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元スレシンジ「そろそろバレンタインデーか……」
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シンジ「……訓練終了っと」
ミサト『シンジくん。お疲れ様。先に帰ってていいわよー』
シンジ「はい」
初号機「……」
シンジ「それじゃあ」
初号機「……」
シンジ「はぁ……。そろそろバレンタインデーか……」
シンジ「今年も自分でチョコ作ろうかな」
初号機「……」
ミサト『シンジくん。お疲れ様。先に帰ってていいわよー』
シンジ「はい」
初号機「……」
シンジ「それじゃあ」
初号機「……」
シンジ「はぁ……。そろそろバレンタインデーか……」
シンジ「今年も自分でチョコ作ろうかな」
初号機「……」
アスカ「んー……。疲れたー」
レイ「……」
ミサト『二人ともお疲れー。アスカー、シンジくんは先に帰ったわよー?』
アスカ「知らないわよ」
ミサト『そろそろあの日だけど、アスカとレイはシンちゃんにあげるのー?』
アスカ「はぁ!?なんでこのアスカ様がそんなことしなきゃいけないのよ!?」
レイ「あの日ってなんですか?」
ミサト『大切な人にチョコレートをあげる日じゃない。レイは知らなかった?』
レイ「はい」
初号機「……」
アスカ「全く。くっだらいイベントよね!!それじゃあね、ミサト!!」
ミサト『はいはーい』
初号機「……」
レイ「……」
ミサト『二人ともお疲れー。アスカー、シンジくんは先に帰ったわよー?』
アスカ「知らないわよ」
ミサト『そろそろあの日だけど、アスカとレイはシンちゃんにあげるのー?』
アスカ「はぁ!?なんでこのアスカ様がそんなことしなきゃいけないのよ!?」
レイ「あの日ってなんですか?」
ミサト『大切な人にチョコレートをあげる日じゃない。レイは知らなかった?』
レイ「はい」
初号機「……」
アスカ「全く。くっだらいイベントよね!!それじゃあね、ミサト!!」
ミサト『はいはーい』
初号機「……」
マヤ「先輩、そろそろバレンタインですね」
リツコ「そうみたいね」
マヤ「今年もあの店のチョコを買ってきます。一緒に食べませんか?」
リツコ「ええ。構わないわよ?」
マヤ「やった」
リツコ「本命はいないの?」
マヤ「い、いつもお世話になっている先輩にあげたいんです。そもそも別にその、意中の異性にあげるだけがバレンタインじゃないですし」
リツコ「そうね。義理チョコは親が子に渡すことあるものね」
マヤ「はい」
初号機「……」
リツコ「異常はないわね。次に行きましょう」
マヤ「はい」
初号機「……」
リツコ「そうみたいね」
マヤ「今年もあの店のチョコを買ってきます。一緒に食べませんか?」
リツコ「ええ。構わないわよ?」
マヤ「やった」
リツコ「本命はいないの?」
マヤ「い、いつもお世話になっている先輩にあげたいんです。そもそも別にその、意中の異性にあげるだけがバレンタインじゃないですし」
リツコ「そうね。義理チョコは親が子に渡すことあるものね」
マヤ「はい」
初号機「……」
リツコ「異常はないわね。次に行きましょう」
マヤ「はい」
初号機「……」
冬月「碇」
ゲンドウ「なんだ?」
冬月「レイがチョコの原材料を訊ねてきた」
ゲンドウ「何故だ?」
冬月「そろそろ2月14日だからな」
ゲンドウ「……」
冬月「もらえるかもしれないな」
ゲンドウ「ああ……問題ない……」
冬月「しかし、あのレイが手作りのチョコを……。一応、市販の板チョコを溶かして好きな形に固めなおせと助言をしておいた」
ゲンドウ「そうか……たすかる……」
初号機「……」
冬月「楽しみだな、碇」
ゲンドウ「ああ。我々の望みまであともう少しだ」
初号機「……」
ゲンドウ「なんだ?」
冬月「レイがチョコの原材料を訊ねてきた」
ゲンドウ「何故だ?」
冬月「そろそろ2月14日だからな」
ゲンドウ「……」
冬月「もらえるかもしれないな」
ゲンドウ「ああ……問題ない……」
冬月「しかし、あのレイが手作りのチョコを……。一応、市販の板チョコを溶かして好きな形に固めなおせと助言をしておいた」
