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元スレ咲「えっ、聖牌戦争…?」
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>>50
違うよ。全然違うよ
咲「駄目ッ、アーチャーさん!!」
アーチャー「……!?」
アサシン「~~ッッ??」
アーチャー「…どういうことだ、マスター?」
咲「人殺しなんて駄目!絶対に駄目!! …ごめんなさい、そこの貴女」
アサシン「はぁ?」
咲「私たちはただ巻き込まれただけなんです!聖牌なんて興味ないです!!」
アーチャー「咲、何を言っているんだ!?」
咲「今は私たちが狙われてるから咄嗟に酷いことしちゃったけど… 私のことなんて構わないでください!」
アサシン「……ククク、これはとんだにわかマスターっすね」
違うよ。全然違うよ
咲「駄目ッ、アーチャーさん!!」
アーチャー「……!?」
アサシン「~~ッッ??」
アーチャー「…どういうことだ、マスター?」
咲「人殺しなんて駄目!絶対に駄目!! …ごめんなさい、そこの貴女」
アサシン「はぁ?」
咲「私たちはただ巻き込まれただけなんです!聖牌なんて興味ないです!!」
アーチャー「咲、何を言っているんだ!?」
咲「今は私たちが狙われてるから咄嗟に酷いことしちゃったけど… 私のことなんて構わないでください!」
アサシン「……ククク、これはとんだにわかマスターっすね」
アーチャー「いいかげんにするんだ、咲!! 君は勘違いをしている」
咲「勘違いって何ですか!? 私は殺し合いなんてしたくないです!!」
アーチャー「説明して理解したのではなかったのか? 望まなかろうが既に君はこの戦争の参加者だと!!」
咲「私は聖牌に託したい願いなんてありません!本当にこれは全部偶然なんです…」
アーチャー「それが勘違いだと言っているのだ、咲! 私は偶然君に呼び出された訳ではないのだぞ?」
咲「えっ?」
アーチャー「君が抱いている願いと雀力はマスターに相応しい…」
アーチャー「そう聖牌に判断されたんだ。君の選出は必然の選択結果だったんだよ」
咲「そんな…」
?「……!?」ガタッ
アサシン「……クク」ダッ
咲「こんな時間にまだ生徒が?」
アーチャー「アサシン!? …チィィ」
咲「逃げて!! そこの人、ここは危ないから早く逃げてッッ!!」
?「…は、はい」
咲「勘違いって何ですか!? 私は殺し合いなんてしたくないです!!」
アーチャー「説明して理解したのではなかったのか? 望まなかろうが既に君はこの戦争の参加者だと!!」
咲「私は聖牌に託したい願いなんてありません!本当にこれは全部偶然なんです…」
アーチャー「それが勘違いだと言っているのだ、咲! 私は偶然君に呼び出された訳ではないのだぞ?」
咲「えっ?」
アーチャー「君が抱いている願いと雀力はマスターに相応しい…」
アーチャー「そう聖牌に判断されたんだ。君の選出は必然の選択結果だったんだよ」
咲「そんな…」
?「……!?」ガタッ
アサシン「……クク」ダッ
咲「こんな時間にまだ生徒が?」
アーチャー「アサシン!? …チィィ」
咲「逃げて!! そこの人、ここは危ないから早く逃げてッッ!!」
?「…は、はい」
――――― 清澄高校・校庭
和「……!?」ガタッ
?「……クク」ダッ
?「こんな時間にまだ生徒が?」
?「アサシン!? …チィィ」
?「逃げて!! そこの人、ここは危ないから早く逃げてッッ!!」
和「…は、はい」
和(今の声は咲さん? それにあの人達は一体?)
和(…体育倉庫? あそこに逃げ込めばあのおかしな人たちから隠れられる)ガタッ
和「……!?」ガタッ
?「……クク」ダッ
?「こんな時間にまだ生徒が?」
?「アサシン!? …チィィ」
?「逃げて!! そこの人、ここは危ないから早く逃げてッッ!!」
和「…は、はい」
和(今の声は咲さん? それにあの人達は一体?)
