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元スレ狐娘「主様ーっ」男「うっせ」
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狐「コーン……」
男「……」
男(狐だ。狐がいる。拾ってくださいと看板を提げた捨て狐がいるぞ)
男(ああいうのってなんか訳有りっぽいんだよな)
男(何かの病気にかかって、治療費がかかるからって捨てる親は沢山いるもんな)
男(これは……スルーだな)
狐「コーン……」
男(中途半端に構うのが一番良くないんだ)
男「……」
男(狐だ。狐がいる。拾ってくださいと看板を提げた捨て狐がいるぞ)
男(ああいうのってなんか訳有りっぽいんだよな)
男(何かの病気にかかって、治療費がかかるからって捨てる親は沢山いるもんな)
男(これは……スルーだな)
狐「コーン……」
男(中途半端に構うのが一番良くないんだ)
男(大体、独り暮らしの学生な俺にこいつを世話できる財力なんて――あるっちゃある)
男(問題は、ペット禁止の寮に住んでるってとこか)チラッ
狐「……」ジーッ
男「……」ジーッ
・
・
・
男(問題は、ペット禁止の寮に住んでるってとこか)チラッ
狐「……」ジーッ
男「……」ジーッ
・
・
・
――自宅
狐「……」
男(保護しちまった)
男(えっと、なにすりゃあいいんだろ……)
男(取りあえず、暖房つけてあったかくしとくか?)ピッ
ブオォーン
狐「クゥーン……」スリスリ
男「なんだ、人懐っこいな」
男(やっぱ、誰かが捨てたってことなのかな)
男(……とりあえず、明日病院へ連れて行くか)
狐「……」
男(保護しちまった)
男(えっと、なにすりゃあいいんだろ……)
男(取りあえず、暖房つけてあったかくしとくか?)ピッ
ブオォーン
狐「クゥーン……」スリスリ
男「なんだ、人懐っこいな」
男(やっぱ、誰かが捨てたってことなのかな)
男(……とりあえず、明日病院へ連れて行くか)
男(確か、狐って犬と同じような飯食うんだよな……)
男(都合がいいことに、隣の友からなぜかドックフードの差し入れがある)
・
・
・
男「ほれ」スッ
狐「……」クンクン
男「毒なんか入ってないぞ」
狐「……」モグモグ
男(ほっ。お口に合ったようでなにより
男(都合がいいことに、隣の友からなぜかドックフードの差し入れがある)
・
・
・
男「ほれ」スッ
狐「……」クンクン
男「毒なんか入ってないぞ」
狐「……」モグモグ
男(ほっ。お口に合ったようでなにより
・
・
・
男(……寝床は、空きダンボール組み立てて、そこに毛布でも敷いておくか)ガタガタッ
男「ここで寝てくれよな」スッ
狐「……」クンクン
男「……俺も寝るか。バイトで疲れたしなぁ」ファアア
男「電気、消すぞ」
男(……暗くない方がいいか?)
・
・
男(……寝床は、空きダンボール組み立てて、そこに毛布でも敷いておくか)ガタガタッ
男「ここで寝てくれよな」スッ
狐「……」クンクン
男「……俺も寝るか。バイトで疲れたしなぁ」ファアア
男「電気、消すぞ」
男(……暗くない方がいいか?)
男(一応、豆電球をつけておくか)カチャン カチャン
男「おやすみ」
男「……」
男「んごぉおおおおおお」
狐「……」ガサゴソ
男「おやすみ」
男「……」
男「んごぉおおおおおお」
狐「……」ガサゴソ
――次の日、日曜日、朝
男「……んんっ」パチッ
男「……」ムクリ
男「……」チラッ
狐娘「……」zzZ
男「……」ゴロン
男(まだ夢の中か)
男「……」zzZ
男「……んんっ」パチッ
男「……」ムクリ
男「……」チラッ
狐娘「……」zzZ
男「……」ゴロン
男(まだ夢の中か)
男「……」zzZ
――30分後
ユサユサ ユサユサ……
男「んん~……? 友、勝手に家に入り込むなっていっただろぉ……」zzZ
ユサユサ ユサユサ……
男「んあぁあもうっ、しつこいぞ」バサッ
狐娘「……」
男「……」
狐娘「あの、何か言ってください……」
ユサユサ ユサユサ……
男「んん~……? 友、勝手に家に入り込むなっていっただろぉ……」zzZ
ユサユサ ユサユサ……
男「んあぁあもうっ、しつこいぞ」バサッ
狐娘「……」
男「……」
狐娘「あの、何か言ってください……」
男「服を着ろ」
狐娘「へっ?」
男「服を着ろぉおおおおおおおおおおお!!」
狐娘「えっ、あのっ――きゃああああああ!?」