ゲンドウ「そうか……たすかる……」
初号機「……」
冬月「楽しみだな、碇」
ゲンドウ「ああ。我々の望みまであともう少しだ」
初号機「……」
加持「葛城、よっ」
ミサト「珍しいわね。どうしたの?」
加持「14日はこっちにいられそうになくてな。先に貰っておこうと思って」
ミサト「何を?」
加持「君からの義理チョコをさ」
ミサト「は?」
加持「それとも本命だったかな?」
ミサト「もう、やめてよ……」
加持「葛城の自身でも……俺はいいけどな……。こっちのほうがビターで……」
ミサト「あ……」
初号機「……」ゴゴゴゴ
加持「なんだ?」
ミサト「今、エヴァが動いた?」
初号機「……」
ミサト「気のせいか……」
ミサト「珍しいわね。どうしたの?」
加持「14日はこっちにいられそうになくてな。先に貰っておこうと思って」
ミサト「何を?」
加持「君からの義理チョコをさ」
ミサト「は?」
加持「それとも本命だったかな?」
ミサト「もう、やめてよ……」
加持「葛城の自身でも……俺はいいけどな……。こっちのほうがビターで……」
ミサト「あ……」
初号機「……」ゴゴゴゴ
加持「なんだ?」
ミサト「今、エヴァが動いた?」
初号機「……」
ミサト「気のせいか……」
アナウンス『消灯します』
初号機「……」
弐号機「……」
零号機「……」
初号機「……」ゴゴゴゴ
弐号機「……」
初号機「……」ゴゴゴゴゴゴ
零号機「……」
初号機「……」パキンッ
初号機「オォォォォォォ!!!!!」
アナウンス『異常発生。異常発生。職員は非常時マニュアルに沿って行動してください』
リツコ「何事……!?」
マヤ「初号機から異常なエネルギー反応!!これは暴走状態です!!!」
リツコ「ありえないわ!」
初号機「……」
弐号機「……」
零号機「……」
初号機「……」ゴゴゴゴ
弐号機「……」
初号機「……」ゴゴゴゴゴゴ
零号機「……」
初号機「……」パキンッ
初号機「オォォォォォォ!!!!!」
アナウンス『異常発生。異常発生。職員は非常時マニュアルに沿って行動してください』
リツコ「何事……!?」
マヤ「初号機から異常なエネルギー反応!!これは暴走状態です!!!」
リツコ「ありえないわ!」
ゲンドウ「何があった?」
日向「原因は不明です!!突如、初号機が暴走を始めました!!」
冬月「固定ロックは?」
青葉「破損しました!!初号機は暴れています!!」
冬月「碇、どうする?」
ゲンドウ「初号機の動きを止めろ」
マヤ「ベークライトを使います!!」
日向「ベークライト注入開始!!」
初号機『オォォォォォォォ!!!!!!』
リツコ「他のエヴァは無事なの?」
マヤ「零号機の頭部をひたすら殴ってますね……」
リツコ「どういうこと……」
ゲンドウ「ユイ……」
初号機『オォォォォォ!!!』
日向「原因は不明です!!突如、初号機が暴走を始めました!!」
冬月「固定ロックは?」
青葉「破損しました!!初号機は暴れています!!」
冬月「碇、どうする?」
ゲンドウ「初号機の動きを止めろ」
マヤ「ベークライトを使います!!」
日向「ベークライト注入開始!!」
初号機『オォォォォォォォ!!!!!!』
リツコ「他のエヴァは無事なの?」
マヤ「零号機の頭部をひたすら殴ってますね……」
リツコ「どういうこと……」
ゲンドウ「ユイ……」
初号機『オォォォォォ!!!』
翌日
シンジ「初号機が凍結?どうして……」
ミサト「昨晩、ちょっち問題が起こったみたい。暴走したんですって」
シンジ「暴走……」
ミサト「だから、しばらくは初号機パイロットはお休みしてもらうわ。レイかアスカが出撃できないときには貴方にやってもらうけど」
シンジ「分かりました」
ミサト「それじゃあね」
シンジ「あ、ミサトさん。初号機に会えますか?」
ミサト「え?いいけど……」
シンジ「ありがとうございます」
ミサト「何かあるの?」
シンジ「いえ、顔だけでも見ておかないとなんだが、落ち着かなくて」
ミサト「そう……。優しいのね、シンジくん」
シンジ「初号機が凍結?どうして……」
ミサト「昨晩、ちょっち問題が起こったみたい。暴走したんですって」
