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    元スレ怜「最近幽体離脱にはまった」

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    251 = 112 :

    永水にお祓いに行くワハハ


    神代家の終焉

    252 = 77 :

    (ふーっ……安心したらなんか気抜けたわ)

    「なぁ、竜華」

    竜華「うん?」

    「…膝枕、してくれんか?」

    竜華「えっ?ええけど…ウチもベッドに上がることになるし…体制キツくならん?」

    「かまへんかまへん。ウチ的にはそっちのが楽やから」

    竜華「ふふっ、はいはい」

    ポフッ

    「あー、やっぱ竜華の膝枕はええなぁ。落ち着く」

    竜華「あはっ、憩ちゃん来てこの光景見たらビックリするやろうな」

    254 = 77 :

    「……」

    「竜華」

    竜華「ん?」

    「……ウチな、寝とる間、夢見とった」

    竜華「……どんな夢?」

    「ある…女の子の夢や」

    竜華「ほう」

    「名前は……ジャギちゃん、ていうんやけど…」

    竜華「それほんまに女の子か!?」

    「こら竜華。全世界のジャギちゃんに失礼やで?」

    竜華「あ、すんません」

    「で、そのジャギちゃん、お空とか飛べて、さらに魔法も使えるんや」

    竜華「おお!なんかファンタジー路線入った!ウチ、ファンタジー好き!」

    「魔法使う時は『ぬぅうううん!』て言わなあかんのやけどな」

    竜華「えー…なんか男臭い呪文やな…」

    255 :

    憩は怜の主治医だったのか

    256 = 112 :

    新免ジャギ

    257 = 77 :

    「ジャギちゃんはな、イタズラ好きで…地方各地を巡っては、いろんな人に迷惑かけて遊んどった」

    竜華「ジャギちゃん、やんちゃやな」

    「ある時、魔法をイタズラに使ってたのが魔王さまにバレて…怒らせてしまうんや」

    竜華「魔王……怖そう」

    「うん。めっちゃ怖かった。で、魔法もなんもかんも使われんようにされて、挙げ句に死人と同じような状態にされた」

    竜華「死人と同じような状態?ジャギちゃん死んだん!?」

    「いや、死の一歩手前?みたいな感じ」

    「ジャギちゃん、そんなん嫌や思ってな……元に戻してもらうために、魔王さまのおる魔境へと謝りに行くんや」

    竜華「魔境か……針山地獄とかありそうや」

    「むしろ山しかなかったで。んで、魔王さまに謝るんやけど……元に戻す条件として、一つの課題を出された」

    竜華「課題?」

    258 = 77 :

    「死相出とる奴がおるんやけど、そいつを助けろ。っていう」

    竜華「ほうほう」

    「そんで助けに行くんやけどな、あいつら、めっちゃ死亡フラグ立てんねん」

    「ジャギちゃんは、四苦八苦しながらも死なせんように頑張った」

    竜華「おー!頑張ったなぁ、ジャギちゃん!」

    「でもな、最後にでっかいフラグ立てよってな…それがまた強烈で……助けれんかった…」

    竜華「え……」

    「……と思ってたんやけど……実はみんな生きとった。振り絞った最後の力で、助けとったんや!」

    竜華「……最後の…力……」

    「ほんまに頑張ってよかった!めでたしめでたし!」

    竜華「……ジャギちゃんは?」

    「ん?」

    261 = 77 :

    竜華「最後の力振り絞ったあと、ジャギちゃんはどうなったんや?」

    「ジャギちゃんか…ジャギちゃんはな……」

    「今、竜華に膝枕してもろうてる」

    竜華「!」

    竜華「……ぷっ、あはははっ!そゆことか!うん!そうやね!確かにウチが膝枕しとるわ!」

    「……ウチ、その夢見て思ったことあんねん」

    竜華「なんて?」

    「ジャギちゃんはさ、頑張ったわけやん?そらもう必死に。死に物狂いで。生きるために」

    竜華「……うん」

    「……生きるんて、つらいことやなぁって」

    竜華「……」

    「でも、だからこそ」

    「生きとるって感じられるんよなぁ」

    竜華「……うん!」

    262 = 77 :

