元スレ春香「プロデューサーさんの好きなタイプってどんな人ですか?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
151 :
おさるさん避け
152 = 1 :
三日後、車内
律子「随分、褒められたみたいねぇ。みんな」
シーン
律子「ねぇ、生きてるの? 三人とも」
伊織「オレンジ、オレンジ、果汁100%」ブツブツ
あずさ「……運命の人は、どこに」ブツブツ
亜美「みんなおかしいんだよ、りっちゃん。これってラリってるってやつだよねぇ?」
律子「そんな言葉使わないの、亜美」
亜美「じゃあ、ジャンキー?」
律子「それもダメ」
亜美「だってさぁ、真美もウチに居るときは、ずっとぼぉーってしてるし。アレじゃ、ヤクチューだよぉ……」
律子「まぁ~まさか、千早の一人勝ちだとは、私も思わなかったしね。それで今、みんなで必死なのよ。
理想の数字――72を目指してね」
亜美「どゆこと?」
律子「真美、前よりも痩せてない?」
153 = 1 :
亜美「あ~うん。亜美より体重軽いね」
律子「そういうこと。でも私はそういう問題じゃないと思うけどね」
亜美「まったくわからない。難問ですな、りっちゃん」
律子「じきにわかるわ。ああ、なんかそんな話してたら、私もお腹すいたわねぇ~。そこのコンビニ寄りましょうか」
伊織「ダ、ダメよ!! 肉まん、ピザまん、アンまん!! から揚げ、おでん、おにぎり!! そんなものは見たくない!!
寒天よ、寒天を食べましょう? そうよ、カロリー抑えましょうよ? ほら、エネルギー摂取しないってエコじゃない? そうよね、律子?」
律子「どうかしら? それにあずささ……」
あずさ「ふふっ、私はいつでもあなたの隣に……」
律子「な、なんか本格的にヤバいわね…… ちょっとみんなぁ、そこのコンビニに止まるから、買いたい物を考えといて」
伊織「コンビニ!? きぃぃぃ!! 憎い!! コレステロールが憎い!!」
亜美「いおりんが発狂してるよぉぉぉぉ」
律子「……じゃあ、止まるわよ――――って、伊織!?」ガタガタ
伊織「イスを揺らせば、停められないでしょ? ねぇ律子!?」
律子「ちょっと本当に危ないわよ!!」
伊織「絶対、勝つわ!!」ガタガタ
律子「あぶ―――――」
154 = 143 :
どんどんまずい方向に言ってるな
支援
155 = 1 :
律子「…………車より先に、息の根が止まるところだったわ」
伊織「…………ごめん、もう食べる」グゥ~
亜美「…………そだね、断食アイドル目指しても意味ないよ」
あずさ「あらあら、あそこに美味しそうな焼き鳥が飛んでるわねぇ~」グゥ~
P「みんな、元気にしてるか。夜から撮影だけど」
事務所
「「「「「「はい……(なの)」」」」」」
P「そうか、そうか。それにライブまでもう少しだ。頑張れよっ。 一か月一万円生活の仕事も来てるしなっ」
真「…………」
雪歩「お茶の葉っておいしいですよね……」
美希「ハニぃ……おにぎりが飛んでるの」
貴音「あなた様、如何の理由をもって、らぁめんはらぁめんなのでしょうか?」
真美「あぁ、パトラッシュ……お迎えが来たよ
小鳥「鳥よ、鳥よ、鳥たちよぉ~、鳥よ、鳥よぉ……鳥の詩ぁ~」
156 = 25 :
この事務所はもうアカン
157 = 151 :
音無さん古いですよ
158 :
さすが2X歳、そっちの鳥の歌を歌うか
159 = 1 :
――――ガチャ
律子「あ~思ったとおりむせ返るような悲壮感。引退試合で負けた野球部みたいね」
伊織「あぁ~思い出したくない。何やってたんだろ、私。あぁ~恥ずかしい」
あずさ「うふふ。やっぱりお腹がいっぱいになると幸せですねぇ」
亜美「飢餓寸前のみなさぁ~ん。ピザですよぉ~、ピザっ」クイ