シンジ「暴走……」
ミサト「だから、しばらくは初号機パイロットはお休みしてもらうわ。レイかアスカが出撃できないときには貴方にやってもらうけど」
シンジ「分かりました」
ミサト「それじゃあね」
シンジ「あ、ミサトさん。初号機に会えますか?」
ミサト「え?いいけど……」
シンジ「ありがとうございます」
ミサト「何かあるの?」
シンジ「いえ、顔だけでも見ておかないとなんだが、落ち着かなくて」
ミサト「そう……。優しいのね、シンジくん」
初号機「……」
シンジ「酷い……。これじゃあ、動けないじゃないか」
初号機「……」
シンジ「ふーん……ふーん……。ダメだ。やっぱり、とれないや」
初号機「……」
シンジ「何かあったの?」
初号機「……」
シンジ「暴走したって聞いたけど、何か嫌なことでもされたの?」
初号機「……」
シンジ「父さん?」
初号機「……」
シンジ「それともミサトさんかな?」
初号機「……」
シンジ「酷い……。これじゃあ、動けないじゃないか」
初号機「……」
シンジ「ふーん……ふーん……。ダメだ。やっぱり、とれないや」
初号機「……」
シンジ「何かあったの?」
初号機「……」
シンジ「暴走したって聞いたけど、何か嫌なことでもされたの?」
初号機「……」
シンジ「父さん?」
初号機「……」
シンジ「それともミサトさんかな?」
初号機「……」
シンジ「綾波やアスカじゃないでしょ?」
初号機「……」
シンジ「ネルフスタッフ?」
初号機「……」
シンジ「これだけざっくり言っても反応がないんじゃ……。まさか、エヴァ?」
初号機「……ォ」
シンジ「エヴァなんだね!?」
初号機「……ォォ」
シンジ「零号機?」
初号機「グォォ」
シンジ「そうなんだ……。だから零号機の頭が無くなってるのか……」
初号機「……」
シンジ「でも、手を出したほうが悪いと思うよ。きっと凄く傷つくことを言われたんだろうけど……」
初号機「……」
初号機「……」
シンジ「ネルフスタッフ?」
初号機「……」
シンジ「これだけざっくり言っても反応がないんじゃ……。まさか、エヴァ?」
初号機「……ォ」
シンジ「エヴァなんだね!?」
初号機「……ォォ」
シンジ「零号機?」
初号機「グォォ」
シンジ「そうなんだ……。だから零号機の頭が無くなってるのか……」
初号機「……」
シンジ「でも、手を出したほうが悪いと思うよ。きっと凄く傷つくことを言われたんだろうけど……」
初号機「……」
レイ「碇くん」
シンジ「綾波。どうしたの?」
レイ「ここにいるって、葛城一佐が」
シンジ「うん。何か用かな?」
レイ「碇くん、チョコレートは好き?」
シンジ「え……ど、どうして……」
レイ「もうすぐ、バレンタインだから……碇くんにあげようとおもって……」
シンジ「あ、綾波……」
初号機「……」
レイ「……だめ?」
シンジ「そ、そんなことないよ!!とってもうれしい!!」
レイ「よかっ―――」
初号機「……」ゴゴゴゴゴ
レイ「え……?」
シンジ「な、なに……?エヴァが……」
シンジ「綾波。どうしたの?」
レイ「ここにいるって、葛城一佐が」
シンジ「うん。何か用かな?」
レイ「碇くん、チョコレートは好き?」
シンジ「え……ど、どうして……」
レイ「もうすぐ、バレンタインだから……碇くんにあげようとおもって……」
シンジ「あ、綾波……」
初号機「……」
レイ「……だめ?」
シンジ「そ、そんなことないよ!!とってもうれしい!!」
レイ「よかっ―――」
初号機「……」ゴゴゴゴゴ
レイ「え……?」
シンジ「な、なに……?エヴァが……」
マヤ「緊急事態!!初号機が起動しました!!!」
ゲンドウ「……ユイ」
冬月「なにがあった?」
日向「原因は不明!!初号機に異常なエネルギー反応を確認しました!!」
ミサト「ベークライト用意!!」
青葉「待ってください!碇シンジ、綾波レイを確認!!このまま注入を開始すれば巻き込まれます!!」
ミサト「何ですって!?」
リツコ「すぐに退避させて!!」
マヤ「ダメです!!初号機が起動した所為で通信装置に異常発生!!こちらの音声、届きません!!!」
ミサト「あたしが行くわ!!」
リツコ「ミサト!!」
