私的良スレ書庫
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元スレモバP「過保護って言われてもねぇ……」
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P「それにしても……ありす、お前、飯作れるんだな」
ありす「家庭科で習いましたから。これくらい普通です」
P「普通、か」
ありす「はい、普通です。それよりも、早く食べないと……」
P「そうだな。じゃあ、ちょっと遅いけど晩飯にするか!」
ありす「分かりました。すぐ用意しますね」
・ ・ ・ ・ ・ ・
P「……へぇ、意外と普通だな」
ありす「……意外と普通って、どう言う意味ですか?」
P「いや、もっと焦げたのとか崩れたのとかが出てくるのかと……」
ありす「なんですか、人の事を馬鹿にしてるんですか」
P「違う違う。やっぱりありすは凄いなぁって」
ありす「……ッ!! ほ、褒めても、なにも出ませんからね!」
P「じゃあ、食べるか」
ありす「あ、はい……そうですね」
ありす「家庭科で習いましたから。これくらい普通です」
P「普通、か」
ありす「はい、普通です。それよりも、早く食べないと……」
P「そうだな。じゃあ、ちょっと遅いけど晩飯にするか!」
ありす「分かりました。すぐ用意しますね」
・ ・ ・ ・ ・ ・
P「……へぇ、意外と普通だな」
ありす「……意外と普通って、どう言う意味ですか?」
P「いや、もっと焦げたのとか崩れたのとかが出てくるのかと……」
ありす「なんですか、人の事を馬鹿にしてるんですか」
P「違う違う。やっぱりありすは凄いなぁって」
ありす「……ッ!! ほ、褒めても、なにも出ませんからね!」
P「じゃあ、食べるか」
ありす「あ、はい……そうですね」
ありす「……」
P「……」
ありす「あ、あの……」
P「……んー?」
ありす「その……どうですか? お、おいしいですか?」
P「ん? おいしいぞ」
ありす「……本当ですか?」
P「うん、味も悪くないし、火もしっかり通ってるし」
ありす「……そっか……えへへ」
P「あんまりおいしいから、早く食べないとありすの分まで食べちゃうかもなぁー!」
ありす「だ、駄目です! ずっと待ってたから私もお腹ぺこぺこで……」
P「待ってたって、何を?」
ありす「……ッ、ま、待ってません! なにも待ってませんけど、お腹は減ってるから、取らないでください!」
P「分かった分かった。ごめんごめん」
P「……」
ありす「あ、あの……」
P「……んー?」
ありす「その……どうですか? お、おいしいですか?」
P「ん? おいしいぞ」
ありす「……本当ですか?」
P「うん、味も悪くないし、火もしっかり通ってるし」
ありす「……そっか……えへへ」
P「あんまりおいしいから、早く食べないとありすの分まで食べちゃうかもなぁー!」
ありす「だ、駄目です! ずっと待ってたから私もお腹ぺこぺこで……」
P「待ってたって、何を?」
ありす「……ッ、ま、待ってません! なにも待ってませんけど、お腹は減ってるから、取らないでください!」
P「分かった分かった。ごめんごめん」
―――
P「しかし、ありすってこんなに料理が上手かったんだな。意外だな」
ありす「そんなに意外ですか?」
P「いや、14歳でも料理一つ出来ない奴とかも居るからなぁー。その年でまともな料理ができるっていうのは凄いことだと思うぞ、うん」
ありす「だから、これくらい普通なんです……あ、で、でも」
P「ん?」
ありす「私としても、いい料理の練習になるから……もしこれから先、プロデューサーが忙しい時は、私がご飯作ってもいいですよ」
P「そうか。そりゃあ助かるなぁ」
ありす「ただし、味の方は期待しないでくださいね」
P「いいよ。作ってくれるだけで嬉しいし」
ありす「そうですか……その代わり、私がご飯作った日は、食器はプロデューサーが洗ってください」
P「ああ、それくらいは俺がやるよ。それじゃあ、俺は食器を洗うから、ありすは先に風呂に入ってきていいぞ」
ありす「分かりました。それじゃあ、お先にお風呂、いただいてきます」
P「あがったら声かけてくれ」
ありす「はい」
P「しかし、ありすってこんなに料理が上手かったんだな。意外だな」
ありす「そんなに意外ですか?」
P「いや、14歳でも料理一つ出来ない奴とかも居るからなぁー。その年でまともな料理ができるっていうのは凄いことだと思うぞ、うん」
ありす「だから、これくらい普通なんです……あ、で、でも」
P「ん?」
