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    元スレ鮮花「確信しました。式は男です」黒桐「は?」

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    251 = 123 :

    ニッコリ

    252 = 90 :

    「……」ゴロン


    黒桐「……」


    「…………」

    黒桐「…………」



    「ねえ、また触るの?」

    黒桐「え……?」


    「……」

    (こいつ……気付かれてないって本当に思ってたんだ。あの頃から、何も変わってないな)


    黒桐「あ、えーと、その……」

    253 = 90 :

    「答えて」

    黒桐「なんの事かわからないけど、その、気が向いたら触るよ」


    「……」

    (……ある意味、あの頃よりもっと莫迦になってないか? こいつ)


    「ヘンタイ」

    黒桐「……な、なんでっ?」



    「……」

    黒桐「……」


    黒桐「はぁ……」ゴロン

    254 = 169 :

    「ヘンタイ」

    かわいい

    255 = 123 :

    確かに

    256 = 90 :


    ……
    ………


    「……」スースー


    黒桐「……」

    黒桐「…………」

    黒桐「……………………」


    黒桐(―――よし、気が向いてきた)


    黒桐「……」クルリ


    「……」スースー

    黒桐「……」

    黒桐(ああ―――確かに僕はさっき式の胸に触れた。それは事実、間違いない。……というかバレてるとは、思わなかった)

    258 = 180 :

    かわいい!

    259 = 105 :

    カワイイ

    260 = 90 :

    「……」スースー

    黒桐(―――――)

    黒桐「でも……僕はまだ”それだけ”なんだ。ただ服の上から手で少し胸の部分に触れた、ただそれだけ」


    『(僕はまだ自分の目で何一つ確かめていないんだから)』


    「……」スースー


    黒桐「そうだよ。僕はまだ……実際に、”自分の目”で式の胸を確かめた訳じゃないんだ」

    「……」


    黒桐(僕は―――触れるだけ、じゃなくて。実際に、自分の目で見て、確認しなくちゃいけないんだ)

    またおかしな使命感にかられるコクトーだった

    261 = 106 :

    頑張れコクトー

    262 = 206 :

    「気が向いてきた」じゃねえよwww

    263 = 90 :

    黒桐「君が好きだから。君を好きでいたいから。君に、女の子であってほしいから」

    「……」



    黒桐「――― 一応訊いておくけど。式、起きてる?」

    「……」


    「……」スースー

    黒桐「よし、今回はちゃんと寝てるな……」



    黒桐「……」スッ


    (さら……さら……)


    「……」ピクッ

    黒桐「……」


    ここまでは前回と同じ。が、今回はここからが違う。

    264 :

    哲学者はむっつり
    コクトーは哲学者っぽい

    コクトーはむっつりっぽい

    266 = 264 :

    >>265
    詩人はホモ
    コクトーは詩人

    コクトーはホモ

    267 = 220 :

    >>266
    ホモは男が好き
    コクトーはホモ

    コクトーは志貴が好き

    268 = 90 :

    (ぐいっ……)


    「……!?」


    黒桐「式。ちょっとこっち来てもらっていい?」


    言うより早く引き寄せていた。
    彼女が起きていれば、”何するんだ、突然”とでも言ったろうか。


    (がしっ……)


    黒桐「……」

    「……」


    (さらさら……)


    黒桐(さっき名残惜しんだ分……今度はたくさん触らせてもらおう)サワサワ

    269 = 238 :

    最高や…

    270 = 90 :

    (さらさらさら……)


    「……」


    黒桐「……」サワサワ…

    「……」


    黒桐「……」


    (はふっ……)


    (―――!?)



    ……
    ………


    橙子『そう言えば式。おまえが昏睡状態で入院していた頃、黒桐は毎週一回必ずおまえの見舞いに行ってたんだがな』

    『ああ……それで?』

    271 = 169 :

    ここが桃源郷か

    272 = 264 :

    愉悦(ねっとり)

    273 = 90 :

    橙子『そう言えば式。おまえが昏睡状態で入院していた頃、黒桐は毎週一回必ずおまえの見舞いに行ってたんだがな』

    『ああ……それで?』


    橙子『それで、だ。―――あいつが以前おまえに関する面白い話をしてくれた事があるんだが』

    『なんだ?』


    橙子『ふむ、それがな』

    『……』



    橙子『何でも、毎回見舞いに行く度に寝ているおまえの髪の匂いを嗅ぐ事を目論むんだが』

    『……』


    橙子『おまえのとこの超執事―――秋隆氏、だっけ?に阻止されて、成功した試しがなかったんだとさ』

    『…………』

    『……………………』


    『………………は?』

    274 :

    なんだ普通のお見舞いじゃないか(錯乱)

