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    元スレ怜「最近幽体離脱にはまった」

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    201 = 77 :

    智美「よし、じゃあ入ろうかー」ワハハ

    華奈「……ちょっと待つし!」

    智美「ん?どしたー?カナ」

    華奈「……エビフライ」ボソッ

    「!」ピクッ

    華奈「……美味いフライの店なら、エビフライも美味いはずだし。きっとプリップリだし」

    「……」ゴクリ

    智美「んー?エビフライなんていつでも食べられるだろー?」

    203 = 77 :

    智美「カキはな、昔から《Rの付かない月が美味い》って言われてるんだぞー?今8月だし、きっと…」

    華奈「それを言うなら《Rの付かない月は食べたらダメ》だし!今は関係無いみたいだけど」

    智美「あれ?そうだったっけ?」ワハハ

    「……エビフライ……智美!衣、エビフライが食べたくなったぞ!」

    智美「衣まで……わかったわかった。エビフライ食うか!なんか私もエビフライな気分になったぞー!」ワハハ

    華奈「あ、ありがとだし!」

    「やったー!タルタル!タルタル~♪」

    204 = 77 :

    とき(よし……回避、できたよな?これでたぶん大丈夫や)

    とき(……)

    とき(よく考えたら、池田だけ牡蠣以外を食わせるだけでよかったな。まぁ良しとしとこ)

    とき(しかし……元の体に戻らんってことは、これ以外にもまだまだ死亡フラグ立つんやろな…メゲるわ…)

    とき(とりあえず、池田にメシ食べさせんわけにはいかんし、抜けとこか)

    ヒョッ

    華奈「ん……」

    207 = 133 :

    しえん

    210 :

    寝たか

    211 :

    まだ残ってたんだな追いついた
    保守

    212 = 77 :

    智美カー 車内


    ブォオオオオオオオン!

    智美「いやぁ、でもうまかったなー!エビフライ!ワハハハハハ!」

    華奈「うっ…うまかったけど…食べてすぐにこれはキツいし…」

    「うぷ……」

    とき(この運転にはまだまだ慣れんな……)

    「……ところで、智美。目的地はどこなんだ?やたら坂道走ってるみたいだが」

    智美「ん?ワハハ、内緒だー。着いてからのお楽しみだ!」ワハハ

    213 = 185 :

    さるよけ④

    214 = 77 :

    智美「おっ!みんなー、外見てみろー!」ワハハ

    華奈「ん?おお!めちゃめちゃ景色いいし!でっかい川!」

    「わぁ!山も雄々しく反りたって……風光明媚とはこのことだな!」

    智美「だろー?」ワハハ

    とき(うっわー!こんな景色初めてや!今度、竜華連れてまた来ようかな)

    とき(……って、前!前!余所見すんな!!)

    智美「ワハハ、俳句でも詠んでみるかー!」

    「わーい!詠もう!衣、俳句は得意だぞー!」

    とき(くっ!?不意打ちとかやめろや!!)

    とき(あかん!蒲原、カーブに気づいとらん!このままじゃ…!)

    とき(ぬぅううううううん!)

    クイッ

    216 = 77 :

    ガタッ!

    智美「おわっ!?」

    華奈「おうっ!?」

    「ふわっ!?智美!急にハンドルきるな!」

    智美「お、おう、すまんすまん……あっ…さっきのとこカーブだったんだ……気付かなかった」ワハハ…

    華奈「もうっ!気を付けろし!こんなとこで事故とか洒落にならんし!」

    とき(ほんまやで!ポルターガイストでハンドルきれたからよかったものの、ウチの力じゃ車なんて持ち上げれんからな!)

    智美「おう…すまん、気を付ける」ワハハ

    ブォオオオオオオン……

    217 = 77 :

    智美「ワハハ、お詫びにメシ奢るぞー!」

    「わーい!智美の奢りだー!」

    華奈「うっ…………奢りなら、ご飯じゃなくて他のにするし!ほらっ!あそこ温泉あるし!」



    智美「ワハハ、ここの温泉、混浴あるみたいだぞー!行ってみるかー!」

    「わーい!衣、混浴初めてだー!」

    華奈「うっ…………混浴よりも、あっちの露天風呂に行こうか!きっと景色いいぞ?」



    智美「ワハハ、この温泉饅頭、試食できるみたいだぞー?食べてみよう」

    「わーい!試食、試食~!」

    華奈「うっ…………待てや!今食べたらお土産の意味ないやろ?帰ってからの楽しみにしとこうや!」

    218 = 77 :

    雪山


    智美「……さぁーて、目的地に着いたぞー!」ワハハ

    とき(はぁはぁ……こいつらどんだけフラグ立てんねん……かれこれ13回くらい阻止したで…)

