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    元スレ憩「恋愛相談?」

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    151 = 26 :

    この漫画にトキはもう居るから(震え声)

    152 = 21 :

    モモって偵察とか得意そうだな

    153 = 3 :

    (小瀬川さんかぁ……理性的な子やから、すんなりと話してくれるとは思うけど……)

    (はっちゃんと対峙したらどうなるやら……)

    初美「先生! この前みたいにお願いするですよー!」

    モモ「ここに来たところを闇討ちっす!」

    「闇討ちはやめたってな」アハハ

    キーンコーンカーンコーン

    『校内ボランティア部3年の小瀬川白望さん。校内にいましたら、至急保健室まで来てください』

    『繰り返します。校内ボランティア部3年の……』

    ――――――――――――

    「さて。あとは待つだけやね」

    初美「き、緊張するですよー……」

    モモ「はっちゃん先輩! 今のうちに戦闘態勢を整えるっすよ!」

    「戦争するんやないんやから……」

    154 = 3 :

    初美「うぅ……本当に塞さんの恋人だったらどうしよう……」

    (それが一番問題なんよなぁ……)

    (あの小瀬川さんが恋愛ってホンマに想像付かんけど、臼沢さん相手やったらもしかすると……)

    モモ「諦めたらそこで試合終了っすよはっちゃん先輩!」

    モモ「もしそうだとしても、奪い取るくらいの気持ちで塞先輩にアタックするっす!」

    初美「そうしたいのは山々ですがー……塞さんの幸せの邪魔するようなことは気が引けるですよー……」

    モモ「なに言ってるすか! 自分がもっと幸せにすればいいんすよ!」

    「逞しすぎるわ東横さん……」タハハ

    155 = 130 :

    さるよけ

    156 = 3 :


    ――――――――――

    モモ「来ないっすね」

    初美「来ないですよー」

    (あれから結構経ってるけども……校内におらんのかな?)

    (いや、ちゃうな……たぶんあの小瀬川さんのことやから……)

    初美「先生、もう一回呼び出してみて……」

    「十中八九意味ないと思うわ。あの子の性格忘れてた」アハハ

    モモ「どういうことっすか?」

    「直接出向くしかないってことやね。小瀬川さん間違いなく部室におると思うから」

    初美「それってつまり……呼びだれてるのに無視してるですかー?」

    「まあ、そうやろね」アハハ

    モモ「これは何か疾しいことがある証拠っす!」

    「いや、あの子の場合はただ単に面倒くさいだけ……」

    157 = 108 :

    モモさんったらアグレッシブ

    158 = 3 :

    モモ「そうと分かれば早速出陣っすよ!」

    初美「りょ、了解ですよー!」

    モモ「はっちゃん先輩、もしものために何か武器を……」

    (ホンマは保健室離れたらアカンやけども、この二人だけに行かせるのは危ないやろなぁ……小瀬川さんの身が)

    「二人とも先外で待っといてー。戸締まりしとくから」

    「あとそのモップはちゃんと直しといてやー」ニッコリ


    ――――――――――――――


    初美「ここが校内ボランティア部……」

    モモ「部室棟にあったんすね。名前は何度か聞いた事あるっすけど、場所までは……」

    「ウチは何度かお邪魔することあったわ」

    「そんじゃま、行きましょか」

    初美「ご、ごくり」

    160 = 3 :


    コンコンコン

    シロ「どうぞー……」

    「お邪魔しまーす」

    やえ「って……荒川先生? それに……」

    初美「お邪魔するですよー……!」ギラギラ

    モモ「敵は一人じゃなかったすか……!」ギラギラ

    やえ(な、なんだコイツら……)

    「こらこら二人とも。そんな殺気立たんと」

    やえ「えっと……ウチに何の御用でしょうか?」

    「今日はちょっと小瀬川さんに話があって……」

    シロ「私に?」

    やえ「シロ、お前またなんか厄介事を……」ジトー

    シロ「うーん……なんかしたっけなぁ……」

    161 = 131 :

    まともな小走先輩

    163 = 3 :

    やえ「てかさっき呼び出されてたでしょ! だから行けって言ったのに……」

    シロ「保健室遠いから……この学校無駄に広いし……」

    やえ「あのなぁ……」

    「まあそこまでにしといて」アハハ

    「実はちょっと小瀬川さんに訊きたい事があってな。時間もらっても大丈夫?」

    シロ「んー……まあ、はい。大丈夫です。暇なんで」

    「それはよかったわー」

    モモ(この人が、塞先輩の……?)

