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元スレ奉太郎「千反田、最後はお前が選べ……」
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奉太郎「なにがおかしい」
里志「いや、ふふ、なんでもないよ。ただ考えが浅いな~と思ってね」
える「そのようなことを言っても、私は騙されません」
里志「じゃあ言うけどさ。千反田さん、千反田さんには許嫁がいるでしょ?」
その瞬間、オレを止めるために密着していた千反田の身体が震えた。
える「それが、どうしたと言うんですか?」
里志「強がっても駄目だよ。千反田さんは基本的に異性との親しい交際は禁止されている、そうだね?」
える「……」
千反田のオレの身体を抑える力が段々弱まっていく。
里志「いや、ふふ、なんでもないよ。ただ考えが浅いな~と思ってね」
える「そのようなことを言っても、私は騙されません」
里志「じゃあ言うけどさ。千反田さん、千反田さんには許嫁がいるでしょ?」
その瞬間、オレを止めるために密着していた千反田の身体が震えた。
える「それが、どうしたと言うんですか?」
里志「強がっても駄目だよ。千反田さんは基本的に異性との親しい交際は禁止されている、そうだね?」
える「……」
千反田のオレの身体を抑える力が段々弱まっていく。
奉太郎「里志、それがどうしたっていうんだ?」
里志は再び笑みを浮かべた。
里志「一年生のときから、奉太郎と千反田さんは、よく二人でいることが多かったよね?」
確かにオレは千反田と一緒にいることは多かった。
しかし、他人に言われて恥ずかしいようなやましいことは一切してない。
奉太郎「それがなんだ?」
里志「もしその二人きりのときの写真を僕が持っているとして、それを千反田さんの両親に見せたらどうなるかな?」
里志は再び笑みを浮かべた。
里志「一年生のときから、奉太郎と千反田さんは、よく二人でいることが多かったよね?」
確かにオレは千反田と一緒にいることは多かった。
しかし、他人に言われて恥ずかしいようなやましいことは一切してない。
奉太郎「それがなんだ?」
里志「もしその二人きりのときの写真を僕が持っているとして、それを千反田さんの両親に見せたらどうなるかな?」
奉太郎「なっ……」
里志は巾着からスマートフォンを取り出すと、画面を操作しはじめた。
そして、画面をオレと千反田の方へ向ける。
える「それは……」
そこにはオレと千反田の思い出の切れ端が詰まっていた。
部室。
川辺。
文化祭。
初詣。
そして、その全てに共通するのはオレと千反田が二人きりで写っていること。
里志は巾着からスマートフォンを取り出すと、画面を操作しはじめた。
そして、画面をオレと千反田の方へ向ける。
える「それは……」
そこにはオレと千反田の思い出の切れ端が詰まっていた。
部室。
川辺。
文化祭。
初詣。
そして、その全てに共通するのはオレと千反田が二人きりで写っていること。
里志「これを見たら千反田さんのご両親はどうするかな~?」
える「どうして……どうして……こんなことをするんですか?」
千反田の声は掠れて、途切れ途切れだった。
里志「そんなの決まってるじゃないか。千反田さんのことが好きだからだよ」
狂っている。
こんな奴を親友だと思っていた自分に寒気がした。
奉太郎「里志、こんなことをして、本当に千反田の心が自分に向くと思っているのか?」
里志「相変わらず奉太郎は、僕に対して上からだね」
える「どうして……どうして……こんなことをするんですか?」
千反田の声は掠れて、途切れ途切れだった。
里志「そんなの決まってるじゃないか。千反田さんのことが好きだからだよ」
狂っている。
こんな奴を親友だと思っていた自分に寒気がした。
奉太郎「里志、こんなことをして、本当に千反田の心が自分に向くと思っているのか?」
里志「相変わらず奉太郎は、僕に対して上からだね」
里志「僕は昔から奉太郎のそういうところが大嫌いだったんだよ」
里志の口調が変わった。
里志「いつもいつもいつもいつも奉太郎は、僕にはできないことを簡単にやってみせた」
奉太郎「……」
里志「僕はその度に劣等感に苛まれたよ。僕は奉太郎には勝てないってね……」
里志「でもね! 今回だけは絶対にそうはいかない! 千反田さんだけは絶対に奉太郎の思い通りにはさせない!」
奉太郎「お前はそんなくだらないことのために、千反田の感情を弄ぶのか!?」
里志の口調が変わった。
里志「いつもいつもいつもいつも奉太郎は、僕にはできないことを簡単にやってみせた」
奉太郎「……」
里志「僕はその度に劣等感に苛まれたよ。僕は奉太郎には勝てないってね……」
里志「でもね! 今回だけは絶対にそうはいかない! 千反田さんだけは絶対に奉太郎の思い通りにはさせない!」
奉太郎「お前はそんなくだらないことのために、千反田の感情を弄ぶのか!?」
里志「そうでもないさ。僕は千反田さんを愛しているつもりだよ」
