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元スレシンジ「アスカ様ファンクラブ?」
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―――ファンクラブ会場
ケンスケ「今日の写真はこれだ! 『眠気に耐えきれず船を漕ぐアスカ様!』」
男たち『う、うぉおおおおおおおおお!!』
ケンスケ「800円からぁあああ……スタート!」
男A「1100円!」
男B「1300円!」
男C「1500円!」
ゲンドウ「……10000円」
男D「いちまんんんっ!?」
男E「畜生! 相場を守れよ、会員ナンバー12番!!」
冬月「……買ったな」
ゲンドウ「ああ」
ケンスケ「今日の写真はこれだ! 『眠気に耐えきれず船を漕ぐアスカ様!』」
男たち『う、うぉおおおおおおおおお!!』
ケンスケ「800円からぁあああ……スタート!」
男A「1100円!」
男B「1300円!」
男C「1500円!」
ゲンドウ「……10000円」
男D「いちまんんんっ!?」
男E「畜生! 相場を守れよ、会員ナンバー12番!!」
冬月「……買ったな」
ゲンドウ「ああ」
シンジ「……」
加持「やぁ、シンジ君」
シンジ「加持さん!」
加持「隣、いいかい?」
シンジ「あ、はい、どうぞ」
加持「失礼するよ」
シンジ「……盛り上がってますね」
加持「そうだな。やはり、部屋着は可愛い」
シンジ「同感です」
加持「君のおかげだ、シンジ君」
シンジ「そんな、僕なんて、別に……」
加持「やぁ、シンジ君」
シンジ「加持さん!」
加持「隣、いいかい?」
シンジ「あ、はい、どうぞ」
加持「失礼するよ」
シンジ「……盛り上がってますね」
加持「そうだな。やはり、部屋着は可愛い」
シンジ「同感です」
加持「君のおかげだ、シンジ君」
シンジ「そんな、僕なんて、別に……」
加持「知ってるか? プラグスーツっていうのは、碇司令が自らデザインしたものなんだ」
シンジ「えっ?」
加持「言っちゃ悪いが……アレだろ?」
シンジ「たしかに……ちょっと卑猥ですよね」
加持「アスカ様に性を連想させるような格好を強要させる司令を、糾弾する声も少なくない」
シンジ「そういった行為はご法度ですもんね」
加持「しかし、こういう理由で決着がついた……『ギリギリを目指すその姿勢、悪くない』」
シンジ「!」
加持「パンチラは駄目だ。だが、アンスコは許す……その理念に則っているとも言えなくないしな」
シンジ「……」
シンジ「えっ?」
加持「言っちゃ悪いが……アレだろ?」
シンジ「たしかに……ちょっと卑猥ですよね」
加持「アスカ様に性を連想させるような格好を強要させる司令を、糾弾する声も少なくない」
シンジ「そういった行為はご法度ですもんね」
加持「しかし、こういう理由で決着がついた……『ギリギリを目指すその姿勢、悪くない』」
シンジ「!」
加持「パンチラは駄目だ。だが、アンスコは許す……その理念に則っているとも言えなくないしな」
シンジ「……」
シンジ「……」
加持「気になることでもあるのか?」
シンジ「……父さんが」
加持「自分の父親が、ああしてなにかに熱狂している姿は、やはり見たくないものか?」
シンジ「それもそうですけど……分からなくて」
加持「分からない?」
シンジ「だってそうじゃないですか。大好きなはずなのに……どうして、アスカ様をエヴァのパイロットとして、危険な目に遭わせるんですか?」
加持「それは、俺も碇司令に尋ねたことがあるよ」
シンジ「父さんは、なんて?」
加持「戦うアスカ様も、可愛い」
シンジ「……なるほど」
加持「気になることでもあるのか?」
シンジ「……父さんが」
加持「自分の父親が、ああしてなにかに熱狂している姿は、やはり見たくないものか?」
シンジ「それもそうですけど……分からなくて」
加持「分からない?」
シンジ「だってそうじゃないですか。大好きなはずなのに……どうして、アスカ様をエヴァのパイロットとして、危険な目に遭わせるんですか?」
加持「それは、俺も碇司令に尋ねたことがあるよ」