初号機『オォォォォォォォォ!!!!!』
シンジ『危ない!!綾波ぃ!!』ギュッ
レイ『……』
ゲンドウ「……ユイ」
冬月「なにがあった?」
日向「原因は不明!!初号機に異常なエネルギー反応を確認しました!!」
ミサト「ベークライト用意!!」
青葉「待ってください!碇シンジ、綾波レイを確認!!このまま注入を開始すれば巻き込まれます!!」
ミサト「何ですって!?」
リツコ「すぐに退避させて!!」
マヤ「ダメです!!初号機が起動した所為で通信装置に異常発生!!こちらの音声、届きません!!!」
ミサト「あたしが行くわ!!」
リツコ「ミサト!!」
初号機『オォォォォォォォォ!!!!!』
シンジ『危ない!!綾波ぃ!!』ギュッ
レイ『……』
初号機『ゴボゴボゴボ……』
青葉「初号機!!沈黙!!」
日向「ベークライトの海に沈みました!!」
ミサト「はぁ……はぁ……。大丈夫?」
シンジ「ありがとうございます……ミサトさん……」
レイ「助かりました」
ミサト「ううん……いいのよ……ふぅ……」
ゲンドウ「シンジ……」
シンジ「と、父さん……なに……?」
ゲンドウ「何をした?」
シンジ「な、何もしてないよ」
ゲンドウ「……」
シンジ「本当だよ!!!」
ゲンドウ「そうか……」
レイ「……」
青葉「初号機!!沈黙!!」
日向「ベークライトの海に沈みました!!」
ミサト「はぁ……はぁ……。大丈夫?」
シンジ「ありがとうございます……ミサトさん……」
レイ「助かりました」
ミサト「ううん……いいのよ……ふぅ……」
ゲンドウ「シンジ……」
シンジ「と、父さん……なに……?」
ゲンドウ「何をした?」
シンジ「な、何もしてないよ」
ゲンドウ「……」
シンジ「本当だよ!!!」
ゲンドウ「そうか……」
レイ「……」
シンジ「でも、エヴァはどうしていきなり……」
レイ「私の所為かもしれないわ」
シンジ「え?どうして……?」
レイ「……なんとなく、そう思うだけ」
シンジ「綾波の所為なわけないよ」
レイ「……」
リツコ「とにかく原因を突き止めないと、今後の運用に支障がでるわね」
マヤ「ですね……」
冬月「碇。どう思う?」
ゲンドウ「……」
冬月「やはり、お前の息子とレイか」
ゲンドウ「可能性はある……」
冬月「ふむ……」
レイ「私の所為かもしれないわ」
シンジ「え?どうして……?」
レイ「……なんとなく、そう思うだけ」
シンジ「綾波の所為なわけないよ」
レイ「……」
リツコ「とにかく原因を突き止めないと、今後の運用に支障がでるわね」
マヤ「ですね……」
冬月「碇。どう思う?」
ゲンドウ「……」
冬月「やはり、お前の息子とレイか」
ゲンドウ「可能性はある……」
冬月「ふむ……」
初号機「……」
シンジ「……ねえ、どうしちゃったんだよ。今までこんなことなかったじゃないか」
初号機「……」
シンジ「息苦しくない?」
初号機「……」
シンジ「僕、何かしたかな?」
初号機「……」
シンジ「もし、そうなら……ゴメン……」
初号機「……」
シンジ「また、来るから……」
アスカ「バカシンジー。ミサトが呼んでるわよ」
シンジ「うん。今行くよ」
初号機「……」
シンジ「……ねえ、どうしちゃったんだよ。今までこんなことなかったじゃないか」
初号機「……」
シンジ「息苦しくない?」
初号機「……」
シンジ「僕、何かしたかな?」
初号機「……」
シンジ「もし、そうなら……ゴメン……」
初号機「……」
シンジ「また、来るから……」
アスカ「バカシンジー。ミサトが呼んでるわよ」
シンジ「うん。今行くよ」
初号機「……」
シンジ「初号機に乗るんですか?」
ミサト「ええ。危険かもしれないけど、原因がイマイチ分からないのよね」
リツコ「各システム、駆動系共に異常なし。理論の上では何も問題はないの」
シンジ「そうなんですか……」
ミサト「次は起動させてみて問題点を探ってみようって話になってね。そこでシンジくんには今からエヴァに搭乗してもらうから」
シンジ「わかりました」
リツコ「でき得る限りの安全対策は施しているから心配はしないで。不測の事態でもきちんと対応できるようにしています」
シンジ「はい」