和(…体育倉庫? あそこに逃げ込めばあのおかしな人たちから隠れられる)ガタッ
和(さ、さっきのは一体何だったんでしょうか?)ハァハァ
和(あの血だらけの人と白銀の長い髪の女性は普通の人間じゃ… オバケ?いやSOA!!)ハァhァ
和(とにかくこの異常な状況を… そ、そうだ警察!警察に通報すれば)ガサゴソ
アサシン「…全く、傷を負ってるってのに手間をかけさせてくれるっすね、このお嬢ちゃんは」
和「ひっ!?」
アサシン「お嬢ちゃんには人質になってもらうっすよ。暴れなきゃ後で楽に殺してあげるっすから」
和「あ…、あ……あ…」ガクブル
アサシン「…さぁ、怖がらないで早くおいでっす。早くしないと腕か足を切り落としちゃうっすよ?」
和(誰か、誰か助けて!! お父さん、お母さん、……咲さんッッ!!)フォォン
アサシン「……ん?」
和「……この、光は?」
和(あの血だらけの人と白銀の長い髪の女性は普通の人間じゃ… オバケ?いやSOA!!)ハァhァ
和(とにかくこの異常な状況を… そ、そうだ警察!警察に通報すれば)ガサゴソ
アサシン「…全く、傷を負ってるってのに手間をかけさせてくれるっすね、このお嬢ちゃんは」
和「ひっ!?」
アサシン「お嬢ちゃんには人質になってもらうっすよ。暴れなきゃ後で楽に殺してあげるっすから」
和「あ…、あ……あ…」ガクブル
アサシン「…さぁ、怖がらないで早くおいでっす。早くしないと腕か足を切り落としちゃうっすよ?」
和(誰か、誰か助けて!! お父さん、お母さん、……咲さんッッ!!)フォォン
アサシン「……ん?」
和「……この、光は?」
―――――
和「ひっ!?」
咲「……今の声?」
アーチャー「チッ、向こうだったか」
咲「お願いアーチャーさん、さっきの子を助けてッ!!」
アーチャー「ええい、言われなくてもわかっている!! …この光は?」
ドオオオォン
アサシン「……ば、バカな」シュゥゥン
咲「えっ、さっき襲ってきた人が?」
アーチャー(…この螺旋の斬跡? まさか…、いやそんなことが)ダッ
咲「…一体、この中で何が?」
和「……」
?「――――― 問おう貴女が私のマスターか?」
和「ひっ!?」
咲「……今の声?」
アーチャー「チッ、向こうだったか」
咲「お願いアーチャーさん、さっきの子を助けてッ!!」
アーチャー「ええい、言われなくてもわかっている!! …この光は?」
ドオオオォン
アサシン「……ば、バカな」シュゥゥン
咲「えっ、さっき襲ってきた人が?」
アーチャー(…この螺旋の斬跡? まさか…、いやそんなことが)ダッ
咲「…一体、この中で何が?」
和「……」
?「――――― 問おう貴女が私のマスターか?」
和「マス…ター…?」
セイバー「サーヴァント・セイバー、召喚に従い参上した… マスター、指示を」
和「……??」
セイバー「これよりわが拳は貴女と共にあり、貴女の運命は私と共にある」
セイバー「ここに契約は完了した」ガッ
和「え?」
セイバー「一撃で叩き割って上げるよォッ!!」
アーチャー「~~~ガハッッ!?」ザシュ
咲「アーチャーさん!!」
セイバー「ハァァァアアアッ!!」
咲「お願い、止めて!」ガバッ
アーチャー「……咲ッ!?」
和「咲…さん? 止めてください、セイバーさん!!」
セイバー「……!?」ピタッ
咲「和…ちゃん?」
セイバー「サーヴァント・セイバー、召喚に従い参上した… マスター、指示を」
和「……??」
セイバー「これよりわが拳は貴女と共にあり、貴女の運命は私と共にある」
セイバー「ここに契約は完了した」ガッ
和「え?」
セイバー「一撃で叩き割って上げるよォッ!!」
アーチャー「~~~ガハッッ!?」ザシュ
咲「アーチャーさん!!」
セイバー「ハァァァアアアッ!!」
咲「お願い、止めて!」ガバッ
アーチャー「……咲ッ!?」
和「咲…さん? 止めてください、セイバーさん!!」
セイバー「……!?」ピタッ
咲「和…ちゃん?」
和「…そ、その人に暴力を振るうのは止めてください!!」ハァハァ
セイバー「どういうこと、マスター? 彼女はアーチャーのマスター…」
