元スレ凛「まどか……? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 91 :
続きは読みたいけど疲れてるなら休んで欲しいジレンマ…
102 :
面白いけど主語と台詞主が無いから数レス読み直さないと俺の頭では理解できない
103 :
やっと追いついた
しえ
104 = 90 :
当たり前だけどレスごとに地の文が途切れるから、
前のレス読まないと混乱することあるよねw
106 = 99 :
さらに一画。10秒と経たぬ間に計三画の令呪を消費。
言峰の進撃にタイミングを合わせて襲い来る呪縛の槍を、両手で絡め取るようにして止める。
槍に巻き付いた両腕は蛇のよう。そしてさらにもう一画!
「通臂拳、逆巻投――!」
伸ばされた手が槍を伝わってアーチャーの手を掴む。
呪縛の槍を軸にして、アーチャーの身体がずるりと一回転。
手を掴まれたまま体が回り、右腕の骨が音を立てて折れる。
「うぐぅ!?」
痛みをこらえて言峰に蹴りかかるが、言峰は槍を離してその場で軽く跳び
蹴りの方向に合わせて身体を動かすことでダメージを最小限に抑える。
「次の一撃で、勝負を決める――!」
残る令呪は二画。ランサーを抑えるために一画残すことを考えるなら、使えるのはあと一回のみ。
「相当なペースで令呪を消費していると見える。腕一本取るために何画使った?
私はまだ四肢の3/4を残しているぞ。はたして残った令呪で私の命を取れるのか?」
折れた右手が垂れ下がり、手の中から転がり落ちていく呪縛の槍を左手でつかむ。
強気な口を叩くが、魔力量も身体状況も最悪に近い。
107 :
纏めサイトで読むのもよいけど、ハー○ルンなどで完全版で読みたい
108 = 99 :
一時半くらいに寝ます
109 = 105 :
把握
無理すんなよ
110 = 94 :
二系の打上げからの鉤突の方が八極拳と相性良さそう
111 = 91 :
そういやエミヤって徒手空拳での戦闘描写皆無だったな
元がアレだと思えば弱くは無いんだろうけど…
117 :
完結見届けたらzip解放すっかな
118 = 99 :
「見せてみろ、正義のハラワタをッ! はたしてそこに意味あるものが存在したのかを!」
ヒ エ ロ ス ・ ガ モ ス
「ならば見よ、穢れ一つ無い理想の結晶を。トレース・オン。完全なる半月輪廻――!」
折れた腕ではまともに弓矢を持つことはできない。
垂れ下がった右手の先で弓を持ち、地面と平行に持った弓に下から槍をつがえる。
右手は弓を握りしめるのみ。左手で槍ごと弓を支えて引き絞る。
その持ち方は長弓よりクロスボウに近い。ただし引き絞った弓を抑えるのは自身の筋力。
「よりによって呪いの槍を浄化の弓と併用するか。それが貴様の正義の形か」
「私にできるのは、ただ争いを早く終わらせることのみ。
既に起こった悲劇も、これから起こる悲劇も止められたことはない。ならばせめて――」
言峰が残った令呪を使用し、呪縛の槍は放たれた。
「六大開・猛虎硬爬山!」
「真名開放、串刺城塞!」
八極の最大奥義。独特の歩法から入って練り上げられた気は、把子拳を持って前へ向かう。
三尖相照。振脚の波動は地球の中心に届き、星の核をもって支点とする運動は限りなく魔法に近い。
一連の動きを経て突きだされた拳は、星の聖剣に匹敵する鋭さを得る――!
アーチャーの胸を拳が打ち、瞬間、全魔術回路が暴走する。
気をもって内から外から破壊する。これをもって猛虎硬爬山。
そして、必殺奥義を出し終えた言峰の体は、無数の槍によって貫かれる。
120 = 92 :
攻撃的自害公の宝具か
121 :
ドラキュラさん?
122 = 97 :
相打ちか
エクストラに出てたドラキュラさんの宝具だな
ガズィグル・ベイだったっけ
123 :
ドラキュラっていうと怒る方の串刺し公だな たぶん
124 = 91 :
気が付いたら言峰がゲバルの地球拳並に壮大な奥義出してた…
125 :
おぉ妻よ!
