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    元スレ奉太郎「千反田、オレと付き合ってくれ」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - イリス松村 + - 千反田える + - 氷菓 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 :

    桜の木の下でほうたるが妄想したのが最終回?

    152 :

    え?寝取られちゃうの?

    153 = 26 :

    いりほうのない本編なんて……

    154 = 1 :

    入須先輩とのデートは充実した時間だった。

    入須「どうして取れない? 奉太郎、もう一回だ」

    ユーフォーキャッチャーに向きになる入須先輩はかわいかった。


    夕方の公園を二人で散歩する。

    入須「奉太郎、今日はどうだった」

    奉太郎「楽しかったです」
    入須「そうか。良かった」
    入須が微笑みを浮かべる。
    ベンチに座った。

    公園にはオレと入須以外に人の気配はない。

    155 = 22 :

    ふむ

    156 = 1 :

    入須「私達……だけだな」
    奉太郎「そうみたいですね」

    入須が不意に目線をそらした。

    入須「奉太郎、君は誰かとキスしたことはあるか?」
    奉太郎「いえ……」

    入須「そうか、私もだ」


    入須「そんな顔をするな。私は女帝などと呼ばれているが、実際は普通の女の子だ」

    奉太郎「は、はい」

    入須が再び目線を合わせた。

    入須「奉太郎」

    奉太郎「はい」

    入須「キスしてもいいか?」

    157 = 133 :

    える「ダメです」

    158 :

    ふおおおおおおおおおおおおおおお

    159 = 1 :

    奉太郎「はい」

    身体が熱い。

    顔が今、真っ赤になっているのが自分でも分かった。
    入須が目を閉じる。

    入須の唇に自分の唇を徐々に近づけていく。

    後、50cm……30cm……10cm……5cm……



    奉太郎「あっ」

    声が出ていた。

    姿を見たのはいつ以来だろう。

    視界の隅にあいつが居た。
    すでにこちらには、背を向けて走っていて、どんどん姿が小さくなっていく。

    足が勝手に動いていた。

    160 :

    えるたそ・・・

    161 = 58 :

    いりす先輩…

    162 = 149 :

    このやろう

    163 = 26 :

    こんな展開望んでない…

    165 = 1 :

    入須「奉太郎?」

    奉太郎「すぐに戻ります」
    すでにかなり距離が離れている。

    絶対に見失ってはいけない。

    全力疾走なぞ人生ではじめてかもしれない。

    徐々に千反田との距離が迫っていく。

    追い付いた。

    オレは千反田の腕を掴んだ。

    オレも千反田も息がきれていた。

    奉太郎「どうして逃げる?」

    える「……」

    奉太郎「言ってくれないと分からない」

    166 :

    省エネはどこへ行った

    167 :

    168 = 40 :

    え?イリス先輩√じゃないの?

    170 = 158 :

    おま、ふざけんなよ・・・

    171 = 149 :

    イリス先輩……

    172 = 121 :

    みんな大好きイリス先輩

    173 = 1 :

    える「私、見ていられなかったんです」

    奉太郎「見ていられなかった? 千反田はオレを振ったんだろ? どうして見ていられないんだ?」

    える「では、どうして折木さんは入須さんと付き合っているのに、私を追いかけてきたりしたんですか!?」

    千反田の大きな目からは、一筋の涙が流れ出していた。

    興奮しているためか、走ってきたからか、息は絶え絶えだ。

    える「私のことはもう放っておいて下さい!」

    こんな大きな声をあげた千反田を見たのは、はじめてだった。

    える「もう折木さんは古典部でもありませんし、私との接点はありません!」

    える「ですから……ですから、私のことは……もう本当に放っておいて下さい!」

    千反田の顔は涙でぐちゃぐちゃになっていた。

    174 :

    地団駄はどうでもいいんから

    175 = 127 :

    もうこいつはいいから

    176 = 149 :

    なんか気にしてろよ。頼むから

    177 = 61 :

    なんかひどいメンヘラを見てる気がする

    178 = 42 :

    ヤンデレえるたそ^~

    179 = 26 :

    なんで……
    …なんで……

    180 = 101 :

    えるたそー…(憤怒)

    181 :

    何でお前らイリスが好きなの?

    183 :

    いりほーまやほーあねほーは素晴らしい

    184 = 1 :

    今、これ以上話しても埒があかないだろう。

    奉太郎「分かった。じゃあオレはもう戻る」

    千反田は両手で顔を覆って泣いていた。

    しかし、千反田はなぜこんなに泣く必要があるのか?
    オレはもと来た道をたどった。

    入須はそのままベンチに座っていた。

    入須「えるか?」

    奉太郎「はい」

    入須「どうして追いかけた?」

    奉太郎「……」

    入須「まあいい。さっきの続きを……」

    奉太郎「すみません。今日はもう帰らせて下さい」

    入須「……そうか。分かった。ではまた……」

    奉太郎「はい……」

    楽しかった時間は、一瞬にして終わった。

    185 = 22 :

    えるたそ~…

    186 = 40 :

    >>181
    顔が好き
    性格が好み
    美しい

    187 = 48 :

    >>151
    そう

    188 :

    えるたそ~(´;ω;`)

    189 = 79 :

    畜生…えるたそは策士だったのか

    190 :

    まやかたそ~

    191 = 48 :

    イリスたそ泣かせたら俺が許さん

    192 = 1 :

    千反田はどうして泣いていたのか?

    頭の中はそのことでいっぱいだった。

    しかし、どうしてオレは千反田のことをこんなに気にしている?

    オレの彼女は入須だ。

    やはり……まだオレは……。



    いつの間にか寝てしまっていたようだ。

    朝になっていた。

    193 = 103 :

    しねたそ~

    194 = 80 :

    なんだかんだ行き着くところは
    えるたそ~

    195 = 1 :

    憂鬱だった。

    だがこのことをはっきりしておかなければならない。


    昼休みだった。

    突然、伊原がオレのクラスに入ってきた。

    摩耶花「ちょっと来なさいよ!」

    伊原はオレの腕を掴むと、強引に人気のない階段の踊り場まで引っ張った。

    そこまで来ると、伊原はオレの腕を掴んでいた手を離した。

    摩耶花「折木の馬鹿!」

    そして、伊原はその手でそのままオレの頬を平手打ちした。

    196 :

    あーこういう女まじでムカつく

    198 :

    まやかたそ~

    200 = 183 :

    まやほー!


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