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元スレ小蒔「まーじゃん大学です!全員しゅうごうっ!」
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衣「…以上でご注文の品、お揃いですか?」
ソフィア「はい」
衣「では、ごゆっくりどうぞ」ペコン
「…」トコトコ
ソフィア「…」
浩子「これは…聞いてた以上においしそうですね」
ソフィア「…」
浩子「? 先輩?」
ソフィア「! あ、ああ、じゃあ食べるか」
浩子「…?」
ソフィア&宥&まこ&浩子「いただきまーす」
宥「! あんかけ、あったかい…!」
まこ「いいワカメ使っとる…!」
浩子「うまっ、何でダシとってるんやろ」
ソフィア「! チャーシューやわらかっ!」
ソフィア「はい」
衣「では、ごゆっくりどうぞ」ペコン
「…」トコトコ
ソフィア「…」
浩子「これは…聞いてた以上においしそうですね」
ソフィア「…」
浩子「? 先輩?」
ソフィア「! あ、ああ、じゃあ食べるか」
浩子「…?」
ソフィア&宥&まこ&浩子「いただきまーす」
宥「! あんかけ、あったかい…!」
まこ「いいワカメ使っとる…!」
浩子「うまっ、何でダシとってるんやろ」
ソフィア「! チャーシューやわらかっ!」
浩子「不思議や…おなかいっぱい食べたのに…」
まこ「また一杯食べれるような…食べたくなるような…」
宥「…」ホクホク
衣「空いた器、お下げしてもよろしいですか?」
ソフィア「うん、気をつけてな」ワタシ
衣「…!」
「…」ウケトリ
「……ありがとう、ございます」
ソフィア「?」
衣「…」トコ トコ
浩子「あーあ、今のはあかんですよ」
ソフィア「え?なにが?」
浩子「先輩が言うたんですよ? 自然に、て」
ソフィア「…?」
浩子「やのに、気をつけて、なんて…子どもみたいに」
ソフィア「……あ」
まこ「また一杯食べれるような…食べたくなるような…」
宥「…」ホクホク
衣「空いた器、お下げしてもよろしいですか?」
ソフィア「うん、気をつけてな」ワタシ
衣「…!」
「…」ウケトリ
「……ありがとう、ございます」
ソフィア「?」
衣「…」トコ トコ
浩子「あーあ、今のはあかんですよ」
ソフィア「え?なにが?」
浩子「先輩が言うたんですよ? 自然に、て」
ソフィア「…?」
浩子「やのに、気をつけて、なんて…子どもみたいに」
ソフィア「……あ」
ソフィア「どうしよ…天江、気にしてるかな…」
浩子「……まあ、ちょっとへこんだ顔でしたよ」
ソフィア「あ、謝ってくる!」
浩子「待ち! 落ち着いてください、先輩!」
ソフィア「でも…!」
浩子「そんなんしたらますます…」
晴絵「なになに、衣のはなし?」
ソフィア&宥&まこ&浩子「!」ビクッ!
晴絵「さっきから気になってたんだけど、君たち衣の友だち?」
ソフィア「あ、えっと…」
宥「大学の、チームメイト…です」
晴絵「あー、そういう… なるほどねー」
ソフィア「…」
浩子「……まあ、ちょっとへこんだ顔でしたよ」
ソフィア「あ、謝ってくる!」
浩子「待ち! 落ち着いてください、先輩!」
ソフィア「でも…!」
浩子「そんなんしたらますます…」
晴絵「なになに、衣のはなし?」
ソフィア&宥&まこ&浩子「!」ビクッ!