ミサト「大丈夫よ。今まで私たちを守ってきてくれたんですもの。シンジくんが内側から語りかけたら初号機も機嫌を直すわ」
シンジ「やってみます」
マヤ「では、シンジくん。エントリープラグへ」
シンジ「はい」
リツコ「……大丈夫かしら」
ミサト「心配ないわよ。シンジくんならね」
ミサト「ええ。危険かもしれないけど、原因がイマイチ分からないのよね」
リツコ「各システム、駆動系共に異常なし。理論の上では何も問題はないの」
シンジ「そうなんですか……」
ミサト「次は起動させてみて問題点を探ってみようって話になってね。そこでシンジくんには今からエヴァに搭乗してもらうから」
シンジ「わかりました」
リツコ「でき得る限りの安全対策は施しているから心配はしないで。不測の事態でもきちんと対応できるようにしています」
シンジ「はい」
ミサト「大丈夫よ。今まで私たちを守ってきてくれたんですもの。シンジくんが内側から語りかけたら初号機も機嫌を直すわ」
シンジ「やってみます」
マヤ「では、シンジくん。エントリープラグへ」
シンジ「はい」
リツコ「……大丈夫かしら」
ミサト「心配ないわよ。シンジくんならね」
シンジ「……」
マヤ『初号機、起動します』
シンジ「……」
ミサト『シンジくん。何か違和感はある?』
シンジ「いえ。特にありません」
ミサト『そう……。てことは、パイロットでもないと』
リツコ『分かりました。暫く待っていて』
シンジ「はい」
シンジ「……ねえ。何があったの?」
シンジ「教えてくれないかな?」
シンジ「……って、応えてはくれないよね」
マヤ『エントリープラグの放出開始』
シンジ「……?」
ミサト『どうしたの?』
マヤ『エントリープラグの放出開始します……。もう一度……。ダメです、反応ありません』
マヤ『初号機、起動します』
シンジ「……」
ミサト『シンジくん。何か違和感はある?』
シンジ「いえ。特にありません」
ミサト『そう……。てことは、パイロットでもないと』
リツコ『分かりました。暫く待っていて』
シンジ「はい」
シンジ「……ねえ。何があったの?」
シンジ「教えてくれないかな?」
シンジ「……って、応えてはくれないよね」
マヤ『エントリープラグの放出開始』
シンジ「……?」
ミサト『どうしたの?』
マヤ『エントリープラグの放出開始します……。もう一度……。ダメです、反応ありません』
シンジ「どういうことですか!?」
リツコ『もう一度、最初から』
マヤ『はい!!』
シンジ「ミサトさん!!どうしたんですか!?ミサトさん!!!」
ミサト『心配ないわ。すぐに出してあげるから』
マヤ『信号拒絶!!!ダメです!!エントリープラグの射出も不可能です!!』
リツコ『手動に切り替えて!!』
マヤ『何度もやってます!!』
ミサト『リツコ!!』
シンジ「ミサトさん!!ミサトさん!!!」
ゲンドウ『……』
シンジ「父さん!!なんだよこれ!!!どういうことだよ!!!」
ゲンドウ『すまん、シンジ』
シンジ「うわぁぁぁぁぁ!!!!」
マヤ『初号機に高エネルギー反応!!!大変危険です!!!』
リツコ『もう一度、最初から』
マヤ『はい!!』
シンジ「ミサトさん!!どうしたんですか!?ミサトさん!!!」
ミサト『心配ないわ。すぐに出してあげるから』
マヤ『信号拒絶!!!ダメです!!エントリープラグの射出も不可能です!!』
リツコ『手動に切り替えて!!』
マヤ『何度もやってます!!』
ミサト『リツコ!!』
シンジ「ミサトさん!!ミサトさん!!!」
ゲンドウ『……』
シンジ「父さん!!なんだよこれ!!!どういうことだよ!!!」
ゲンドウ『すまん、シンジ』
シンジ「うわぁぁぁぁぁ!!!!」
マヤ『初号機に高エネルギー反応!!!大変危険です!!!』
初号機「オォォォォォォォォ!!!!!!!」ゴゴゴゴゴゴ
ミサト『緊急時プランに切り替えるわ!!アスカ、レイ!!』
アスカ『ったく、何やってんのよぉ』
レイ『準備できました』
ミサト『初号機の保護を最優先!!いいわね!?』
アスカ『りょーかい』
レイ『了解しました』
初号機「……」ゴゴゴゴゴ
弐号機『おらぁ!バカシンジなにして―――』
初号機「……」ピカッ!!!!