    初美(小瀬川白望って言うんですねー……! 覚えましたよー……!)ゴゴゴ

    シロ(なんか……ちっちゃい子から暑苦しい視線が……)

    164 = 3 :

    「えっと、ここの部員で臼沢さんっておるやん? その子に関係することなんやけども……」

    初美「小瀬川白望! あなたは塞先輩のなんなんですかー!」

    「ちょっ……」

    シロ「塞? 塞とは友達だけど……」

    初美「ほ、本当にそれだけですかー!?」

    シロ(なんかダルそうな雰囲気……)ハァ

    「は、はっちゃんちょっと落ち着き。小瀬川さん意味分からんって顔してるから」アハハ

    モモ「ここは私が出るっす。敵はなかなか手強そうっすからね」

    シロ(もう一人出て来た……)

    やえ(この子いつの間に……)

    「と、東横さん?」

    モモ「ずばりきくっす! 小瀬川先輩は塞先輩と付き合ってるっすか!?」

    シロ「……は?」

    166 = 3 :

    初美「私見たんですよー! 塞先輩と白いのがキスしてるところを!」

    やえ「お、お前ら……」

    シロ「いや、してないから」

    モモ「嘘付くっす! ネタはもうあがってるっすよ!」

    初美「塞先輩に手を出すなんて許せないですよー!」

    「二人とも人の話を聞きなさい」チョップ

    「「あふっ」」

    「ごめんな。いきなり来て意味わからんこと言って」アハハ

    シロ「よくあることだから大丈夫です」

    やえ(本当によくあるから困る……)

    「えっと、つまりまあ何が訊きたいかと言うとな、……小瀬川さんと臼沢さんって付き合ったりしてるの?」

    シロ「してないです」

    モモ(そ、即答っすか……いやでもまだ……)

    168 = 3 :

    やえ「そう出来れば塞も幸せだろうなー」ボソッ

    初美「!?」

    「えっと、小瀬川さんの言葉は信じてもいい感じなん?」

    シロ「信じるも何も、私なんかと勝手にくっつけられたら塞が可哀想だと思いますけど……」

    モモ「むむむ……」

    (これは白っぽいなぁ……)

    初美「ほ、本当に塞先輩となんともないんですかー……?」

    シロ「中学からの友達ではあるけど、そういうダルい関係じゃ無い」

    「はは、ダルいときたかー」

    やえ「3年間コイツらと一緒にいる私も断言するけど、この唐変木に恋愛なんてありえませんよ」

    シロ「唐変木……木になったらどんな気分なんだろ……」

    (なーんかうっすらと事情が見えて来たような……)

    171 = 3 :

    モモ「た、タイムっす! 作戦会議させてもらうっす!」

    やえ(本当に何しに来たんだコイツら……)


    初美「こ、これはどうしたらいいですかー……」

    「どうするも何も、訊くこと訊いたんやから解決ちゃう?」

    モモ「確かにあの人たちが嘘付いてるようには思えないっすけど……」

    「疑う余地ないと思うで?」

    「キスしてたんはたぶんゴミかなんか取ってたのがそう見えただけで、いい雰囲気なんは小瀬川さんと臼沢さんの付き合いが長いからで……」

    初美「そ、それなら……」

    モモ「終戦、っすか……」

    (臼沢さんが小瀬川さんのこと好きなんは確定っぽいけど)アハハ


    シロ「もういい感じ?」

    初美「は、はいですよー!」

    「ごめんな小瀬川さん。いきなりやって来てこんなこと訊いてもうて」

    173 :

