元スレ理樹「リトルバスターズメンバーで卒業旅行?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 9 :
こまりまっくす~
102 = 9 :
こまりまっくす~
104 = 9 :
こまりまっくす~
105 = 1 :
ガチャコン!
理樹「はい、来ヶ谷さん」スッ
来ヶ谷「あぁ、ありがとう」
小毬「さっき食べたアメリカンドッグおいしかったね~」
クド「衣がモチモチサックサクだったのです~!」
真人「ん……おい、あそこにいるの謙吾たちじゃねえか?」
理樹「あ、ほんとだ」
謙吾「おーい! そろそろバスが出発するぞー!」
佳奈多「さっさとしないと置いてくわよ!」
理樹「まずいっ! みんな、早く行こう!」
小毬「そ、そうだね~っ!」
クド「わ、わふっ! ジャンパーで身動きが取れないのです~!」
真人「しゃーねえな……クー公、ちょっと揺れるぞ」ヒョイ
クド「わ、わふー!!」
106 = 9 :
こまりまっくす~
107 = 1 :
理樹「はぁ、はぁ……」
恭介「お、間に合ったか」
理樹「……っ、みんなそろってる?」
恭介「んっと……三枝がいないな」
佳奈多「えっ……さっきまでそばにいたのに!」
謙吾「ここにくる途中ではぐれたか?」
佳奈多「もう、あのバカ……!」ダッ
恭介「おい、二木!」
理樹「僕も行くよ!」ダッ
------------------------------------
佳奈多「葉留佳っ! 葉留佳ーーっ!?」
理樹「葉留佳さーん!」
理樹(い、いったいどこに行ったんだろう……)
108 = 9 :
こまりまっくす~
109 = 1 :
佳奈多「まさか……ゆ、誘拐!?」
理樹「いやそれはないと思うけど……」
佳奈多「いいえ、ありうるわよ! あの子かわいいし、知らない人にホイホイついていきそうだし……っ!」
理樹「……」
佳奈多「葉留佳っ!! 葉留佳ーーーっ!!?」
理樹「あれ……あの後ろ姿って……」
佳奈多「っ! 葉留佳!?」ダッ
理樹「ふ、二木さん! 危ないって!」
葉留佳「えーっと……ん? あ、お姉ちゃん」
佳奈多「葉留佳! 葉留佳っ!!」ダキッ
葉留佳「ど、どうしたのさ……一体」
佳奈多「もう、あなたどこ行ってたのよ!! 心配したんだからねっ!!」
110 = 9 :
こまりまっくす~
111 = 1 :
葉留佳「やはは……ごめんごめん」
理樹「葉留佳さん、手に持ってるそれってもしかして……」
葉留佳「うん……髪飾りの丸っこいとこ、一個落しちゃって」テヘヘ
佳奈多「っ、もう! なにやってるのよ!!」
葉留佳「っ!」
佳奈多「バカ! 葉留佳のバカっ!」
葉留佳「ご、ごめんなさい……」
佳奈多「か、髪飾りなんて……また買えばいいじゃない……っ」
佳奈多「葉留佳が……葉留佳がいなくなったら、私……ぐすっ」
理樹「二木さん……」
葉留佳「ご、ごめんね……お姉ちゃん」ギュ
佳奈多「……っ、もう……絶対離れないって、約束して……」
葉留佳「うん……ずっと一緒だよ、佳奈多」
112 = 1 :
ごめん
メシいってきます
113 :
ほ
114 :
代行さんこっちです
116 :
こまりまっくす~
117 = 116 :
こまりまっくす~
119 = 116 :
こまりまっくす~
120 = 1 :
理樹(よかったね、二木さん……)
佳奈多「……っ! な、なんでそこにいるのよアナタ!」
理樹「えっ、僕も葉留佳さん探しにきたんだけど……」
佳奈多「っ……ひ、人の泣き顔見て笑ってたんでしょう! 最低よ、最低!」
理樹「え、えぇー……」
佳奈多「い、行くわよ葉留佳!」グイッ
葉留佳「あ……ちょ、お姉ちゃん……っ」
葉留佳「り、理樹君もありがとね~」ブンブンッ
理樹「はぁ……」
理樹(まぁ、葉留佳さんが見つかって何より……か)
理樹「っと、僕も急がないと置いて行かれちゃう!」ダッ
121 = 113 :
きたか
122 = 116 :
こまりまっくす~
123 = 113 :
ほ
124 = 1 :
それから数時間した後、僕らを乗せたバスは明朝一番、ゲレンデに到着した
恭介「さてと……お前ら朝だ! 起きろ!」パンパンッ
小毬「んにゃ……もう着いたですか……?」
鈴「みたいだな……ふぁあ」
クド「め、目がショボショボしますー……」
恭介「荷物をコテージに運ぶぞ。あと、足元が滑りやすいから気を付けてな」
真人「うっは! すっげー雪!」
理樹「ほんとだ、一面真っ白だね」
美魚「……美しいです」
葉留佳「雪合戦しよー! 雪合戦!」
謙吾「コテージに着いてからな」
125 = 1 :
ゾロゾロ...
