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    元スレ杏「寝れない」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - アイドルマスター + - モバマス + - 反転 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「寝れない」

    困った。非常に困った。悪魔の様なプロデューサーに、明日も仕事を山ほど入れられているというのに。
    ただでさえ仕事なんて面倒なのに、寝不足で仕事を迎えたら死活問題にまでなってしまう。

    「まぁ いいや」

    そう呟きながら不安定に積まれてあるゲームの山の中から一つを手にとった。

    「丁度いい機会だね。積みゲーを消化しよう」

    アイドルを始めてからゲームをする時間なんて全く取れなくなってしまった。

    2 = 1 :

    「アイドルやめちゃおうかな~」

    暗い部屋の中に杏の声が響く。自分の声を聞いて、その言葉に対して杏は言う。

    「…辞めちゃえよ」

    もう印税も沢山稼いだし、細々と生きていけばもう働かなくても何とかなるんじゃないのかと思う。
    けど、

    「…でもそしたら」

    「もう、プロデューサーに会えないなぁ」

    3 :

    依存はいいものだ

    4 :

    ゆったりと暗そう、そんな雰囲気も杏にはよく似合う
    支援

    5 = 1 :

    杏はプロデューサーの事が好きになっていた。
    馬鹿みたいに仕事を入れるし、杏の事をからかってくるし、杏の事を一杯怒るけど、プロデューサーの事が好きだった。
    いや、けどじゃなくて、だからだろう。
    こんな杏の側からいつまでも離れない人はお母さん以外には初めてだった。

    6 = 1 :

    最初は面白がって話しかけてくるけど、そのうち皆杏と関わるのに疲れて離れていく。
    別に嫌われる訳じゃないけど、だけども本当に友達だって言える人は出来ない。
    皆は少し距離を置いて杏と接する、疲れることのない距離で杏の事を見る。
    動物園の動物とお客さんぐらいの距離で。
    アイドルとファンとの様な距離感で。

    7 = 1 :

    何処か離れた存在で杏の事を見るんだ。
    我儘な杏が悪いけど、でも寂しかった。
    でも、プロデューサーはずっと側にいた。全く言う事の聞かない我儘な杏の側で、杏を信じていてくれた。
    「杏は絶対にトップアイドルになれる」口癖の様に杏に言ってくれた。
    どうしてそんな風に言い切るのと尋ねると、優しく笑いながら杏の頭を撫でて、「俺の言う事を信じろ、見る目だけは自信があるんだ」と言った。

    8 = 1 :

    プロデューサーの言うとおり杏はトップアイドルになれた。
    杏は最初の目的は果たした。だけど、杏はアイドルを続けている。
    プロデューサーの側から離れたくなくて、アイドルを辞めれないでいる。
    だけども、いつかは終わってしまうのだろう。いつかは杏は引退するし、プロデューサー結婚するだろう。プロデューサーはモテないっていうけれど、ただ鈍いだけだし。
    ビコーンッ
    テレビ画面は杏にゲームオーバー
    を教える。
    「腕か訛ったかな?」
    いや、集中できていないだけかな。

    杏はボソリと呟いた

    「…寝れない」

    9 = 1 :

    「最近どうした?」
    いつもの様に次の仕事まで事務所で休んでいる杏にプロデューサーが尋ねてきた。

    「何がぁ?」

    杏は顔をソファーに埋めたままで尋ね返す。

    「最近お前疲れてないか?」

    「杏はいつだって疲れてるよ。心配するなら休みくれ」

    11 = 1 :

    プロデューサーの声のトーンが少し低くなる。
    「杏、真剣に聞いてるんだ。少し真剣に答えろ」

    「何だよ調子狂うなぁ」

    顔を上げて向かいに座るプロデューサーの顔を見る。
    怒ってはいない様だ、良かった。
    声が少し怒ってたので怖かったけど、ただ心配してくれてるのか。
    嬉しい、けれどその心配は女の子の杏にではなくアイドルの杏に向けられたものだろう、何て考えてしまう杏がいる。
    これはかなり重症だな。

    12 = 1 :