ありす「私としても、いい料理の練習になるから……もしこれから先、プロデューサーが忙しい時は、私がご飯作ってもいいですよ」
P「そうか。そりゃあ助かるなぁ」
ありす「ただし、味の方は期待しないでくださいね」
P「いいよ。作ってくれるだけで嬉しいし」
ありす「そうですか……その代わり、私がご飯作った日は、食器はプロデューサーが洗ってください」
P「ああ、それくらいは俺がやるよ。それじゃあ、俺は食器を洗うから、ありすは先に風呂に入ってきていいぞ」
ありす「分かりました。それじゃあ、お先にお風呂、いただいてきます」
P「あがったら声かけてくれ」
ありす「はい」
―――入浴後
P「フゥー! 気持ちいいー!! ビール、ビール!!」
ありす「お酒はダメですよ。明日も仕事じゃないですか」
P「……駄目?」
ありす「ダメです。そもそもプロデューサーはお酒を飲み過ぎです。もう少し量を考えないと、体を悪くしますよ」
P「……」
ありす「……睨んでも駄目です」
P「……はぁ。仕方ない……じゃあ今日は諦めてこのまま寝るかな……」
ありす「それが一番です……それじゃあプロデューサーさん、こっちに来てください」
P「ん、なんだ、ありす」
ありす「寝る前に、昨日の続きやりましょう!」
P「酒はダメなのにゲームはいいのか」
ありす「お酒と違ってゲームは酔っぱらわないからいいんです。問題ありません。
それに、今日続きをやるって約束したし……」
P「……」
ありす「……駄目、ですか?」
P「フゥー! 気持ちいいー!! ビール、ビール!!」
ありす「お酒はダメですよ。明日も仕事じゃないですか」
P「……駄目?」
ありす「ダメです。そもそもプロデューサーはお酒を飲み過ぎです。もう少し量を考えないと、体を悪くしますよ」
P「……」
ありす「……睨んでも駄目です」
P「……はぁ。仕方ない……じゃあ今日は諦めてこのまま寝るかな……」
ありす「それが一番です……それじゃあプロデューサーさん、こっちに来てください」
P「ん、なんだ、ありす」
ありす「寝る前に、昨日の続きやりましょう!」
P「酒はダメなのにゲームはいいのか」
ありす「お酒と違ってゲームは酔っぱらわないからいいんです。問題ありません。
それに、今日続きをやるって約束したし……」
P「……」
ありす「……駄目、ですか?」
ありす「……ふぁ……んー……」
P「眠いなら無理せず寝てもいいんだぞ」
ありす「……駄目、です。今日は次のところまで進めるって、決めてたんです」
P「俺が居ない間に勝手に進めておいてよかったのに……」
ありす「駄目です。一緒にクリアしようって、約束したじゃないですか」
P「そういやそうだったな」
ありす「はい……だから、今度からは、帰ってくるの、遅れたりしないでくださいね」
P「気を付けるよ」
ありす「ゲーム、出来ないのは、つまらないですし、心配ですから……」
P「そうかい」
ありす「……そう、です……」
ありす「……」
P「……ありす?」
ありす「……………………すぅ……」
P「……寝たか……ずっと目をこすってたし、最後の方なんて『待ってない』って言わなくなってたしなぁ……
とりあえず、このままだと体冷やすから、布団まで運ぼう……」
P「眠いなら無理せず寝てもいいんだぞ」
ありす「……駄目、です。今日は次のところまで進めるって、決めてたんです」
P「俺が居ない間に勝手に進めておいてよかったのに……」
ありす「駄目です。一緒にクリアしようって、約束したじゃないですか」
P「そういやそうだったな」
ありす「はい……だから、今度からは、帰ってくるの、遅れたりしないでくださいね」
P「気を付けるよ」
ありす「ゲーム、出来ないのは、つまらないですし、心配ですから……」
P「そうかい」
ありす「……そう、です……」
ありす「……」
P「……ありす?」
ありす「……………………すぅ……」
P「……寝たか……ずっと目をこすってたし、最後の方なんて『待ってない』って言わなくなってたしなぁ……
とりあえず、このままだと体冷やすから、布団まで運ぼう……」
―――
『そうです、もう大丈夫かな、って』
「……?」
『ええ、はい。料理も作れるみたいですし、協調性も出てきましたから』
「……」
『そうですねぇ。あと一週間くらいで寮に移れるんじゃないですかね?』
「……!?」
P『と、言うわけで、ありすとはもうお別れだから!!』
「……、……!」
P『いやー、ようやく一人暮らしに戻れるー! 酒も好き放題飲めるぞー!!』
「……! ……!! ……!!」
P『じゃあなー、ありすー! 達者で暮らせよー!!』
―――
ありす「ッ!!」
ありす「……ぁ……えっ……ゆ、夢……?」
