私的良スレ書庫
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元スレ奉太郎「千反田、最後はお前が選べ……」
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そもそも時代的にスマートフォンはおろか携帯電話さえ云々カンヌン
>>153
アニメだとスマートフォン持ってたで
アニメだとスマートフォン持ってたで
里志「僕にこんなことをしてどうなるか分かってるのか? スマートフォンを壊してもバックアップはあるんだ……」
奉太郎「ダウト」
里志「?」
奉太郎「実はバックアップなんか本当はない。違うか?」
里志「なにを言って……」
奉太郎「一年生のときに古典部員でチャットをしようと言ったときがあったよな?」
奉太郎「あのときお前は、自分はパソコンを持ってないから無理だ、と言った。あれが嘘である可能性は低い」
里志「願望を語るのもいい加減に……」
奉太郎「なによりお前が今日はじめてかいているその冷や汗。それがなによりの証拠だ」
奉太郎「ダウト」
里志「?」
奉太郎「実はバックアップなんか本当はない。違うか?」
里志「なにを言って……」
奉太郎「一年生のときに古典部員でチャットをしようと言ったときがあったよな?」
奉太郎「あのときお前は、自分はパソコンを持ってないから無理だ、と言った。あれが嘘である可能性は低い」
里志「願望を語るのもいい加減に……」
奉太郎「なによりお前が今日はじめてかいているその冷や汗。それがなによりの証拠だ」
奉太郎「お前の負けだ。里志」
里志「……」
奉太郎「今すぐ古典部から……」
える「待って下さい!」
奉太郎「千反田……?」
える「福部さん、お願いですから古典部をやめないで下さい!」
奉太郎「なにを言っているんだ? お前をこんなに苦しめた奴だぞ?」
える「誰にでも間違いはあります。でも大事なのは、そこからどうするかだと、私は思うんです!」
里志「……」
奉太郎「今すぐ古典部から……」
える「待って下さい!」
奉太郎「千反田……?」
える「福部さん、お願いですから古典部をやめないで下さい!」
奉太郎「なにを言っているんだ? お前をこんなに苦しめた奴だぞ?」
える「誰にでも間違いはあります。でも大事なのは、そこからどうするかだと、私は思うんです!」
える「福部さんだって大事な古典部の一員です! あの氷菓の謎だって一緒に考えてくれたじゃないですか!」
里志「……」
える「古典部は4人で古典部です! 誰一人欠けてもここまでくることはできませんでした!」
奉太郎「千反田……」
える「ですからお願いです! 古典部をやめないで下さい!」
千反田が頭を下げた。
里志は立ち上がり、覚束ないあしどりで入口へ向かった。
千反田「福部さん!」
里志は無言でドアを開けた。
里志「考えておくよ」
千反田の顔に輝きが戻る。
える「ありがとうございます!」
里志「……」
える「古典部は4人で古典部です! 誰一人欠けてもここまでくることはできませんでした!」
奉太郎「千反田……」
える「ですからお願いです! 古典部をやめないで下さい!」
千反田が頭を下げた。
里志は立ち上がり、覚束ないあしどりで入口へ向かった。
千反田「福部さん!」
里志は無言でドアを開けた。
里志「考えておくよ」
千反田の顔に輝きが戻る。
える「ありがとうございます!」
部室に残ったのはオレと千反田。
二人きり。
千反田が顔をあげた。
オレに微笑みかける。
える「ありがとうございました。折木さん」
里志の気持ちも少しは分からなくもないかもしれない。
あんなことを言っていたが、多分本当はあいつも……
える「ところで折木さん、私、折木さんが昨日の朝何を考えていたのか、まだ聞いてません!」
二人きり。
千反田が顔をあげた。
オレに微笑みかける。
える「ありがとうございました。折木さん」
里志の気持ちも少しは分からなくもないかもしれない。
あんなことを言っていたが、多分本当はあいつも……
える「ところで折木さん、私、折木さんが昨日の朝何を考えていたのか、まだ聞いてません!」
>>161
ルックスェ...
ルックスェ...
奉太郎「気になるか?」
える「はい、私、気になります!」
千反田が満面の笑みをオレにむける。
今度はオレの番だな……
奉太郎「千反田……」
オレは千反田の両肩に手をおき、真っ直ぐに千反田の顔を見つめた。
奉太郎「オレが朝、考えてたのはお前との未来だ」
奉太郎「オレと付き合ってくれ!」
える「はい、私、気になります!」
千反田が満面の笑みをオレにむける。
今度はオレの番だな……
奉太郎「千反田……」
オレは千反田の両肩に手をおき、真っ直ぐに千反田の顔を見つめた。
奉太郎「オレが朝、考えてたのはお前との未来だ」
奉太郎「オレと付き合ってくれ!」
千反田の目が驚いたように見開く。
顔が紅潮する。
オレも同じなのだろうか。
える「はい……」
千反田がゆっくりと目を閉じる。
奉太郎「いいのか?」
える「はじめては折木さんがいいんです……」
オレはゆっくりと千反田に唇を重ねた。
このまま時が止まってしまえばいい。
そう思った。
Fin~
顔が紅潮する。
オレも同じなのだろうか。
える「はい……」
千反田がゆっくりと目を閉じる。
奉太郎「いいのか?」
える「はじめては折木さんがいいんです……」
オレはゆっくりと千反田に唇を重ねた。
このまま時が止まってしまえばいい。
そう思った。
Fin~
>>165
乙!
乙!
ここまで読んで下さった方々、支援して下さった方々、ありがとうございました。
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