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元スレ涼「生理がきた……」
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涼「……」
タラー……
涼「……っ」
涼(ふとももに、あたたかい何かが伝わる感覚が)
涼「……と、とにかく……このままじゃ、衣装が汚れちゃうよね」
涼「ジャージに着替えよう……」
タラー……
涼「……っ」
涼(ふとももに、あたたかい何かが伝わる感覚が)
涼「……と、とにかく……このままじゃ、衣装が汚れちゃうよね」
涼「ジャージに着替えよう……」
涼「……」
絵理「……涼さん?」
涼「うわああ!? え、ええ、絵理ちゃん!?」
絵理「どうしたの? なんだか……ちょっと、暗い?」
涼「あ、いや、その……」
絵理「……?」
涼「あ、あはは……実は、ちょっと……あの日でね」
絵理「あぁ、そういうことなんだ」
涼「あははは……」
涼(嘘をつきました)
涼(嘘であってください、神様)
絵理「……涼さん?」
涼「うわああ!? え、ええ、絵理ちゃん!?」
絵理「どうしたの? なんだか……ちょっと、暗い?」
涼「あ、いや、その……」
絵理「……?」
涼「あ、あはは……実は、ちょっと……あの日でね」
絵理「あぁ、そういうことなんだ」
涼「あははは……」
涼(嘘をつきました)
涼(嘘であってください、神様)
ズドンッ
涼「……っ!」
涼(な、なんだろう……なんか、おなかが殴られたみたいな)
涼「……たたた……」
絵理「……涼さん、今日はこのあと……」
涼「うん、えーっと……レッスンに行こうかなって思ってたけど……」
絵理「無理、しないほうがいいと思う」
涼「……そうだね」
涼(とにかく今は、それどころじゃないし……色んな意味で)
絵理「だいじょうぶ? 薬、貸そうか?」
涼「くすり?」
絵理「うん。バファリン」
涼「え……バファリンが、生理痛に効くの?」
絵理「鎮痛剤だから……常識?」
涼「あ、そ、そうだったね……あははは……」
涼「……っ!」
涼(な、なんだろう……なんか、おなかが殴られたみたいな)
涼「……たたた……」
絵理「……涼さん、今日はこのあと……」
涼「うん、えーっと……レッスンに行こうかなって思ってたけど……」
絵理「無理、しないほうがいいと思う」
涼「……そうだね」
涼(とにかく今は、それどころじゃないし……色んな意味で)
絵理「だいじょうぶ? 薬、貸そうか?」
涼「くすり?」
絵理「うん。バファリン」
涼「え……バファリンが、生理痛に効くの?」
絵理「鎮痛剤だから……常識?」
涼「あ、そ、そうだったね……あははは……」
実は(医学的に真面目な)ふたなりで、女性の部分がようやく活動し始めたとか?