千早「――――あっ、みんなお腹すいてないらしいから、私1人で食べるわ」
真美「千早お姉ちゃん……」
美希「千早さん……」
貴音「らぁめん……」
小鳥「ピー」
真「あああああ!! ボクにはもう無理!!」
雪歩「私ももう無理ですぅぅぅ」
春香・響「」バッ
真「ど、どうして道を塞ぐんだ、2人とも!?」
雪歩「2人は飽食に隷属されてるんだよ、真ちゃん」
160 = 1 :
真「食欲に操られてると言うのかぁ……。くっ、済まない、響、春香っ!!」スッ
真(横から抜け……)
響「」ドーン
真「肉厚っ!! だけどっ、こっちは!!」
春香「」ズーン
雪歩「『はらだいこ』からの『ギガインパクト』 努力値を防御とHPに振っても一撃ですぅ」
真「」バーン……ガクッ
雪歩「うううう……もう希望も」
貴音「諦めてはいけません、萩原雪歩」
雪歩「し、四条さん。だけど今の2人は……」
貴音「友を護るため、否、友を救うためならば、この身、喜んで切り捨てましょうっ!!」キリッ
律子「うん、まぁ、テンションあがってるのはわかるけどね、そのラーメンの出前も頼んであるから大丈夫よ。もちろん一番安いやつ」
161 = 46 :
支援は紳士のつとめ
163 = 1 :
やよい「ホントですか、律子さんっ!?」
律子「ホントよ」
やよい「うっう~、うれしいです、プロデューサー!! あっ!!」
P「どうした?」
やよい「お金……」
律子「小鳥さん、経費で落ちますよね?」
小鳥「もちろん。合点承知の助です。今回は自腹でもいいぐらいですよ」
165 :
ほ
166 = 1 :
美希「ほ、ホントなの!? 律子!?」
律子「さんでしょ? って今回はいいか。でも、本当にラーメンは頼んだわ。伊織たちも知ってるもの」
美希「や、やっと、ごはんが、食べれる……ハニー!!」タタタタ
P「うおっ」ダキ
美希「泣きそうなの……泣いてもいい?」
P「ふふっ、よしよし、やっと食えるな。泣いても良いぞ」ナデナデ
美希「ハニぃ……うぅぅぅ」
P「でもな。ほら、ピザもあるし、食べてこい」ナデナデ
美希「あはっ。わかったなのっ!!」
おさるさんに引っかかった
167 = 143 :
ピザもいるしな
168 = 1 :
真「雪歩ぉ~」
雪歩「真ちゃん……うぅぅ」ボロボロ
真「ボクたち頑張ったよね?」
雪歩「うん。みんな頑張ったよぉ、真ちゃん」
貴音「…………萩原雪歩。わたくしも欣然にいたる想いですよ。
ふふっ、たった一杯のらぁめんによもや窮地を救われるとは、この世界とは、真、面妖なものですね」
169 :
アホの俺にはなんで断食してるのかが理解できない、どうしてこうなった
170 = 1 :
千早「私も意地になってたわ。どんなに見た目が有利でも、やっぱり心が大切なのね……」
千早(それにみんなの想いの強さも知れた。私ももっとしっかりしないと)
伊織「な、なによ、みんなして!! ……ちょっと、そんなマヌケ面こっちに見せないでよっ!!
大体、そんな顔見たら……情けなくて、私まで涙が出てくるじゃない」グズッ
やよい「い、いおりちゃん。私もうれしいよっ!! みぃ~んなと食べれて、うれしいっ!!
だから、その、泣かないでほしいなぁ~って……」
伊織「な、泣いてなんかないわよ……うぅぅぅ」
やよい「よしよし、泣かないで」ナデナデ
亜美「んっふっふ~ん。真美さぁ~ん、妹より先にお姉ちゃんが泣いたらダメっしょ~」
真美「ううぅ……やっこさんのラーメンを食べれると思うと、勝手に涙が出てくるんだよぉ……」ボロボロ
亜美「泣き顔、写メろうかなぁ~」
真美「もう亜美っ!! からかわないの!!」
亜美「あっ、いつもの顔」パシャ
171 = 1 :
あずさ「あらあら。みんな泣き虫さんなのねぇ~」
律子「さっき、肉まん食べて泣きそうになってたのは、何処の誰でしたっけ?
