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元スレ杏「寝れない」
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ところがどっこい最近は最短でも15分以内に保守すればいいから
数人が落としたくないと思ったらだけで落ちないんだなぁ
数人が落としたくないと思ったらだけで落ちないんだなぁ
杏が言うから仕方ない周りを見てやった。
アイドル達が凄い目で俺を見ている。
ロリコンだけではなくてMにまで目覚めてしまいそうな、そんな目で見られている。
これは揉んだからだろうか、握ったからだろうか。いや、両方か。
アイドル達が凄い目で俺を見ている。
ロリコンだけではなくてMにまで目覚めてしまいそうな、そんな目で見られている。
これは揉んだからだろうか、握ったからだろうか。いや、両方か。
「杏、ライブに行かないと時間がヤバイ!行こう!じゃあ、皆も頑張れ」
まだMに目覚めていない俺にはこの視線は耐えれないので逃げる事にした。戦略的撤退をした。
まだMに目覚めていない俺にはこの視線は耐えれないので逃げる事にした。戦略的撤退をした。
「おい、杏ー?」
ナマケモノのように寝ている杏に話しかけた。って、こいつは寝れんじゃねえか何が寝不足だ。
「おい、杏?」
「なにー?」
「お前寝れないんじゃないのかよ?」
「んー、うんー」
ナマケモノのように寝ている杏に話しかけた。って、こいつは寝れんじゃねえか何が寝不足だ。
「おい、杏?」
「なにー?」
「お前寝れないんじゃないのかよ?」
「んー、うんー」
そう言って杏に触れて杏が熱をかなり持っている事に気付き、杏を抱き寄せた。
「おい、お前!熱がかなりあるじゃ無いか」
「んー、気のせいだよ」
杏は俺の手を払いのけ、疼くまる。
「少し休んだら大丈夫ぅ…」
「おい、お前!熱がかなりあるじゃ無いか」
「んー、気のせいだよ」
杏は俺の手を払いのけ、疼くまる。
「少し休んだら大丈夫ぅ…」
「んあー」
何か変な音が聞こえた。
動物の鳴き声だろうか?しかしこんな深夜の事務所に動物がいる筈がない。
「んあー」
また聞こえた。猫の鳴き声のような感じか?
しかし外で猫が鳴いているようには聞こえない。一体なんだろう。
「んあー」
3回目だ。これは猫以外の何かがいる。間違いない。
しかし一体何が居るんだろうか。皆目検討がつかない。
「んあー」
いい加減に腹が立ってきた。こちとら遊びで事務所に居る訳じゃないのだ。
何が居るかはわからないが、一発殴ってやりたい気分になってくる。
「んあー」
「ンニャーじゃねぇよ!」
思わず声を出してしまった。さっきから仕事が進まない。
これは先に奇妙な音をどうにかして片付けた方が良いだろう。
時間は22時。俺だってたまには終電までに帰りたいんだ。
非常用の懐中電灯を外し、俺は深夜の事務所に響く「謎の音」を探しに行くのであった。
続かない
何か変な音が聞こえた。
動物の鳴き声だろうか?しかしこんな深夜の事務所に動物がいる筈がない。
「んあー」
また聞こえた。猫の鳴き声のような感じか?
しかし外で猫が鳴いているようには聞こえない。一体なんだろう。
「んあー」
3回目だ。これは猫以外の何かがいる。間違いない。
しかし一体何が居るんだろうか。皆目検討がつかない。
「んあー」
いい加減に腹が立ってきた。こちとら遊びで事務所に居る訳じゃないのだ。
何が居るかはわからないが、一発殴ってやりたい気分になってくる。
「んあー」
「ンニャーじゃねぇよ!」
思わず声を出してしまった。さっきから仕事が進まない。
これは先に奇妙な音をどうにかして片付けた方が良いだろう。
時間は22時。俺だってたまには終電までに帰りたいんだ。
非常用の懐中電灯を外し、俺は深夜の事務所に響く「謎の音」を探しに行くのであった。
続かない
「いや、無理だって。仕方ないから今日のライブは他のアイドルに変わってもらうぞ」
「大した熱じゃない」
「いい加減にしろ!どう見てもそんな分けないだろ!」
意地を張る杏にかっとなって怒鳴ってしまった。
疼くまっていた杏は無理やり立ち上がった。そして俺の事を睨み付けた。
「大した熱じゃない」
「いい加減にしろ!どう見てもそんな分けないだろ!」
意地を張る杏にかっとなって怒鳴ってしまった。
