私的良スレ書庫
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元スレ大臣「あなたは私たちの期待に足りうる人材ですか」勇者「……あっ」
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…魔法使いの夜…
魔法使い(黙っておきたかったのに……みんなにバレちゃった)
魔法使い(勇者のやつ、ホントに私と旅して良いのかな)
魔法使い(戦士のやつ私のこと嫌ってるんじゃないかな、私は大っ嫌いだけど)
魔法使い「……」
魔法使い「……僧侶」
魔法使い(『北の勇者』の話しを聞くに、私なんかの想像じゃ到底及ばないほどの辛い日を過ごしたんだろう)
魔法使い(……でも、優しくてドジだけど、きっと僧侶も私のこと)
魔法使い「……う」イラ
魔法使い「うっがああああああああああ!!!」イライライラ
魔法使い「ちっがうだろうが私! 何シケてんだっつうんだよ糞私ィ!」
魔法使い(私が変わらなきゃ、ダメなんだ)
魔法使い「ぜってえみんなのこと心の底から信じてやる!」
魔法使い(黙っておきたかったのに……みんなにバレちゃった)
魔法使い(勇者のやつ、ホントに私と旅して良いのかな)
魔法使い(戦士のやつ私のこと嫌ってるんじゃないかな、私は大っ嫌いだけど)
魔法使い「……」
魔法使い「……僧侶」
魔法使い(『北の勇者』の話しを聞くに、私なんかの想像じゃ到底及ばないほどの辛い日を過ごしたんだろう)
魔法使い(……でも、優しくてドジだけど、きっと僧侶も私のこと)
魔法使い「……う」イラ
魔法使い「うっがああああああああああ!!!」イライライラ
魔法使い「ちっがうだろうが私! 何シケてんだっつうんだよ糞私ィ!」
魔法使い(私が変わらなきゃ、ダメなんだ)
魔法使い「ぜってえみんなのこと心の底から信じてやる!」
―僧侶の夜―
――『あんた、あの研究でできた人間なんだって?』
――『……』
――『怖いって怖いって! そんな睨むなよ別に取って食ったりしねえから』
――『……あっち行けよ』
――『不死身になっちゃったんだろ? じゃあさ、もう仕方ねえじゃん』
――『……お前に私の地獄が』
――『はっはっは、わかるわけねえじゃん! でもさ、なんであれ楽しく生きた方が絶対良いって!』ケラケラケラ
――『……お前は?』
――『俺、今から魔王倒しに行くんだよ! 一人じゃつまんねえからお前も一緒についてきてくんね?』
僧侶「……」
僧侶「……勇者様」
――『あんた、あの研究でできた人間なんだって?』
――『……』
――『怖いって怖いって! そんな睨むなよ別に取って食ったりしねえから』
――『……あっち行けよ』
――『不死身になっちゃったんだろ? じゃあさ、もう仕方ねえじゃん』
――『……お前に私の地獄が』
――『はっはっは、わかるわけねえじゃん! でもさ、なんであれ楽しく生きた方が絶対良いって!』ケラケラケラ
――『……お前は?』
――『俺、今から魔王倒しに行くんだよ! 一人じゃつまんねえからお前も一緒についてきてくんね?』
僧侶「……」
僧侶「……勇者様」
…戦士の夜…
戦士「俺、ちゃんとあいつらと仲良くやれてんのかなぁ」
戦士「……と、トモダチヅキアイ、ちゃんとできてんのかな」ドキドキ
戦士「今まで一緒にいたのは手下ばっかだったしな……」
戦士「友達っつったら……露天商の馬鹿野郎ぐら」
戦士「っは!」
戦士「違う違うあいつは友達なんかじゃねえし!」
戦士「……」
戦士「うー、難しいな……でも、もっとあいつらとは仲良くなりてえな」
戦士(……それに)
戦士(親父の遺産も探さねえと……)