    「竜華。あんな、お願いがあるんやけど……」

    竜華「なに?」

    「ウチが倒れたときは……またこーやって膝枕して、手繋いでくれるか?」ギュッ

    竜華「ふふっ、なんやそんなことか。当たり前やろ」ギュゥ

    竜華「例え死にそうになったとしてもな、絶対に手ぇ離さんから」

    竜華「魂ごと掴んだる。安心しとき」ニコッ

    「!」ドキッ


    「……い、今掴まんでええねん……」ボソッ


    竜華「?」

    263 = 112 :

    ええなー

    265 :

    ちょっと離脱してくる

    266 = 77 :

    「あっ…せや。もう一つお願いあった」

    竜華「なんや?何でも聞いたるで?」

    「……ウチのアルトリコーダー、捨ててな?」ニヤッ

    竜華「え…?」

    竜華「えっ!?え!?ななななんで!?なんで知っとるん!?」

    「ふふふ、ウチには何でもお見通しやで?」

    竜華「う……で、でも…捨てるのはもったいないというか……」

    「……ウチと怜ちゃん、どっちのが気持ちええんやろうなぁ?」ニヤニヤ

    竜華「捨てます」

    「……ぷっ、あはははっ!今度は竜華イジりにはまりそうや!」

    竜華「あっ!もうっ!」

    「ごめんごめん!……まぁなんや、その……これからもよろしくお願いします」ペコリ

    竜華「……うんっ!」

    268 = 77 :

    清澄麻雀部のおへや


    「ふふっ。園城寺さん、あんなに楽しそうにしちゃって。お仕置きして正解だったね!」

    「……まぁ、最後の方は危なかったんだけど……反省しとこ…」

    イーマーヲーヌケダーソー♪

    「ん?電話?誰からだろう?」ピッ

    「もしもし?……あっ、憧ちゃん!…うん、その件なんだけど、もう大丈……え!?」

    「まだ穏乃ちゃんが霊的イタズラにあってる!?そんなはずは……うん…うん、わかった……調べてみるね……」ピッ

    「そんな……園城寺さんの霊力は使えなくしてるし……そもそも、もうイタズラなんてする気ないはず……」

    「……どういうこと?」

    270 = 77 :

    ガチャッ

    「ふわぁ……こんにちは。咲さん」

    「あっ、和ちゃん。……どうしたの?なんだか眠そう」

    「え?あっ、はい。最近、あることに夢中になってしまって……睡眠はちゃんととってるはずなんですが」

    「あること?麻雀じゃなくて?」

    「はい」

    「へぇ~。でも夢中になれるっていいことだよね!ねっ、何にはまったの?」

    「うーん……あれはなんと言ったらいいんでしょう…夢…ではなくて……もっと現実っぽくて……フワフワしてるんです」

    「うんうん!」


    「……ん?」

    273 :

    咲が和をあしらうから変なのこじらせたんだな・・・

    274 = 77 :

    「……フワフワしてる途中で、昔の友人に会ったりするんですが……」

    「……」

    「向こうは気付いてないみたいで……イタズラとかしちゃったり……」

    「の、和ちゃん……それって……」

    「うーん……何でしたっけ……あっ!そう!」

    「幽体離脱!」

    「!?」











    「最近幽体離脱にはまりました!」

    「ホホッwwwwww」


    カン!

    275 = 112 :

    乙だよー



    ホホッwwwww  ってのはなんか意味があるの?

    277 = 272 :

    乙乙

    278 = 77 :

    8月にスキーってのは夏スキー場かつめっちゃ高い山ってことでどうか
    支援やらさるよけありがとうございました

    280 = 112 :

    >>278
    こちらこそどうも


    人工雪のスキー場とかあるし ま、多少はね?

    281 = 77 :

    >>275
    全く意味はない
    しえんありがとう

    282 = 105 :

    >>278
    そりゃお前ワハ衣が数多の死亡フラグを乗り越えてるんだぞ?
    シベリア辺りにいてもおかしくない


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