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    元スレ咏「欲しい物?えりちゃんかなー」

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    51 = 30 :

    しえしえ

    52 = 4 :

    先輩アナ「そういえばこの前私誕生日でねっ?」ニコニコ

    えり「………はっ?」

    先輩アナ「息子がねっ“肩叩き券”と“一日お手伝い券”くれたの~!!」キャッキャッ

    えり「は、はあ。息子さん…」

    先輩アナ「そうそう!この前7歳になったんだけど、拙い文字で折り紙にクレヨンで!もう私嬉しくってぇ~!」

    えり(あ。やばい。これ)

    先輩アナ「覚えたばっかりの漢字とか使っちゃって。ふふ、まだまだ汚いんだけど、文字一つで成長感じちゃってねぇー」

    えり(話、長くなるパターンだ…)ゲンナリ

    先輩アナ「それでね、その日はぁ~」

    えり(…もう…時間、ないのに……どうしよう……)

    先輩アナ「ちょっと!聞いてる?」

    えり「は、はいぃ……」

    55 = 4 :

    ~2月23日

    恒子「準備はいいですかー?…ようし、それじゃ…」

    恒子「三尋木咏ちゃん、お誕生日おめでとう!カンパーイ!」

    「「「カンパーイッ!!」」」

    「んぐっ…んぐっ…ぷはぁっ!いやー、いいねぃ!」

    健夜「おめでとう、咏ちゃん」

    「どもども。うは、なんかハズいなぁー」テレッ

    恒子「何をおっしゃる!本日の主役ですぜ?」

    良子「ハッピーバースデーですー」

    「あはは、サンキュー!」

    57 = 4 :

    恒子「そだ、はやりんは遅れるって」

    「おぅ、こんな日に遅刻とはいい度胸だねぃはやりん」

    良子「なかなかハードワークですから、時間かかってるんでしょう。無事フィニッシュしたら来ますよ」

    健夜「何やってるんだろ…」

    良子「まぁまぁ。飲みます?おつぎしますよ、グランドマスター」

    健夜「良子ちゃん、その呼び方やめようね…」

    良子「オーライ」

    恒子「あれ、はやりんもだけど…えりちゃんは?」

    58 = 35 :

    わっかんねーけど支援

    59 = 30 :

    しえしえ

    60 = 4 :

    「うーん…それがさぁ~連絡取れないんだよねぃアイツ」

    恒子「来るって言ってたよね?」

    「おー。まぁ『来ないとただじゃ済まさない』って言っておいたから。そのうち来るっしょ」フリフリ

    健夜「脅したの…」

    「人聞き悪いねぃ。“お願い”だよ」

    健夜「…ああ、そう」ニガワライ

    恒子「んー、じゃあ、先にご飯食べててもいっかぁー」

    「おう!賛成!」

    61 :

    しえんよー

    62 = 4 :

    恒子「さぁて、咏ちゃんバースデーパーティーのランチは…」

    健夜「…ホントにこれで良かったの?」

    「モッチロン!」

    恒子「すこやんが買ってきたお惣菜ーバイキング風にお召し上がれ~」

    「欲しい物ったって、パッと思い浮かばないからさ。それなら、ご飯!」

    健夜「…じゃあ、これで。お誕生日おめでとう、咏ちゃん」ニコッ

    「欲を言えば、手料理なんて食べてみたかったけどねぃ~」チラッ

    健夜「うっ…ま、まぁ、作れないことはないケド…」

    恒子「強がっちゃって~」ニヤニヤ

    健夜「し、失礼なっ」

    64 = 4 :

    良子「コカジさん、クッキングは苦手で?」

    健夜「ぅ。…そういうワケでは…」

    恒子「実家暮らしだと、滅多に料理とかしないでしょ~?絶対ウデ鈍ってるって」

    健夜「…い、言い返せない」

    「んじゃ、お惣菜で正解だったね。このメンチカツウマいなぁ~」モグモグ

    恒子「ちなみに私からのプレゼントも、アレでいいの?」

    「おう。楽しみにしとくぜ?ケーキ!」

    恒子「ふふふ。我ながら美味しそうに出来上がりましたぜ?」ニッ

    「みんな揃ったら、な?」

    良子「むむ。プレゼントタイムな流れ…」

    66 = 4 :

    「そういや、かいのんのプレゼントはサプライズなんだよね~」

    良子「し、しばしお待ちを。はやりさんと相談して、2人からのプレゼントということにしたんです」

    「おお、マジで?期待しちゃっていいのかい?知らんけどっ!」ワクワク

    良子「は、ハードルを上げるのは気が引けますが…そうですね、間違いないかと」

    「おっほ!はやりん早く来ないかなーっ!」

    (それに、えりちゃんも…さ)

    (祝って、くれないのかなぁ…。パーティーのこと話したら、あんまり乗り気じゃなさそうだったし…)

    (……ちぇっ)

    良子「……………」

    67 = 4 :