涼「……」ゴックン
涼「ふぅ……効くかなぁ、これ……あたた……」
絵理「……ふふっ」
涼「う~……な、なに……?」
絵理「あ、ごめんね、涼さん。でも……なんだか、レアだから」
涼「レアって……私がこうしてることが?」
絵理「うん。わたしやまなみさん、尾崎さんがそうなってるのは、たまにあったけど……」
涼「……」
涼(そんなとき、いままで僕は、適当に相槌を打ちながらレッスンスタジオへ逃げていっていたのでした)
絵理「涼さんがソレ、来てるのは、初めて見たから」
涼「……た、タイミングがね、良かったんだよ」
絵理「ふぅん……そっか」
涼「……つつ」
涼(僕の人生、いついかなるときも、タイミングが良いときなんてあっただろうか)
涼(神様……ああ、神様……お願い、この痛みを消して……)
涼「ふぅ……効くかなぁ、これ……あたた……」
絵理「……ふふっ」
涼「う~……な、なに……?」
絵理「あ、ごめんね、涼さん。でも……なんだか、レアだから」
涼「レアって……私がこうしてることが?」
絵理「うん。わたしやまなみさん、尾崎さんがそうなってるのは、たまにあったけど……」
涼「……」
涼(そんなとき、いままで僕は、適当に相槌を打ちながらレッスンスタジオへ逃げていっていたのでした)
絵理「涼さんがソレ、来てるのは、初めて見たから」
涼「……た、タイミングがね、良かったんだよ」
絵理「ふぅん……そっか」
涼「……つつ」
涼(僕の人生、いついかなるときも、タイミングが良いときなんてあっただろうか)
涼(神様……ああ、神様……お願い、この痛みを消して……)
絵理「アレ、ある?」
涼「アレ……?」
絵理「ナプキン」
涼「!!!!」
涼(なっ、ななな、なぷ)
涼「あ、あう……」
絵理「あるの?」
涼「あ、いや、その……いま、手持ちにないんだ」
絵理「そっか……ごめんね、わたしも今は持ってないの」
涼「……」
絵理「でも、たしかここに……」
ガサゴソ
涼「え……」
絵理「……あった。ほら、これ、使って?」
涼(876プロの事務所に、生理用品が常備されていることを、僕は今の今まで知りませんでした)
涼「アレ……?」
絵理「ナプキン」
涼「!!!!」
涼(なっ、ななな、なぷ)
涼「あ、あう……」
絵理「あるの?」
涼「あ、いや、その……いま、手持ちにないんだ」
絵理「そっか……ごめんね、わたしも今は持ってないの」
涼「……」
絵理「でも、たしかここに……」
ガサゴソ
涼「え……」
絵理「……あった。ほら、これ、使って?」
涼(876プロの事務所に、生理用品が常備されていることを、僕は今の今まで知りませんでした)
絵理「はい」
ポン
涼「あ……」
絵理「……?」
涼「……じゃ、じゃあ、行って来る……ね」
絵理「うん」
涼「……」
涼(とにかく……)
涼(コレを使うかどうか、その判断をする前に、僕にはするべきことがある)
涼(この現象が、一体なんなのか……確かめること)
涼(そうだよ)
涼(つい、生理なんて思っちゃったけど……もしかしたらこれは、ただの腹痛で)
涼(それで、この血は……ただの痔、かもしれないじゃないか!)
ポン
涼「あ……」
絵理「……?」
涼「……じゃ、じゃあ、行って来る……ね」
絵理「うん」
涼「……」
涼(とにかく……)
涼(コレを使うかどうか、その判断をする前に、僕にはするべきことがある)
涼(この現象が、一体なんなのか……確かめること)
涼(そうだよ)
涼(つい、生理なんて思っちゃったけど……もしかしたらこれは、ただの腹痛で)
涼(それで、この血は……ただの痔、かもしれないじゃないか!)
【トイレ】
涼「……よし。ちゃんと、おちんちんはある……ここから血が出てる、なんて怖いこともないみたいだ」
涼「……ジャージを脱ごう。脱いで、確かめないと」
シュルシュル……
パサ
涼「……っ」ブルッ
涼(でも……正直、この目で見るのがこわい)