晴絵「さっきから気になってたんだけど、君たち衣の友だち?」
ソフィア「あ、えっと…」
宥「大学の、チームメイト…です」
晴絵「あー、そういう… なるほどねー」
ソフィア「…」
晴絵「衣のこと知ってて来たの?」
浩子「いえ」フルフル
晴絵「じゃあ偶然? へー、面白いもんだね」
まこ「あの…こんなとこで話してていいんですかのう?」
晴絵「んー? 今ちょうど手が空いたとこでね」
宥「衣ちゃんは…?」
晴絵「いま食器洗ってるけど…呼ばないほうがいいんだろ?」
宥「…はい」
ソフィア「あ、あのっ」
晴絵「ん? なに?」
ソフィア「……天江は、いつからここで…?」
晴絵「んーと、3ヶ月くらい前かなあ」
ソフィア「そんな…前から…」
浩子「いえ」フルフル
晴絵「じゃあ偶然? へー、面白いもんだね」
まこ「あの…こんなとこで話してていいんですかのう?」
晴絵「んー? 今ちょうど手が空いたとこでね」
宥「衣ちゃんは…?」
晴絵「いま食器洗ってるけど…呼ばないほうがいいんだろ?」
宥「…はい」
ソフィア「あ、あのっ」
晴絵「ん? なに?」
ソフィア「……天江は、いつからここで…?」
晴絵「んーと、3ヶ月くらい前かなあ」
ソフィア「そんな…前から…」
晴絵「あー…えっと、知らされてなくてさみしいとか…?」
「たぶんだけど、衣も悪気があっ――」
ソフィア「いっ、いえっ! そういうんじゃなくて!」
晴絵「?」
ソフィア「……割と、その…つづいてるんだな、って思っただけです」
晴絵「ああ、なるほど」
ソフィア「あ、あいつ、その…」
晴絵「?」
ソフィア「ご迷惑とか、掛けてませんか…?」
浩子「ちょお、先輩!」
「たぶんだけど、衣も悪気があっ――」
ソフィア「いっ、いえっ! そういうんじゃなくて!」
晴絵「?」
ソフィア「……割と、その…つづいてるんだな、って思っただけです」
晴絵「ああ、なるほど」
ソフィア「あ、あいつ、その…」
晴絵「?」
ソフィア「ご迷惑とか、掛けてませんか…?」
浩子「ちょお、先輩!」
晴絵「……」
「…迷惑、ねえ」
浩子「先ぱ――」
宥「浩子ちゃん」
浩子「? 宥先輩…?」
宥「……ちょっと、待ってよう…?」
浩子「え?」
ソフィア「あ、天江は!」
「……天江はその…子どもっぽいし、変なやつで…」
晴絵「……」
ソフィア「なんか、いろいろやらかしてるんじゃ…ってかんじで…」
晴絵「……」
ソフィア「でっ、でも、根は素直でいいやつなんですっ」
晴絵「……」
「…迷惑、ねえ」
浩子「先ぱ――」
宥「浩子ちゃん」
浩子「? 宥先輩…?」
宥「……ちょっと、待ってよう…?」
浩子「え?」
ソフィア「あ、天江は!」
「……天江はその…子どもっぽいし、変なやつで…」
晴絵「……」
ソフィア「なんか、いろいろやらかしてるんじゃ…ってかんじで…」
晴絵「……」
ソフィア「でっ、でも、根は素直でいいやつなんですっ」
晴絵「……」
ソフィア「あ、あいつが、天江があんながんばってるとこ、はじめてみたんですっ」
「だから、その…」
「どうか、天江のこと、よろしくおねがいします…!」ペコン
晴絵「……」
ソフィア「…」
晴絵「…あの子がはじめてうちに来たときはさあ」
ソフィア「…?」
晴絵「正直、ダメなんてもんじゃなかったよ」
ソフィア「!」
晴絵「ダメダメだったね」
「だから、その…」
「どうか、天江のこと、よろしくおねがいします…!」ペコン
晴絵「……」
ソフィア「…」
晴絵「…あの子がはじめてうちに来たときはさあ」
ソフィア「…?」
晴絵「正直、ダメなんてもんじゃなかったよ」
ソフィア「!」
晴絵「ダメダメだったね」
晴絵「まず敬語が使えないし、食器も取れない運べない洗えないの三拍子」
「注文は覚えられないし、ろくに伝えられないし、水はこぼすし」
「そんでもって失敗したら泣くんだから…あれは手に負えなかったな」