『一生、この味を忘れません』って言って」
あずさ「さて、誰でしょう、そんなことを言ったのは?」
律子「あずささんですよ」
あずさ「ふふ、そうだったわねぇ~」
小鳥「その、プロデューサーさん?」
P「なんですか?」
小鳥「時には貶め、時には裏切る。そんな、角逐すべしライバルと思ってましたけど、結局、みんな同じ想いなんですよねぇ。
たった一つの願いを、胸の内でじぃ~と想って、各々が各々の努力を精一杯したんですよ。
確かに褒められる結果ではなかった、そう思いますけど……だけどこれって、とってもステキなことじゃないですか?」
P「そう、ですね。でもアイドルたちはみんな気付いてたと思いますよ」
小鳥「なにをですか?」
P「美しくなるためにダイエットし、やがてそれがみんなの為になるって、無意識の内にわかっていたんです。
今回は失敗しましたけど、だけど多分……みんなの絆、もちろん俺も律子も、それに音無さん、あと社長も含めて、ずっと強くなったはずです」
小鳥(ふふっ、ホントに鈍感な人ね。でも、いや、だからこそ『私たち』は惹かれるんだろうなぁ……この朴念仁に)
172 = 46 :
>>169
Pは痩せた人が好きだって噂が流れたから…かな?
173 :
174 = 25 :
たった一人に翻弄されるアイドル事務所は(アカン)
175 = 1 :
P「そう思いませんか? 音無さん?」
小鳥「ふふっ。いきなりですが、ここで問題です」
P「いきなりですね」
小鳥「何故、私はダイエットをしたでしょうか?」
P「それは、まぁ、見た目のためですよね?」
小鳥「アイドルではない私が、精一杯がんばる理由ですよ?」
P「それって」
小鳥「正解は、私の、ううん、みんなの心の中にあります」
春香・響「」
176 = 46 :
支援は紳士のつとめ
177 :
春香と響はいまどれぐらい太ってるのだろうか
力士級?
178 = 68 :
流されないやよいかわいい
179 = 1 :
春香(小鳥さんとなんかいい雰囲気。ホント、もうそろそろ決めないと)
響(うう。なんかピヨ子ずるいぞぉ。もう……カップルみたいだぁ~うぅ~。
本当にこのままじゃ自分、プロデューサーと……ゔぅ)
春香「響ちゃん」
響「春香」
春香・響「「私(自分)、今度のライブで告白するよ(ぞ)」」デプン
スーパーで割引弁当買ってくる。飯です
182 :
ハルカさん特徴がないとかこれで言われなくなるね
デブカさん
184 = 1 :
ライブ当日
P「よし、みんな!! あの日のラーメンの味は覚えてるな!?」
「「「「「「はい!!」」」」」」
P「じゃあ、貴音。一言」
貴音「はい。らぁめんは素晴らしきもの」
P「そうだな。いっその事、765プロをらぁめんプロに――――」
律子「――――絶対にしませんからね、プロデューサー」
貴音「いけずです、律子嬢は」
律子「まったくいけずじゃないわ、まったくもって正義よ」
P「なかなかどうして気位が高いな、律子は」
律子「何を言ってるんですか。そっちの方がいけずですよ」
P「へ?」
185 = 1 :
伊織「そうね、いけずはアンタね」
美希「ハニーはいけずなのー」
やよい「じゃあ、私もそうかなぁーって」
亜美「兄ちゃんはいけずぅ~、ねぇ真美?」
真美「え、う、うん」
亜美「真美?」
真美「に、兄ちゃんはいけず……だよね?」
P「キュン」
亜美「自分の口で言った!! 自分でキュンって言ったぁ!!」
美希「ミキもぉ~、ハニーをキュンってさせるのぉ~」
P「抱き付こうとするな。ほらっ、もう始まるぞ?」
美希「じゃあ、終わったら『キュン☆』ってしてくれる?」
P「ああ」
美希「あはっ。じゃあ、ミキ、がんばるの!!」
P「よし、ほらっ!! 行ってこい!!」
186 = 165 :
ほ
187 = 25 :
ほ
188 = 1 :
高木「音無君」
小鳥「はい?」
高木「この一か月で彼女たちは一段と大きくなったと見えるが……君はどうかね?」
小鳥「はい。一部は身体も大きくなりましたけど、765プロとしてさらに大きくなった気がします」