涼(……ちょっと、ちょっとだけ、先に指で触れてみよう)
涼(この血の、出所を……)
ソー……
ぬちゃり
涼「!!!!!?」
涼「……よし。ちゃんと、おちんちんはある……ここから血が出てる、なんて怖いこともないみたいだ」
涼「……ジャージを脱ごう。脱いで、確かめないと」
シュルシュル……
パサ
涼「……っ」ブルッ
涼(でも……正直、この目で見るのがこわい)
涼(……ちょっと、ちょっとだけ、先に指で触れてみよう)
涼(この血の、出所を……)
ソー……
ぬちゃり
涼「!!!!!?」
涼「え、え……」
涼「ぬ、ぬちゃりって……なに……?」
涼「まるで、ナニかで濡れた、肉みたいな音」
涼「……っ」
涼(……というか、今まで少し余裕がなくて、気付かなかったけど)
涼「はぁ……はぁ……」
涼(なんだろう、この匂い)
涼(鉄……っていうか、やっぱり、血の匂い)
涼(……鞄の中に放置した、フライドポテトのような匂い……)
涼「ぬ、ぬちゃりって……なに……?」
涼「まるで、ナニかで濡れた、肉みたいな音」
涼「……っ」
涼(……というか、今まで少し余裕がなくて、気付かなかったけど)
涼「はぁ……はぁ……」
涼(なんだろう、この匂い)
涼(鉄……っていうか、やっぱり、血の匂い)
涼(……鞄の中に放置した、フライドポテトのような匂い……)
鞄の中にフライドポテト放置した匂いが血の臭いに似てるなんて初めて知った
涼「……」
ダラダラ
涼(僕の全身から、大量の汗が吹き出してくる)
涼(それは、この痛みによるものでも、匂いがキツいせいでもない)
涼(これは――恐怖)
涼(この先にあるものを確かめることへの、恐怖心によるものなんだ――)
涼「……痔」
涼「あ、そ、そうだ……まだ、おしりの方を確認してなかった!」
涼「そうそう……昨日はつい、ドライの方に夢中になっちゃったから」
涼「それで……それで、さっきはそっちをさわっちゃったのかもしれないよね……!」
さわっ
涼「んっ……」
チラ
涼「……」
涼(……僕のおしりの穴は、無事だったみたいだ)
ダラダラ
涼(僕の全身から、大量の汗が吹き出してくる)
涼(それは、この痛みによるものでも、匂いがキツいせいでもない)
涼(これは――恐怖)
涼(この先にあるものを確かめることへの、恐怖心によるものなんだ――)
涼「……痔」
涼「あ、そ、そうだ……まだ、おしりの方を確認してなかった!」
涼「そうそう……昨日はつい、ドライの方に夢中になっちゃったから」
涼「それで……それで、さっきはそっちをさわっちゃったのかもしれないよね……!」
さわっ
涼「んっ……」
チラ
涼「……」
涼(……僕のおしりの穴は、無事だったみたいだ)
コンコン
『涼さーん?』
涼「っ!」
『だいじょぶですかー……?』
涼「あ、愛ちゃん……」
『あの、あたし、よくわかんないけど……絵理さんから、涼さんが大変だって聞いて……』
涼「あ、う、うん……大丈夫、もう大丈夫だよ。心配しないで」
『それならいいんですけどー……』
涼「……」
涼(一体なにが大丈夫だって言うんだろう)
涼(僕は……一体、どうなってしまったんだ……)
『涼さーん?』
涼「っ!」
『だいじょぶですかー……?』
涼「あ、愛ちゃん……」
『あの、あたし、よくわかんないけど……絵理さんから、涼さんが大変だって聞いて……』
涼「あ、う、うん……大丈夫、もう大丈夫だよ。心配しないで」
『それならいいんですけどー……』
涼「……」
涼(一体なにが大丈夫だって言うんだろう)
涼(僕は……一体、どうなってしまったんだ……)
ジャー
……ガチャ
涼「……おまたせ、愛ちゃん」
愛「え!? あ、あたしはべつに……」
涼「ふふっ、トイレ、使いたかったんでしょう?」
愛「……えへへ」
涼「ごめんね、ちょっと……匂うかもしれないけど」
愛「だいじょぶです! あたし、慣れてますから!」
涼「……そっか」
涼(そういえば、いつしか僕も……慣れていたよね)