『そうです、もう大丈夫かな、って』
「……?」
『ええ、はい。料理も作れるみたいですし、協調性も出てきましたから』
「……」
『そうですねぇ。あと一週間くらいで寮に移れるんじゃないですかね?』
「……!?」
P『と、言うわけで、ありすとはもうお別れだから!!』
「……、……!」
P『いやー、ようやく一人暮らしに戻れるー! 酒も好き放題飲めるぞー!!』
「……! ……!! ……!!」
P『じゃあなー、ありすー! 達者で暮らせよー!!』
―――
ありす「ッ!!」
ありす「……ぁ……えっ……ゆ、夢……?」
ありす「……」
ありす「……」
ありす「……」
てと てと てと てと
―――
がらっ
P「……ん? ……あれ、ありす……起きたのか?」
ありす「……」
P「ありす? どうした?」
ありす「……あ、あの……」
P「うん?」
ありす「きょ、今日は、寒い、ですね」
P「ん、ああ、そうだな」
ありす「だから、その……よければ……一緒に、寝ても、いいですか?」
ありす「……」
ありす「……」
てと てと てと てと
―――
がらっ
P「……ん? ……あれ、ありす……起きたのか?」
ありす「……」
P「ありす? どうした?」
ありす「……あ、あの……」
P「うん?」
ありす「きょ、今日は、寒い、ですね」
P「ん、ああ、そうだな」
ありす「だから、その……よければ……一緒に、寝ても、いいですか?」
ありす「……」
P「……それで、どうしたんだ? 怖い夢でも見たのか?」
ありす「……寒かったからです。それだけです」
P「……そうか」
ありす「……プロデューサー、一つ、聞いても、いいですか?」
P「どうしたー?」
ありす「……私は、いつまで、プロデューサーさんの家に居られるんでしょうか」
P「……」
ありす「……」
P「さぁな。俺も知らん」
ありす「……」
P「いつまでもは流石に無理だろうなぁ……ありすが大きくなっちゃったら、色々とヤバいだろうし」
ありす「……」
P「ただ……そうだな。ありすがもう少し大きくなって、名前を呼ばれるのにも慣れて、もう少し皆と仲良くできるようになったら……
そうなったら、俺の家よりも寮の方で皆と仲良く暮らした方が幸せだろうから、そっちに引っ越してもらうかもなぁ」
ありす「……そう、ですか」
P「……それで、どうしたんだ? 怖い夢でも見たのか?」
ありす「……寒かったからです。それだけです」
P「……そうか」
ありす「……プロデューサー、一つ、聞いても、いいですか?」
P「どうしたー?」
ありす「……私は、いつまで、プロデューサーさんの家に居られるんでしょうか」
P「……」
ありす「……」
P「さぁな。俺も知らん」
ありす「……」
P「いつまでもは流石に無理だろうなぁ……ありすが大きくなっちゃったら、色々とヤバいだろうし」
ありす「……」
P「ただ……そうだな。ありすがもう少し大きくなって、名前を呼ばれるのにも慣れて、もう少し皆と仲良くできるようになったら……
そうなったら、俺の家よりも寮の方で皆と仲良く暮らした方が幸せだろうから、そっちに引っ越してもらうかもなぁ」
ありす「……そう、ですか」
ありす「……」
P「……」
ありす「……あの……プロデューサー……私……」
P「……大丈夫」
ぽんぽん
ありす「……!」
P「追い出したりしないから。安心しろ」
なでなで
ありす「……」
P「大丈夫だから。な?」
ありす「……はい」
P「よし、じゃあほら、もう寝るぞ。明日も早いんだ」
ありす「分かりました……その、プロデューサー」
P「どうした?」
ありす「今日だけ……今日だけ、もう少し、甘えても……いいですか?」
P「……」
ありす「……あの……プロデューサー……私……」
P「……大丈夫」
ぽんぽん
ありす「……!」
P「追い出したりしないから。安心しろ」
なでなで
ありす「……」
P「大丈夫だから。な?」
ありす「……はい」
P「よし、じゃあほら、もう寝るぞ。明日も早いんだ」
ありす「分かりました……その、プロデューサー」
P「どうした?」
ありす「今日だけ……今日だけ、もう少し、甘えても……いいですか?」
P「……」
ありす「……すぅ……すぅ……」
P「……しかしまさか、『寝るまで抱きしめろ』とはねぇ」
P「まだまだ子ども、なのかもな……やっぱり、ありすも」
P「とりあえず、女子寮に移すのはもう少し段階を踏んでからの方がよさそうだな……」
P「俺もそろそろ寝ないとな……」
―――
――― 0630
P「……ん……」
ありす「あ、起きましたか?」
P「ああ、ありす……おはよう……って、あれ、うわっ!? もうこんな時間!!