セイバー「そしてアーチャーにも手傷を負わす事に成功した、この絶好の機会を見逃せと?」
和「いきなりマスターとか言われても、こっちはてんでわからないんです!」
セイバー「……」
和「話なら聞きますし、その人は私の大事な友人なんです!だからそんなことは止めてください!!」
セイバー「…そんなこと、とは何?」
和「えっ?」
セイバー「どういうこと、マスター? 彼女はアーチャーのマスター…」
セイバー「そしてアーチャーにも手傷を負わす事に成功した、この絶好の機会を見逃せと?」
和「いきなりマスターとか言われても、こっちはてんでわからないんです!」
セイバー「……」
和「話なら聞きますし、その人は私の大事な友人なんです!だからそんなことは止めてください!!」
セイバー「…そんなこと、とは何?」
和「えっ?」
セイバー「そのような言葉に私は従えない。敵は全てゴッ倒すもの…」
アーチャー「…ふん、セイバーのサーヴァントともあろう者がマスターの言葉に逆らうとはな」
セイバー「……」ギロッ
咲「止めてアーチャーさん、傷が…」
和「セイバーさんも止めてください! 私がマスターだと言うなら、まずは事態を説明してくださいッ!!」
アーチャー「そういうことだセイバーよ。せっかくの不意打ちも徒労に…、お前は…!?」ピクッ
和「…!?」
セイバー「おい、貴様…」ギュルッ
咲「お願いだから止めてアーチャーさん! 血、いっぱい出てるんだし本当に死んじゃうよ!!」
アーチャー「…ふん、セイバーのサーヴァントともあろう者がマスターの言葉に逆らうとはな」
セイバー「……」ギロッ
咲「止めてアーチャーさん、傷が…」
和「セイバーさんも止めてください! 私がマスターだと言うなら、まずは事態を説明してくださいッ!!」
アーチャー「そういうことだセイバーよ。せっかくの不意打ちも徒労に…、お前は…!?」ピクッ
和「…!?」
セイバー「おい、貴様…」ギュルッ
咲「お願いだから止めてアーチャーさん! 血、いっぱい出てるんだし本当に死んじゃうよ!!」
アーチャー「この程度どうということはない。咲、こいつらは早めに始末すべきだ」
セイバー「手負いの弓兵風情が大きな口を叩く。我がマスターの気が変わらぬ内に消え失せろ」ギュルルル
咲「和ちゃん、二人とも興奮して話が出来る状態じゃないから明日学校で改めて話そう」
和「そうですね、私もさっきから何が起きてるのかさっぱりで…」
咲「うん。私もまだ詳しいことはわからないんだけど… とにかく今夜はお家に帰ろう」
和「わかりました。それじゃあ明日学校で…」
咲「そうだね。なんか凄い事に巻き込まれてるみたいだから、和ちゃんも気をつけてね…」
和「…はい、咲さんも」
アーチャー「……」
セイバー「……」
セイバー「手負いの弓兵風情が大きな口を叩く。我がマスターの気が変わらぬ内に消え失せろ」ギュルルル
咲「和ちゃん、二人とも興奮して話が出来る状態じゃないから明日学校で改めて話そう」
和「そうですね、私もさっきから何が起きてるのかさっぱりで…」
咲「うん。私もまだ詳しいことはわからないんだけど… とにかく今夜はお家に帰ろう」
和「わかりました。それじゃあ明日学校で…」
咲「そうだね。なんか凄い事に巻き込まれてるみたいだから、和ちゃんも気をつけてね…」
和「…はい、咲さんも」
アーチャー「……」
セイバー「……」
――――― 咲自宅
咲「アーチャーさん、さっきのはどういうことですか!?」
アーチャー「どういうこと、とは? 生憎、私は君に詰られる様な行動をした覚えはないのだが」
咲「あの、…セイバーって人にいきなり傷を負わされて、怒るのはまだわかりますよ」
咲「…でも、あの後に和ちゃんにも斬りかかろうとしたじゃないですか? どうして!?」
アーチャー「当初は巻き込まれた一般人と認識していたからな、咲の命令通り助けようとしたさ」
アーチャー「……だが、事情が変わったのでね。原村和はマスターとしてセイバーと契約をした」
アーチャー「と、なれば原村和は排除すべき敵だ。私の行動は些かも問題はないと思うが?」
