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元スレ女「ボクは、誰を信じればいい?」
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そして待つこと数分。
手作りサンドイッチは瞬く間に出来上がり、俺の腹へと流れこんでいった。
男「美味い。美味いぞー!」
妹「朝から元気だね。ふわぁ……」
男「ごめんな、俺の勝手で朝ごはん作らせちまって」
妹「ううん、気にしてないよ。私も今日は日直だから、早めに起きたかったし」
それにしたって早いような……。
男「と、とにかくこれは登校中に食べさせてもらうよ。行ってきます」
妹「あ、うん。行ってらっしゃい」
妹が首を傾げるのも無理はない。
だって、まだ学校に行くには早すぎるのだから。
手作りサンドイッチは瞬く間に出来上がり、俺の腹へと流れこんでいった。
男「美味い。美味いぞー!」
妹「朝から元気だね。ふわぁ……」
男「ごめんな、俺の勝手で朝ごはん作らせちまって」
妹「ううん、気にしてないよ。私も今日は日直だから、早めに起きたかったし」
それにしたって早いような……。
男「と、とにかくこれは登校中に食べさせてもらうよ。行ってきます」
妹「あ、うん。行ってらっしゃい」
妹が首を傾げるのも無理はない。
だって、まだ学校に行くには早すぎるのだから。
玄関前には小さく背伸びをした、ヤツがいた。
男「またせた……か?」
女「あ、ねえねえ、あの猫は君の家のかい?」
男「ん? いや、あの猫は近所でよく見るやつだ」
首輪があるから、飼い猫だとは思うんだけれど。
女「準備はできたのかい?」
男「ん、まあな」
女「ふふっ、いつも通り軽そうなバッグだね」
男「ほっとけ」
全教科置き勉は普通だろ。
男「またせた……か?」
女「あ、ねえねえ、あの猫は君の家のかい?」
男「ん? いや、あの猫は近所でよく見るやつだ」
首輪があるから、飼い猫だとは思うんだけれど。
女「準備はできたのかい?」
男「ん、まあな」
女「ふふっ、いつも通り軽そうなバッグだね」
男「ほっとけ」
全教科置き勉は普通だろ。
女「先生もあまり注意しないのも原因だけどね」
男「別にかまわないだろ、それくらいしても」
女「だからこそ君は、猛ダッシュで学校に来れるのかな?」
まあ、そうなるのかな。
教科書がないぶん、入れるもんなんてたかが知れてるし。
女「家で予習復習はしてるのかい?」
男「そんなもん優等生くらいしかしないだろ」
そんな模範的規範的な生徒は数少ない。
男「別にかまわないだろ、それくらいしても」
女「だからこそ君は、猛ダッシュで学校に来れるのかな?」
まあ、そうなるのかな。
教科書がないぶん、入れるもんなんてたかが知れてるし。
女「家で予習復習はしてるのかい?」
男「そんなもん優等生くらいしかしないだろ」
そんな模範的規範的な生徒は数少ない。
女「ボクも、あんまりやらないけどね」
ほら見ろ、人のこと言えないじゃないか。
女「夜襲復讐はするけど」
男「お前は大変なことをしでかしそうだな」
しかもそれ、「やしゅう」じゃん。
女「ふふっ……君といると笑顔が絶えないよ」
俺はお前といると不安が絶えないけどな。
ほら見ろ、人のこと言えないじゃないか。
女「夜襲復讐はするけど」
男「お前は大変なことをしでかしそうだな」
しかもそれ、「やしゅう」じゃん。