理樹「あ、もうすぐそこにリフトが見えるよ」
クド「わ、わふー! あれに乗るですかー!?」
来ヶ谷「うむ、落ちたら即死だぞ」
クド「あわわわわ……」ガクガク
理樹「大丈夫だよ。仮に落ちても下は雪だから」
クド「ほっ……安心しましたー」
??「皆さん、長旅ご苦労様でした」
恭介「どうも、斉藤さん。この度はお世話になります」
鈴「こいつが斉藤か……」
理樹「失礼だよ、鈴」コソッ
斉藤「いえいえ、どうぞ私のことは気安く『斉藤』と呼び捨ててください」
斉藤「さぁさぁ、皆さん長い間バスに揺られてお疲れでしょう。荷物は玄関にでも置いて、部屋でお寛ぎになってください」
127 = 116 :
こまりまっくす~
128 = 1 :
恭介「俺たち男子は、少し大きめの部屋に4人」
恭介「女子は合わせて2部屋だ。じゃんけんでもして3:4に分かれてくれ」
佳奈多「私は葉留佳と一緒よ」
来ヶ谷「じゃあ二人はペアという扱いで、グーパーで3:3に分かれよう」
鈴「よし、望むところだ」
理樹「鈴、勝負じゃないんだからね」
鈴(絶対に小毬ちゃんと一緒になってやる……!)
来ヶ谷「それじゃあ行くぞ、じゃんけん……」
ぽんっ!
恭介「……決まったか?」
来ヶ谷「うむ……私と鈴君とクドリャフカ君がこっちの部屋」
小毬「私とはるちゃんとかなちゃん、それに美魚ちゃんが向こうの部屋だね~」
鈴「……ぅう……よりにもよってこいつか」
来ヶ谷「ふふふ……夜はお楽しみだな、鈴君」
鈴「ふ、ふかーっ! 近寄るな!」
129 = 116 :
こまりまっくす~
130 = 116 :
こまりまっくす~
131 = 1 :
来ヶ谷「理樹君も来るといい。お姉さんがまとめて相手にしてやろう」
理樹「ええっ!?」
美魚「……さっきまで直枝さんに妹扱いされて、顔を真っ赤にしてた人とは思えない発言ですね」ボソッ
真人「……っぷ」
ドゴッ!
真人「ぐへぁっ!」
来ヶ谷「み、美魚君……君にはお仕置きが必要みたいだな……」
美魚「……小毬さん、今夜はドアをしっかり施錠して寝ましょう」
小毬「う、うん……?」
恭介「理樹はお前らには渡さねえよ。今夜は俺たちとお楽しみだもんな……な、理樹?」
理樹「いや、それもそれでイヤだけどね……」
132 = 92 :
姉御なら普通に解錠しそうで怖い
133 = 113 :
ほ
134 = 1 :
鈴「さっさと準備していくぞ、バカども」
クド「レッツゴートゥースキー、なのですー!」
恭介「そうだな……滑れるのは今日一日と、明日の午前中までだ」
恭介「みんな、精いっぱい楽しんでいくぞ!」
「「「「「「おーっ!!」」」」」」
------------------------------------
クド「鈴さんのスキーウェアかわいいですー!」
鈴「そ、そうか……?///」
小毬「うわわ……歩きにくいよ、これ~」
恭介「じきに慣れる、それまでの辛抱だ」
恭介「今からリフト券配るからな。ウェアに専用のカード入れがついてるはずだ。そこに失くさないようにしまっとけ」
葉留佳「恭介さんも心配性だなぁ、失くすわけないじゃないですか」
恭介「あのな、お前が一番心配なんだぞ三枝」
葉留佳「ががーん! はるちんそんなに信用ないんですか!?」
135 = 116 :
こまりまっくす~
136 = 116 :
こまりまっくす~
137 = 1 :
理樹「いやまぁ、サービスエリアで迷子になったりしたしね……」
葉留佳「うぅ……ひどいですヨ。人を印象だけで判断して」
美魚「……自業自得ですね」
斉藤「シューズはこちらに並べております。左がスキーの方、右がスノボーの方」
恭介「各々ネームプレートがついてるはずだからな。ちゃんと確認して履けよ」
斉藤「板は玄関の左手にございます。それでは、どうか楽しんできてください」
恭介「はい、恩に切ります」
鈴「出発だ!」