咲「でも、敵のマスターは必ずしも倒さなくてもいいって説明してくれたじゃないですか!」
アーチャー「…咲に説明した話は事実だが、あの話はあくまでもイレギュラーケースだ」
アーチャー「敵のマスターを排除せず勝ちぬける程、聖牌戦争は生易しい物ではない」
アーチャー「…その甘さは君の致命傷になりかねんぞ、咲。すぐにでもその認識を改めてくれ」
咲「アーチャーさん、さっきのはどういうことですか!?」
アーチャー「どういうこと、とは? 生憎、私は君に詰られる様な行動をした覚えはないのだが」
咲「あの、…セイバーって人にいきなり傷を負わされて、怒るのはまだわかりますよ」
咲「…でも、あの後に和ちゃんにも斬りかかろうとしたじゃないですか? どうして!?」
アーチャー「当初は巻き込まれた一般人と認識していたからな、咲の命令通り助けようとしたさ」
アーチャー「……だが、事情が変わったのでね。原村和はマスターとしてセイバーと契約をした」
アーチャー「と、なれば原村和は排除すべき敵だ。私の行動は些かも問題はないと思うが?」
咲「でも、敵のマスターは必ずしも倒さなくてもいいって説明してくれたじゃないですか!」
アーチャー「…咲に説明した話は事実だが、あの話はあくまでもイレギュラーケースだ」
アーチャー「敵のマスターを排除せず勝ちぬける程、聖牌戦争は生易しい物ではない」
アーチャー「…その甘さは君の致命傷になりかねんぞ、咲。すぐにでもその認識を改めてくれ」
咲「…本当に殺し合いだって事がよくわかりました。私にはこんなの無理、辞退させてもらいます」
アーチャー「…監督役に申し入れれば辞退を受け入れられるだろう。だが、本当にいいのか?」
咲「…え?」
アーチャー「先ほど、アサシンとの戦いの最中にも言ったが君が聖牌に選ばれたのは偶然ではない」
アーチャー「並外れた雀力に加え、聖牌に託すだけの願いも持ち合わせているからこそ君は選ばれた」
咲「…願い?」
アーチャー「そうだ。もはや奇跡を祈るしか術のない願い、希望だ」
咲「別に私にはそんなことなんて…」
アーチャー「有るな。諦めたつもりでいるのだろうが、君はまだどこかで希望を抱いている」
咲「……」
アーチャー「…監督役に申し入れれば辞退を受け入れられるだろう。だが、本当にいいのか?」
咲「…え?」
アーチャー「先ほど、アサシンとの戦いの最中にも言ったが君が聖牌に選ばれたのは偶然ではない」
アーチャー「並外れた雀力に加え、聖牌に託すだけの願いも持ち合わせているからこそ君は選ばれた」
咲「…願い?」
アーチャー「そうだ。もはや奇跡を祈るしか術のない願い、希望だ」
咲「別に私にはそんなことなんて…」
アーチャー「有るな。諦めたつもりでいるのだろうが、君はまだどこかで希望を抱いている」
咲「……」
>>72
もう決まってるけど予想聞きたい。
アーチャー「君の願いがどのような物なのか、私には知る由もない」
アーチャー「だが、万能の願望器を前に自ら背を向けてもいい程度の物とは思えないのだか?」
咲「…私は」
アーチャー「…しかし聖牌戦争は殺し合いであり、今後は更に自らの命を危険に晒す事になる」
アーチャー「命のある内にこの争いから抜け、保護を受けるのも賢明な判断なのかもしれないな…」
咲「……ねぇアーチャーさん、聞きたいことはあるんだけどいいかな?」
アーチャー「一体何かな、咲?」
咲「仮に…、もし仮に私が辞退しちゃったらアーチャーさんはどうなっちゃうの?」
もう決まってるけど予想聞きたい。
アーチャー「君の願いがどのような物なのか、私には知る由もない」
アーチャー「だが、万能の願望器を前に自ら背を向けてもいい程度の物とは思えないのだか?」
咲「…私は」
アーチャー「…しかし聖牌戦争は殺し合いであり、今後は更に自らの命を危険に晒す事になる」
アーチャー「命のある内にこの争いから抜け、保護を受けるのも賢明な判断なのかもしれないな…」
咲「……ねぇアーチャーさん、聞きたいことはあるんだけどいいかな?」
アーチャー「一体何かな、咲?」
咲「仮に…、もし仮に私が辞退しちゃったらアーチャーさんはどうなっちゃうの?」
