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    元スレ怜「最近幽体離脱にはまった」

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    151 = 77 :

    初美「……でも」

    とき『!』

    初美「……姫様なら…元に戻す方法を知ってるかも知れませんよー」

    とき『小蒔ちゃんか!よし!はよ案内してくれ!』

    初美「……知ってたとしても、姫様がそれをできる可能性は…かなり低いですよー?」

    とき『それでもええ!その可能性にかけたる!』

    初美「……わかりました。案内します。こっちですよー」

    153 :

    まさかの展開

    154 = 77 :

    オオオオォォォォォォ……


    小蒔「……」

    「あら?」

    とき(おっ、小蒔ちゃんと…霞さんもおる!……おもちすごっ!)

    初美「姫様!」

    「あらあら、初美ちゃん。罰のお掃除はもう終わったのかしら?」

    初美「う!?そ、それどころじゃないんですよー!」

    「それどころ…?」

    「私の美容パックのおでこに《乳魔神》って書いておいて、それはないわぁ…おしおきが足りてないみたいね……」ゴゴゴ

    初美「ひっ!?」

    「まぁいいわ。で、その全裸の子は何?」

    とき『あ…ども』ペコリ

    155 = 77 :

    初美「……ってなわけですよー」

    とき『……』

    小蒔「確かに、生気を感じません……」

    「ふんふむ……死んだ人間の魂を元の体に戻す方法ねぇ…」

    「と、その前に。園城寺さん、これ着なさい」フワッ

    とき『これは…?』

    「小蒔ちゃんの霊力で作った羽衣よ。触れるでしょ?」

    とき『あ、ほんまや。おおきに』ススッ

    「で、どう?小蒔ちゃん」

    小蒔「……はい。方法はないとは言えませんが…」

    とき『ほんまか!?』

    156 = 77 :

    小蒔「……本体の状態によりますね。死亡してすぐならなんとか……ぐちゃぐちゃになっている場合は不可能ですが」

    とき『ぐちゃぐちゃって……たぶんそれはない。ウチ、自分の部屋におったし』

    小蒔「そうですか……では、病気でポックリですか?」

    とき『……いちいち反応に困る表現するなぁ……まぁそれくらいしかないと思う』

    小蒔「ふぅ~む……まぁどちらにせよ、本体の状態の確認をしなければなりませんね…」

    小蒔「……ぬぅううううううん!」

    ヒョッ

    こまき『今から園城寺さんのお部屋まで確認しに行きましょう。話はそれからです』

    とき『え…ウチも行くん…?ウチ瞬間移動でけへんで?』

    こまき『それは大丈夫です。私の力で運びますから。……では、参りましょう』

    こまき『そうれっ……』ヒュッ

    とき『おわっ!……』ヒュッ

    157 :

    ねむねむ

    158 = 77 :

    怜のおうち


    「……」

    とき(……ぐちゃぐちゃには…なっとらんな。よかった…)

    こまき『……』

    とき『ん?どうしたん?小蒔ちゃん』

    こまき『全裸…ですね…』

    とき『…それにツッコまんといて…』

    こまき『しかし、状態はかなり良いみたいですね。全裸なのに』

    とき『……』

    こまき『まるで生きてるみた……』

    こまき『!!』

    こまき『……』

    とき『なっ、なんや?まさか…元に戻せんのか!?』

    160 = 77 :

    こまき『……園城寺さん、あなたは死んでませんよ?』

    とき『な!?』

    こまき『…ただ寝てるだけです。全裸で』

    とき『!』

    「……」スースー…

    とき『ほんまや……てか、いい加減全裸から頭離せや!!』

    こまき『これは…どういうことでしょう?園城寺さん、もう一度試してみてくれませんか?』

    とき『……わかった。ぬぅううううううん!』

    「……」スースー…

    とき『……ダメや…』

    こまき『おかしいですねぇ‥…ぬぅうううううん!』

    「……」スースー…

    こまき『……私の力でも無理なようです…』

    161 = 157 :

    ほほ

    163 = 80 :

    竜華の生霊にNTR……のっとられとるんやな、きっと

    164 = 157 :

    ねむねむ

    166 = 77 :

    こまき『生きているのに死んでいる…こんなケース初めてです』

    とき『ど、どないしたらええんや?』

    こまき『原因がわからないので、どうしようも…』

    とき『そんなぁ…』

    こまき『何か心当たりはありませんか?』

    とき『うーん……特には。いつも通りやったと思うんやけどなぁ』

    こまき『そうですか……とにかく、なんとしても原因を探らなければ』

    こまき『園城寺さん、幽体離脱後の記憶を見せていただきますよ?』

    とき『お、おう』

    こまき『では……ぬぅううううううん!』

    167 = 77 :

    『ホホッwwwビビっとるビビっとるwww』

    『フホッwwwあの怯えた顔wwwざまぁwwwwww』

    『あわよくばチチ揉ませてもらおwww』

    『次は胸なのだwwwそうれそうれwwwwww』

    『せや!煌ちゃんの精神ん中に入って、思考覗いてみよwww』

    『ポワポワしててなんか襲いたくなるwww乾ききれてない髪とか最高やwwwwww』

    『連続で憑依して、ボケまくったろwwwwホホッwww』

    『ウンコwwwwwwwwwwwwwww』





    こまき『……』

    169 :