女「ふふっ……君といると笑顔が絶えないよ」
俺はお前といると不安が絶えないけどな。
男「こんな時間に学校って空いてるものなのか?」
女「うん。ボク達より先にくる先生がたくさんいるから」
先生もしっかりしてるなぁ。
女「あ、でも今日はちょっと早すぎるかもね」
男「なんだ、やっぱり早いんじゃないか」
女「いいじゃないか。話をする時間ができるんだから」
男「ポジティブだなぁ」
女「ノーパンだと人生清々しいからね」
男「それ、流行ってんのか?」
最近、学校の至るところでノーパンって言うのが流行ってる。
正直、このブームは食傷気味なのだが。
女「うん。ボク達より先にくる先生がたくさんいるから」
先生もしっかりしてるなぁ。
女「あ、でも今日はちょっと早すぎるかもね」
男「なんだ、やっぱり早いんじゃないか」
女「いいじゃないか。話をする時間ができるんだから」
男「ポジティブだなぁ」
女「ノーパンだと人生清々しいからね」
男「それ、流行ってんのか?」
最近、学校の至るところでノーパンって言うのが流行ってる。
正直、このブームは食傷気味なのだが。
女「流行っている?」
きょとんとした顔で、俺のほうに視線をやる。
男「ああ、最近どこもかしこも『ノーパン』って言ってるんだよ」
ビッチしかいないのかこの学校はってレベルに。
どうせ嘘なのはわかっているんだが。
女「ふーん、そうなんだ」
「悪いけど、ボクは知らないよ」とニコッと笑った。
女「ボクは、あまり人と話さないからね」
同じクラスだから、それはわかる。
にしたって、こいつ友達いるのか?
きょとんとした顔で、俺のほうに視線をやる。
男「ああ、最近どこもかしこも『ノーパン』って言ってるんだよ」
ビッチしかいないのかこの学校はってレベルに。
どうせ嘘なのはわかっているんだが。
女「ふーん、そうなんだ」
「悪いけど、ボクは知らないよ」とニコッと笑った。
女「ボクは、あまり人と話さないからね」
同じクラスだから、それはわかる。
にしたって、こいつ友達いるのか?
男「変なこと聞くようで悪いんだが」
女「なんだい?」
「ボクでよければ」っと、執事のようなお辞儀をした。
男「……友達とか、いるのか?」
女「んー、そうだな」
人差し指を顎につけて、思案すること数秒。
女「いない、かな」
すると、またいつもの笑顔に戻った。
女「なんだい?」
「ボクでよければ」っと、執事のようなお辞儀をした。
男「……友達とか、いるのか?」
女「んー、そうだな」
人差し指を顎につけて、思案すること数秒。
女「いない、かな」
すると、またいつもの笑顔に戻った。
男「即答かよ」
女「すこしは考えたよ」
話をしているところも見たことがないし。
授業中に眠っているところも、よそ見をしているのも見たことがない。
おまけに、メガネをかけてる。
男「そういや、メガネはいいのか?」
女「ああ、あれは伊達だから」
男「……なんでつけてんの?」
女「んー……人と直接目を合わせたくないからかな」
女「すこしは考えたよ」
話をしているところも見たことがないし。
授業中に眠っているところも、よそ見をしているのも見たことがない。
おまけに、メガネをかけてる。
男「そういや、メガネはいいのか?」
女「ああ、あれは伊達だから」
男「……なんでつけてんの?」
女「んー……人と直接目を合わせたくないからかな」
くぅ~疲れましたwこれにて完結れしゅぅぅぅ!