アーチャー「そうだな… 新たなマスターを見つけ雀力供給を受けなければ2、3日で消滅することになるな」
咲「消滅って死んじゃうってことですか!?」
アーチャー「いや、私たちサーヴァントは既に霊体だから人間で言う死を得るという事はない」
咲「そうだったんですか」ホッ
アーチャー「……これで安心して聖牌戦争を辞退する気になったかな?」フッ
咲「あ、いや別にそういうつもりで聞いた訳じゃなくって!!」
アーチャー「なに、私の事など気にすることなどない。己の身を最優先に考えるべきだ」
咲「消滅って死んじゃうってことですか!?」
アーチャー「いや、私たちサーヴァントは既に霊体だから人間で言う死を得るという事はない」
咲「そうだったんですか」ホッ
アーチャー「……これで安心して聖牌戦争を辞退する気になったかな?」フッ
咲「あ、いや別にそういうつもりで聞いた訳じゃなくって!!」
アーチャー「なに、私の事など気にすることなどない。己の身を最優先に考えるべきだ」
ライダー(???)「ワハハー、何か撥ねてしまったぞー」 キキーッドーン
聖牌を汚染する"この世すべての悪"はイクノ・アカサカか
いや、全ての責任と悪を無理矢理背負わされた戦犯の誰かかな
いや、全ての責任と悪を無理矢理背負わされた戦犯の誰かかな
咲「でも私が辞退しちゃったらアーチャーさんの叶えたいことが…」
アーチャー「心配は不要だ。消滅する前にサーヴァントを失った他のマスターと契約すればいいだけの事だ」
咲「そうですか… それで、アーチャーさんは勝ったら聖牌にどんなお願いを?」
アーチャー「……さて、私はどんな祈りを抱いていたのかな」
咲「え… もしかして名前みたいにお願いも忘れちゃったんですか!?」
アーチャー「…いや、とうの昔に祈りなど忘れてしまっていた」
咲「……アーチャーさん」
アーチャー「……まぁ聖牌を頼らずとも望みを叶える機会を私は得たようだがな」ボソッ
アーチャー「心配は不要だ。消滅する前にサーヴァントを失った他のマスターと契約すればいいだけの事だ」
咲「そうですか… それで、アーチャーさんは勝ったら聖牌にどんなお願いを?」
アーチャー「……さて、私はどんな祈りを抱いていたのかな」
咲「え… もしかして名前みたいにお願いも忘れちゃったんですか!?」
アーチャー「…いや、とうの昔に祈りなど忘れてしまっていた」
咲「……アーチャーさん」
アーチャー「……まぁ聖牌を頼らずとも望みを叶える機会を私は得たようだがな」ボソッ
――――― 翌日・学校屋上
咲「…和ちゃん、話はセイバーさんから聞いた?」
和「ええ、こんなオカルト未だに信じ難いですがどうやら私達は聖牌戦争とやらに…」
咲「うん… 戦争なんて私は怖いし、誰かを傷つけるのも嫌だから辞退したいなって…」
和「そうですね。私もこんな訳のわからない物に参加したくはないのですが…」
咲「私達が辞退してもこの戦いは続くみたいだし…」
和「あのサーヴァントと呼ばれる方達は、この千載一遇の機会を逃したくない様子ですし…」
咲「そうだね、アーチャーさんたちの事を思うと辞めるのも気の毒で…」
?「こげなとこにお二人揃って何の話をしてるんかのぅ?」
咲「…和ちゃん、話はセイバーさんから聞いた?」
和「ええ、こんなオカルト未だに信じ難いですがどうやら私達は聖牌戦争とやらに…」
咲「うん… 戦争なんて私は怖いし、誰かを傷つけるのも嫌だから辞退したいなって…」
和「そうですね。私もこんな訳のわからない物に参加したくはないのですが…」
咲「私達が辞退してもこの戦いは続くみたいだし…」
和「あのサーヴァントと呼ばれる方達は、この千載一遇の機会を逃したくない様子ですし…」
咲「そうだね、アーチャーさんたちの事を思うと辞めるのも気の毒で…」
?「こげなとこにお二人揃って何の話をしてるんかのぅ?」
咲「染谷…先輩!?」
まこ「おぅ、退部して随分経ったっちゅうのに咲はまだワシのことを先輩言うてくれるんか」
咲「…いえ、その」
まこ「あん時は難儀したのぅ~、部長になって早々当てつけで退部されて。なぁ和ァ?」