    しばらくそのままで反省しなさい

    170 = 77 :

    こまき『……』

    こまき『……園城寺さん、先ほど『いつも通り』とおっしゃってましたよね?』

    とき『ん?そうやけど…』

    こまき『はぁ……なるほど』

    とき『んや!?原因わかったんか!?』

    こまき『……はい。園城寺さん、あなたは……』

    とき『……』ゴクリ

    こまき『……魔界を統べる王《魔王》を怒らせてしまったようです……』

    とき『えっ』

    171 = 77 :

    こまき『……』

    こまき『……園城寺さん、先ほど《いつも通り》とおっしゃってましたよね?』

    とき『ん?そうやけど…』

    こまき『はぁ……なるほど…』

    とき『なんや!?原因わかったんか!?』

    こまき『……はい。園城寺さん、あなたは……』

    とき『……』ゴクリ

    こまき『……魔界を統べる王《魔王》を怒らせてしまったようです……』

    とき『えっ』

    172 = 77 :

    とき『ちょいちょい待て待て!魔王ってなんや!?そんなん実在するんか!?』

    こまき『はい、実在しますよ。現在、霊力を悪用する人間がいないか監視する仕事にあたっています』

    とき『……なんやそれ……それに怒らせたって…』

    こまき『……怒らせた理由、言わないといけませんか?』

    とき『……』

    とき『……あっ』

    こまき『はぁ……でも、これで今後どうすればいいかわかりました』

    こまき『魔王に会いに行ってください。そこですべてを懺悔するんです』

    とき『会いに行くって…どこに?魔界か?』

    こまき『いえ、魔王は今、人間界にいます。魔界に一番近い場所……』

    こまき『そう……魔境《長野》に!』

    173 = 169 :

    咲さんかよ…

    174 :

    電話してたのは塞ぐちゃんか?

    175 = 77 :

    とき『長野…?なんでまた……』

    こまき『……行けばわかりますよ。それでは、魔王の居場所まで飛ばします』

    こまき『あ、ちなみに私は行きませんからね?怖いので』

    とき『えっ?』

    こまき『ぬぅううううううん!』

    とき『ちょっ!……』ヒュッ

    176 = 77 :

    魔王のおうち


    とき(……っと。うわぁ、ほんまにウチだけ飛ばしよった……)

    とき(それにしてもここ、フツーの一軒家やん。でっかい城とかかと思ってた)

    とき(こんなとこに、魔王なんておるんか?)

    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

    とき(……あっ…おるな……)

    とき(……そこの部屋から、すんごい気を感じる…)

    とき『し、失礼しまーす……』スゥ

    とき(!?)



    魔王「……園城寺さん、ですよね?待ってましたよ」ゴゴゴゴゴ…



    とき『……あ…あんたは……』

    とき『宮永咲!?』

    177 = 77 :

    とき『あんたが魔王なんか!?』

    「はい」

    とき『……まぁだいたいは予想ついてたけど…』

    「お姉ちゃんから聞きましたよ?あなた、幽体離脱でしょーもないイタズラしまくってるそうですね」

    とき『うっ……はい…その件で謝りに……ん?』

    とき『お姉ちゃん?てことは、チャンピオンか?なんでチャンピオンが?ウチのこと見えとらんかったやろ!?』

    「いえ、お姉ちゃんは全裸のあなたに気を使って、見えてないフリをしてただけです」

    とき『……あー……うわ…恥ずっ…』

    「まぁお姉ちゃんは先代魔王ですから、見えないほうがおかしいんですけどね」

    とき『チャンピオンが先代魔王とか、そんなん考慮しとらんよ……って先代?』

    178 = 112 :

    しえんぞ!

    179 = 77 :

    「はい。お姉ちゃんが二代目魔王で、私が三代目です。ちなみに初代は……言わなくてもわかりますよね」

    とき『あー……あのアラフォーか』

    「……話を戻します。霊力を使って故意に幽体離脱を行い、ましてやそれをしょーもないイタズラに使う」

    「……あなたがやってきた行為、許されないことなんですよ?わかってますか?」

    とき『……はい』

    「……苦情、結構来てるんですよ?阿智賀の憧ちゃんとか。ほら、彼女も巫女ですから」

    とき『あっ、玄ちゃんと宥ちゃんの件か……ん?でも、憧ちゃんとかおらんかったよ?』

    「……魔王を前にして言い訳ですか。そうですか。麻雀…いえ《魔雀》を楽しみたいんですね?」ゴゴゴォ

    とき『ひぃっ!?』

    「……反省、してますか?」

    とき『はいっ!すんませんでした!めっちゃ反省してます!!』

    180 = 112 :

    まあ心配しなさんな

    181 = 112 :

    ニワカは相手にならんよ!