シンジ「父さんは、なんて?」
加持「戦うアスカ様も、可愛い」
シンジ「……なるほど」
シンジ「すみません、つまりどういうことですか?」
加持「碇司令も色々悩んでいるってことさ」
シンジ「……?」
加持「本当は戦わせたくない。でも、可愛いから戦わせたい」
加持「エロは駄目だ。でも、エロいのも見たい」
加持「守りたい。でも、守れないから―――」
シンジ「ファンクラブの会員に、守らせる……」
加持「そういうことだ。このファンクラブがある限り、アスカ様は人為的な脅威に晒されることはないだろうしな」
シンジ「……」
加持「このファンクラブ自体が脅威と言えなくもないが」
シンジ「それを言ったら、お終いですよ」
加持「碇司令も色々悩んでいるってことさ」
シンジ「……?」
加持「本当は戦わせたくない。でも、可愛いから戦わせたい」
加持「エロは駄目だ。でも、エロいのも見たい」
加持「守りたい。でも、守れないから―――」
シンジ「ファンクラブの会員に、守らせる……」
加持「そういうことだ。このファンクラブがある限り、アスカ様は人為的な脅威に晒されることはないだろうしな」
シンジ「……」
加持「このファンクラブ自体が脅威と言えなくもないが」
シンジ「それを言ったら、お終いですよ」
シンジ「……アスカ様は、すごいですね」
加持「ん?」
シンジ「父さんもそうだけど、こんな大勢の人に愛されて」
加持「そうだな」
シンジ「みんなの、アスカ様ですね」
加持「ああ、俺たちのアスカ様だ」
シンジ「……」
加持「どうかしたか?」
シンジ「いえ、なんでも」
加持「?」
加持「ん?」
シンジ「父さんもそうだけど、こんな大勢の人に愛されて」
加持「そうだな」
シンジ「みんなの、アスカ様ですね」
加持「ああ、俺たちのアスカ様だ」
シンジ「……」
加持「どうかしたか?」
シンジ「いえ、なんでも」
加持「?」
―――ミサトの家
アスカ「おかえり」
シンジ「ただいま」
アスカ「今日は、早かったじゃない」
シンジ「早く帰って来いって、言ったじゃないか」
アスカ「言ったわね」
シンジ「そうだろ?」
アスカ「……ふふっ、そうね、言ったわ」
シンジ「?」
アスカ「おかえり」
シンジ「ただいま」
アスカ「今日は、早かったじゃない」
シンジ「早く帰って来いって、言ったじゃないか」
アスカ「言ったわね」
シンジ「そうだろ?」
アスカ「……ふふっ、そうね、言ったわ」
シンジ「?」
アスカ「ねぇ、ご飯作るまで、まだ時間あるでしょ?」
シンジ「えーっと……うん」
アスカ「じゃあ、私の部屋でゲームするから、来なさい」
シンジ「それは駄目だよ」
アスカ「えっ?」
シンジ「あ、その、宿題やんないといけないから」
アスカ「……そんなの、後でもいいじゃない」
シンジ「今、やっておきたいし」
アスカ「……」
シンジ「ほ、ほら! 僕ってなにをやるのも遅いから! 出来る時にやっておかないと!」
アスカ「そうかも、しれないけど」
シンジ「えーっと……うん」
アスカ「じゃあ、私の部屋でゲームするから、来なさい」
シンジ「それは駄目だよ」
アスカ「えっ?」
シンジ「あ、その、宿題やんないといけないから」
アスカ「……そんなの、後でもいいじゃない」
シンジ「今、やっておきたいし」
アスカ「……」
シンジ「ほ、ほら! 僕ってなにをやるのも遅いから! 出来る時にやっておかないと!」
アスカ「そうかも、しれないけど」
シンジ「僕だってアスカと遊びたいけど、でも、ね?」
アスカ「ほんとに?」
シンジ「ほんとほんと」
アスカ「じゃあ、いいけど」
シンジ「ありがと、じゃあね」
アスカ「じゃあね、って……」
ガラッ
ピシャ
アスカ「…………」
アスカ「ほんとに?」
シンジ「ほんとほんと」
アスカ「じゃあ、いいけど」
シンジ「ありがと、じゃあね」
アスカ「じゃあね、って……」
ガラッ
ピシャ
アスカ「…………」
―――翌日
アスカ「ふぁーあ」
ミサト「おはよ、アスカ」
アスカ「おはよう……ん、あれ?」
ミサト「どうしたの?」
アスカ「シンジは?」
ミサト「学校行ったけど」
アスカ「もう? なんで?」