戦士「俺、ちゃんとあいつらと仲良くやれてんのかなぁ」
戦士「……と、トモダチヅキアイ、ちゃんとできてんのかな」ドキドキ
戦士「今まで一緒にいたのは手下ばっかだったしな……」
戦士「友達っつったら……露天商の馬鹿野郎ぐら」
戦士「っは!」
戦士「違う違うあいつは友達なんかじゃねえし!」
戦士「……」
戦士「うー、難しいな……でも、もっとあいつらとは仲良くなりてえな」
戦士(……それに)
戦士(親父の遺産も探さねえと……)
やっぱ盗賊戦士一番かわいいな
そして明らかに次スレ必要な展開である
そして明らかに次スレ必要な展開である
…翌朝…―村の外―
魔法使い「よっし、旅支度は済んだわね!」
戦士「勇者、お前そういや剣また折れたんだよな」
勇者「……うん。だからほら」スッ
戦士「おお、新しい剣か! 村で買ったんだな」
勇者「……そうそう、剣はこれとやたら高価な剣の二本しかなくて、仕方ないから安い方買った!それでも値段張ったけど」
戦士「……お、おお。それっておま」
魔法使い「ちょっとその剣見せて」
勇者「良いよ! あはは、これからはこの剣で頑張って戦うぞ!」
魔法使い「……(武器屋に剣が二本だけなんて、んなの普通ありえないだろ)」ボロッ
勇者「どう! カッコイイだろ!」
魔法使い「……これからは私、勇者の買い物に同行するわ」
勇者「っうえ!? なんで!?(うっわ俺女の子と買い物なんて行ったことねえよ!)」
魔法使い「よっし、旅支度は済んだわね!」
戦士「勇者、お前そういや剣また折れたんだよな」
勇者「……うん。だからほら」スッ
戦士「おお、新しい剣か! 村で買ったんだな」
勇者「……そうそう、剣はこれとやたら高価な剣の二本しかなくて、仕方ないから安い方買った!それでも値段張ったけど」
戦士「……お、おお。それっておま」
魔法使い「ちょっとその剣見せて」
勇者「良いよ! あはは、これからはこの剣で頑張って戦うぞ!」
魔法使い「……(武器屋に剣が二本だけなんて、んなの普通ありえないだろ)」ボロッ
勇者「どう! カッコイイだろ!」
魔法使い「……これからは私、勇者の買い物に同行するわ」
勇者「っうえ!? なんで!?(うっわ俺女の子と買い物なんて行ったことねえよ!)」
魔法使い「もう少し歩いたら、『商人の街』へ続く街道が見えてくるはずよ」テクテク
僧侶「霧もすっかり晴れました。やっぱり歩きやすさが全然違いますね、ずっと先まで見えますし」テクテク
勇者「……前の村の時はひどかったよ」
戦士「大発見だな! 太陽は気持ち良いんだぜ!」
勇者「……お」
魔物「グルルルル!」
魔物のむれがあらわれた!▽
戦士「さっそくお出ましか! さっさと倒しちまおうぜ」タッタッタ
戦士「おらぁっ! っとおお!?あっぶね!」ブン! ゴオオオオオオ!
魔法使い「戦士! それ私が焼こうと思ったんだから他の行ってよ!」
戦士「んだと俺が先に狙ったんだ!」
魔法使い「私が先よ! 閃熱魔法!」ゴオオオオオ!
戦士「うっわあっぶねええええ!」
勇者「……もっとチームワークを良くしよう」
僧侶「……そうですね」
僧侶「霧もすっかり晴れました。やっぱり歩きやすさが全然違いますね、ずっと先まで見えますし」テクテク
勇者「……前の村の時はひどかったよ」
戦士「大発見だな! 太陽は気持ち良いんだぜ!」
勇者「……お」
魔物「グルルルル!」
魔物のむれがあらわれた!▽
戦士「さっそくお出ましか! さっさと倒しちまおうぜ」タッタッタ
戦士「おらぁっ! っとおお!?あっぶね!」ブン! ゴオオオオオオ!
魔法使い「戦士! それ私が焼こうと思ったんだから他の行ってよ!」
戦士「んだと俺が先に狙ったんだ!」
魔法使い「私が先よ! 閃熱魔法!」ゴオオオオオ!