里志の口角が上がる。
スマートフォンを壊してしまえば証拠はなくなる。
オレは機会を伺っていた。
里志「さっきから僕の動きを見てるみたいだけど、スマホを奪って壊そうとでもしてるのかな?」
奉太郎「……」
里志「だとしたら無駄だよ。データは全部パソコンにスペアがあるからね」
里志の口角が上がる。
スマートフォンを壊してしまえば証拠はなくなる。
オレは機会を伺っていた。
里志「さっきから僕の動きを見てるみたいだけど、スマホを奪って壊そうとでもしてるのかな?」
奉太郎「……」
里志「だとしたら無駄だよ。データは全部パソコンにスペアがあるからね」
里志「残念でした。あははははは」
今すぐにでも殴ってやりたかった。
だが千反田がオレの背中で泣いている。
それがオレに、歯止めをかけてくれていた。
里志「まあ、せいぜい考えるんだね。返事の期限は明日。もし断れば、この写真をばらまく」
える「……」
里志は部室から出て行った。
部室には千反田のしゃくり泣く音だけが響いている。
今すぐにでも殴ってやりたかった。
だが千反田がオレの背中で泣いている。
それがオレに、歯止めをかけてくれていた。
里志「まあ、せいぜい考えるんだね。返事の期限は明日。もし断れば、この写真をばらまく」
える「……」
里志は部室から出て行った。
部室には千反田のしゃくり泣く音だけが響いている。
かまってちゃんアピールうぜえわ
書きため終わってからスレ立てりゃいいだろ
くっせえからもう本文以外書き込むなや
書きため終わってからスレ立てりゃいいだろ
くっせえからもう本文以外書き込むなや
次、ご飯食べ終わりました!保守ありがとうございますとか書き込んだら荒らす
オレは千反田を抱き寄せた。
える「折木……さん……?」
奉太郎「すまん。千反田……全部オレのせいだ……」
千反田は涙を拭いた。
える「いえ、折木さんはなにも悪くないです。こんなことになるなんて誰も思いません」
奉太郎「千反田……」
この少女をずっと抱きしめたかった。
守ってあげたかった。
える「折木……さん……?」
奉太郎「すまん。千反田……全部オレのせいだ……」
千反田は涙を拭いた。
える「いえ、折木さんはなにも悪くないです。こんなことになるなんて誰も思いません」
奉太郎「千反田……」
この少女をずっと抱きしめたかった。
守ってあげたかった。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ほうたろうイケメンすぎ!カッコヨス!><
素敵!抱いて!めちゃくちゃにして!
ほうたろうイケメンすぎ!カッコヨス!><
素敵!抱いて!めちゃくちゃにして!
なんか誤解されとんな……(´・_・`)
俺荒らし向いてねえな
もう消えるわノシ
俺荒らし向いてねえな
もう消えるわノシ
>>79
いちいちうるせえよ黙って正座して読んでろミドリムシが
いちいちうるせえよ黙って正座して読んでろミドリムシが
える「折木さん、私はもう大丈夫です」
千反田がオレの身体を離れる。
える「明日のことを話しあいましょう」
奉太郎「ああ、しかしもう下校時間だ。とりあえず外に出るぞ」
える「はい」
荷物をまとめはじめる。
明日にはこの部室で……
里志はやってはいけないことをした。
あいつは許せない。
千反田がオレの身体を離れる。
える「明日のことを話しあいましょう」
奉太郎「ああ、しかしもう下校時間だ。とりあえず外に出るぞ」
える「はい」
荷物をまとめはじめる。
明日にはこの部室で……
里志はやってはいけないことをした。
あいつは許せない。
オレと千反田は学校を出た。
日は西に傾きかけている。
える「少し川辺をお散歩しませんか?」
奉太郎「ああ……」
千反田は、どうしてこんなに落ち着いていられるんだろうか?
混乱しているのは、むしろオレの方なのかもしれない。
オレ達は川辺に腰掛けた。
日は西に傾きかけている。
える「少し川辺をお散歩しませんか?」
奉太郎「ああ……」
千反田は、どうしてこんなに落ち着いていられるんだろうか?
混乱しているのは、むしろオレの方なのかもしれない。
オレ達は川辺に腰掛けた。
える「折木さん、やっぱりまだ私、ダメみたいです」
座ってすぐに千反田が言った。
さっきまでのはやっぱり強がりだったのだろうか。
無理もない……
千反田は泣き続けた。
オレにできるのは、ただただ泣く千反田の頭をそっと撫でてやるだけ。
自分の無力さをのろった。
しかし、いつまでも泣いていてもいけない。
結論を出さなければいけない。
座ってすぐに千反田が言った。
さっきまでのはやっぱり強がりだったのだろうか。
無理もない……
千反田は泣き続けた。
オレにできるのは、ただただ泣く千反田の頭をそっと撫でてやるだけ。
自分の無力さをのろった。
しかし、いつまでも泣いていてもいけない。
結論を出さなければいけない。
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