ソフィア「あ、あの…」
晴絵「まー聞きなよ」
ソフィア「! は、はい」
晴絵「…正直クビにしようとも思ったよ、何回か」
「泣かれてかわいそうだからって雇ってられるわけでもないしね」
「だから本人にも、そんなんならやめてもらうぞって言ったんだ」
ソフィア「……」
晴絵「その時は、それはいやだって言って、また泣いてたんだけどさ…」
ソフィア「……」
晴絵「だんだん、泣きやむまでの時間が短くなっていったんだよね」
ソフィア「……」
晴絵「…それで、ついには泣かなくなった」
「注文は覚えられないし、ろくに伝えられないし、水はこぼすし」
「そんでもって失敗したら泣くんだから…あれは手に負えなかったな」
ソフィア「あ、あの…」
晴絵「まー聞きなよ」
ソフィア「! は、はい」
晴絵「…正直クビにしようとも思ったよ、何回か」
「泣かれてかわいそうだからって雇ってられるわけでもないしね」
「だから本人にも、そんなんならやめてもらうぞって言ったんだ」
ソフィア「……」
晴絵「その時は、それはいやだって言って、また泣いてたんだけどさ…」
ソフィア「……」
晴絵「だんだん、泣きやむまでの時間が短くなっていったんだよね」
ソフィア「……」
晴絵「…それで、ついには泣かなくなった」
晴絵「そこから先は早かったよ」
「できる仕事もちょっとずつ増えてって、今じゃあの通り」
「注文伝える声、結構通ってたでしょ?」
ソフィア「…はい」コクン
晴絵「あはは 最初は全然聞こえなかったんだよ、あれ」
「…だからさ」
「わたしが君に言いたいことはひとつだよ」
ソフィア「…?」
晴絵「……うちのバイト舐めんなよ」
ソフィア「!」ビクッ
晴絵「衣はもう、心配してもらわなきゃいけないような子じゃない」
「保護者付きじゃないと何もできないガキじゃあ、ない」
「よろしくお願い、なんて、してほしくないんだよ、衣のこと」
ソフィア「あ…」
晴絵「…わかった?」
ソフィア「は、はいっ!」
晴絵「わかればよろしい」
「できる仕事もちょっとずつ増えてって、今じゃあの通り」
「注文伝える声、結構通ってたでしょ?」
ソフィア「…はい」コクン
晴絵「あはは 最初は全然聞こえなかったんだよ、あれ」
「…だからさ」
「わたしが君に言いたいことはひとつだよ」
ソフィア「…?」
晴絵「……うちのバイト舐めんなよ」
ソフィア「!」ビクッ
晴絵「衣はもう、心配してもらわなきゃいけないような子じゃない」
「保護者付きじゃないと何もできないガキじゃあ、ない」
「よろしくお願い、なんて、してほしくないんだよ、衣のこと」
ソフィア「あ…」
晴絵「…わかった?」
ソフィア「は、はいっ!」
晴絵「わかればよろしい」
晴絵「まあさ、心配になるのは分かるけど、信じてやんなよ」
ソフィア「…!」
晴絵「それが、本人もいちばん嬉しいだろうからさ」
ソフィア「…はい」
晴絵「あんたたちもね」
宥&まこ&浩子「…」コクン
晴絵「…ふう、じゃあ戻るとしますかね」
ソフィア「あ、あの」
晴絵「…?」
ソフィア「失礼なこと言って…すいませんでしたっ」ペコン
晴絵「…」フッ
「ごゆっくり」ヒラヒラ
ソフィア「…!」
晴絵「それが、本人もいちばん嬉しいだろうからさ」
ソフィア「…はい」
晴絵「あんたたちもね」
宥&まこ&浩子「…」コクン
晴絵「…ふう、じゃあ戻るとしますかね」
ソフィア「あ、あの」
晴絵「…?」
ソフィア「失礼なこと言って…すいませんでしたっ」ペコン
晴絵「…」フッ
「ごゆっくり」ヒラヒラ
校長先生と執事と京太郎くんのクッソ濃厚な絡みはまだですかねえ
――よる
衣「お先に失礼しまーす」
晴絵「おう、またな」
ガラガラ
衣「! 寒いな…」
「……」
「…くしゅんっ」
ソフィア「…風邪引くぞ」ウワギカケ
衣「! ソフィア!」