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小毬「クーちゃん、それ~!」ドンッ
クド「わー! なのですー!」ボフッ
理樹「あはは、楽しんでるね」
真人「鈴~、ほれ~!」ドンッ
鈴「わぁっ!」ベシャ
138 = 116 :
こまりまっくす~
139 = 1 :
理樹「ちょっと鈴、大丈夫!?」
真人「はっはっは、だいじょぶだいじょぶ! いっくら汚れても雪ならかまいやしねえだろ!」
鈴「なにすんじゃ……ボケー!!」ベキッ
真人「ぐおぁっ!」ドサッ
理樹「あはは……」
謙吾「……」
理樹「あれ……どうしたの、謙吾?」
謙吾「……ィ」
理樹「ぃ……?」
謙吾「ィイイイイイヤッホウウウウウウウウウウウウ!!」ダダダッ
理樹「ちょ、謙吾……!?」
恭介「好きにやらせとけ。あいつもゲレンデにきた興奮を抑えきれなくなったんだろう」
謙吾「西園ー! ほれほれー!」ザッザッ
美魚「……やめてください、うざいです」
140 = 116 :
こまりまっくす~
141 :
謙吾が楽しそうでなにより
142 = 90 :
西園さんはどっちなん?
143 = 116 :
こまりまっくす~
144 = 1 :
恭介「お前ら、リフトの乗り方はわかるか?」
小毬「乗り方なんてあるんですか~?」
真人「あれか、逆立ちして飛び移らねえとダメってやつか」
理樹「それはどこ情報なのさ……」
恭介「ちなみに、今ここにはスキースノボーの経験者は何人いる?」
佳奈多「私と葉留佳はスノボーを少しかじったことがあるわ」
来ヶ谷「私は一応どちらもできる」
クド「小さい頃、お爺さまにスキーに連れて行ってもらいました!」
恭介「そうか……んじゃ知らないやつは知ってるやつと一緒に乗って、教えてもらってくれ」
小毬「は~い! じゃあ、かなちゃん教えて~!」
理樹「僕は恭介に教えてもらおうかな……ほら、鈴も」
鈴「……ん」
恭介「よーし、それじゃ並んでいくぞ!」
145 = 116 :
こまりまっくす~
146 = 116 :
こまりまっくす~
147 = 1 :
来ヶ谷「真人少年……もう少し詰めろ、窮屈だ」
真人「悪ぃな、体がデカくてよ! 恨むんなら俺じゃなくこの筋肉を恨め!」
ウィーン...
理樹「板はいちいち外して乗るの?」
恭介「いや、普通は着けたままだ」
鈴「バランスとれるのか?」
恭介「スキーはまぁなんとかなる。スノボーは片足外して、もう片方の足で地面を蹴りながら進む」
理樹「なるほど……じゃあ、普段の移動もそんな感じなんだ」
鈴「む、難しそうだな……」
恭介「まぁすぐに慣れるさ」
クド「わー! 高くて怖いですー!」ギュ
美魚「……能美さん、あの地点を過ぎたら急加速するので、しっかりと掴まっていないと振り落とされますよ」
クド「ほ、ほんとですかー!? あわわわわ……」
理樹「西園さん、ウソ教えないようにね……」
148 = 116 :
こまりまっくす~
149 = 141 :
いやそれより小毬はさーちゃん誘ってないの……?
150 = 1 :
葉留佳「とうちゃーく!」
恭介「そんじゃ板を取りつけるぞ。ベルトの締め方がわからないやつは俺に言え」
小毬「は~い、恭介さん! わかりませ~ん!」
来ヶ谷「鈴君、やり方を教えてやろうじゃないか」
鈴「いやだ……クドに教えてもらう」
来ヶ谷「……ええい黙って教われこのファッキンネコ娘」
鈴「い~~や~~じゃ~~!!」ジタバタ
理樹「おっと……これ、立つだけで難しいな」
葉留佳「すぐに慣れちゃうよ、んでもってこうやって……」
シュー...ザザッ
葉留佳「こーんなことまですぐできちゃうよー!」ブンブンッ
理樹「うわぁ、うまいな……葉留佳さん」
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