・・・・・オカ・・・・・・ベ」
岡部「紅莉栖! お前が好きだ!」
紅莉栖「岡部!」
紅莉栖が飛び込んで来た
俺はその小さな身体を
力いっぱい抱きしめた
離したくない
離れたくない
俺は牧瀬紅莉栖が大好きだ
247 :
これは全√ありそうだな
248 = 216 :
ああ
えんだあいやあですねはい
249 = 212 :
紅莉栖「・・・・・・ナマエ」
岡部「ん?」
紅莉栖「名前、呼んでほしい・・・・・・」
岡部「む・・・・・・く、くり・・・・・・す」
紅莉栖「ちゃんと呼べ」
岡部「・・・・・・紅莉栖・・・・・」
紅莉栖「おかべ・・・・・・」 ン
背伸びをする紅莉栖
紅莉栖の唇が近づいた
触れるか触れないか
とても僅かな
紅莉栖との口付け
250 = 212 :
岡部「・・・・・・なあ紅莉栖」
紅莉栖「・・・・・・なに?」
岡部「視線が痛い」
紅莉栖「!!」 バッ
岡部「・・・・・・」
紅莉栖「・・・・・・」
岡部「・・・・・・ベンチに、座るか」
紅莉栖「・・・・・・」コクコク
みんなの評価 : ☆
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