衣「お先に失礼しまーす」
晴絵「おう、またな」
ガラガラ
衣「! 寒いな…」
「……」
「…くしゅんっ」
ソフィア「…風邪引くぞ」ウワギカケ
衣「! ソフィア!」
ソフィア「……」
衣「……ずっと、待ってたのか?」
ソフィア「…うん」
衣「なんで…」
ソフィア「謝ろうと…思ってよ」
衣「…?」
ソフィア「……わたし、おまえのこと舐めてたわ」
衣「!」
ソフィア「ごめんな」
衣「……ずっと、待ってたのか?」
ソフィア「…うん」
衣「なんで…」
ソフィア「謝ろうと…思ってよ」
衣「…?」
ソフィア「……わたし、おまえのこと舐めてたわ」
衣「!」
ソフィア「ごめんな」
衣「……べっ」
ソフィア「…?」
衣「別に、そんなこと気にしてないぞ!」
ソフィア「…そっか」
衣「ソフィアは気にしいさんだなっ」
ソフィア「そうだな」
衣「それに……こんな、寒いのに…待ってるなんて…」
ソフィア「…」
衣「……ソフィアのほうが、ずっと子どもだ」
ソフィア「…ほんとにそーだなあ こういうとこがダメなんだろうなあ」
衣「…そうだ」
ソフィア「悪かったよ」
衣「……」
ソフィア「ごめん」
衣「……ううん、いい」
ソフィア「…?」
衣「別に、そんなこと気にしてないぞ!」
ソフィア「…そっか」
衣「ソフィアは気にしいさんだなっ」
ソフィア「そうだな」
衣「それに……こんな、寒いのに…待ってるなんて…」
ソフィア「…」
衣「……ソフィアのほうが、ずっと子どもだ」
ソフィア「…ほんとにそーだなあ こういうとこがダメなんだろうなあ」
衣「…そうだ」
ソフィア「悪かったよ」
衣「……」
ソフィア「ごめん」
衣「……ううん、いい」
衣「……ほんとは」
ソフィア「ん?」
衣「…ほんとは、もっとちゃんと働けるようになったら誘おうと、思ってたんだ」
ソフィア「…」
衣「衣がしっかりしてたら、みんな驚くだろ?」
ソフィア「…まあ、なあ」
衣「それに…」
ソフィア「…?」
衣「…みんなには、いつも世話になってるから……しっかりした衣を見て、もらおうと…」
ソフィア「……見たよ」
衣「…いや」
ソフィア「…ちゃんと、働いてたじゃねーか 大将もほめてたぞ」
衣「? ハルエが?」
ソフィア「うん…お前はもうガキじゃないってよ」
衣「……そうか、ハルエが、な…」
ソフィア「ん?」
衣「…ほんとは、もっとちゃんと働けるようになったら誘おうと、思ってたんだ」
ソフィア「…」
衣「衣がしっかりしてたら、みんな驚くだろ?」
ソフィア「…まあ、なあ」
衣「それに…」
ソフィア「…?」
衣「…みんなには、いつも世話になってるから……しっかりした衣を見て、もらおうと…」
ソフィア「……見たよ」
衣「…いや」
ソフィア「…ちゃんと、働いてたじゃねーか 大将もほめてたぞ」
衣「? ハルエが?」
ソフィア「うん…お前はもうガキじゃないってよ」
衣「……そうか、ハルエが、な…」
ソフィア「…つーか、呼び捨てなんだな?」
衣「ケーゴはお客さんの前だけだって、ハルエが決めたんだ」
ソフィア「へえ」
衣「ハルエがいちばんケーゴ苦手だからなっ」
ソフィア「マジかよ」
衣「まじだぞっ」
ソフィア「…ふ、ふふ…おもしれーな、それ、はは」
衣「……ぷ、ぷくく、ふふ」
ソフィア「はは、はははははは!」
衣「ふふっ、あはははは!」
ソフィア「あはははは…ふう、天江さー」
衣「なんだ?」
ソフィア「おまえ、ハタチ過ぎてたよな」
衣「うん、超えたぞ」
衣「ケーゴはお客さんの前だけだって、ハルエが決めたんだ」
ソフィア「へえ」
衣「ハルエがいちばんケーゴ苦手だからなっ」
ソフィア「マジかよ」
衣「まじだぞっ」
ソフィア「…ふ、ふふ…おもしれーな、それ、はは」
衣「……ぷ、ぷくく、ふふ」
ソフィア「はは、はははははは!」
衣「ふふっ、あはははは!」
ソフィア「あはははは…ふう、天江さー」