    275 = 90 :

    『おい、トウコ。オレは面白くも無い冗談を聞くシュミなんか無いぞ』

    橙子『冗談、かな?』



    『―――おい、嘘だろ? じゃあ、本当なのかトウコ』

    橙子『さあ?』


    『…………』


    嘘とも本当とも取れそうな事をネタに、橙子さんが自分をからかっているのだと気付くのに式は少し時間が掛かった。
    結局式は、それは橙子さんが自分をからかう為に考えた性質の悪い冗談だと決め付けていたのだが……


    ………
    ……




    (まさか―――まさかね……)

    276 = 90 :

    黒桐(良い髪の毛だな……いつまででも触れていたい……)サワサワ

    「……」


    (さらさらさら……)



    黒桐「……」サワサワ

    「……」


    黒桐「……」サワサワ

    「……」


    黒桐「……」サワサワ

    「……」


    (―――あれ? 触るだけで……何もしないの?)

    277 = 105 :

    こんな素晴らしいスレがあるのにバイトがあるなんて・・・

    278 = 169 :

    俺も髪触ってみたい

    279 = 90 :

    黒桐「ああ―――満足した」

    「―――――」



    (何だ……何もされないか)ホッ…


    起きていれば、彼女もこの瞬間だけは一息を着いただろう。




    (しゅる―――)


    「―――――」

    黒桐「―――――」


    (……今の。間違いない、こいつ……)

    黒桐「……」



    (人が気を取られてる内に……帯を解こうと―――!?)

    280 :

    いいぞ

    281 :

    もっとやれ

    282 = 94 :

    やっときたか

    283 = 90 :

    黒桐「……」

    (―――――)


    (しゅる―――しゅる―――)


    黒桐「……」

    「―――――」


    (しゅる―――しゅる―――しゅる―――)


    黒桐「……」

    「―――――」


    (しゅ――――)


    黒桐「……………」

    「―――――?」


    黒桐(……素人に、帯の解き方なんて分かる訳ないよね。うん、断念)

    284 = 280 :

    どうしてそこで諦めるんだ!

    286 = 169 :

    おい!

    287 = 122 :

    このスレまだあるのか…

    288 = 90 :

    黒桐「まあ、仕方ないよね。こういう日もある」

    「……」


    (また、中断? ―――どうなってる)



    自ら望んだ事でも無くても、途中で断念されると欲求不満は溜まる――― 一種の焦らしプレイだった。



    黒桐(さて。帯が解けないとすると……やっぱり、アレかな……)

    (次は、何をするつもり……)



    眠すぎ…何でこんな展開になってるんだ…?(疑問)

    289 = 92 :

    残ってたか
    ヤるなら一通りだなあと鮮花空気嫁よ

    290 :

    まだやってたのかよwwwwwww

    291 = 220 :

    >>289
    鮮花なら俺の隣で寝てr……アレこれ秋葉だ

    292 = 90 :

    黒桐「……」スッ…


    「……?」


    手で、胸元の着物を握って……



    (ガシッ……)



    黒桐「―――式」

    「―――?」


    黒桐「―――ちょっと、ごめん」


    「―――――!?」


    ―――左右に開くと……

    293 = 90 :

    (ぐいっ……)


    「―――――」


    上半身が、露出する。



    黒桐「―――――」

    黒桐(乱暴なやり方だ……こんなの、本当は嫌だけど)


    ―――前開きの着物だからこそできる、強引な手法だった。



    「―――――」

    黒桐「―――――」



    黒桐(―――そう、か。式の胸って、本当に真っ縦だったんだ……)

    「―――――」

    294 = 98 :

    てっきり落ちたものかと
    もうちょっとがんばって

    295 = 169 :

    296 = 178 :

    >>291
    オウコラ新デザインでさらにわかりづらくなったんだからしっかりせいや

    297 = 94 :

    月姫リメイクはよやりたいわ
    エロ有りでリメイクしてほしいわ

    298 = 90 :

    黒桐「―――失礼しました」


    「―――――」


    (すっ……)



    「―――――」

    黒桐(―――式の胸を見れば直に何かが変わるって。……僕はそう思ってた)


    「―――」

    黒桐(やけにかたく感じたのだって―――きっと、着物や下着の材質に問題があるんだって、そう思ってた)


    「…………」

    黒桐(実際に自分の目で確認すれば―――鮮花や橙子さんの言っていた様な不安は全部消えるんだって、思い込んでた)


    黒桐「……」ハァ…

    黒桐(僕はただ、信じていたかっただけなのか……式が、紛う事無き女の子だって……)

    300 = 178 :

    >>297
    キノコを竹内がうまく御してエロやってくれると信じたい


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