男「Yシャツが似合いそうな良い体だっ、さぁこれを着ろぉおおおおおお!」
・
・
・
男「うわぁあああああっ! 誰だお前っ、デリヘルなんて頼んだ覚えも頼む予定もないぞクソッたれ!!」
狐娘「今更驚きますか……」
狐娘「へっ?」
男「服を着ろぉおおおおおおおおおおお!!」
狐娘「えっ、あのっ――きゃああああああ!?」
男「Yシャツが似合いそうな良い体だっ、さぁこれを着ろぉおおおおおお!」
・
・
・
男「うわぁあああああっ! 誰だお前っ、デリヘルなんて頼んだ覚えも頼む予定もないぞクソッたれ!!」
狐娘「今更驚きますか……」
狐娘「私ですよ、私」
ピョコン
男「狐耳……」
男「……」グイッ
狐娘「いたたたたたっ」
男「えっ」パッ
狐娘「いきなり耳を引っ張らないでくださいぃ……」
男「……」
男「破ァ!」バシィン
男「いってぇ! すげぇ、痛み入る!」
狐娘「それ、使い方違いますよ……いきなり自分の頬をぶつなんて、どうしたんですか」
ピョコン
男「狐耳……」
男「……」グイッ
狐娘「いたたたたたっ」
男「えっ」パッ
狐娘「いきなり耳を引っ張らないでくださいぃ……」
男「……」
男「破ァ!」バシィン
男「いってぇ! すげぇ、痛み入る!」
狐娘「それ、使い方違いますよ……いきなり自分の頬をぶつなんて、どうしたんですか」
男「……」グルングルン
狐娘「……あの、なにを?」
男「混乱のあまりブレイクダンスをな」グルングルン パッ
狐娘「……」
男「よしっ、誰だお前っ」
狐娘「そこから始めるんですかっ」
男「あぁあああああ……」グワングワン
男(訳わかんねぇよぉおおおおおおおおお)
狐娘「あ、あの、落ち着いてください」アセアセ
男(そうだ、手のしわの数を数えよう。手のしわは偉大だ。なんてったって、合わせてしあわせだ)
男「……」ブツブツ
狐娘「……今度はなにを?」
男「あぁああ、お前が邪魔するから、どこまで数えたか分かんなくなっちゃった!」
狐娘「ごめんなさい……」
狐娘「……あの、なにを?」
男「混乱のあまりブレイクダンスをな」グルングルン パッ
狐娘「……」
男「よしっ、誰だお前っ」
狐娘「そこから始めるんですかっ」
男「あぁあああああ……」グワングワン
男(訳わかんねぇよぉおおおおおおおおお)
狐娘「あ、あの、落ち着いてください」アセアセ
男(そうだ、手のしわの数を数えよう。手のしわは偉大だ。なんてったって、合わせてしあわせだ)
男「……」ブツブツ
狐娘「……今度はなにを?」
男「あぁああ、お前が邪魔するから、どこまで数えたか分かんなくなっちゃった!」
狐娘「ごめんなさい……」
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
俺「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
俺「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
男「……あれ? なんか落ち着いてきたぞ」
狐娘「! なら、私の話を」
男「冷静に考えてみれば、これが現実な訳ないよなぁHA↓HA↑HA↑」
男「寝る」ゴロン
狐娘「寝ないでください、ちょっとだけ私の話を聞いてくださいっ」グイッ
男「……」ムクリ
男「……」チラッ
狐娘「……な、なんですか」モジモジ
男「分かった。話を聞こう」
狐娘「そうですか! それは良かった」
・
・
・
狐娘「! なら、私の話を」
男「冷静に考えてみれば、これが現実な訳ないよなぁHA↓HA↑HA↑」
男「寝る」ゴロン
狐娘「寝ないでください、ちょっとだけ私の話を聞いてくださいっ」グイッ
男「……」ムクリ
男「……」チラッ
狐娘「……な、なんですか」モジモジ
男「分かった。話を聞こう」
狐娘「そうですか! それは良かった」
・
・
・
男「あの狐、ですか」
男「昨日の捨て狐。看板提げた狐」
狐娘「はい」
男「いやおかしいだろ」
狐娘「はい」
男「そこ頷いていいのかよ」
狐娘「はい」
男(……生命の神秘はここまでの奇跡を起こせるのか?)
男「ふぅむ……」
狐娘「……」
男(発想を変えてみるか)ジーッ
狐娘「あの、あまりじろじろ見られると……」モジモジ
男(俺にも運命の人が現れたのだと)ジーッ
男「昨日の捨て狐。看板提げた狐」
狐娘「はい」
男「いやおかしいだろ」
狐娘「はい」
男「そこ頷いていいのかよ」
狐娘「はい」
男(……生命の神秘はここまでの奇跡を起こせるのか?)