衣「なんだ?」
ソフィア「おまえ、ハタチ過ぎてたよな」
衣「うん、超えたぞ」
ソフィア「…じゃあ、さ」
衣「…?」
ソフィア「こんど、わたしがバイトしてる居酒屋に来いよ」
衣「! いいのか?」
ソフィア「ああ、うまい酒おごってやるからさ」
衣「いく!」
ソフィア「大丈夫かー? 甘っちょろいのは出さねーぞ?」
衣「む、だいじょうぶだぞ!」
ソフィア「はは、そっか、そうだよな、ははは」
衣「?」
ソフィア「よし、じゃあ来いっ」
衣「! うんっ」
浩子「わたしらもお邪魔したいですな」ニュッ
ソフィア&衣「!?」
衣「…?」
ソフィア「こんど、わたしがバイトしてる居酒屋に来いよ」
衣「! いいのか?」
ソフィア「ああ、うまい酒おごってやるからさ」
衣「いく!」
ソフィア「大丈夫かー? 甘っちょろいのは出さねーぞ?」
衣「む、だいじょうぶだぞ!」
ソフィア「はは、そっか、そうだよな、ははは」
衣「?」
ソフィア「よし、じゃあ来いっ」
衣「! うんっ」
浩子「わたしらもお邪魔したいですな」ニュッ
ソフィア&衣「!?」
まこ「わしゃあイモ焼酎が好きじゃなあ」ヒョコン
宥「熱燗…あったかい…」プルプル
ソフィア「おまえら…帰ったんじゃ…」
浩子「先輩ひとり置いて帰れますかいな」
まこ「駅で分かれてから、こっそり戻る先輩がみえたんでのう」
衣「宥ー、すごいもこもこしてるな?」
宥「うん…ふたりが上着を貸してくれたの」プルプル
浩子「先輩自慢のお酒、飲みたいなー」
まこ「さぞうまいんじゃろうなー」
ソフィア「…」ハァ
「…しょーがねえ」
浩子&まこ「!」ニヤ
ソフィア「おまえらまとめてご馳走しつくしてやるよ!」
浩子&まこ「よっしゃーい!」
もいっこカン!
宥「熱燗…あったかい…」プルプル
ソフィア「おまえら…帰ったんじゃ…」
浩子「先輩ひとり置いて帰れますかいな」
まこ「駅で分かれてから、こっそり戻る先輩がみえたんでのう」
衣「宥ー、すごいもこもこしてるな?」
宥「うん…ふたりが上着を貸してくれたの」プルプル
浩子「先輩自慢のお酒、飲みたいなー」
まこ「さぞうまいんじゃろうなー」
ソフィア「…」ハァ
「…しょーがねえ」
浩子&まこ「!」ニヤ
ソフィア「おまえらまとめてご馳走しつくしてやるよ!」
浩子&まこ「よっしゃーい!」
もいっこカン!
《きゃんぷ》
――ワハハカー
智美「ワハハー、もうすぐだぞー」ガタンガタン
絹恵「や、やっと…やっと…!」
美幸「この車から…降りられるのね…もー…!」
智美「運転上手くなったって言われたんだけどなー、これでも」
美幸「誰によもー…」
智美「ゆみちん」
絹恵「つまり…加治木さんはこれよりあかんのを体験したと…?」
美幸「強いわけだわもー…」
智美「ワハハ、修行みたいな言いかたするなよー」
誠子「園城寺先輩、だいじょうぶですか?」サスサス
怜「う……ん…」ガンメンソウハク
智美「ワハハー、だいじょーぶかとっきー」
怜「…だいじょ、ぶ……やない……かも……」
――ワハハカー
智美「ワハハー、もうすぐだぞー」ガタンガタン
絹恵「や、やっと…やっと…!」
美幸「この車から…降りられるのね…もー…!」
智美「運転上手くなったって言われたんだけどなー、これでも」
美幸「誰によもー…」
智美「ゆみちん」
絹恵「つまり…加治木さんはこれよりあかんのを体験したと…?」
美幸「強いわけだわもー…」
智美「ワハハ、修行みたいな言いかたするなよー」
誠子「園城寺先輩、だいじょうぶですか?」サスサス
怜「う……ん…」ガンメンソウハク
智美「ワハハー、だいじょーぶかとっきー」
怜「…だいじょ、ぶ……やない……かも……」
――川辺のキャンプ場
智美「着いたぞー」
絹恵「……ああ、大地や」
美幸「また、この上に立てるなんて…夢のようよ、もー…」