    「…………」モグモグ

    恒子「おお、これ美味しい」パクパク

    健夜「あ、そんなに食べると…」アセッ

    良子「……ハングリー?」

    恒子「いえーす!」モグモグ

    健夜「ちょっ、もう!これからはやりちゃんもえりちゃんも来るって言うのにそんなに食べちゃってぇ!」

    恒子「おっと。そういえば」

    健夜「咏ちゃんもーっ」

    「えー。良いだろ、主役だぜ?」

    健夜「ま、まぁたしかに…」

    69 = 4 :

    「ま、そんなわけで」パクパクパクパク

    健夜「あぁぁあぁーー!!」

    「完・食!」ドヤッ

    健夜「あーあ……」

    恒子「ま、そんなわけで…」ポンッ

    「追加のお使い頼んだよ~」

    健夜「うわぁ、本気で?」

    良子「ファイトです」

    健夜「…もう。今日が特別だからね?」ハァー

    「悪いねぃ、サンキュー!」

    健夜「いーえ、主役はそこで偉そうに鎮座しててね」ニコッ

    「任せろ~」フリフリ

    70 = 4 :

    良子「……あのグランドマスターをパシリに使うとは」

    「ほ?」

    良子「さすが三尋木さん」

    「ふふん。あ、普段からやってるわけじゃねーからな?そこは誤解すんなよ?」

    良子「御意」

    ピンポーン

    「お、はやりんか、えりちゃんか!」

    恒子「もしくはすこやんが忘れ物したか」

    「ありえるねー。とりあえず、でてくるわー」パタパタ

    71 :

    みさりさは?

    72 = 4 :

    「はーいよっと」ガチャ

    はやり「はぁい☆」

    「なんだ、はやりんか」

    はやり「なんだって、ご挨拶だなぁ…プレゼントあげないよ?」

    「あはは、ごめんごめん。ま、あがってよ」

    はやり「お邪魔しまぁす☆」

    73 :

    野依プロがプンスコしてる

    74 = 71 :

    そして当然のようにカツ丼はハブられる。
    ま、長野だしね。

    75 = 4 :

    「はやりんとうちゃーく!」

    恒子「ちはーっす!」

    はやり「お待たせ☆」

    良子「遅いですよ」

    はやり「ふふ、ごめんね?」

    良子「お二人はもうプレゼントを渡してしまったので、私だけ浮いてたんですから」

    はやり「あれ、そういえば…健夜ちゃんは?」

    「買い出し~」

    はやり「ありゃ、残念。反応見たかったんだけど…」

    恒子「反応?」

    76 = 4 :

    はやり「……出しちゃう?」

    良子「イエス。私の仕事がまだ残っていますから」

    はやり「うふふ…☆」ニヤニヤ

    良子「さぁ。はやく」ニヤニヤ

    恒子「何を頼んだの?」

    「ん?はやりんは…別になんも頼まなかったんじゃないかな、知らんけど」

    恒子「へぇ。サプライズプレゼント!」ワクワク

    はやり「どうぞっ」ジャーン!

    77 = 4 :

    「箱デカッ!?」ビクッ

    恒子「うぉっ!?今ソレどっから出しました!?」

    はやり「ふところ☆」

    恒子「ウソつけ!!」ドキドキ

    はやり「ささ、開けて?」ニコニコ

    良子「喜んでもらえるはずです」ワクワク

    「お、おう…」シュルッ

    「しかし、でけーなこれ…私の身長だと…」プルプル

    良子「ヘルプしましょうか?」

    「いや、へーき…よっと」カパッ

    「どれどれ……」チラッ

    「」

    78 = 8 :

    お?

    79 = 4 :

    「」

    恒子「……う、うたちゃーん?」

    「」

    恒子「…なんか、箱の中覗き込んで絶句しちゃったんですけど…」

    はやり「ふふふ……☆」クスクス

    良子「クククッ」ニヤニヤ

    「……は。はや、りん?」

    はやり「はぁい?」

    「あの…あの、さ」

    はやり「うん?」

    81 = 4 :

    「……貰っていいの?」

    良子「プッ……クッ…クククッ…は、ハハ…ッ」プルプル

    はやり「もちろん☆」

    恒子「えー、なーになーに?見せて見せてー!」

    良子「あ、ハハハッ…クフッ…フッ…」プルプル

    はやり「じゃあ、ご開帳~」

    「あっ…」

    恒子「さーて……」

    恒子「…………」

    恒子「…………は?」

    良子「グフッ…は、はははっ…あはははははっ!!」ケラケラ

    82 :

    恒子「………ホンモノ?」

    はやり「イエス☆」

    「……モノホン?」

    はやり「イエス☆」

    良子「っ……っ……」(←爆笑)

    恒子「……これ……いや、コレっつーか……」

    恒子「……えりちゃんだよね?」

    はやり「イッエェース!!」キャルンッ

    えり「……すぅ……」zzZ

    83 :

    キマシタワー

    84 :

    ほんとどっから出したんよ

    85 = 82 :

    「……マジで?」

    はやり「もう、逃げ回ってるの捕まえるのホンット苦労したんだからね!!」プリプリ

    良子「お、おつ…ククッ…おつかれ、さま…です…プッ…フフ…」プルプル

    はやり「もう、笑いすぎ☆」

    良子「い、いえ…あまりに、いい反応と…ククッ」

    良子「あの、お堅いクールな針生さんが…ハハハッ…両足と…後ろ手、縛られ……あーはっはっは!!」

    はやり(うぅん……この子にはサドっ気があるみたいだなぁ…☆)

    「…わ、わっかんねー…」グルグル

    86 :

    鬼だw

    87 = 82 :

    はやり「さぁて、良子ちゃん?」

    良子「くふっ…は、はい?」ヒーヒー

    はやり「……過呼吸気味だよ?」

    良子「す、すいま……せ……」プルプル

    はやり「お水のむ?」

    (ホンモノ?マジで?捕獲ってなんだそりゃ。えりちゃんが?)