涼(ここに所属するようになってから……この匂いには……)
……ガチャ
涼「……おまたせ、愛ちゃん」
愛「え!? あ、あたしはべつに……」
涼「ふふっ、トイレ、使いたかったんでしょう?」
愛「……えへへ」
涼「ごめんね、ちょっと……匂うかもしれないけど」
愛「だいじょぶです! あたし、慣れてますから!」
涼「……そっか」
涼(そういえば、いつしか僕も……慣れていたよね)
涼(ここに所属するようになってから……この匂いには……)
> 涼「そうそう……昨日はつい、ドライの方に夢中になっちゃったから」
んん
んん
絵理「……涼さん」
涼「あ……絵理ちゃん」
絵理「愛ちゃん、きた?」
涼「あはは……うん」
絵理「そう……ごめんね」
涼「えぇ、な、なんで謝るの?」
絵理「だって……わたしが教えちゃったばっかりに、愛ちゃん心配して、飛んでっちゃったから」
涼「……いいよ。それに、本人もトイレ使いたかったみたいだし」
絵理「……」
涼「……それより、絵理ちゃん」
絵理「どうしたの?」
涼「お願いがあるんだけど……」
絵理「うん、なんでも言って?」
涼「……ナプキンの使い方、教えてくれない?」
涼「あ……絵理ちゃん」
絵理「愛ちゃん、きた?」
涼「あはは……うん」
絵理「そう……ごめんね」
涼「えぇ、な、なんで謝るの?」
絵理「だって……わたしが教えちゃったばっかりに、愛ちゃん心配して、飛んでっちゃったから」
涼「……いいよ。それに、本人もトイレ使いたかったみたいだし」
絵理「……」
涼「……それより、絵理ちゃん」
絵理「どうしたの?」
涼「お願いがあるんだけど……」
絵理「うん、なんでも言って?」
涼「……ナプキンの使い方、教えてくれない?」
絵理「……もしかして、涼さん」
涼「あ、い、いやね!? 違うよ、違うんだけど~……」
涼(ぎゃおおん! 一体何が違うっていうんだよぉ!)
絵理「……ふふっ、大丈夫。わたし、わかってるから」
涼「あの、だから……」
絵理「涼さんは……タンポン派、なんでしょう?」
涼「……は……?」
涼(タンポン……? タンポンって……?)
涼(……と、とにかく今は、話を合わせておこう)
涼「そ、そうなの! 実は私、初めてきたときからずーっとタンポン一筋で! お気に入りっていうか!」
絵理「そ、そう……」
涼「うぅ……」
涼(なんか、絵理ちゃんがへんな目線で僕を見ているような……間違ったこと、言っちゃったかな?)
涼「あ、い、いやね!? 違うよ、違うんだけど~……」
涼(ぎゃおおん! 一体何が違うっていうんだよぉ!)
絵理「……ふふっ、大丈夫。わたし、わかってるから」
涼「あの、だから……」
絵理「涼さんは……タンポン派、なんでしょう?」
涼「……は……?」
涼(タンポン……? タンポンって……?)
涼(……と、とにかく今は、話を合わせておこう)
涼「そ、そうなの! 実は私、初めてきたときからずーっとタンポン一筋で! お気に入りっていうか!」
絵理「そ、そう……」
涼「うぅ……」
涼(なんか、絵理ちゃんがへんな目線で僕を見ているような……間違ったこと、言っちゃったかな?)
絵理「……涼さん、やっぱりタンポン派なんだ」
涼「あはは……」
絵理「涼さんは、ダンス得意だからね。激しい運動をするときには、そっちのほうがいいかも」
涼「え、えーっと……」
涼(ダンス? それってなんか、関係するのかな?)
絵理「わたしは、あの感覚が……ちょっと、苦手?」
涼「そ、そう……」
絵理「……でも、残念だけど、タンポンの予備は、事務所にはないかも」
涼「そ、そっか……それじゃあ私、今日はもう家に――」
絵理「あ……でも」
涼「え……」
絵理「尾崎さんなら、持ってるかも」
涼「あはは……」
絵理「涼さんは、ダンス得意だからね。激しい運動をするときには、そっちのほうがいいかも」
涼「え、えーっと……」
涼(ダンス? それってなんか、関係するのかな?)