127 = 99 :
串刺城塞。視界の限りを槍の山で覆い尽くす本来の形は、無限の剣製の世界に似ている。ヴラド公が信じた正義の形。
まどかの矢は現在・過去・未来へと散って無限の絶望に挑戦し、エミヤの精神世界は無限の剣によって確立された。
彼らの間には、無限の刃という共通項がある。
一人ひとり、殉じた理想の形は違えど、死後にマテリアライズされた正義はよく似ている。
己の身体を突き刺していく槍を眺めながら、言峰はもう一人、別の男を思い出した。
黄金の英雄王。彼の宝具もまた、無限の刃。彼は彼の正義を語り/騙り
言峰綺礼はそこに、何かしらの希望を見出した。
「ちょっと! 無視してんじゃ、ないわよ!!!」
相打ちかと思われたところに、遠坂秘蔵の宝石魔術が炸裂する。
アーチャーが回避できなかったのは、単に体力が足りなかったからか、それとも攻撃してきたのか遠坂凛だったからか。
爆発の中、後ろに倒れていくアーチャーの首を言峰の腕が掴み、そして握りつぶした。
十年前倒せなかった相手を討ち取った感想を抱く暇も無く、言峰綺礼の意識はブラックアウトする。
「暁美ほむら。ランサーを、探せ……」
最後にそれだけ言い残し、アーチャーは消えていく。
128 = 123 :
手負いとはいえ英霊に立ち向かって勝つとか冗談じゃないお…
129 :
エミヤ逝ったああああああ!!!
130 :
恐ろしいぞキレイキレイ
131 = 91 :
何故エミヤはいつも本願を果たす前に散ってしまうのか…
132 = 92 :
英雄王が10年前に敗退してるっていうのがなんか無性に笑えてくるわ
これが愉悦か
133 = 121 :
ことみーヤベーww
134 = 99 :
倒れる直前、綺礼は駆け寄ってきた私に手を伸ばす。
かつて父がしてくれたように頭でも撫でてくれるのかと思ったが、
言峰が行ったのは、魂の傷の修復だった。
意識の途切れかけた状態での治療が上手くいったのは奇跡といってもよく
最後にやり残した仕事を終えた言峰はばたりと倒れ。
「言峰っ! 何勝手に死んでんのよ!」
倒れた言峰を揺さぶる手がふるえている。
わりと本気で「死ねばいいのに」と思ったこともあるが、実際に目の前で死なれると意外に涙がこぼれてくる。
気付けば懐からとっておきの宝石を取り出していて。
気付けばその魔力を言峰の治療に使っている。
遠坂時臣が託した最大最高の逸品。聖杯戦争に勝ち残るために残したものなのだと頭では理解している。
言峰の治療に使ったところで聖杯戦争での勝利に寄与しないことも分かっている。
「心の贅肉ね……」
分かっていないとすれば、何故監督役が加勢してくれたか、だ。
その答えがもし万が一、いわゆる『心の贅肉』によるものだったなら、ここで見捨てるわけにはいかないと思った。
宝石に蓄えられた莫大な魔力は底を尽き、肉体面の治療を終える。
だが呪縛の槍によってもたらされた呪いなのか、魂にはおぞましいまでの闇が巣食い、心臓までも侵蝕している。
正直助からないだろうな、と。そう思いながら自身に身体強化を施し、言峰を背負って歩き出した。
背後で再生していくほむらの姿は、視界には入っておらず――。
135 :
全盛期はこれより強いんやろ
切嗣どうやって勝ったんや・・・
136 :
型月的に中国武術は最強
137 = 117 :
麻婆恐るべし
138 = 123 :
神父はマーボー豆腐食ってるからな
139 = 99 :
というわけでおやすみなさい
ヒ エ ロ ス ・ ガ モ ス
完全なる半月輪廻 EX
因果律に干渉し、奇跡を無かったことにする弓。ゲーム的には相手の行動をキャンセルした上で撃つ防御無視の技。
魔力を矢に変換して攻撃する。矢は小さいものを大量に放つことも、大きいものを一本放つことも可能。
ただし事象の打消しを行うと相手の魔力消費まで元に戻ってしまうため、単なる物理技として使われることも多い。
この世界を形作る法則そのものの具現であるため、何度破壊しても自動で再生される。
銘は異類婚姻譚の意、鹿目まどかと世界とのエンゲージリングであることを意味する。
一つはまどかの手の中で概念として存在し、もう一つは唯一まどかを記憶する者の手に預けられている。
誰にも裏側を見られることなく輝き続け、凹凸の激しい表面を人に見せない月。それは女性の象徴としても扱われる。
輝きをもって自身の姿とするその星は、まどかの描いた希望の形。
140 = 136 :
乙乙おやすみ
おめー菌類だろ
141 :
おやすみ乙
142 :
ケリィ生きてるし決着付いてないし答えは出てないしで本編以上の鍛練に没頭してたんじゃ……
143 :
このレベルの宝具だとエミヤだと作れなさそうだけどまあいいか
144 = 91 :
>>1マジ乙
しかし安価でキャラ決まったとは思えない位ストーリーしっかりしてんな…
145 :
アンサラー涙目
146 = 92 :
明らかに神造だけどまあ例外だしな
乙
147 = 121 :
>>1
お疲れさまでしたー
150 = 90 :
おつおつ
寝るだけで、復帰するんでしょ?
みんなの評価 : ★
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