    (いや…えりちゃんを、私に、くれた?)

    良子「ぷはっ……ふぃ。お騒がせしました。さて、仕上げをスタートしますか」

    恒子「し、仕上げ……?」

    88 :

    ほう

    89 = 82 :

    良子「寝ているのも…プッ…し、縛られ…て、いるのも…フフッ…」

    良子「スゥ…ハァ…ふぅ。好都合ですね」

    はやり「全力疾走して疲れてたからね、睡眠薬もよく効きました☆」

    恒子(……拉致……?)タラーリ

    良子「では、さっそく…」モミッ

    えり「んっ…」ピクンッ

    「おいいいいぃぃぃぃぃ!!?」

    良子「黙って。起きられると厄介です」

    「いやいや。いや、いやー!?」ブンブン

    はやり「シィー☆」ガシッ

    「むがっ!もごごー!!」ジタバタ

    90 = 82 :

    良子「ここと…あとは……ここを…」グリッ

    えり「ぁ…ふ…っ」ピクッ

    (おいおいおい寝てるえりちゃんにナニをしてやがるオイ!!)ジタバタ

    良子「……よし、あとは……」

    恒子「……あの、カイノウさんはなにを?」

    良子「……ブツブツ……ブツブツ……」

    はやり「良子ちゃんは元々巫女さんなの☆」

    恒子「はぁ」

    はやり「だから、色々オカルトじみてるの☆」

    恒子「はぁ……?」

    「もがーっ!!」ジタバタ

    91 = 82 :

    良子「……ふぅ。これにて、フィニッシュです」

    はやり「結果は?」

    良子「もちろん、成功ですよ」ニヤッ

    はやり「さっすがぁー☆」

    「ぷはっ!オイ!なにしてんの!?ぜんっぜんわかんねーんだけど!?」

    はやり「咏ちゃんは『欲しいモノはえりちゃん』って言ってたじゃない?」

    「え?…あ、ああ。でも…」

    良子「だから、針生さんはあなたのモノになりました」

    「…………は?」

    92 :

    すばら

    93 = 83 :

    しえん

    94 = 82 :

    はやり「捕獲ははやりの担当☆」

    良子「洗脳は私が」

    恒子「なんでもアリだなぁもぉ」

    「は?はぁ?ちょ、待って。ついていけない」

    はやり「うーん…じゃあ、試してみればいいんじゃないかな☆」

    「な、なにをさ」

    はやり「そりゃ、えりちゃんにアンなコトやソンナコト…☆」

    「なっ!?」

    95 :

    はっやりーん

    96 = 82 :

    「な、なななななななに言ってんだよそ、そそそそそんなななな」

    良子「オプションで感度も良くしておきました」ニヤリ

    「か、かかかかんどっ!?↑」

    はやり「ふふふ、声がひっくり返ってるゾ☆」

    良子「さぁ、針生さんの縄を解きますか?…それとも…ふふふ、そのままがお好みで…?」ニヤニヤ

    「っ…っ…!!」ブンブン

    97 = 82 :

    「…………」ドキドキ

    えり「……すぅ……」zzZ

    (おいおい…完全に流されちゃってるけど…)シュルッ

    良子「解くのですか…つまらない」

    はやり「……良子ちゃん……☆」

    (アイツらの言ってることも、本当かわからねーし…)

    えり「……ん……くぅ……」zzZ

    (でも…)

    (でも…………)

    98 = 83 :

    ざわ・・・

    99 = 82 :

    「…………」

    恒子(…ど、どうするんだろ…)ドキドキ

    「…………」

    恒子(…まぁ、なんもできないよね…急に、アナタのモノとか言われてヒトを渡されるなんて…)

    「…………」

    恒子(フォロー、出すべきかな…『また冗談キツイっすね瑞原プロ~!』みたいな…)

    「…………」スッ

    恒子(あ、うごく…とりあえず、起こして…)

    プチッ

    恒子「って何でボタンに手をかけた!?」ビクゥッ

    100 = 82 :

    「…ハァ……ハァ…」プチッ

    恒子「いやいやいや!咏ちゃん!?正気に戻って!?」

    「ハァ…はッ!?」

    はやり「あん、惜しいっ☆」

    恒子「いやシャレになんないっす!!」

    良子「シーッあんまり大声をだすと…!」

    えり「……ん……?」

    「「「「あ」」」」


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