和「ですから、私も咲さんもそれぞれやむを得ない事情があっただけで先輩に含む事なんて…」
まこ「事情ねぇ~ で、やむを得ず退部した和が昨日は何しに弱小麻雀部にお越しになったのかのぅ?」
和「それは…」
まこ「わざわざワシがいない時を見計らってコソコソと… 目障りなんじゃ!!」
和「……ッ!?」
咲「…そ、染谷先輩、それは」
まこ「おぅ、退部して随分経ったっちゅうのに咲はまだワシのことを先輩言うてくれるんか」
咲「…いえ、その」
まこ「あん時は難儀したのぅ~、部長になって早々当てつけで退部されて。なぁ和ァ?」
和「ですから、私も咲さんもそれぞれやむを得ない事情があっただけで先輩に含む事なんて…」
まこ「事情ねぇ~ で、やむを得ず退部した和が昨日は何しに弱小麻雀部にお越しになったのかのぅ?」
和「それは…」
まこ「わざわざワシがいない時を見計らってコソコソと… 目障りなんじゃ!!」
和「……ッ!?」
咲「…そ、染谷先輩、それは」
まこ「おぅ、咲はええ子じゃのぅ。…それは全部ワシの逆恨みで和ちゃんは何も悪くないってかァ?」
咲「いや、そういう訳じゃないですけど…」
まこ「今も二人してワシのことを笑い者にしてたんじゃろ? ええよ、正直に言いや?」
咲「……」
まこ「ワカメだ、不人気だ、どいつもこいつもワシを馬鹿にしくさりおって!!」
まこ「……まぁ、それも今日までだがのぅ」ニヤリ
咲「ッッ!?」
和「……!?」
咲「いや、そういう訳じゃないですけど…」
まこ「今も二人してワシのことを笑い者にしてたんじゃろ? ええよ、正直に言いや?」
咲「……」
まこ「ワカメだ、不人気だ、どいつもこいつもワシを馬鹿にしくさりおって!!」
まこ「……まぁ、それも今日までだがのぅ」ニヤリ
咲「ッッ!?」
和「……!?」
まこ「…どうしたんじゃ二人とも、まさかワシの手に何か見えるんかのぅ?」
咲「…いえ、特に何も」
まこ「ふん、まぁええ。 …ところで和、その腕の包帯は怪我でもしたんか?」
和「…あ、これはちょっと体育の時間に」
まこ「ククク、そうかぁ… まぁ二人とも寝首かかれんよぅ精々気をつけるんじゃのぅ」バタン
まこ「……おるんじゃろ?」
?「嬢ちゃんにしてはなかなか良い読みだったな。 …間違いない、奴等がマスターだ」
まこ「全く、神さんに感謝せんといけんのぅ… やっとアイツらを見返す機会を貰えたんじゃから」
?「やれやれ、相変わらず嬢ちゃんは器が小さいていかんなぁ~ ワハハ」
咲「…いえ、特に何も」
まこ「ふん、まぁええ。 …ところで和、その腕の包帯は怪我でもしたんか?」
和「…あ、これはちょっと体育の時間に」
まこ「ククク、そうかぁ… まぁ二人とも寝首かかれんよぅ精々気をつけるんじゃのぅ」バタン
まこ「……おるんじゃろ?」
?「嬢ちゃんにしてはなかなか良い読みだったな。 …間違いない、奴等がマスターだ」
まこ「全く、神さんに感謝せんといけんのぅ… やっとアイツらを見返す機会を貰えたんじゃから」
?「やれやれ、相変わらず嬢ちゃんは器が小さいていかんなぁ~ ワハハ」
―――――
咲「…さっきの染谷先輩」
和「…ええ、あれは間違いなく令呪でした」
セイバー「…先ほどのマスターと正体不明のサーヴァント、雀力範囲外に出ました」シュン
咲「…あ!?」ビクッ
和「ありがとうございます、セイバーさん。まさか染谷先輩まで聖牌戦争に…」
セイバー「…奴等は去ったようだが貴様はいつまでそうしているつもりだ、アーチャー?」
アーチャー「……」
咲「…さっきの染谷先輩」
和「…ええ、あれは間違いなく令呪でした」
セイバー「…先ほどのマスターと正体不明のサーヴァント、雀力範囲外に出ました」シュン
咲「…あ!?」ビクッ
和「ありがとうございます、セイバーさん。まさか染谷先輩まで聖牌戦争に…」
セイバー「…奴等は去ったようだが貴様はいつまでそうしているつもりだ、アーチャー?」
アーチャー「……」
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