    「別に少し寝不足なぐらいだよ」

    「寝不足、お前が?」
    プロデューサーは少し笑う。

    「本当だよ、杏にだって悩みとかあるのさ」

    「じゃあ言ってみろよ。俺が相談に乗ってやろう」
    プロデューサーはニヤニヤしながら杏に言う。

    13 :

    14 = 1 :

    「やーだね、プロデューサーには言わないよー」

    「いいから言えって。アイドルの体調管理もプロデューサーの仕事なんだよ」

    「やーだー、てか無理です」

    「何でだよ?それに、ちゃんと寝てくれないと本当に困るんだよ」

    「…でも、無理ぃ。絶対にやだ」

    15 = 1 :

    「じゃあ、仕方が無い。相談の代わりに抱き枕になってやる」

    そう言ってプロデューサーは両手を広げる。

    「俺を抱くとよく寝れるぞ~」

    突然の事に杏は驚いて声が上ずってしまう。

    「えっ、だっ抱く?」

    「はっはっはっ、何を照れてんだよ。やらしーな杏は」

    16 = 1 :

    「誰がっ、このセクハラプロデューサー!」

    「誰がお前みたいなガキにセクハラするかっ」

    そう言いながらプロデューサーは杏に詰め寄ってきた。

    「来るなっ…ちょっと、まっ待って!」

    「待たなーい」

    プロデューサーは杏を子供の様に抱きかかえて、膝に座らせた。

    17 = 1 :

    「杏の頬っぺたやわーい」

    杏の頬にプロデューサーの頬が擦り寄せられる。摩擦で火傷してしまいそうなほどの勢いで擦り寄せられる。

    「ちょっ、止めてよっ!変態プロデューサー」

    「あぁー、気持ちいいームニムニやー」

    「やっめっろ!!」

    18 = 1 :

    事務所に杏の声が響き渡る。
    呆れた顔をして、ちひろさんがこちらをちらりと見る。他のアイドルがいなくて助かった。まゆ辺りに見られたら命の危険があるからな。

    「止めて、プロデューサー」

    「分かったよ悪かった」

    杏を抱きかかえたままでプロデューサーは言う。

    19 :

    いい感じだ

    20 = 1 :

    「分かったなら下ろしてよ」

    「寝たら下ろしてやるよ」

    プロデューサーの顔を首を回して肩越しに伺ってみる、真剣な顔をしている。何を言っても譲らない顔をしている。

    「…マジなの?」

    「マジです」

    22 = 1 :

    こうなったら本当に寝るしかないかもしれない。そうだ、仕方ないので寝るのだ。

    「仕方ないから、寝てあげるよ」

    プロデューサーが杏の頭を撫でる。

    「有難う、じゃあお休すみ杏」

    「お休みプロデューサー」

    23 :

    杏は可愛いなぁ!!!!

    24 :

    てっきりCLANNADかと

    25 = 1 :

    杏は一時間、熟睡していた。
    こんなに寝れたのは久しぶりだ。
    プロデューサーが抱いてくれて、安心できたからかもな。

    「おはよう、杏」

    「んー、おはよ」

    「本当に寝不足か?熟睡してたぞ」

    「ホントだよ」

    「じゃあ、やっぱり俺が抱いてやったからだな」

    26 :

    良スレ
    ほす

    27 = 1 :

    「そうかも」

    「へっ?」

    「プロデューサーが抱いてくれたから安心できた」


    プロデューサーの手が少し強張る。プロデューサーはセクハラが大好きだけど、こちらから少し攻めると急に弱腰になる。

    「いい加減にして下さい、事務所ですよ」

    ちひろさんの存在を忘れていた。

    28 = 1 :

    「すっすいません!杏っ、収録に行くぞ!」

    事務所から逃げる様に収録へと向かった。
    収録へ向かう車の中で自分の言った言葉を思い返し悶えた。
    きっと寝ぼけてたからだ、プロデューサーもちゃんと分かっているはず。
    プロデューサーを見ると顔を真っ赤にしていた。

    「トマトみたい」

    思わず呟いた杏の言葉は聞こえなかったのか、プロデューサーは反応することが無かった。

    29 = 1 :

    「お疲れ」

    収録が終わるとスタジオの隅で見ていたプロデューサーが杏を運びに近づいて来る。杏はいつもの様にプロデューサーの背中に乗る。

    「早く帰ろー」

    「了解しましたーお姫様」

    「後ね、お願いが在るの」

    「何だよ?」

    30 = 1 :