    携帯からすみません。さるくらいました

    たぶんすぐ解除されるとは思いますが……書きためときます

    174 = 3 :

    モモ「疑ってごめんなさいっす」ペッコリン

    初美「同じくですよー」ペコ

    シロ「何を謝られたのかよく分かんないんだけど……」

    やえ「日頃の行いが悪いからこういうことが起こったりするのよ」ハァ

    シロ「学校のみんなのためにダルいの我慢して頑張ってるよ?」

    やえ「シロの場合は業が深すぎるの」

    シロ「はぁ……意味わかんないダルい……」

    「さて。相談解決ちゃう? 臼沢さんは晴れて独り身ってこと分かったし」

    モモ「良かったっすね! はっちゃん先輩!」

    初美「えへへ……」

    やえ「えっと、その中等部? の子が塞のこと好きだったりするの?」

    「まあ、そういうことです」アハハ

    初美「失礼ですねー……私は高2ですよー……」ジトー

    175 = 17 :

    それじゃほしゅするぜ!

    176 = 21 :

    最近さる出現率上がった気がする

    177 = 3 :

    シロ「高2……? ホントに?」

    初美「まず制服が高等部のヤツなんですけどー……」

    やえ「信じられない……高校生で胡桃以外にもこんななりした子がいるなんて……」

    「はっちゃんはその胡桃ちゃんのクラスメイトで友達なんやでー」

    シロ「そうなんだ……胡桃のクラスでの友達……」ジー

    初美(は、初めて興味持たれた気が……)

    モモ「私は塞先輩の後輩っすよー。バスケ部っす」

    やえ「バスケ部? 何年生なの?」

    モモ「華の1年っす」

    シロ(1年……塞がよく話してるあの子かな……分かんないけど)

    178 = 130 :

    しえしえ

    179 = 3 :

    やえ「にしてもこんな子にまで惚れられて……塞も塞で罪深いわね……」

    「ちゃんと気持ち受け取って返事しとるらしいし、誠実やと思うで?」

    (あの子らに比べれば)

    モモ「せっかくなんすから、この二人にも協力してもらうとかどうっすか?」

    初美「それは名案ですよー! 塞先輩と仲が良い二人が手を貸してくれたら……!」

    シロ「協力?」

    やえ「ってことは、校内ボランティア部に対する依頼……」

    (うーん、それってどうなんやろ……)

    (臼沢さんは小瀬川さんのこと好きやのに、そんな小瀬川さんを協力させるって……)

    シロ「……ごめん、私パス」

    「「えっ?」」

    180 = 3 :

    本当にすみません、20分ほど席外します
    保守お願いします

    182 = 17 :

    しえん

    183 = 36 :

    あの子らって誰のことですかね?(棒)

    184 :

    王者じゃない小走先輩ってこんなに常識人なのか…

    185 = 21 :

    面白い組み合わせだ

    186 = 3 :

    やえ「な、なにいってるのさシロ? 依頼を断るなんてそんなこと……」

    シロ「いや、私は協力したくないってだけだから……」

    シロ「やえと他の子で頑張ってよ。たまには顧問の戒能先生とか付き合わせてさ」

    やえ「協力したくないって……今までそんなこと一度も言わなかったのに……」

    シロ「うん、だから本当にごめん。こればっかりは私の我がままだから」

    初美「そ、そんなぁ……」

    モモ「部長の協力が得られないなんて想定外っす……」

    (……ふふ、どういう考えかは分からんけど、小瀬川さんはやっぱしっかりしてるわ)

    (この人の気持ちを汲み取るというか、気遣いが出来る子がもっと増えれば平和やのになぁ……)

    やえ「シロ抜きでやるなんて今まで例がない……」

    シロ「基本私とやえは固定で、その日部に来てる人を入れて依頼解決するのがスタイルだからね」

    187 :

    小走先輩がまともすぎて怖い

    188 = 3 :

    初美「あ、あの! 小瀬川先輩!」

    シロ「ん、なに?」

    初美「今まで依頼を断ったこと……ないんですよね?」

    シロ「私に関しては部が出来てから一度もなかったかなぁ……たぶん」

    初美「……理由、聞かせてもらってもいいですか?」

    シロ「んー……理由、か……」

    シロ「……ちょいタンマ」

    (これは正直、めちゃくちゃ気になるわぁ……)

    (ま、ここにおる全員そうやろうけども)アハハ

    やえ(もしかしてシロのヤツ、塞のこと……いや、ありえないとは思うけど……)

    初美(まだまだ怪しくなってきたですよー……さっき言ったことも本当は嘘かも……!)