疼くまっていた杏は無理やり立ち上がった。そして俺の事を睨み付けた。
ID戻った
「うるさい!うるさい!そんな事してプロデューサーは責任とってくれるの!?」
杏がこんなに大きな怒鳴り散らす、それ自体にも驚いた。
だけど、そんな事よりも杏がこんなにライブを休みたがらない事が驚いた。
だけども今はそんな事は後回しだ。とにかく杏を休ませないといけない。
「何だよ?いつも休みたいって言ってるじゃないか?今ぐらい黙って休め!」
「うるさい!うるさい!そんな事してプロデューサーは責任とってくれるの!?」
杏がこんなに大きな怒鳴り散らす、それ自体にも驚いた。
だけど、そんな事よりも杏がこんなにライブを休みたがらない事が驚いた。
だけども今はそんな事は後回しだ。とにかく杏を休ませないといけない。
「何だよ?いつも休みたいって言ってるじゃないか?今ぐらい黙って休め!」
「休みたいよ!」
「じゃあ休めよ!」
「でも!!」
杏は最後の力を振り絞るように一段と大きな声で叫ぶと座り込んだ。
杏は俺を弱々しく見上げる。
「ライブ休んで人気無くなったら?」
「じゃあ休めよ!」
「でも!!」
杏は最後の力を振り絞るように一段と大きな声で叫ぶと座り込んだ。
杏は俺を弱々しく見上げる。
「ライブ休んで人気無くなったら?」
弱々しい声で涙で頬を塗らせながら、杏は尋ねてくる。
「一回休んだくらいで、お前の人気は無くならない」
これは休ませる為の嘘なんかじゃない、俺の本音だ。
「でも絶対じゃないでしょ?」
「…確かに100パーセントとは言えないさ、でもそれはライブをしたとこで同じだ。100パーセント何て言えないさ」
「一回休んだくらいで、お前の人気は無くならない」
これは休ませる為の嘘なんかじゃない、俺の本音だ。
「でも絶対じゃないでしょ?」
「…確かに100パーセントとは言えないさ、でもそれはライブをしたとこで同じだ。100パーセント何て言えないさ」
「杏は少しでも人気を落としたく無いの」
「何で…」
何で杏はこんなにも人気に執着しているんだ。色々なアイドルを見てきたが、今の杏ほどの執着心は見た事が無い。
正直言って今の杏の執着心は恐ろしくさえ思える。
「杏が人気が無くなって、アイドル辞める事になったら杏は終わりなんだよ」
「そんな事は無い。だいたいどんなに人気だろうといつかは終わるんだぞ?」
「何で…」
何で杏はこんなにも人気に執着しているんだ。色々なアイドルを見てきたが、今の杏ほどの執着心は見た事が無い。
正直言って今の杏の執着心は恐ろしくさえ思える。
「杏が人気が無くなって、アイドル辞める事になったら杏は終わりなんだよ」
「そんな事は無い。だいたいどんなに人気だろうといつかは終わるんだぞ?」
杏は泣きながら儚げに笑った。
「その時は杏が終わるときなの。プロデューサーの側に入れなくなったら終わりだよ。また、一人ぼっちだ」
「そんな事無い」
「杏はもうゲームもネットも出来ないんだ。ニートアイドル失格だね」
「杏はプロデューサーが側に居てくれるだけで幸せを感じれるようになったの。でもね、側に居てくれないと何をしても幸せになる事も無くなったの」
杏は無理やりにっこりと笑い「プロデューサーのせいだよ」と言った。
「杏はもうアイドルを辞めたら不幸になるしか無いの」
「その時は杏が終わるときなの。プロデューサーの側に入れなくなったら終わりだよ。また、一人ぼっちだ」
「そんな事無い」
「杏はもうゲームもネットも出来ないんだ。ニートアイドル失格だね」
「杏はプロデューサーが側に居てくれるだけで幸せを感じれるようになったの。でもね、側に居てくれないと何をしても幸せになる事も無くなったの」
杏は無理やりにっこりと笑い「プロデューサーのせいだよ」と言った。
「杏はもうアイドルを辞めたら不幸になるしか無いの」
そんな事は無い、そう言って杏を無理やり休ませたい。けれど、杏の思いは俺のそんな思いよりずっと強い。そんな思いを無理やり潰せないでいた。
「人は何で生まれてきたか分かる?」
急な話題に少し笑いながら答えた
「さぁ、死ぬためとか?」
杏はふふんと得意気に続けた。
「そんなの神にしか分かりません」
「人は何で生まれてきたか分かる?」
急な話題に少し笑いながら答えた
「さぁ、死ぬためとか?」
杏はふふんと得意気に続けた。
「そんなの神にしか分かりません」
何だそりゃあ。こんなタイミングで必要な話か?