高木「君もすこし変わったようだね。もう一度アイドルデビューしてみる気はないかね? 君さえよければ、彼も頷くだろう」
小鳥「私はこうやって、あの人の、あの人たちの傍で頑張るほうが、性に合ってますから」
高木「ふむ。ティンと来た!!」
小鳥「なんです?」
高木「終わったら、そうだね。パァーとやろうじゃないか」
小鳥「お酒はNGですよ?」
高木「うまい芋焼酎をこっそり飲もう。まぁ、子供たちを帰したあとだがね」
189 = 46 :
支援は紳士のつとめ
191 = 1 :
小鳥「良いですね」
高木「それに元服祝と言ったら大げさだが、一皮むけたアイドルたちに、ここまで先導してくれたプロデューサーの彼に、私からも感謝しなくてはな」
小鳥「じゃあ、私もあの人との出会いに乾杯します」
高木「お~ベタぼれだねぇ」
小鳥「お互い様ですよ、社長」
高木「ははっ。まいったな」
そして、幕が上がる。
さまざまなネオンカラーが、まるで星空のように煌めき、轟々たる喚声は祝福の色をなす。
しかし、この色鮮やかな光が決して祝福ではないと、アイドルたちは知っている。
これは挑戦なのだ。
立ちはだかる期待との、苦汁を飲んだ過去の記憶との、追いかける自分の理想との。
そう、彼女たちの準備は、すでに整っている。
そして問いかけるのだ。
他でもない――私たちに。
ARE YOU READY!!
I'M LADY!!
始めよう
やれば出来る
きっと
絶対
私NO'1
192 = 25 :
ヤればできる…避妊の大事さを教えてくれるいい歌だよな
193 = 1 :
春香・響「ゼェ……ゼェ……ゼェ」
春香(死ぬ……ぜったい死ぬ)
響(…………うっ、吐きそう。サーターアンダギーが生まれるぞ……)
美希「はぁ、はぁ、はぁ、…………ミキ、みんなのこと大好きなの!!
キラキラして、とっても大好きなのぉぉぉ!!」
ウォォォォォ!!!!
春香「ゼェ……次……ゼェ……わた…」コヒュ コヒュ
千早「じゃあ、次の曲で最後になります!! いいよね、みんな?っ」
真美・亜美「「あたりまえっしょ!!」」
やよい「うっうー、最後までがんばります!!」
響「じ、じぶ……ちょ……うぷっ」コヒュ コヒュ
雪歩「私も最後までがんばりますぅ」
194 = 25 :
ほ
195 = 1 :
真「最後……いいよ、千早。またみんなと会えるからねっ!!」
伊織「にひひっ。そんなのあたりまえでしょ、真」
あずさ「あらあら、みんなやる気なのねぇ~。お姉さんも最後まで頑張らないと」
貴音「さて、そろそろ参りましょう」
千早「そうね、四条さん。じゃあ…………いきましょう、美希」
美希「じゃあ、みんなっ、いくよっ!!」
ウォォォォォォ!!
春香「ちょ……たんま……まだ息が……」
響「もう……吐くぞぉ……」
196 = 1 :
美希「せーのっ」
GO MY WAY!!
197 = 169 :
>>172-173
おおサンクス
春香がそういうのを流したのか、流石あざかわいいな
198 = 1 :
事務所
P「終わったな」
高木「では私が音頭を取らせてもらうとして」
P「いえ。ここは私が」
高木「いや、私が」
P「いえいえ」
律子「え~では、ライブの成功を祝して」
高木「律子クンっ!! ま――――」
「「「「「「カンパ~イ(なの)」」」」」」」
高木「」
P「しゃ、社長、次の機会がありますって。えっと俺も大人げなかったです」
高木「いやいや、ありがとう。まぁ、次のあることを願って、さぁ、今日は飲もう!!」
200 = 1 :
事務所
P「終わったな」
高木「では私が音頭を取らせてもらうとして」
P「いえ。ここは私が」
高木「いや、私が」
P「いえいえ」
律子「え~では、ライブの成功を祝して」
高木「律子クンっ!! ま――――」
「「「「「「カンパ~イ(なの)」」」」」」」
高木「」
P「しゃ、社長、次の機会がありますって。えっと俺も大人げなかったです」
高木「いやいや、ありがとう。まぁ、次のあることを願って、さぁ、今日は飲もう!!」
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