弐号機『ひっ―――』
ドォォォン!!!
マヤ『弐号機!!活動停止!!!』
零号機『……碇くん……』オロオロ
初号機「オォォォォォォ!!!!」
ミサト『緊急時プランに切り替えるわ!!アスカ、レイ!!』
アスカ『ったく、何やってんのよぉ』
レイ『準備できました』
ミサト『初号機の保護を最優先!!いいわね!?』
アスカ『りょーかい』
レイ『了解しました』
初号機「……」ゴゴゴゴゴ
弐号機『おらぁ!バカシンジなにして―――』
初号機「……」ピカッ!!!!
弐号機『ひっ―――』
ドォォォン!!!
マヤ『弐号機!!活動停止!!!』
零号機『……碇くん……』オロオロ
初号機「オォォォォォォ!!!!」
初号機「オォォォォォォ!!!!!」ガンガンガン!!!!
日向『初号機、特殊装甲版の破壊を開始!!』
ミサト『何よ、外に出たいってこと?』
レイ『外に出してみては?』
ゲンドウ『何故だ、レイ?』
レイ『初号機は外でなにかをしようとしています』
ミサト『分かるの?』
レイ『はい』
ゲンドウ『レイ、初号機をカタパルトに移動させろ』
レイ『はい』
ミサト『司令!!』
ゲンドウ『構わん。レイに任せる』
零号機『こっちに……』ギュッ
初号機「……ォォ」
ミサト『ロック、全部外して!!!』
日向『初号機、特殊装甲版の破壊を開始!!』
ミサト『何よ、外に出たいってこと?』
レイ『外に出してみては?』
ゲンドウ『何故だ、レイ?』
レイ『初号機は外でなにかをしようとしています』
ミサト『分かるの?』
レイ『はい』
ゲンドウ『レイ、初号機をカタパルトに移動させろ』
レイ『はい』
ミサト『司令!!』
ゲンドウ『構わん。レイに任せる』
零号機『こっちに……』ギュッ
初号機「……ォォ」
ミサト『ロック、全部外して!!!』
ジオフロント
初号機「……」
零号機『碇くん、聞こえる?』
シンジ『な、なんとか……。どうなったの?』
レイ『分からないわ』
シンジ『そうなんだ……』
初号機「オォォォ!!!」
零号機『どうしたの?』
初号機「オォ……ォォォ……」
零号機『ネルフ本部の隣の空洞がどうかしたの?』
初号機「ォォォ……ォォォォン」
零号機『……?』
シンジ『綾波、なんて言ってるの?』
レイ『分からないけど、本部の隣の穴に何かを流し込んで欲しいみたい』
初号機「……」
零号機『碇くん、聞こえる?』
シンジ『な、なんとか……。どうなったの?』
レイ『分からないわ』
シンジ『そうなんだ……』
初号機「オォォォ!!!」
零号機『どうしたの?』
初号機「オォ……ォォォ……」
零号機『ネルフ本部の隣の空洞がどうかしたの?』
初号機「ォォォ……ォォォォン」
零号機『……?』
シンジ『綾波、なんて言ってるの?』
レイ『分からないけど、本部の隣の穴に何かを流し込んで欲しいみたい』
初号機「オォォォ……ォォォン」
零号機『碇司令。本部の隣の空洞に何かを流し込んでみてもらえますか?』
ゲンドウ『分かった。水で満たせ』
マヤ『水ですか?しかし、かなりの時間と予算が……』
ゲンドウ『構わん、やれ』
マヤ『分かりました。注水を開始します』
初号機「グォ!?」
零号機『今、水を入れて―――』
初号機「オォォォォォォ!!!!!」
シンジ『綾波!!逃げて!!!』
零号機『違うの……?』
初号機「オォォォォォ!!!!!」ガキィィィン
零号機『ぐっ……!!』
ミサト『レイ!!!弐号機は!?』
リツコ『まだ動けないわ』
零号機『碇司令。本部の隣の空洞に何かを流し込んでみてもらえますか?』
ゲンドウ『分かった。水で満たせ』
マヤ『水ですか?しかし、かなりの時間と予算が……』
ゲンドウ『構わん、やれ』
マヤ『分かりました。注水を開始します』
初号機「グォ!?」
零号機『今、水を入れて―――』
初号機「オォォォォォォ!!!!!」
シンジ『綾波!!逃げて!!!』
零号機『違うの……?』
初号機「オォォォォォ!!!!!」ガキィィィン
零号機『ぐっ……!!』
ミサト『レイ!!!弐号機は!?』
リツコ『まだ動けないわ』
2013年のバレンタインは剛力彩芽のゴリ押しに
抗議するため中止となります。それに伴いまして
ホワイトデーも中止となります。
楽しみにしていた皆様には申し訳ありませんがご了承下さい。
http://2chart.fc2web.com/2chart/2013valentinechuushi.html
抗議するため中止となります。それに伴いまして
ホワイトデーも中止となります。
楽しみにしていた皆様には申し訳ありませんがご了承下さい。
http://2chart.fc2web.com/2chart/2013valentinechuushi.html
本部の隣の穴って本部のピラミッドとちょうど対称になってるあの部分かな?