    「杏をプロデューサー家に泊めて?」

    プロデューサーの歩行が止まった。

    「はあ?何で?どうゆうつもりか分かんねぇけど、お前はアイドルだぞ、分かってんの?」

    「だってプロデューサーが抱いてくれないと寝れないし、アイドルの体調管理もプロデューサーの仕事でしょ?」

    31 = 26 :

    全く知らん人が聞いたら恐ろしい会話だな

    32 = 23 :

    けしからん
    もっとやれ

    33 = 1 :

    「…でも、いや無理だろう流石に」

    「何で?変な事しなければいいでしょ。それとも我慢出来ないの?ロリコンなの?」

    勇気を出してお願いをしたのに、予想はしていたけど断られてかなり恥ずかしかった。だからついプロデューサーを早口で攻めてしまった。
    早口で言ってしまった事に気づき、より恥ずかしくなった。

    「違うけど、無理だって…マジで無理をいうなよ」

    34 = 1 :

    こんなに恥ずかしい思いをしたのは生まれて始めてだった。
    プロデューサーと触れている部分に心臓が生まれたのじゃないかというほど、血液の流れる振動が感じれる。

    「違うけど、…無理だってマジで止めてくれよー」

    恥ずかしくて、悲しくて、苦しくて?
    だんだん杏の感情も自分で分かんなくるほどパニックになり、
    杏は泣いてしまった

    35 = 1 :

    「杏?」

    プロデューサーに泣いてるのが、ばれたく無くて黙ったけど黙ることも出来なくなってきて。

    「……うぅっ…ひっく」

    嗚咽が漏れてきてしまった。

    「杏はんっ!?ちょっと泣いてんの?」

    36 = 1 :

    プロデューサーに気付かれると、もう我慢ができなくなってしまった。
    ポロポロと涙をプロデューサーの背中に落としてしまい。

    「えっ!?ええ!どっ、どったの!?」

    泣き声も我慢する事が出来なくなった。

    「ふぇぇーんっ!」

    「分かったから、何でも言う事を聞くからっ!お願いします、泣き止んでぇっ!!」

    37 = 1 :

    一時間後、杏はプロデューサーの家に来た。

    「狭い家だねー」

    「うるせぇよ、てか帰れよホント」

    プロデューサーは文句を言いながらも鍵を開ける。

    40 = 1 :

    「杏の体調がどうなってもいいのー?」

    「糞ガキが何でこんな事に…ホント勘弁してくれよ」

    プロデューサーの文句を無視はしているけど、ここまで嫌がられるとちょっと傷つくわ。

    「今日だけだぞ」

    部屋に案内しながらプロデューサーが泣きそうな顔して杏に言う。
    杏は嬉しそうに答える。

    「オーケー、オーケー」

    41 = 1 :

    そう言いつつ奥の部屋に滑り込み捜索を始める。

    「おい、勝手に漁るな。って、おい何を持ってんだ!」

    「何ってTENGA?」

    オナホをプロデューサーに投げ渡し、捜索を続行する。
    オナホよりもプロデューサーの好みを知る本を見つけなくては。

    42 = 1 :

    「こらっ、杏。怒るぞ!」

    プロデューサーの声の焦りが強くなっている、これは何かあるぞ。
    んっ?何か本らしき物体が

    「これかぁ!」

    「止めろ!」

    プロデューサーが後ろから無理やり杏を抱きかかえた。

    43 = 1 :

    書き留めもうなくなった
    眠い

    45 :

    おらっぐだぐだ言ってないで続き書けおらぁ!

    46 = 13 :

    >>43
    にょわー(憤怒)

    47 :

    これからじゃないか(憤慨)

    48 = 1 :

    しかし、遅かった。

    杏の手には未成年が見る事の許されない、高尚な本が握られていた。
    中学生と言っても全く疑われない様な幼い容姿の女子をスーツ姿の大人が後ろから抱き上げていた。
    女子は本を天にかざす様に突き上げていた。
    女子の持つ本にはLOというイニシャルが刻まれていた。

    スーツ姿の大人がLOを持った女子を後ろから抱きかかえていた。


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