実は、ネ タレスしたら代行のぉおお話を持ちかけられたのぉおお のぉおおが始まりれしたのぉおお
本当は話のぉおおネタにゃかったのぉおおれしゅぅぅぅが ←
ご厚意を無駄にしゅるのぉおおわけには行かにゃいぃのぉ おおれ流行り のぉおおネタれ挑んれみた所存れ しゅぅぅぅw
以下、まどか達のぉおおみんにゃへのぉおおメッセジをど ぞ
まどか「みんにゃ、見てくれてぁあああ あぉりがとう ちょっと腹黒にゃところも見えひゃったけど・・・ 気に しにゃいぃれね!」
しゃやか「いぃやーぁあああ あぉりがと! 私のぉおおか わいぃしゃは二十分に伝わったかにゃ?」
マミ「見てくれたのぉおおは嬉しいぃけどちょっと恥ずか しいぃわね・・・」
京子「見てくれぁあああ あぉりがとにゃ! 正直、作中れ 言った私のぉおお気持ちは本当らよお゛お゛お゛ぉ!」
ほお゛お゛っむら「・・・ぁあああ あぉりがと」ファサ
れは、
まどか、しゃやか、マミ、京子、ほお゛お゛っむら、俺 「皆しゃ んぁあああ あぉりがとうごじゃいぃましたのぉ おお!」
終
まどか、しゃやか、マミ、京子、ほお゛お゛っむら「っ て、にゃ んれ俺くんが!? 改めましてぇぇぇぇ゛、ぁあ ああ あぉりがとうごじゃいぃましたのぉおお!」
本当のぉおお本当に終わり
実は、ネ タレスしたら代行のぉおお話を持ちかけられたのぉおお のぉおおが始まりれしたのぉおお
本当は話のぉおおネタにゃかったのぉおおれしゅぅぅぅが ←
ご厚意を無駄にしゅるのぉおおわけには行かにゃいぃのぉ おおれ流行り のぉおおネタれ挑んれみた所存れ しゅぅぅぅw
以下、まどか達のぉおおみんにゃへのぉおおメッセジをど ぞ
まどか「みんにゃ、見てくれてぁあああ あぉりがとう ちょっと腹黒にゃところも見えひゃったけど・・・ 気に しにゃいぃれね!」
しゃやか「いぃやーぁあああ あぉりがと! 私のぉおおか わいぃしゃは二十分に伝わったかにゃ?」
マミ「見てくれたのぉおおは嬉しいぃけどちょっと恥ずか しいぃわね・・・」
京子「見てくれぁあああ あぉりがとにゃ! 正直、作中れ 言った私のぉおお気持ちは本当らよお゛お゛お゛ぉ!」
ほお゛お゛っむら「・・・ぁあああ あぉりがと」ファサ
れは、
まどか、しゃやか、マミ、京子、ほお゛お゛っむら、俺 「皆しゃ んぁあああ あぉりがとうごじゃいぃましたのぉ おお!」
終
まどか、しゃやか、マミ、京子、ほお゛お゛っむら「っ て、にゃ んれ俺くんが!? 改めましてぇぇぇぇ゛、ぁあ ああ あぉりがとうごじゃいぃましたのぉおお!」
本当のぉおお本当に終わり
男「なんか、お前、生きづらそうだな」
女「そんなことはないんだけれど」
まあ、こいつ自身それでいいと思ってるならいいんだけど。
女「でも、こういう性格を直さなきゃなと思うことはあるんだ」
男「ほう」
女「例えば、ボクは人を助けるのが好きだ。サンドのイッチより」
三度の飯な。
女「なのに、ボク自身が人間に冷たい……というか、馴染めてないのは大変なことだと思うんだ」
人間って、スケールでかいな。
女「そんなことはないんだけれど」
まあ、こいつ自身それでいいと思ってるならいいんだけど。
女「でも、こういう性格を直さなきゃなと思うことはあるんだ」
男「ほう」
女「例えば、ボクは人を助けるのが好きだ。サンドのイッチより」
三度の飯な。
女「なのに、ボク自身が人間に冷たい……というか、馴染めてないのは大変なことだと思うんだ」
人間って、スケールでかいな。
ここでこのSSは終わりです!読んでくださったみなさん、支援ありがとうございました。
ここは鬱展開のファンタジーSSが多くて、速報ファンタジーSS大好きなものとして読んでてつらくなることが多かったのです。
ですから、ぜひともハッピーエンドなファンタジーSSも残しておきたいと思ったのです。
本当の幸せってなんだろうって自分でもよく考えますが、自分は勇者物にひとつの基準を置いてるつもりです。「中2ワード大好き大学生」としてまた時折、ハッピーエンドなSSを書きたいと思います。覚えていていただければ嬉しいです。
それでは。
ここは鬱展開のファンタジーSSが多くて、速報ファンタジーSS大好きなものとして読んでてつらくなることが多かったのです。
ですから、ぜひともハッピーエンドなファンタジーSSも残しておきたいと思ったのです。
本当の幸せってなんだろうって自分でもよく考えますが、自分は勇者物にひとつの基準を置いてるつもりです。「中2ワード大好き大学生」としてまた時折、ハッピーエンドなSSを書きたいと思います。覚えていていただければ嬉しいです。
それでは。
>女「例えば、ボクは人を助けるのが好きだ。サンドのイッチより」
>三度の飯な。
まだちゃんと読んでないけどここが背筋にゾクッときた
>三度の飯な。
まだちゃんと読んでないけどここが背筋にゾクッときた
『シン』が消えてから、2年の月日が流れた???くぅ~デュミナスの深遠に導かれましたwかの魂にてファ イナルミックスです!