ミサト「さぁ。早めに行きたい気分だったんじゃない?」
アスカ「ふーん……」
アスカ「ふぁーあ」
ミサト「おはよ、アスカ」
アスカ「おはよう……ん、あれ?」
ミサト「どうしたの?」
アスカ「シンジは?」
ミサト「学校行ったけど」
アスカ「もう? なんで?」
ミサト「さぁ。早めに行きたい気分だったんじゃない?」
アスカ「ふーん……」
ミサト「なぁーに、アスカ? 一緒に学校行けなくて寂しいの?」
アスカ「……んなわけないでしょ」
ミサト「あら、手厳しい」
アスカ「ったく、それより私の分のご飯は?」
ミサト「トースターにセットしてあるから、自分で焼いてください―い」
アスカ「それくらいミサトがやってくれればいいのに。保護者なんだから」
ミサト「それくらい自分でやってよ。中学生なんだから」
アスカ「……もうっ!」
ミサト「ふふっ」
アスカ「……んなわけないでしょ」
ミサト「あら、手厳しい」
アスカ「ったく、それより私の分のご飯は?」
ミサト「トースターにセットしてあるから、自分で焼いてください―い」
アスカ「それくらいミサトがやってくれればいいのに。保護者なんだから」
ミサト「それくらい自分でやってよ。中学生なんだから」
アスカ「……もうっ!」
ミサト「ふふっ」
―――学校
アスカ「バカシンジ」
シンジ「なに?」
アスカ「これからNERVでしょ? 行くわよ」
シンジ「あ、そうだね……ちょっと待ってて」
アスカ「?」
シンジ「―――綾波!」
綾波「なに?」
シンジ「綾波も、僕たちと一緒に行こうよ」
綾波「ええ」
シンジ「よかった」
アスカ「…………」
アスカ「バカシンジ」
シンジ「なに?」
アスカ「これからNERVでしょ? 行くわよ」
シンジ「あ、そうだね……ちょっと待ってて」
アスカ「?」
シンジ「―――綾波!」
綾波「なに?」
シンジ「綾波も、僕たちと一緒に行こうよ」
綾波「ええ」
シンジ「よかった」
アスカ「…………」
シンジ「じゃ、行こうか」
アスカ「……」
シンジ「アスカ?」
アスカ「……なによ」
シンジ「どうかした?」
アスカ「どうかするわけないでしょ!」
シンジ「な、なんだよ、急に大声出して」
アスカ「……」
シンジ「変なアスカ」
アスカ「……」
アスカ「……」
シンジ「アスカ?」
アスカ「……なによ」
シンジ「どうかした?」
アスカ「どうかするわけないでしょ!」
シンジ「な、なんだよ、急に大声出して」
アスカ「……」
シンジ「変なアスカ」
アスカ「……」
>>80
正直、Qのアスカはキチガイじみてる
正直、Qのアスカはキチガイじみてる
―――ファンクラブ会場
ケンスケ「さて、今日の議題だが」
トウジ「近頃、アスカ様の顔が優れない件についてやな」
ケンスケ「誰か、知ってる人はいないか?」
男たち『……』
ケンスケ「……」
トウジ「センセはどないや」
シンジ「なんで、僕に聞くんだよ」
ケンスケ「一緒に住んでるんだから、当然だろ」
シンジ「うーん……ごめん、分からないや」
ケンスケ「そうか……」
ケンスケ「さて、今日の議題だが」
トウジ「近頃、アスカ様の顔が優れない件についてやな」
ケンスケ「誰か、知ってる人はいないか?」
男たち『……』
ケンスケ「……」
トウジ「センセはどないや」
シンジ「なんで、僕に聞くんだよ」
ケンスケ「一緒に住んでるんだから、当然だろ」
シンジ「うーん……ごめん、分からないや」
ケンスケ「そうか……」
>>80
最新優先
最新優先
>>81
バカバカ言い過ぎやんな
バカバカ言い過ぎやんな
加持「ちょっといいかな?」
ケンスケ「なんだ、会員ナンバー238番」
加持「アスカ様は、退屈なんじゃないか?」
ケンスケ「退屈?」
加持「同居人碇シンジは、少し前まではアスカ様が暇な時間、よく一緒にいたらしい」
ケンスケ「そうなのか?」
シンジ「それは……まぁ、うん」
加持「しかし、彼がこのファンクラブの会員となったことで、暇な時間を潰す相手がいなくなった」
ケンスケ「なるほど、徐々にストレスが蓄積していったと」
加持「ああ」
ケンスケ「なんだ、会員ナンバー238番」
加持「アスカ様は、退屈なんじゃないか?」