    182 :

    あこちゃの無駄巫女設定が大活躍

    183 = 77 :

    「……ホントに?」

    とき『信じてください!なんでもしますから!』

    「ん?今……」

    「……わかりました。信じてあげます。元に戻しましょう」

    とき『ほんまか!?』

    「はい。反省はしてるみたいですからね。それに…元はといえば、お姉ちゃんが病院送りしたせいですし」

    「……ただし、条件があります。私にも魔王という立場がありますから、そうやすやすと元に戻すことはできません」

    とき『条件…?』

    185 :

    寝ちゃったかな?

    186 :

    >>83
    >恭子「それもそうやな。主将に彼女とかできるわけないやろうし」

    なにかおかしい気がしたが気のせいだった

    187 = 77 :

    「私が今から出す課題を達成できたら、元の体に戻してあげます。どうです?やりますか?」

    とき『……わかった。やったる。それで、その課題ってなんや?』

    『……私の知り合いに死相が出ている人がいるんですが…その人、明日死ぬことになってます』

    「どうにかして、その人を死なせないようにしてください。それが課題です」

    「ちなみに憑依、ポルターガイストは使えるようにしておきます。イタズラ以外なら、使ってもかまいません」

    とき『……今更イタズラなんてせんよ。で、その死相が出とる奴って?』



    「風越の……池田さんです」

    188 :

    池田ァ!

    189 = 112 :

    池田ァ……

    190 :

    怜・・・
    大阪・・・
    阪神淡路大震災・・・

    幽体離脱・・・


    うっ頭が・・・

    191 = 77 :

    とき『長野の県予選でニャーとか叫んどった奴か……』

    「はい。彼女は私の大切な友人ですので、死なせたくないんです」

    「私の力を以てすれば、容易なことなんですが……なにしろ、私は魔王ですから…私情は挟めないんです」

    「もう諦めてたんですけど、そこでお姉ちゃんから電話がかかってきて……」

    とき『……なるほど。まっそれしか方法ないんなら、やるしかないな』

    「ありがとうございます!では今から3000巡ほど時間を進めますね?だいたい明日の朝くらいになってるはずです」

    とき『えっ?まだ心の準備が……』

    「そのあとすぐ、池田さんの元へ飛ばします。ぬぅううううううううううううん!!」ゴッ!

    とき『ちょ……』

    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

    193 = 77 :

    翌日 公園


    とき(……んん…あっ、ほんまに朝になっとる)

    とき(……しかし小蒔ちゃんといい咲ちゃんといい、霊力使える奴はあれか?人の話聞かんのか?)

    とき(……まぁええけど。さて、池田は……)

    華奈「にゃんにゃふにゃんにゃん皆でお出かけ楽しみにゃー♪」

    とき(おった。なんか嬉しそうやな。誰かと待ち合わせしとるんかな?)

    とき(見た感じでは、死相出とるようには思えんのやけど……)

    194 = 77 :

    ブゥウウウウウン

    華奈「おっ!やっと来たし!」

    とき(ん?)





    智美「ワハハー、待たせたなー」

    「すまんな池田!準備に時間がかかってしまった!」





    とき(アカン)

    195 = 182 :

    むり

    196 :

    ……駄目みたいですね(絶望)

    197 = 77 :

    とき(……なんか知らんけど、ウチの第六感がキュピーンてなっとるわ…)

    とき(……蒲原が何かを提案して天江がそれに賛成した時、不幸なことが起きて…)

    とき(…池田はその不幸に巻き込まれて死ぬ…)

    とき(そんな気がする……)

    とき(霊体やからカンが鋭くなっとるんやろか?とりあえず気を付けとくか)

    智美「さーて、じゃあ行くかー」ワハハ

    華奈「おう!行くし!」

    「しゅっぱつ、しゅっぱつ~!」

    ブゥウウウウウン……

    198 :

    こんなんじゃ課題になんないよ(憤怒)

    199 = 77 :

    とある洋食屋さん



    智美「……っと。みんなー、着いたぞー!」

    華奈「はぁ…はぁ…」

    「…うっ…智美……また運転スキル上がったな…ううっ…」

    智美「え?そうか?ワハハ、なんか照れるなぁ」テレテレ

    とき(し、死ぬかと思った……まぁウチ、一応死んどるんやけど……)

    とき(今日一日、ずっとこの運転か……死亡フラグ関係無しに事故るんとちゃうか?これ……)

    「……ふぅ。で、智美。ここはなんだー?」

    智美「おー、まずは腹ごしらえと思ってな。ここは美味いフライが食べれる洋食屋だー」

    華奈「お!フライ!いいな!なんか腹減ってきたし!」

    200 = 77 :

    智美「ワハハ、新鮮なカキフライを食べよう!」

    「わーい!衣、牡蠣フライを腹一杯たべたいぞー!」

    とき(!)

    とき(……これか!死亡フラグ!このままほっといたら池田は牡蠣に当たって死ぬ…!)

    とき(さて、どうする…?)

    とき(……よし。池田に憑依して他のメニューを提案するか!)

    とき(ぬぅううううううん!)

    ヒョッ

    華奈「うっ……」


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