さっさと朝飯作らないと……」
ありす「朝ご飯ならもう作ってありますよ」
P「えっ」
ありす「あんまりにもグッスリ眠っててちょっとやそっとじゃ起きそうになかったから、私が作っておきました。朝ご飯のせいで学校に遅刻するのも嫌なので」
P「あ、ああ、そうなの……」
ありす「……すぅ……すぅ……」
P「……しかしまさか、『寝るまで抱きしめろ』とはねぇ」
P「まだまだ子ども、なのかもな……やっぱり、ありすも」
P「とりあえず、女子寮に移すのはもう少し段階を踏んでからの方がよさそうだな……」
P「俺もそろそろ寝ないとな……」
―――
――― 0630
P「……ん……」
ありす「あ、起きましたか?」
P「ああ、ありす……おはよう……って、あれ、うわっ!? もうこんな時間!!
さっさと朝飯作らないと……」
ありす「朝ご飯ならもう作ってありますよ」
P「えっ」
ありす「あんまりにもグッスリ眠っててちょっとやそっとじゃ起きそうになかったから、私が作っておきました。朝ご飯のせいで学校に遅刻するのも嫌なので」
P「あ、ああ、そうなの……」
――― 0815
ありす「わざわざ送ってくれなくてもいいのに……」
P「何言ってるんだ。アイドルの送り迎えも俺の仕事なんだぞ!」
ありす「……じゃあ、お仕事、頑張ってください。私は勉強してくるので」
P「おう。頑張れよ!」
カツッ カツッ カツッ カツッ
ありす「……プロデューサー!」
P「ん?」
ありす「私……決めました」
P「何を?」
ありす「えっと、い、一緒に、ですね……」
P「……」
ありす「一緒に……一緒に、ゲームを、クリア、するまでは……プロデューサーの家に、お邪魔、しておきます……」
P「……顔真っ赤だぞ」
ありす「か、顔の色は、関係ないです!! いいですか、約束ですからね!」
ありす「わざわざ送ってくれなくてもいいのに……」
P「何言ってるんだ。アイドルの送り迎えも俺の仕事なんだぞ!」
ありす「……じゃあ、お仕事、頑張ってください。私は勉強してくるので」
P「おう。頑張れよ!」
カツッ カツッ カツッ カツッ
ありす「……プロデューサー!」
P「ん?」
ありす「私……決めました」
P「何を?」
ありす「えっと、い、一緒に、ですね……」
P「……」
ありす「一緒に……一緒に、ゲームを、クリア、するまでは……プロデューサーの家に、お邪魔、しておきます……」
P「……顔真っ赤だぞ」
ありす「か、顔の色は、関係ないです!! いいですか、約束ですからね!」
ありす編終わり
なお、その約束を機にありすは件のゲームを押し入れの奥深くに片づけた模様
フィーバータイムだから可能な限り続行
あまりにも酷い場合はお察し下さい
なお、その約束を機にありすは件のゲームを押し入れの奥深くに片づけた模様
フィーバータイムだから可能な限り続行
あまりにも酷い場合はお察し下さい
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