暗黒神に仕える巫女である実は、ネ タレスしたら代行のファ・ナシェを持ちかけられた の が???????(アラリタ)でした
真実は話のマテリアルなかったのだからが←
ご厚意を灰にするファティマには行かないので流行り の ネタで挑んでみた所存ですw
イカに仕えた若き騎士、まどかとその眷属の信者達への メッセジをどぞ
メィドゥ・カ「信者達、見て所望すてありがとう 些か腹 黒な惨劇机上庭園ヴァルドエゴラも観測《み》えちゃった けど(?? 内なる声 ??) エナジーにしないでね!」
オクタヴィア「いやー一応、礼を言っておこうか! 我の かわいさは二十分に伝わったかな?……」
首無しガンナー「見て捧げよたのは笑いが止まらぬけど瞬 く時のままに禁忌の冒涜ずか しいわね・・・」
京子「五次元座標的見てくれ・ザ・サムライソード一応、 礼を言っておこうかな! 己の弱さを知る、作中で言った 私のキ=モティは真実(トゥルシズム)だよ?!……」
ほむら「・・・感謝する・・・だがもう貴様は用済みだ。 」ファサ
では、
邪神、オクタヴィア、マミリッシュ、京子、ほむら、かつ てセフィロスと互角に戦った俺「皆さ んありがとうござ いました!……」
終
邪神、愚かなる騎士(ソードマスター)、マミリッシュ、 京子・オブ・ダークネス、ほむら「???であると、な んで俺くんが……!ッ? 改めまして、…フ、まさか貴様に 助けられるとはな…ございました?!……」
本来の真実(トゥルシズム)に終焉
暗黒神に仕える巫女である実は、ネ タレスしたら代行のファ・ナシェを持ちかけられた の が???????(アラリタ)でした
真実は話のマテリアルなかったのだからが←
ご厚意を灰にするファティマには行かないので流行り の ネタで挑んでみた所存ですw
イカに仕えた若き騎士、まどかとその眷属の信者達への メッセジをどぞ
メィドゥ・カ「信者達、見て所望すてありがとう 些か腹 黒な惨劇机上庭園ヴァルドエゴラも観測《み》えちゃった けど(?? 内なる声 ??) エナジーにしないでね!」
オクタヴィア「いやー一応、礼を言っておこうか! 我の かわいさは二十分に伝わったかな?……」
首無しガンナー「見て捧げよたのは笑いが止まらぬけど瞬 く時のままに禁忌の冒涜ずか しいわね・・・」
京子「五次元座標的見てくれ・ザ・サムライソード一応、 礼を言っておこうかな! 己の弱さを知る、作中で言った 私のキ=モティは真実(トゥルシズム)だよ?!……」
ほむら「・・・感謝する・・・だがもう貴様は用済みだ。 」ファサ
では、
邪神、オクタヴィア、マミリッシュ、京子、ほむら、かつ てセフィロスと互角に戦った俺「皆さ んありがとうござ いました!……」
終
邪神、愚かなる騎士(ソードマスター)、マミリッシュ、 京子・オブ・ダークネス、ほむら「???であると、な んで俺くんが……!ッ? 改めまして、…フ、まさか貴様に 助けられるとはな…ございました?!……」
本来の真実(トゥルシズム)に終焉
男「まあ、別にいいんじゃないのか。お前結構人間観察とかしてるみたいだし」
表札巡りなんて普通はしないしな。
女「そうかな」
男「今からお前がベラベラ喋り始めたら、流石にクラスのやつらビビるだろ」