誠子「先輩、ほら、着きましたよ」オンブ
怜「……ごめんな、せーこ」オンブサレ
智美「よーし、まずはテントをはるぞー!」
絹恵「はーい」
美幸「やるかーもー」
怜「…う、うちも」フラッ
誠子「えっ、先輩、無理しないほうが…」
怜「でも…」
智美「…」
「…ワハハ、やっぱちょっと休憩にするかー」
絹恵「?」
智美「運転で疲れちゃったからなー」
智美「着いたぞー」
絹恵「……ああ、大地や」
美幸「また、この上に立てるなんて…夢のようよ、もー…」
誠子「先輩、ほら、着きましたよ」オンブ
怜「……ごめんな、せーこ」オンブサレ
智美「よーし、まずはテントをはるぞー!」
絹恵「はーい」
美幸「やるかーもー」
怜「…う、うちも」フラッ
誠子「えっ、先輩、無理しないほうが…」
怜「でも…」
智美「…」
「…ワハハ、やっぱちょっと休憩にするかー」
絹恵「?」
智美「運転で疲れちゃったからなー」
絹恵「やった、ほならあっちの自販機で飲み物買ってきます」
美幸「わたしもいくーもー」
絹恵「みなさん何飲まれます?」
智美「サイダーがいいなー」
誠子「あ、じゃあライフガードを…先輩は?」
怜「お茶を…」
絹恵「りょーかいです」
美幸「ライフガードあるかなもー」テクテク
絹恵「さっきちらっとみたときありましたで」テクテク
怜「…」クイクイ
智美「ん?」
怜「…さとみ、おおきにな」
智美「ワハハー、せっかく来たんだから、やっぱみんなでやらないとなー」
怜「…うん」
美幸「わたしもいくーもー」
絹恵「みなさん何飲まれます?」
智美「サイダーがいいなー」
誠子「あ、じゃあライフガードを…先輩は?」
怜「お茶を…」
絹恵「りょーかいです」
美幸「ライフガードあるかなもー」テクテク
絹恵「さっきちらっとみたときありましたで」テクテク
怜「…」クイクイ
智美「ん?」
怜「…さとみ、おおきにな」
智美「ワハハー、せっかく来たんだから、やっぱみんなでやらないとなー」
怜「…うん」
智美「ワハハー、とっきーと誠子はそっち引っぱってくれー」
怜「うん」
誠子「こんなかんじですか?」
智美「そーそー 絹とつばきーはあっちだー」
絹恵「んーっ」
美幸「よいしょー、もー」
智美「ワハハー、よーし、完成だなっ」
美幸「つっかれたーもー」
絹恵「荷物入れちゃいましょか」
美幸「絹ちゃん元気だねーもー」
絹恵「えへへ、元サッカー部ですから」
怜「ふー」
誠子「けっこう疲れましたね…」
怜「…でも、楽しいな」
誠子「! はいっ」
怜「うん」
誠子「こんなかんじですか?」
智美「そーそー 絹とつばきーはあっちだー」
絹恵「んーっ」
美幸「よいしょー、もー」
智美「ワハハー、よーし、完成だなっ」
美幸「つっかれたーもー」
絹恵「荷物入れちゃいましょか」
美幸「絹ちゃん元気だねーもー」
絹恵「えへへ、元サッカー部ですから」
怜「ふー」
誠子「けっこう疲れましたね…」
怜「…でも、楽しいな」
誠子「! はいっ」
智美「ワハハ、まだお昼だし、遊ぶかー」
絹恵「おー!」
美幸「みんななにか遊び道具持ってきたの?もー」
智美「とりあえずゴムボールとプラのバットを持ってきたぞ」
絹恵「やきゅー!」
美幸「やりたいやりたいもー!」
智美「おー、誠子は釣り竿持ってきたのか」
誠子「はい、せっかくの川辺なので」
美幸「渋いセレクト、ナイスよもー!」グッ
怜「わたしも魚釣りたい」
誠子「2本あるから1本お貸ししますよ」
怜「ほんま? おおきに」
誠子「いえいえ」
絹恵「さすがせーこちゃんや」
誠子「…えへへ」テレ
絹恵「おー!」
美幸「みんななにか遊び道具持ってきたの?もー」
智美「とりあえずゴムボールとプラのバットを持ってきたぞ」
絹恵「やきゅー!」
美幸「やりたいやりたいもー!」
智美「おー、誠子は釣り竿持ってきたのか」
誠子「はい、せっかくの川辺なので」