    モモ(塞先輩の気になる人って……)

    190 = 3 :

    シロ「……面白くないから、かなぁ」

    初美「お、面白くない……?」

    シロ「いや、依頼に対して面白いとかつまんないとかでやったりしてないんだけど……」

    シロ「こう、塞が誰かと付き合うための手助けをするのが……嫌、なのかなぁ」

    やえ(シロ……)

    モモ「な、なんかハッキリしない言葉尻っすね」

    シロ「うん、自分でもそう思う……私自身よく分かってないから」

    初美「つまり、私と塞さんの恋路は応援出来ない、ってことですかー……?」

    シロ「申し訳ないけど」

    初美「……」

    (なんか、近い将来小瀬川さんの相談受けそうな気が……)

    191 = 3 :

    シロ「応援は出来ないけど、何も言うつもりはないから。邪魔しようとも思わないし」

    初美「え。そ、そうなんですかー……?」

    シロ「塞と薄墨さんのことだから、私は関係ないよ」

    モモ(小瀬川先輩が何を考えてるのかますます分からなくなってきたっす……)

    (本人でも分からん言うてるくらいやし、かなり複雑な気持ち持ってそうやなぁ……)

    やえ「……はぁ。ほんっと、昔から面倒くさいだから」

    シロ「ごめん……」

    やえ「謝らない! ……部長がこんなだし、申し訳ないけど断るわ」

    シロ「やえ……?」

    「うん、ウチもそれがええと思うわ」

    「臼沢さんのためにも、ウチらと小瀬川さんたちは手を取り合うべきではないね」

    初美「先生……」

    シロ「うん。私もなんとなくだけど、そう思う」

    195 :

    シロ塞大好きだわ
    ハッ塞も好きやけどこれは譲れない

    196 :

                 ...-...::::::::::::::::......、
              /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
              ...:::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::',
          .  /::::::::::::::/ :::::::::::|ヽ:::::::::::::::::::::,
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           {:::::::::::::/  ,::::::::::::', l:::::::::::::::::!
            !:::::::::=== ヽ::::::::::,==::::::::::::!  ちょー私のだよー
            l::::::,'       \::::::'., l::::::::::::::!
          .  l:::从     l´ ̄ }\:::ヽ、:::::::::|
              !::::::::>-....ゝ -'_   ヽ;ヽ::!:::::!
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    197 = 3 :

    「うんうん。これ以上話す事もないし……二人とも帰ろか」ニコッ

    モモ「……了解っす」

    初美「分かりましたですよー……」

    初美「それでは、お邪魔しました」ペッコリン

    シロ「またなんかあったら来て。たぶん、手伝えるから」

    初美「っ……」

    初美「はいですよー!」ニッコリ

    やえ「やれやれ……」フフ


    (臼沢さんが誰とも付き合ってないってことは分かったし……一応は一件落着、なんかな)

    モモ「なんかもやもやするっすー……」

    198 = 3 :


    ―――――――――――

    やえ「はぁ。なんか今日は珍しい日だったな……」

    シロ「こういう日もあるよ」ハァ

    シロ「……そろそろ出て来たら? 塞」

    やえ「もう隠れなくてもいいよ」

    「げっ……い、いつから気付いてたの?」

    シロ「割と始めから」

    やえ「あんなあからさまに部屋の中覗いてたら、そりゃね」アハハ

    シロ「先生たちはこっち向いてたから気付けなかっただろうけど、ここからは丸見え」

    「な、なるほど……」

    199 :

    あちゃー・・・

    200 = 187 :

    初美ちゃんの初恋はこれで終わったか…


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