    とき(でも……阻止してくうちに、なんかこいつらに愛着わいたな……咲ちゃんの死なせたくないって気持ちわかった気がする)

    とき(にしても雪山かぁ……なんも起きん…わけないよな……)

    華奈「目的地って……特に何もない雪山だし。景色は綺麗だけど」

    「人ひとりも見当たらないぞ?」

    智美「ワハハー!ここは、穴場のスキースポットだからな!」

    華奈「おおっ!スキーか!ん、でもスキーウェアとか、何も用意してないし」

    智美「ワハハ、それは心配するな!全員分、車に一式積んであるぞー!」

    「おー!流石智美だな!」

    智美「さぁ、みんな着替えろー!」

    219 :

    次から次へとフラグが

    220 = 77 :

    スィー…

    智美「ワハハ、どうだ?楽しいか?」

    「うん!最初は転んでたが、だんだんコツを掴んできたぞ!」

    華奈「あはは!天江、だるまみたいになってたし!」

    「う…それはもう昔のことだ!衣は常に成長してるんだ!」

    智美「成長、ねぇ」ジーッ

    「あっ!智美まで!…身長は伸び悩んでるだけだ!」

    華奈「あははははっ!」

    とき(ホホッwwwなんやかんやあったけど、みんな楽しめてるみたいやな)

    智美「ワハハ、よーし!衣もだいぶ上手くなったし、もう少し上に登るか!」

    「わーい!行こう!成長したとこ、見せてやるからなー!」

    とき(!!きたか!雪山やから、転げ落ちてそのまま死ぬか…遭難か……)

    とき(どっちにしろ、絶対に阻止したる!)

    223 = 77 :

    スィーッ…

    智美「うはー!気持ち良かったなー!」ワハハ

    「どうだ!ちゃんと転ばず滑れていただろう!成長したんだ!」

    華奈「あはっ、認めてやるし!」

    とき(……あれ?)

    とき(……なんにもなかった……いや、ええことなんやけど…)

    とき(フラグ立っても、何も起こらん場合もあるんか?)

    ゴゴゴ……

    とき(……ん?なんや…この音…)

    ゴゴゴゴゴ……

    とき(……上?山頂の方から音が……)

    とき(!?)

    ゴゴゴゴゴゴゴ!

    とき(なっ!?雪崩!?)

    226 = 77 :

    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォ!!

    智美「ワハ…ハ……こいつは……」ガクガク

    華奈「……な…だれ……」ガクガク

    「…う……あぁ……」ガクガク

    とき(何しとるんや!!はよ逃げぇ!!)

    とき(……あかん!みんな足が竦んでしもうとる!)

    とき(っ!ポルターガイストで全員持ち上げ…ダメや!!三人も持ち上げられん!!)

    とき(一人ずつ憑依してあの林へ…いや二人目以降が間に合わん!!くそっ!!どないしたらっ!!)

    とき(!)

    とき(……)

    とき(……ウチの力でできるんかわからんけど…)

    とき(い、一か八か……やってみるか!!)

    とき(ぬぅううううううううん!!)

    ヒョッ

    227 = 185 :

    なんか今までのワハ衣の総集編見てる気分になった

    228 = 211 :

    229 = 77 :

    とき(!!)

    とき(できた!!……けど……)

    とき(くそっ!!動かん!!)

    とき(やっぱウチの力じゃ…!)

    とき(いや!諦めんで!!)

    とき(こいつら死なすわけにはいかんのや!!)

    とき(頼む!!動いてくれ!!)

    とき(動け!!)

    とき(うごけぇ!!)

    とき(うごけ!!うごけ!!うごけ!!うごけ!!うごけ!!うごけ!!うごけ!!うごけ!!うごけ!!うごけ!!うごけ!!)

    とき(うごけぇええええええええええええええええええええええええええ!!!)



    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

    231 = 77 :

    ーーーー


    (ん……ここは……どこや?一面真っ白な部屋や…)

    (……そうか……死後の世界、か……ウチ、結局あの三人を助けられんかったんやな……)

    (……)

    (……くそっ)

    (くそっ!くそっ!くそっ!!)

