のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,057,120人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ菫「松実宥が病気?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    151 = 1 :

    それからもアトラクションを回りながら、3人の時間を楽しんだ。





    閉園時間間近

    「もうこんな時間か……」

    「あっという間だったね。」

    「最後に行きたいとこがあるんです!」

    「それじゃ玄の行きたいところに行こうか」

    「うん。玄ちゃんどこ行きたいの?」

    「遊園地の締めと言ったら観覧車なのです!」

    152 = 47 :

    ラス支援

    153 = 1 :

    「二人っきりだね……菫ちゃん」

    「ああ。玄のやつ最初からこれが狙いか」

    玄は乗る直前で並んだ列を離脱した。

    「今日はすっごく楽しかったよ。」

    「それならよかった。」

    「……亡くなった赤ちゃんのこと思うと、今も悲しいけれど。菫ちゃんと玄ちゃんがいるから私立ち直れた。」

    「そうか。宥の笑顔は私にとって何より大切なものだからな。ずっと笑顔でいてくれ。」

    「……うん。菫ちゃんのこと愛してるよ」

    「宥、愛してる」


    宥はそっと目を瞑り、私はその唇にキスをした。

    154 = 47 :

    えんだあああああああああああああああああ

    155 = 1 :

    宥はあれから玄と一緒に旅館の女将として働いていた。

    死産という悲しいことはあったけれども私と宥と玄で幸せな生活をしていた。



    ――だがそれは唐突に訪れた。

    156 :

    最初の治療云々に関しては正しいiPS細胞の使い方ではないか
    なんでか子供産む使い方が主流になってるけど

    157 = 8 :

    もうやめたげてよぉ……

    158 = 1 :

    病院

    (今日の診察も終わったか……)

    (帰りに何か体があったまるお土産でも買っていこうか)

    (宥なら喜んでくれるだろう)



    携帯「ヒダマリイッパイノブカツビヨリー♪」

    (玄から電話か)

    「もしもし」

    「菫さん!!!お姉ちゃんが!お姉ちゃんが……」

    「(ただごとじゃないな)落ち着け。宥がどうした?」

    「お姉ちゃんが急に倒れたんです!今意識もなくて」

    「わかった。玄、まず落ち着いて119番に連絡をいれろ。できるな?」

    「は、はい!」

    「その後また私に連絡してくれ。私は病院で待つ。」

    「わかりました!」

    159 = 1 :

    救急車「ピーポーピーポー」

    (やっときたか)

    「菫さん!お姉ちゃんが!」

    「任せておけ。宥は絶対に私が救う。」


    宥の応急処置と検査は迅速に行われた。

    iPS細胞移植でなぜか突然拒絶反応が起き宥はそのショックで気を失ったようだ。

    今までに前例がないことだ。


    (何がいけなかった……どうすればいい……)


    寝る間を惜しみ四六時中必死に解決策を探った。

    しかし何一ついい考えはなく、ただ弱っていく宥を見ていることしかできなかった。

    161 = 1 :

    病院 別室

    (なんとか意識を取り戻すことはできた)

    (でもダメだ……いくら調べても処方が思いつかない)

    (このままじゃ宥が……)


    「弘世先生!例の患者さんが先生呼んでます!」

    「わかった。すぐ向かう」

    162 = 8 :

    あったか麻雀ぽっぷがつらい

    163 = 1 :

    病室

    「宥、何かあったか?」

    「菫ちゃん。意識があるうちに話しておきたいことがあるの」

    「……縁起の悪いことを言うな。」

    「それでも、聞いて。」

    衰弱しきった中、それでもしっかり言葉を紡ぐ宥。

    「私、本当に幸せ。こんなにあったかい人たちに囲まれてすごく幸せだった。」

    「ありがとう、菫ちゃん。」

    「……」

    「玄ちゃんのこと、見守ってあげて?」

    「……ああ、任せておけ。」



    宥は最期に笑顔を浮かべると意識を失った。


    そして数日後彼女は亡くなった。

    熱い初夏の日のことだった――――

    164 :

    おい…

    165 = 8 :

    あったかくない……

    166 = 1 :

    宥の通夜はしめやかに行われた。
    多くの訪れた人が涙を流した。

    その間、玄は涙を流すことはなかった。



    通夜後


    「……」

    喪服で佇む玄に声をかけた。

    「すまない。宥を救う約束守れなかった。」

    「菫さんは悪くないです……菫さんがずっとお姉ちゃん助けるために頑張ってたのずっと側で見てきたんですから。」

    「責めるなんて……できるわけっ…ないじゃ…ないですか」

    そう言うと玄は私の胸にもたれ今まで我慢してきた思いを吐き出すように大声で泣いた。

    玄を抱きしめ、私もまた涙を流した。

    167 = 156 :

    純正九蓮あがったから仕方ないよね

    168 = 1 :

    「菫さん……お願いがあります。」

    「どうした玄?」

    「私、お姉ちゃんの夢を叶えてあげたいんです。」

    「夢?」






    「お姉ちゃんと菫さんの子どもを産みたいんです。」

    169 = 1 :

    わたしのうちにはお父さんがいません

    でもすみれさんがいるのでへいきです

    お母さんはおかみさんでいそがしいので

    わたしはいつもすみれさんとあそびます

    お母さんもすみれさんもいつもわらってます

    わたしはお母さんもすみれさんも大すきです

    あとうちではへんなしゅうかんがあります

    なぜか夏になるとさむくないのにこたつをだします

    おかしをくれるのでわたしはうれしいです

    でもお母さんとすみれさんはあんまりしゃべりません

    いつもわらってるのに、へんなの







    おわり

    170 = 8 :

    超展開

    171 = 8 :

    乙!

    さぁ、ハッピーエンドの執筆に入るんだ

    172 = 125 :

    ヘコむわ…

    173 = 1 :

    補足

    玄は菫iPS精子と宥iPS卵子の子を代理出産



    本スレにあった>>169のレスから妄想した結果こんなSSになりました
    途中これ宥菫じゃなくて玄菫じゃね?って思ったけど気にしない
    夜遅くここまで読んでくれた方乙

    宥菫大好きだ

    175 = 156 :


    iPS精子とかiPS棒なみに謎アイテムだな

    176 :

    あのコピペか、乙

    177 = 47 :

    >>175
    棒はともかく、iPSは未分化の細胞だから生殖細胞に分化させれば精子を作ることは容易いはず

    >>1

    178 = 25 :

    急激に終わってしまったな。
    しかしまさか本当に亡くなってしまうとは……
    ハッピーエンドを求む!

    180 = 46 :

    良かった
    乙乙


    ←前へ 1 2 3 4 / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について