絵理「わたしは、あの感覚が……ちょっと、苦手?」
涼「そ、そう……」
絵理「……でも、残念だけど、タンポンの予備は、事務所にはないかも」
涼「そ、そっか……それじゃあ私、今日はもう家に――」
絵理「あ……でも」
涼「え……」
絵理「尾崎さんなら、持ってるかも」
涼「……わ、わざわざ尾崎さんに借りることは……」
絵理「でも、きっともうすぐ……」
ガチャ
尾崎「絵理が私を呼んでいると聞いて」
涼「!?」
尾崎「で、どうしたの?」
絵理「あのね、実は……」
涼「あっ、あ、ちょ、ちょっとまって、絵理ちゃ――」
絵理「涼さん、生理なんだって」
尾崎「……は?」
絵理「だから、尾崎さん。もしタンポン持ってたら、貸してあげて?」
尾崎「……」
涼「……」
絵理「でも、きっともうすぐ……」
ガチャ
尾崎「絵理が私を呼んでいると聞いて」
涼「!?」
尾崎「で、どうしたの?」
絵理「あのね、実は……」
涼「あっ、あ、ちょ、ちょっとまって、絵理ちゃ――」
絵理「涼さん、生理なんだって」
尾崎「……は?」
絵理「だから、尾崎さん。もしタンポン持ってたら、貸してあげて?」
尾崎「……」
涼「……」
尾崎「……涼が、生理……」
涼「……」
尾崎「へぇ……なかなか、面白いことになってるじゃない……」
涼(……この事務所で、僕の正体を知っている人は、三人しかいない)
涼(石川社長と、マネージャーのまなみさんと、……そして、絵理ちゃんのプロデューサーである、尾崎さんだ)
涼「……」ダラダラ
尾崎「……」スッ
ポパピプペ
尾崎「……あっ、もしもし。お疲れ様です、石川社長」
尾崎「……ええ、実は……」
尾崎「涼が生理とか言い出して(笑)」
涼(ぎゃおおおおおおおおん!!!)
涼「……」
尾崎「へぇ……なかなか、面白いことになってるじゃない……」
涼(……この事務所で、僕の正体を知っている人は、三人しかいない)
涼(石川社長と、マネージャーのまなみさんと、……そして、絵理ちゃんのプロデューサーである、尾崎さんだ)
涼「……」ダラダラ
尾崎「……」スッ
ポパピプペ
尾崎「……あっ、もしもし。お疲れ様です、石川社長」
尾崎「……ええ、実は……」
尾崎「涼が生理とか言い出して(笑)」
涼(ぎゃおおおおおおおおん!!!)
尾崎「はい、はい……そうですよね。ええ、それじゃあ……」
ピッ
尾崎「……涼?」
涼「はい……」
尾崎「仕事をしたくない、レッスンをサボりたい……そういう気持ちはわからないでもないけどね」
涼「……」
尾崎「でも、生理を言い訳にしちゃダメよ。女の子は生理のとき、本当につらいんだから」
涼「そ、そんなつもりは……」
尾崎「じゃあなんだって言うの。あなたに生理が来るはずないでしょ?」ヒソヒソ
涼「……うう……」
絵理「……?」
ピッ
尾崎「……涼?」
涼「はい……」
尾崎「仕事をしたくない、レッスンをサボりたい……そういう気持ちはわからないでもないけどね」
涼「……」
尾崎「でも、生理を言い訳にしちゃダメよ。女の子は生理のとき、本当につらいんだから」
涼「そ、そんなつもりは……」
尾崎「じゃあなんだって言うの。あなたに生理が来るはずないでしょ?」ヒソヒソ
涼「……うう……」
絵理「……?」
涼(――どうする)
涼(どうするどうするどうするどうすりゅんりゅ……)
涼(……――っ!?)
涼(なんだろう、いま……フシギな言葉が、聞こえてきたような)
涼(……りゅんりゅん……?)
ズキッ
涼(――痛み、が……)
尾崎「まぁ、涼はセルフプロデュースだから、私があなたのアイドル活動にとやかく言う資格は――」
涼「はぁっ、はぁ……」
尾崎「って……涼、どうしたのよ!? すごい汗……!」
涼「……わかりました」
尾崎「え……?」
涼(どうするどうするどうするどうすりゅんりゅ……)
涼(……――っ!?)