男「ふぅむ……」
狐娘「……」
男(発想を変えてみるか)ジーッ
狐娘「あの、あまりじろじろ見られると……」モジモジ
男(俺にも運命の人が現れたのだと)ジーッ
チラッとムクリの順番が逆だったらこいつどこ見て勃起してんだよって突っ込むところだ
男(いや、ないわ。狐耳の女の子に恋するとかないわ)フルフル
狐娘「なんですかその反応、ちょっと傷つきますよ」
男「なぜ傷つく」
狐娘「……いえ、なんでもないです」
男「さて。狐……さん。狐さんは今後どうするんです?」
狐「さん付けとか、敬語とかやめてください」
狐娘「主様、じゃないですか」
男「……主様ですか」
男「なぜに主様?」
男(ご主人様とか色々あるだろうが)
男(……問題はそこじゃねぇっていう)
狐娘「……主様に、なってくれないんですか」ショボーン
男「飼い主のこと、ですよね」
狐娘「その解釈で概ね合ってます。あと敬語はいらないですってば」
男(概ねってなんだ。なんか嫌な予感がするぞ)
狐娘「なんですかその反応、ちょっと傷つきますよ」
男「なぜ傷つく」
狐娘「……いえ、なんでもないです」
男「さて。狐……さん。狐さんは今後どうするんです?」
狐「さん付けとか、敬語とかやめてください」
狐娘「主様、じゃないですか」
男「……主様ですか」
男「なぜに主様?」
男(ご主人様とか色々あるだろうが)
男(……問題はそこじゃねぇっていう)
狐娘「……主様に、なってくれないんですか」ショボーン
男「飼い主のこと、ですよね」
狐娘「その解釈で概ね合ってます。あと敬語はいらないですってば」
男(概ねってなんだ。なんか嫌な予感がするぞ)
男「昨日の狐だったら、飼ってもいいかなと思ったけど……」
男(ペット禁止だけど、まぁ大家さんに頼んで、寮で飼うって形にすればなんとかなると思うし)
狐娘「昨日の狐ですよ」
男「主にサイズが段違いですよ」
狐娘「だから敬語はいらないと」
男「だったら飼うのやめよっかなー」
狐娘「敬語でいいです」
男(……なんだ、そんなに飼い主が欲しいのか)
男「前の飼い主のところにでもいってくださいよ」
狐娘「いません」
男「えっ」
狐娘「前の飼い主なんて、いません」
男(ペット禁止だけど、まぁ大家さんに頼んで、寮で飼うって形にすればなんとかなると思うし)
狐娘「昨日の狐ですよ」
男「主にサイズが段違いですよ」
狐娘「だから敬語はいらないと」
男「だったら飼うのやめよっかなー」
狐娘「敬語でいいです」
男(……なんだ、そんなに飼い主が欲しいのか)
男「前の飼い主のところにでもいってくださいよ」
狐娘「いません」
男「えっ」
狐娘「前の飼い主なんて、いません」
男「じゃあなんであんな看板提げてたんだ」
男(あっ、敬語にすんの忘れた。まぁいいや、めんどくさいし)
男「お前が書いたとでも言うつもりか?」
狐娘「それは……」
狐娘「たまたま猫を捨てようとしていたおばさんが持っていたお手製の看板が急な突風にさらわれてしまい、その看板が偶然私の首にさがったんです」
男(無理ありすぎだろそれ)
男(でもまぁ、そんな言い訳を吐くくらいには事情があるようだ)
男(ここは、妥協するべきか)
男「保健所、いきましょうか」
狐娘「ほけんじょ?」
男「捨てられた動物を預かってくれる場所。一定期間中に引き取り手が見つからない場合、殺処分されることも」
狐娘「いやぁあああああ!!」
男(あっ、敬語にすんの忘れた。まぁいいや、めんどくさいし)
男「お前が書いたとでも言うつもりか?」
狐娘「それは……」
狐娘「たまたま猫を捨てようとしていたおばさんが持っていたお手製の看板が急な突風にさらわれてしまい、その看板が偶然私の首にさがったんです」
男(無理ありすぎだろそれ)
男(でもまぁ、そんな言い訳を吐くくらいには事情があるようだ)
男(ここは、妥協するべきか)
男「保健所、いきましょうか」
狐娘「ほけんじょ?」
男「捨てられた動物を預かってくれる場所。一定期間中に引き取り手が見つからない場合、殺処分されることも」
狐娘「いやぁあああああ!!」
男「冗談だ……1週間、1週間だ。その間だけならここにいてもいい」
男「その間に今後の方針でも考えておくんだな」
狐娘「……そんなぁ」
狐娘「私を傍においておくと便利ですよっ」
男「例えば、どんな風に」
狐娘「……尻尾、もふもふできますっ」
男「……」
男(そういや、やけに尻尾の数が多いな……最近の狐はこうなのか?)
狐娘「もふもふできますよっ」
男「俺、別にもふもふしたくないし……つか、それ便利って言わないよね」
狐娘「……」
男「おい、便利なところが尻尾もふもふで終わりかよっ」
男「その間に今後の方針でも考えておくんだな」
狐娘「……そんなぁ」
狐娘「私を傍においておくと便利ですよっ」
男「例えば、どんな風に」
狐娘「……尻尾、もふもふできますっ」
男「……」
男(そういや、やけに尻尾の数が多いな……最近の狐はこうなのか?)
狐娘「もふもふできますよっ」
男「俺、別にもふもふしたくないし……つか、それ便利って言わないよね」
狐娘「……」
男「おい、便利なところが尻尾もふもふで終わりかよっ」
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