俺もビビってるけどな。
女「ふむ……逆に怖がられてしまうのもいやだね」
男「そういうこと。逆に怪しまれるぞ」
女「ありがとう。人に感謝したのはひさしぶりだ」
表札巡りなんて普通はしないしな。
女「そうかな」
男「今からお前がベラベラ喋り始めたら、流石にクラスのやつらビビるだろ」
俺もビビってるけどな。
女「ふむ……逆に怖がられてしまうのもいやだね」
男「そういうこと。逆に怪しまれるぞ」
女「ありがとう。人に感謝したのはひさしぶりだ」
受身の男に女のほうから擦り寄ってくる話って本当に多いな。作者の願望かね?
しかもこのSSだと女もボッチ気取ってるって設定だからご都合感が倍プッシュだ
自分が黙ってても女の方から言い寄ってくるなんて相当な資産家でもないと無理だぜ?
しかもこのSSだと女もボッチ気取ってるって設定だからご都合感が倍プッシュだ
自分が黙ってても女の方から言い寄ってくるなんて相当な資産家でもないと無理だぜ?
案の定、校門は空いてなかった。
女「でも、別に人と付き合うことってどうでもいいと思うんだよね」
男「なんで?」
女「ふふ、君だってそうだろう?」
どういうことだ。
男「言ってる意味がわからないな」
女「放課後、ずっと屋上で眠っているなんて、普通おかしいからね」
男「あれはたまたま……」
女「ボクは知ってるよ」
ニコッと微笑みかけて、
女「君だって、ボクと同じじゃないか」
女「でも、別に人と付き合うことってどうでもいいと思うんだよね」
男「なんで?」
女「ふふ、君だってそうだろう?」
どういうことだ。
男「言ってる意味がわからないな」
女「放課後、ずっと屋上で眠っているなんて、普通おかしいからね」
男「あれはたまたま……」
女「ボクは知ってるよ」
ニコッと微笑みかけて、
女「君だって、ボクと同じじゃないか」
なんで、そうなる。
女「君にも、あまり友達がいないと思うけれど」
男「そ、そんなわけねーだろ」
女「本当かい? 放課後はいつも誰と一緒に帰っている?」
男「……別に、誰とも」
女「おかしいね。君の家の近くには、クラスメイトはたくさんいるはずだよ」
男「別に、ウマが合わないだけで……」
女「それはつまり、友だちがいないってことだろう?」
見透かすように、俺を眺めつつ。
彼女は続けた。
女「冗談だよ。ボクが言いたいのはさ」
ヤツは顔を俺の耳の近くに持って行って
女「君もボクと同じで、一緒にお昼を食べる人がいないってことさ」
女「君にも、あまり友達がいないと思うけれど」
男「そ、そんなわけねーだろ」
女「本当かい? 放課後はいつも誰と一緒に帰っている?」
男「……別に、誰とも」
女「おかしいね。君の家の近くには、クラスメイトはたくさんいるはずだよ」
男「別に、ウマが合わないだけで……」
女「それはつまり、友だちがいないってことだろう?」
見透かすように、俺を眺めつつ。
彼女は続けた。
女「冗談だよ。ボクが言いたいのはさ」
ヤツは顔を俺の耳の近くに持って行って
女「君もボクと同じで、一緒にお昼を食べる人がいないってことさ」
こいつ、地味に観察してやがる。
そうだ、俺はいつも一人で飯を食ってる。
別に移動することなんてどうでもいいことだし。
飯食う時くらい静かにしたいからな。
飯食う時くらい?