美幸「渋いセレクト、ナイスよもー!」グッ
怜「わたしも魚釣りたい」
誠子「2本あるから1本お貸ししますよ」
怜「ほんま? おおきに」
誠子「いえいえ」
絹恵「さすがせーこちゃんや」
誠子「…えへへ」テレ
絹恵(よし、これでいきましょ)サインバッバッ
美幸(オッケーよもー)コクン
智美「ワハハー、バッター4番ベーブ・ルースだぞー」ブン ブン
美幸「いっけー! 大魔神のフォークボール!」ナゲ
絹恵「! 言うてもうた!」
智美「ぐわらワハがきーん!」ブンッ
絹恵「!! 豪快な空振りや!」パシッ
智美「…いまのは打ってもしゃーない球や」
絹恵「あは、ドカベンですか」
智美「ワハハ、岩鬼っ」
美幸「…?」
怜「あはは、餌きもいなー」
誠子「えっと、お付けしましょうか」
怜「ううん、だいじょぶや、おおきにな」
誠子「いえ」
美幸(オッケーよもー)コクン
智美「ワハハー、バッター4番ベーブ・ルースだぞー」ブン ブン
美幸「いっけー! 大魔神のフォークボール!」ナゲ
絹恵「! 言うてもうた!」
智美「ぐわらワハがきーん!」ブンッ
絹恵「!! 豪快な空振りや!」パシッ
智美「…いまのは打ってもしゃーない球や」
絹恵「あは、ドカベンですか」
智美「ワハハ、岩鬼っ」
美幸「…?」
怜「あはは、餌きもいなー」
誠子「えっと、お付けしましょうか」
怜「ううん、だいじょぶや、おおきにな」
誠子「いえ」
怜「んっと…こう?」
誠子「ここを、もうちょっと…こうです」
怜「! ついた」
誠子「じゃあ釣りましょうか」
怜「うんっ ひょいっと入れればええの?」
誠子「ええと、これをこうして…こうです」ヒュッ
怜「おー なるほど、やってみるわ」
誠子「針、当たらないように気をつけてください」
怜「うん」
智美「ワハハー、ストレートで来ーい」パシンパシン
絹恵「りょーかいでーす!」
美幸「ホームランよ、もー」
絹恵「てやっ」ナゲ
美幸「えいっ」ブンッ
智美「ストラーイク、バッターアウト」
誠子「ここを、もうちょっと…こうです」
怜「! ついた」
誠子「じゃあ釣りましょうか」
怜「うんっ ひょいっと入れればええの?」
誠子「ええと、これをこうして…こうです」ヒュッ
怜「おー なるほど、やってみるわ」
誠子「針、当たらないように気をつけてください」
怜「うん」
智美「ワハハー、ストレートで来ーい」パシンパシン
絹恵「りょーかいでーす!」
美幸「ホームランよ、もー」
絹恵「てやっ」ナゲ
美幸「えいっ」ブンッ
智美「ストラーイク、バッターアウト」
智美「ワハハー、やっとピッチャーだな」グルングルン
絹恵「初ヒット打ったるでー」
智美「いくぞー」
美幸「! あの構えは…!」
智美「ワハハっ、小さな巨人だぞっ」アンダースロー
絹恵「ならうちは通天閣打法や!」カキーン
智美「ワハっ!?」
絹恵「あ…当たった…!」
美幸「すごいわもー!」
智美「うわーけっこう飛んで……あ」
絹恵「初ヒット打ったるでー」
智美「いくぞー」
美幸「! あの構えは…!」
智美「ワハハっ、小さな巨人だぞっ」アンダースロー
絹恵「ならうちは通天閣打法や!」カキーン
智美「ワハっ!?」
絹恵「あ…当たった…!」
美幸「すごいわもー!」
智美「うわーけっこう飛んで……あ」
智美「誠子ーっ!」
誠子「!」ビクッ
怜「?」
智美「うえうえっ」
誠子「上?」ミアゲ
ヒューン
誠子「?」パシッ
智美「ワハハ、ナイスキャッチー 完全試合継続だなっ」
絹恵「! ずるいですっ」
誠子「!」ビクッ
怜「?」
智美「うえうえっ」
誠子「上?」ミアゲ
ヒューン
誠子「?」パシッ
智美「ワハハ、ナイスキャッチー 完全試合継続だなっ」
絹恵「! ずるいですっ」
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