「でもね、何の為に生まれたのかは分かんないけど、何の為に生きるか、どのように生きるかは自分達が決めれる事だよ」
俺はどうだろうか。決められていないな。死ぬ時までに決めれるかも怪しいもんだ。
「杏は決められているか?」
杏は苦しい筈なのに、本当に嬉しそうに笑った。
「杏はプロデューサーと会って決めれたよ。杏は幸せを感じながら生きるの。杏にとって幸せはプロデューサーだから、プロデューサーの為に、プロデューサーと生きるの。それができている間が杏が生きている間」
「でもね、何の為に生まれたのかは分かんないけど、何の為に生きるか、どのように生きるかは自分達が決めれる事だよ」
俺はどうだろうか。決められていないな。死ぬ時までに決めれるかも怪しいもんだ。
「杏は決められているか?」
杏は苦しい筈なのに、本当に嬉しそうに笑った。
「杏はプロデューサーと会って決めれたよ。杏は幸せを感じながら生きるの。杏にとって幸せはプロデューサーだから、プロデューサーの為に、プロデューサーと生きるの。それができている間が杏が生きている間」
いつの間にか俺の方が涙を流していた。
こんなにも健気に俺の事をこいつは思っていてくれただなんて。
こんなにも誰かに愛された事は生まれて初めてだ。
俺は嬉しくて、申し訳なくて、愛おしくて。
そんな感情が俺の中では収まり切らずに頬を伝った。
杏は立ち上がって言った。
「プロデューサーもう行くよ、時間だから」
俺は杏に言う。
「頑張れ」
杏は俺に言う。
「頑張る」
こんなにも健気に俺の事をこいつは思っていてくれただなんて。
こんなにも誰かに愛された事は生まれて初めてだ。
俺は嬉しくて、申し訳なくて、愛おしくて。
そんな感情が俺の中では収まり切らずに頬を伝った。
杏は立ち上がって言った。
「プロデューサーもう行くよ、時間だから」
俺は杏に言う。
「頑張れ」
杏は俺に言う。
「頑張る」
ステージの隅で杏が戻って来るのを待つ。そして杏がライブ終わらせ、ステージの隅にやって来ると死んだように俺に倒れかかる杏を抱いてやる。
今日はサービスでお姫様抱っこをしてやった。
「今日はおんぶじゃないの?」
「頑張ったからサービスだ、嫌か?」
「ううん。でも良いの?他の人が見てるよ」
楽屋までの道のりが妙に遠く感じているのは視線のせいだな。
今日はサービスでお姫様抱っこをしてやった。
「今日はおんぶじゃないの?」
「頑張ったからサービスだ、嫌か?」
「ううん。でも良いの?他の人が見てるよ」
楽屋までの道のりが妙に遠く感じているのは視線のせいだな。
「大丈夫さ。…多分」
そう言い腕の中の杏に笑いかける。
杏は俺に笑い返す。
「そうだね…多分」
「今日のライブいつもより良かったよ。気怠さがよく出てたな」
「ははっ、うるさいよ」
杏は子供の様な無邪気な顔で笑う。
そう言い腕の中の杏に笑いかける。
杏は俺に笑い返す。
「そうだね…多分」
「今日のライブいつもより良かったよ。気怠さがよく出てたな」
「ははっ、うるさいよ」
杏は子供の様な無邪気な顔で笑う。
「プロデューサー?」
「何だ?」
「頑張ったからご褒美」
「良いぞ、今日はいつもよりも高い飴をやろう」
「飴はいいからさ、看病してくれない?」
「良いぞ、明日は取り敢えず有給を取ろう」
「ありがとうプロデューサー」
「何だ?」
「頑張ったからご褒美」
「良いぞ、今日はいつもよりも高い飴をやろう」
「飴はいいからさ、看病してくれない?」
「良いぞ、明日は取り敢えず有給を取ろう」
「ありがとうプロデューサー」
「杏はアイドルを辞めたらどうなるんだ?」
「わかんないよ、考えたら眠れない程に」
「杏…俺はお前がアイドルを辞めてもずっと側に居るぞ」
楽屋の中で散々考えた言葉を杏に伝えていく。
杏は不安気に俺を見上げて言う。
「それって同情?」
俺は力強く杏を見つめて答える。
「いや、俺がお前と居たいからいるんだ」
「何で?杏は面倒だよ?」
杏の口からこぼれるように不安が出てくる。
「わかんないよ、考えたら眠れない程に」
「杏…俺はお前がアイドルを辞めてもずっと側に居るぞ」
楽屋の中で散々考えた言葉を杏に伝えていく。
杏は不安気に俺を見上げて言う。
「それって同情?」
俺は力強く杏を見つめて答える。
「いや、俺がお前と居たいからいるんだ」
「何で?杏は面倒だよ?」
杏の口からこぼれるように不安が出てくる。
「好きだから」
そんな杏の不安を埋めるように答えた。
杏の不安を塞ぎきれなかったのか涙をボロボロと杏はこぼす。
「本当?」
「本当」
「プロデューサーが他の女の子を好きになっても離れないの?」
「他の女の子を好きにならないよ」
「本当に?」
「本当だよ」
杏はもっと涙を流して、でも太陽のように眩しく優しい笑顔をした。
「ありがとうプロデューサー。
大好きだよ」
杏の笑顔に及ばないが精一杯笑顔を作り俺は言った。
「こちらこそ、大好きだよ杏」
終われ
そんな杏の不安を埋めるように答えた。
杏の不安を塞ぎきれなかったのか涙をボロボロと杏はこぼす。
「本当?」
「本当」
「プロデューサーが他の女の子を好きになっても離れないの?」
「他の女の子を好きにならないよ」
「本当に?」
「本当だよ」
杏はもっと涙を流して、でも太陽のように眩しく優しい笑顔をした。
「ありがとうプロデューサー。
大好きだよ」
杏の笑顔に及ばないが精一杯笑顔を作り俺は言った。
「こちらこそ、大好きだよ杏」
終われ
方向性も見えないし途中で挫けそうになりましたが、一応最後までできたのは支援してくれる人がいたからです。
どうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
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