違うな。いつも静かだ。
俺が学校に遅刻ギリギリで来たって、誰も笑いもしない。
友達じゃないから。ましてや、クラスメイトとしても認識されてるかどうかわからない。
女「動揺してるね」
やっと一人の先生がやってきて、慌てて校門を開けた。
そうだ、俺はいつも一人で飯を食ってる。
別に移動することなんてどうでもいいことだし。
飯食う時くらい静かにしたいからな。
飯食う時くらい?
違うな。いつも静かだ。
俺が学校に遅刻ギリギリで来たって、誰も笑いもしない。
友達じゃないから。ましてや、クラスメイトとしても認識されてるかどうかわからない。
女「動揺してるね」
やっと一人の先生がやってきて、慌てて校門を開けた。
男「ここまでストレートに言われると思ってなかったからな」
女「ふふっ、そうだね」
なんだか、自分を客観的に見てみると。
……イタイなぁ。
女「そこで、提案なのだけれど」
男「なんだ?」
女「これから、二人でご飯を食べてみないかい?」
男「……え」
つまり、なんだ。
ぼっちの傷の舐め合いってところか。
女「ふふっ、そうだね」
なんだか、自分を客観的に見てみると。
……イタイなぁ。
女「そこで、提案なのだけれど」
男「なんだ?」
女「これから、二人でご飯を食べてみないかい?」
男「……え」
つまり、なんだ。
ぼっちの傷の舐め合いってところか。
男「なんだその切ない気分にさせられそうな行動は」
女「無理に、とはいわないよ。ただ君とは仲良くなれそうだと思って」
男「……?」
それって、どういう意味だ?
女「ま、とりあえず教室に行こうよ。ボク自身早く証拠隠滅しておきたいからさ」
男「あ、ああ……」
その言葉に促され、俺は彼女と一緒に学校の中に入っていった。
女「無理に、とはいわないよ。ただ君とは仲良くなれそうだと思って」
男「……?」
それって、どういう意味だ?
女「ま、とりあえず教室に行こうよ。ボク自身早く証拠隠滅しておきたいからさ」
男「あ、ああ……」
その言葉に促され、俺は彼女と一緒に学校の中に入っていった。
教室は、鍵がかかっていた。
それはもちろん、内側から閉めたのだから開いていなくて当然だ。
女「よいしょ」
男「お前、一日中持ってたのか?」
女「うん」
鍵をゆっくりと回して、引っこ抜く。
女「さて、窓を……あれ?」
男「どうしたんだ?」
女「いや……窓が」
そう言って、彼女が指し示す、窓を見てみると。
なぜか、全開になっている窓がそこにあった。
それはもちろん、内側から閉めたのだから開いていなくて当然だ。
女「よいしょ」
男「お前、一日中持ってたのか?」
女「うん」
鍵をゆっくりと回して、引っこ抜く。
女「さて、窓を……あれ?」
男「どうしたんだ?」
女「いや……窓が」
そう言って、彼女が指し示す、窓を見てみると。
なぜか、全開になっている窓がそこにあった。
男「俺はちゃんと閉めてたはずだけど……」
女「ふむ……」
彼女はゆっくりと近づいて、窓を閉めた。
女「さて、君はどうするんだい?」
男「なにが?」
女「ボクは今から担任の先生が来る前に、この鍵を返しに行こうと思うのだけれど」
男「……ついてこいと?」
女「はは、そんなことは言っていないよ」
女「ふむ……」
彼女はゆっくりと近づいて、窓を閉めた。
女「さて、君はどうするんだい?」
男「なにが?」
女「ボクは今から担任の先生が来る前に、この鍵を返しに行こうと思うのだけれど」
男「……ついてこいと?」
女「はは、そんなことは言っていないよ」
そう言ってるように聞こえるのは、俺の妄想なのか。
男「ついてくよ。別に、一人で教室にいてもなんだしな」
女「そうか。じゃあ行こうよ」