涼(なんだろう、いま……フシギな言葉が、聞こえてきたような)
涼(……りゅんりゅん……?)
ズキッ
涼(――痛み、が……)
尾崎「まぁ、涼はセルフプロデュースだから、私があなたのアイドル活動にとやかく言う資格は――」
涼「はぁっ、はぁ……」
尾崎「って……涼、どうしたのよ!? すごい汗……!」
涼「……わかりました」
尾崎「え……?」
涼「……“私のこと”を知っている人には……いずれ、話さなきゃいけないことですし」
尾崎「涼……? あなた、少し目が……」
涼「見せます、尾崎さんに」
涼「……私の、現状を」
尾崎「……」
尾崎(この感じ……涼、あなたもしかして、本当に……)
絵理「涼さん……?」
涼「絵理ちゃんは、ここにいて」
絵理「でも……なんか、ちょっと、こわい?」
涼「……ふふっ、大丈夫。尾崎さんに、ちょっとタンポンの使い方を教えてもらうだけだから」
絵理「え……? 涼さん、知ってるんじゃ――」
涼「さあ、行きましょう、尾崎さん」
尾崎「……ええ」
尾崎「涼……? あなた、少し目が……」
涼「見せます、尾崎さんに」
涼「……私の、現状を」
尾崎「……」
尾崎(この感じ……涼、あなたもしかして、本当に……)
絵理「涼さん……?」
涼「絵理ちゃんは、ここにいて」
絵理「でも……なんか、ちょっと、こわい?」
涼「……ふふっ、大丈夫。尾崎さんに、ちょっとタンポンの使い方を教えてもらうだけだから」
絵理「え……? 涼さん、知ってるんじゃ――」
涼「さあ、行きましょう、尾崎さん」
尾崎「……ええ」
【トイレ】
涼「……タンポンは?」
尾崎「あるわ。私もちょうど、二日前に来たところだから」
涼「そうですか、それなら良かった」
尾崎「……ねぇ、涼……」
コンコン
涼「愛ちゃーん?」
『はーい!』
涼「まだ、かかりそう?」
『ああっ! ご、ごめんなさい涼さん! い、いまひねり出しますねっ!』
『ぐぬぬぬ……!』
ポチャン ポチャン
涼「……タンポンは?」
尾崎「あるわ。私もちょうど、二日前に来たところだから」
涼「そうですか、それなら良かった」
尾崎「……ねぇ、涼……」
コンコン
涼「愛ちゃーん?」
『はーい!』
涼「まだ、かかりそう?」
『ああっ! ご、ごめんなさい涼さん! い、いまひねり出しますねっ!』
『ぐぬぬぬ……!』
ポチャン ポチャン
ガチャ
愛「えへへ……おまたせしましたー」
涼「ふふっ、お疲れ様、愛ちゃん」
愛「はいっ! もうすっごいのが出ましたっ!」ピョン
涼「嬉しそうだね」
愛「えへへ……」
愛「それじゃあ、涼さん……あれ? 尾崎さんもいるんですか?」
尾崎「……」
愛「……連れションってやつですね!」
涼「うん、まぁ……そんな感じ?」
尾崎「……女同士、なんだけどね」
愛「いいですねっ、青春って感じです! それじゃ、ごゆっくりどうぞー!」トタタ
愛「えへへ……おまたせしましたー」
涼「ふふっ、お疲れ様、愛ちゃん」
愛「はいっ! もうすっごいのが出ましたっ!」ピョン
涼「嬉しそうだね」
愛「えへへ……」
愛「それじゃあ、涼さん……あれ? 尾崎さんもいるんですか?」
尾崎「……」
愛「……連れションってやつですね!」
涼「うん、まぁ……そんな感じ?」
尾崎「……女同士、なんだけどね」
愛「いいですねっ、青春って感じです! それじゃ、ごゆっくりどうぞー!」トタタ
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