戦士「うっわあっぶねええええ!」
勇者「……もっとチームワークを良くしよう」
僧侶「……そうですね」
魔物のむれをたおした!▽
勇者「……(もっと強くなりてえなー)」
魔法使い「ねえー勇者ー」
勇者「ん? なに?」
魔法使い「あんた魔法も使えるんでしょ? 『北の勇者』との戦いで見たけど」
勇者「……あー、あ、うんまあ、一通りは」
魔法使い「魔法使いの私が言うのもなんだけど、魔法って凄い便利よ。もっと使ってった方が良くない?」
勇者「えっと、まー、そうなんだよねえ。魔法も戦いに組み込めば強くなるのはわかるんだけど」
魔法使い「そうすりゃ良いじゃない」
勇者「MPを使う時のあの感覚が嫌なんだよ……。あの全身の関節がミュンッてなる感じ」
魔法使い「……確かにそれわかるけどさぁ。あんたねえ」
勇者「……ハイ、頑張って苦手……コクフクシマス」ウルウル
魔法使い「そーして下さい」ハア
勇者「……(もっと強くなりてえなー)」
魔法使い「ねえー勇者ー」
勇者「ん? なに?」
魔法使い「あんた魔法も使えるんでしょ? 『北の勇者』との戦いで見たけど」
勇者「……あー、あ、うんまあ、一通りは」
魔法使い「魔法使いの私が言うのもなんだけど、魔法って凄い便利よ。もっと使ってった方が良くない?」
勇者「えっと、まー、そうなんだよねえ。魔法も戦いに組み込めば強くなるのはわかるんだけど」
魔法使い「そうすりゃ良いじゃない」
勇者「MPを使う時のあの感覚が嫌なんだよ……。あの全身の関節がミュンッてなる感じ」
魔法使い「……確かにそれわかるけどさぁ。あんたねえ」
勇者「……ハイ、頑張って苦手……コクフクシマス」ウルウル
魔法使い「そーして下さい」ハア
勇者「……うーん」テクテク
戦士「どーした、なんか考え事か?」
勇者「……そりゃあねえ」
魔法使い「この前のネクロマンサー?」
勇者「そうなんだよ」
戦士「『北の王国』からの刺客たちのことか」
勇者「手柄が欲しいからって他の国の勇者暗殺ってすげえなって思って」
僧侶「気持ちはわからなくもないですけど……人々が待ち望む平和を馬鹿にしてますよね」
魔法使い「『西の王国』は勇者に全投資、『北の王国』は暗殺者雇い……」
戦士「お前の国の王様はどうしたんだ?」
勇者「綺麗な両手を振って爽やかに見送られたよ、俺も投資はいらないって言ったんだけどさ」
戦士「なんだかんだそれが一番良いのかもしれねえな。期待されすぎるのも迷惑だろ」
勇者「……そうだね、今となって『東の王国』生まれで良かったと思ってるよ」
戦士「どーした、なんか考え事か?」
勇者「……そりゃあねえ」
魔法使い「この前のネクロマンサー?」
勇者「そうなんだよ」
戦士「『北の王国』からの刺客たちのことか」
勇者「手柄が欲しいからって他の国の勇者暗殺ってすげえなって思って」
僧侶「気持ちはわからなくもないですけど……人々が待ち望む平和を馬鹿にしてますよね」
魔法使い「『西の王国』は勇者に全投資、『北の王国』は暗殺者雇い……」
戦士「お前の国の王様はどうしたんだ?」
勇者「綺麗な両手を振って爽やかに見送られたよ、俺も投資はいらないって言ったんだけどさ」
戦士「なんだかんだそれが一番良いのかもしれねえな。期待されすぎるのも迷惑だろ」
勇者「……そうだね、今となって『東の王国』生まれで良かったと思ってるよ」
>>778
つまり魔法使いは
つまり魔法使いは
魔法って精神力使ってるんだよな
つまり神の精力を使ってるわけだ
俺ら人間の精力では白い液を出すのが精一杯なのにな
つまり神の精力を使ってるわけだ
俺ら人間の精力では白い液を出すのが精一杯なのにな
魔法使い「敵は魔王だけじゃないってことね……」
戦士「暗殺者が襲ってきたら、倒すしかねえよな」
勇者「……うん」
戦士「俺は別に構わねえが、勇者は人殺せんのか?」
勇者「……(できるわけねえよ……魔物と違うもん)」
魔法使い「私も邪魔するら手加減しないけど、別に勇者は無理しなくて良いんだからね」
戦士「んな甘いこと言ってっと敵が増えてく一方だぞ?」
魔法使い「でもまあ、私たちのPT越える強さの人間なんてそうそういないだろうし少し痛い目見せるだけでも良いんじゃない?」
僧侶「私は絶対殺してほしくありません!」
魔法使い「僧侶もこう言ってるし」
戦士「んー……僧侶ちゃんに言われると弱いな。まあ大丈夫か」
戦士「暗殺者が襲ってきたら、倒すしかねえよな」
勇者「……うん」
戦士「俺は別に構わねえが、勇者は人殺せんのか?」
勇者「……(できるわけねえよ……魔物と違うもん)」
魔法使い「私も邪魔するら手加減しないけど、別に勇者は無理しなくて良いんだからね」
戦士「んな甘いこと言ってっと敵が増えてく一方だぞ?」
魔法使い「でもまあ、私たちのPT越える強さの人間なんてそうそういないだろうし少し痛い目見せるだけでも良いんじゃない?」
僧侶「私は絶対殺してほしくありません!」
魔法使い「僧侶もこう言ってるし」
戦士「んー……僧侶ちゃんに言われると弱いな。まあ大丈夫か」
僧侶「あっ! 街道見えてきましたよ!」テクテク
魔法使い「日が落ちる前に来れて良かったわね」
戦士「あとどれくらいなんだ? 街までは」
魔法使い「村からここまでで大体半分ぐらいだから、あと半日ってとこじゃない?」
戦士「街道に立てたし、もっと歩きやすくもなるか」
魔法使い「明日の内に着いちゃうわよ」
勇者「……じゃあ、街道の脇あたりで今日は野宿するか」
魔法使い「そうしましょう」
戦士「テントは張ったぜ!」ジャーン!