……こいつはなんでいつもこうやって笑ってられないのかね。
女「なんだい、ボクの顔に何かついてるかい?」
男「なにも」
女「昨日ちょっと相手が多かったからね……べっとり臭いがついてるかも」
なんの相手したんだ。
男「ついてくよ。別に、一人で教室にいてもなんだしな」
女「そうか。じゃあ行こうよ」
……こいつはなんでいつもこうやって笑ってられないのかね。
女「なんだい、ボクの顔に何かついてるかい?」
男「なにも」
女「昨日ちょっと相手が多かったからね……べっとり臭いがついてるかも」
なんの相手したんだ。
男「ほら、行くぞ」
女「む、ツッコんでくれないのか」
男「冗談かよ」
女「あはは、一つテンポが遅いよ」
男「なんでいちいち反応しないといけないんだ」
それに、拾いづらかったし。
女「まあ、それもそうだね」
一度小さなため息を吐いて、俺とヤツは教室を出た。
女「む、ツッコんでくれないのか」
男「冗談かよ」
女「あはは、一つテンポが遅いよ」
男「なんでいちいち反応しないといけないんだ」
それに、拾いづらかったし。
女「まあ、それもそうだね」
一度小さなため息を吐いて、俺とヤツは教室を出た。
女「ああ、そういえば」
男「ん?」
女「さっき、君がサンドイッチを食べていただろう?」
ああ、妹のやつか。
女「その時のマヨネーズがまだ口についているよ?」
男「ホントか。そういうことは早く言ってくれよ」
女「あ、待って」
そうして、彼女はすぐに顔を近づけて。
俺の口についていたマヨネーズを取った。
女「しっかりしないと、ね」
その上、舐めた。
何してんのこいつ。
男「ん?」
女「さっき、君がサンドイッチを食べていただろう?」
ああ、妹のやつか。
女「その時のマヨネーズがまだ口についているよ?」
男「ホントか。そういうことは早く言ってくれよ」
女「あ、待って」
そうして、彼女はすぐに顔を近づけて。
俺の口についていたマヨネーズを取った。
女「しっかりしないと、ね」
その上、舐めた。
何してんのこいつ。
逆に最近ラノベで多い無気力地の文内心ヤレヤレ主人公作品のつまらなさを明示化させた、売り上げ至上主義文筆へのアンチテーゼを目的とした作品なのかも知れない、と思えてきたwwww
男「そういうことするなよ」
女「おや、恥ずかしかったかな?」
恥ずかしいというか。
なんか、勝手なやつだなと思った。
女「ふふ、じゃあ、ちょっと待ってて」
鍵を返すために、彼女は人の少ない職員室の扉を開けた。
男「ふぅ、本当に人がいないな」
こんな朝早くに来て、何かあるのかねぇ。
女「おや、恥ずかしかったかな?」
恥ずかしいというか。
なんか、勝手なやつだなと思った。
女「ふふ、じゃあ、ちょっと待ってて」
鍵を返すために、彼女は人の少ない職員室の扉を開けた。
男「ふぅ、本当に人がいないな」
こんな朝早くに来て、何かあるのかねぇ。
明るさと寒さ以外は、特に変わらない。
音が反響して、なんだか寂しさを感じる。
女「お股せ」
男「ツッコまないからな」
女「むしろ突っ込むところだよ」
こいつ、本当に女子か?
男「もういい、戻ろうぜ」
女「うん」
音が反響して、なんだか寂しさを感じる。
女「お股せ」
男「ツッコまないからな」
女「むしろ突っ込むところだよ」
こいつ、本当に女子か?
男「もういい、戻ろうぜ」
女「うん」
波崎英里 ?@H_Eiri
読者っていうと恥ずかしいけど、みんなつまんないって言いながら読んでくれてるあたり、相当なツンデレなんだなーって。
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