初号機「オォォォォォ!!!!!」グググッ
零号機『うぅ……!!』
マヤ『初号機!!零号機の頸部を圧迫!!!』
冬月『神経接続を20パーセントカットしろ』
ゲンドウ『シンジ』
シンジ『と、父さん……』
ゲンドウ『ユ……初号機は何を望んでいる?』
シンジ『そんなの分かる訳ないじゃないか……』
ゲンドウ『お前は初号機パイロットのはずだ。何故、わからん』
シンジ『そんなこと言われても分かる訳ないじゃないか!!!勝手なこと言わないでよ!!!作ったの父さんたちでしょ!?父さんのほうがわかるんじゃないの!?』
ゲンドウ『分かればお前に聞いてはいない。少しは考えろ、シンジ』
シンジ『僕のことは何も考えていないじゃないか!!!』
初号機「オォォォォ!!!!!」
零号機『み、ず……を……とめて……』
ミサト『注水中止!!』
零号機『うぅ……!!』
マヤ『初号機!!零号機の頸部を圧迫!!!』
冬月『神経接続を20パーセントカットしろ』
ゲンドウ『シンジ』
シンジ『と、父さん……』
ゲンドウ『ユ……初号機は何を望んでいる?』
シンジ『そんなの分かる訳ないじゃないか……』
ゲンドウ『お前は初号機パイロットのはずだ。何故、わからん』
シンジ『そんなこと言われても分かる訳ないじゃないか!!!勝手なこと言わないでよ!!!作ったの父さんたちでしょ!?父さんのほうがわかるんじゃないの!?』
ゲンドウ『分かればお前に聞いてはいない。少しは考えろ、シンジ』
シンジ『僕のことは何も考えていないじゃないか!!!』
初号機「オォォォォ!!!!!」
零号機『み、ず……を……とめて……』
ミサト『注水中止!!』
初号機「……ォ?」
零号機『はぁ……はぁ……』
ミサト『水じゃないってことは……』
リツコ『注入できるものは限られているわよ?』
ミサト『そうよね……』
初号機「オォォ。ォォォォン。オーン」
零号機『水ではないのね?』
初号機「オォォォォ」
零号機『この場所に注入できるものはなんですか?』
ミサト『すぐに流し込めるのはベークライトと生活排水ぐらいだけど』
シンジ『排水はまずいと思います』
レイ『ベークライトをお願いします』
シンジ『綾波、いいの?もし間違っていたら……』
レイ『心配ないわ。私が死んでも代わりはいるもの』
シンジ『綾波……』
零号機『はぁ……はぁ……』
ミサト『水じゃないってことは……』
リツコ『注入できるものは限られているわよ?』
ミサト『そうよね……』
初号機「オォォ。ォォォォン。オーン」
零号機『水ではないのね?』
初号機「オォォォォ」
零号機『この場所に注入できるものはなんですか?』
ミサト『すぐに流し込めるのはベークライトと生活排水ぐらいだけど』
シンジ『排水はまずいと思います』
レイ『ベークライトをお願いします』
シンジ『綾波、いいの?もし間違っていたら……』
レイ『心配ないわ。私が死んでも代わりはいるもの』
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