魔法使い「よくできました! あと999999999999回!」
戦士「うおっしゃー頑張るぞー!」
魔法使い「日が落ちる前に来れて良かったわね」
戦士「あとどれくらいなんだ? 街までは」
魔法使い「村からここまでで大体半分ぐらいだから、あと半日ってとこじゃない?」
戦士「街道に立てたし、もっと歩きやすくもなるか」
魔法使い「明日の内に着いちゃうわよ」
勇者「……じゃあ、街道の脇あたりで今日は野宿するか」
魔法使い「そうしましょう」
戦士「テントは張ったぜ!」ジャーン!
魔法使い「よくできました! あと999999999999回!」
戦士「うおっしゃー頑張るぞー!」
999999999回って文字にすると普通だけどすごく言いづらいよな
…夜…
ジュージュー
勇者「ふーんふんふんふーふんふん♪(うおおおお料理めっちゃ楽しいー!!!)」トントントン
勇者「ふーふふ、ふふーん、ふふふふふーん♪(すっげえ楽しいー!!!)」グツグツグツ
勇者「フライパンで肉を焼いてっと」ジュージュー
勇者「……よっし!」
勇者「みんな料理できたよー!」ジャーン
戦士「うおおおお! 美味そう!」
僧侶「運ぶの手伝います!」
勇者「ありがとう僧侶」
魔法使い「ご苦労様、私たちの専属コックさん! 今日も野宿とは思えない手の込んだ料理ね」
勇者「ははは、だろー! ……専属コックになった覚えねえよ!」
ジュージュー
勇者「ふーんふんふんふーふんふん♪(うおおおお料理めっちゃ楽しいー!!!)」トントントン
勇者「ふーふふ、ふふーん、ふふふふふーん♪(すっげえ楽しいー!!!)」グツグツグツ
勇者「フライパンで肉を焼いてっと」ジュージュー
勇者「……よっし!」
勇者「みんな料理できたよー!」ジャーン
戦士「うおおおお! 美味そう!」
僧侶「運ぶの手伝います!」
勇者「ありがとう僧侶」
魔法使い「ご苦労様、私たちの専属コックさん! 今日も野宿とは思えない手の込んだ料理ね」
勇者「ははは、だろー! ……専属コックになった覚えねえよ!」
…深夜…
勇者「……(月明かりで遠くまで見えるから見張りが楽だな)」
僧侶「……勇者さん」トコトコ
勇者「あっ、僧侶……ごめんな、呼び出しちゃって」
僧侶「いえいえ、私も一緒に見張りさせて下さい」ニコ
勇者「……(うおお、やっぱ夜に女の子二人は緊張するわっ!)」ドキドキ
僧侶「……」ドキドキ
勇者「……(でも、大切なことなんだから聞かなきゃいけないよな)」ドキドキ
僧侶「……ゆっ、勇者さん?」
勇者「ふ、ヒャイッ!? どうした僧侶!?」
僧侶「あ、あの、どうして私を、その……呼んだのかなーって」
勇者「……(月明かりで遠くまで見えるから見張りが楽だな)」
僧侶「……勇者さん」トコトコ
勇者「あっ、僧侶……ごめんな、呼び出しちゃって」
僧侶「いえいえ、私も一緒に見張りさせて下さい」ニコ
勇者「……(うおお、やっぱ夜に女の子二人は緊張するわっ!)」ドキドキ
僧侶「……」ドキドキ
勇者「……(でも、大切なことなんだから聞かなきゃいけないよな)」ドキドキ
僧侶「……ゆっ、勇者さん?」
勇者「ふ、ヒャイッ!? どうした僧侶!?」
僧侶「あ、あの、どうして私を、その……呼んだのかなーって」
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