    (……うぅっ!)グスッ

    (……ごめんな…みんな……助けられんで……)

    (……ごめんな…竜華……ウチ、死んでしもた……)



    『ーーーーき!とき!怜ぃ!!』



    (あ……竜華の声がする…)

    234 = 77 :

    荒川病院


    竜華「怜ぃ!ときぃいい!!」ポロポロ

    「……なんや、竜華……あんたも死んだんか?…あれか?テクノブレイクか?」

    竜華「怜!?気付いたんか!?良かった!ほんまに良かったぁ!!い、今、憩ちゃん呼んで来たるからな!!」

    「憩ちゃん…?待て待て、竜華。ここは死後の世界なんやろ?憩ちゃんはおらんで」

    竜華「えっ…な、なに言うてんの?……やっぱりどっかおかしくなって!!憩ちゃあああん!!」

    「待て言うとるやろ!!ウチ、死んだんやろ!?ここは死後の世界なんやろ!?」

    竜華「死後の世界ちゃうわ!ここは荒川病院!とととりあえずはよ憩ちゃん呼んでこな!」

    「えっ……死後の世界じゃない?荒川病院?とりあえず、あんたは落ち着け!そこ座り!」

    237 = 77 :

    竜華「でもっ!」

    「はぁ……ほら」ギュッ

    竜華「あっ」

    「落ち着いたか?」

    竜華「……うん」

    「……なんでウチは病院におるん?自分の部屋で寝てたはずやで?」

    竜華「……今日の朝にな、怜のオカンから電話があって……怜が起きんって…」

    「……」

    竜華「ウチ、すぐに怜ん家行って何度も起こそうとしたんやけど…全然起きんくて…」グスッ

    竜華「……怜が死ぬんやないかと思って…そんなん嫌やから…急いで救急車呼んで……」

    竜華「病院着いても怜は意識取り戻さんし……せやからずっと名前呼んで……」ポロポロ

    「……」

    240 :

    くぅ~疲れましたw これにて完結です!
    実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
    本当は話のネタなかったのですが←
    ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw

    241 = 77 :

    「……そうか。そらそうやな……ずっと起きんかったら、フツー心配するもんな…」

    竜華「でも…良かった…意識もどっで!よがっだよぉおおお!!」

    「心配かけてごめんな、竜華。あと……ありがとう」

    竜華「うわぁあああん!どぎぃいいい!!」ギュゥ

    「あはっ、痛い痛い。そっかぁ、ウチ生きとるんやなぁ……生きとる……」

    「!!」

    「ということは!竜華!テレビつけて!」

    竜華「…うぅん?なんでテレビ…?」

    「ええからはよ!」

    竜華「う、うん」

    ピッ

    243 = 112 :

    さあカンコロ池田の運命やいかに

    244 = 77 :

    『……んで、そこで雪崩が起きたんだし!こう、ごごごごごー!!って』

    『いやぁ、あれはホントにビックリしたなー!』ワハハ

    『……衣達は驚きと恐怖で、足が竦んで動けなくなってたんだ』

    『雪崩が目前に迫って、もうダメだ!って思って目を閉じたんだし!そのあと意識が飛んで……』

    『……気付いたら、みんな林の中にいたんだー』ワハハ

    『何がなんだかわからなくて……そのまま三人、雪崩が流れてくのを呆然と見続けた…」

    『いやーでも、みんな助かって良かったし!……あっ、みはるん見てるー?」フリフリ

    『ワハハ、みんな怪我もなかったし、ほんとツイてたよなー』

    『って、こーこちゃん?ちゃんと聞いてるかー?」

    『えっ?あっ、もう終わった?以上、雪山大雪崩の生還者インタビューでした!』

    245 = 77 :

    竜華「うわぁ…雪崩かぁ…大変やなぁ」

    (……よかった…みんな生きとった……)

    (ウチ、みんなを助けられたんや……)

    (ほんまに!ほんっっっまによかった!!)

    (……しっかし、まさか《トリプル(三人同時)憑依》なんてできるとは……ウチの霊力ハンパないな)

    (いや…咲ちゃんが霊力貸してくれたんかな?)

    (どっちにしろ、最後まで諦めんでよかった)

    247 = 112 :

    助かったかよかった

    248 = 77 :

    ころも『……ふぅ。これで良かったのか?咲』

    さき『うん、上出来だよ!ありがとう、衣さん!』

    ころも『まったく、咲も人が悪いな。衣に不幸なことを起こさせて、園城寺を試そうなどと』

    ころも『……池田に死相なんて出てなかったのに』

    さき『あはは、このくらいしないとお仕置きにならないでしょ?これでもう懲りただろうし』

    ころも『しかし、あれはやり過ぎじゃないか?まさか雪崩を起こすとは思わなんだ。流石に驚愕したぞ?』

    さき『えっ?あれ、衣さんがやったんじゃないの?』

    ころも『馬鹿を言え。あんなこと、衣の力では不可能だ。神かそれに匹敵する力でないと……咲がやったんだろう?』

    さき『私は、園城寺さんのトリプル憑依を手助けしただけだよ?…え…まさか…本当に……』

    ころも『……考えたくないな』

    さき『……そうだね』

    250 = 105 :

    神に匹敵するワハハ


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