ケンスケ「退屈?」
加持「同居人碇シンジは、少し前まではアスカ様が暇な時間、よく一緒にいたらしい」
ケンスケ「そうなのか?」
シンジ「それは……まぁ、うん」
加持「しかし、彼がこのファンクラブの会員となったことで、暇な時間を潰す相手がいなくなった」
ケンスケ「なるほど、徐々にストレスが蓄積していったと」
加持「ああ」
加持「というわけで、同居人碇シンジを即座に家に帰すことを提案します」
シンジ「ちょっと待ってください! それは……」
加持「不服か?」
シンジ「いえ、その」
加持「アスカ様の為を思うならば、君の事情など、無視するべきだと思うが?」
シンジ「……」
加持「会長」
ケンスケ「そうだな。碇、行って来い。これは会長としての命令だ」
シンジ「……」
ケンスケ「碇」
シンジ「わ、分かったよ!」ガタッ
シンジ「ちょっと待ってください! それは……」
加持「不服か?」
シンジ「いえ、その」
加持「アスカ様の為を思うならば、君の事情など、無視するべきだと思うが?」
シンジ「……」
加持「会長」
ケンスケ「そうだな。碇、行って来い。これは会長としての命令だ」
シンジ「……」
ケンスケ「碇」
シンジ「わ、分かったよ!」ガタッ
ガチャッ
バタン
ケンスケ「……」
トウジ「……」
加持「……」
男たち『……』
ケンスケ「238番」
加持「なんだい?」
ケンスケ「今の行動で……終わるかもしれないぞ」
加持「いいだろ。それは、アスカ様の幸せの始まりでもある」
ケンスケ「……」
加持「きっとな」
バタン
ケンスケ「……」
トウジ「……」
加持「……」
男たち『……』
ケンスケ「238番」
加持「なんだい?」
ケンスケ「今の行動で……終わるかもしれないぞ」
加持「いいだろ。それは、アスカ様の幸せの始まりでもある」
ケンスケ「……」
加持「きっとな」
シンジぽくないとはかは置いといて、
こんだけアスカ大好きなシンジだったらアスカはそりゃ幸せ絶頂だろうな
よかよか
こんだけアスカ大好きなシンジだったらアスカはそりゃ幸せ絶頂だろうな
よかよか
―――ミサトの家
シンジ「ただいま」
アスカ「……ずいぶん、早いじゃない」
シンジ「そうかな?」
アスカ「そうでしょ」
シンジ「たまには、こういうこともあるよ」
アスカ「たまには、ね……」
シンジ「ん?」
アスカ「別に」
シンジ「ただいま」
アスカ「……ずいぶん、早いじゃない」
シンジ「そうかな?」
アスカ「そうでしょ」
シンジ「たまには、こういうこともあるよ」
アスカ「たまには、ね……」
シンジ「ん?」
アスカ「別に」
シンジ「ねぇ、アスカ」
アスカ「なによ」
シンジ「ゲームやろうよ」
アスカ「ゲーム……?」
シンジ「だめ?」
アスカ「……なんで、そんなこと言いだしたのよ」
シンジ「特に意味はないけど」
アスカ「ウソ」
シンジ「嘘じゃないってば」
アスカ「……」
シンジ「やらないなら、別にいいけど」
アスカ「……やるわよ! やればいいんでしょ!!」
シンジ「う、うん」
アスカ「なによ」
シンジ「ゲームやろうよ」
アスカ「ゲーム……?」
シンジ「だめ?」
アスカ「……なんで、そんなこと言いだしたのよ」
シンジ「特に意味はないけど」
アスカ「ウソ」
シンジ「嘘じゃないってば」
アスカ「……」
シンジ「やらないなら、別にいいけど」
アスカ「……やるわよ! やればいいんでしょ!!」
シンジ「う、うん」
シンジ「ソフト、これでいい?」
アスカ「ええ」
シンジ「じゃあ、始めよっか」
アスカ「ええ」
シンジ「……」ピコピコ
アスカ「……」ピコピコ
シンジ「……」
アスカ「……」
シンジ「アスカ、楽しい?」
アスカ「楽しくない」
シンジ「そ、そっか」
アスカ「……」
アスカ「ええ」
シンジ「じゃあ、始めよっか」
アスカ「ええ」
シンジ「……」ピコピコ
アスカ「……」ピコピコ
シンジ「……」
アスカ「……」
シンジ「アスカ、楽しい?」
アスカ「楽しくない」
シンジ「そ、そっか」
アスカ「……」
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